はじめに
リバティノート運営のシャンディです。
今回は自分がマスターボール級到達まで使用したパーティを紹介します。
まだまだ環境が始まったばかりで自分も色々試行錯誤している状態ですが、
何か参考になる部分があれば幸いです。
また、レンタルチームIDも公開してあるのでよかったら使ってみてください!
構築経緯
新ポケモンのドラパルトが強そうだと感じたので、このポケモンを軸にパーティを組もうと思いました。
ドラパルトは高い攻撃と素早さを持っていながら特性がクリアボディなので威嚇を受けません。
また、相手のダイマックス技の追加効果による能力ダウンも受けないためダイマックスミラーでも有利です。
攻撃面だけではなく耐久面も優秀で、ダイマックスすることでHPが2倍に増えるのはもちろんですが
高い素早さから「ダイドラグーン」の追加効果で相手の攻撃を落とすことで、返しに倒されにくくなります。
ドラパルトは現時点で既に色々な型が存在していますが、自分は耐久を高めた「りゅうのまい」型を使用しました。
「りゅうのまい」を1回使ってからダイマックスすることで等倍相手ならほとんどのポケモンを1発で落とせるようになります。
「りゅうのまい」型ドラパルトをパーティのエースにしたため、次はドラパルトが「りゅうのまい」をするためのサポートポケモンを用意したいです。
ダブルバトルの積み技サポートといえば「ねこだまし」と「このゆびとまれ」or「いかりのこな」がメジャーですが、
「ねこだまし」はダイマックスポケモンを怯ませることができず不安があるため、「このゆびとまれ」を使えるポケモンの中で最も耐久が高いトゲキッスを選択しました。
残りの4匹はまず流行しているパーティに有利なポケモンを採用しようと思い、
バンドリ(バンギラス+ドリュウズ)に強いウォッシュロトム、
雨パーティやギャラドスに強く個人的にも使ってみたかったジュラルドンを選択。
ここまでの4匹ではナットレイやアーマーガアなどのはがねタイプに対して打点が少なく不安があったこと、
エルフーンの「おいかぜ」+ニンフィアのフェアリー技に対抗する手段がなかったことから
ほのお打点を持ちフェアリー技を受けられるとつげきチョッキウインディと
はがねタイプを持ち素早さ操作ができるアーマーガアを採用しました。
構成
ドラパルト
@マゴのみ いじっぱり クリアボディ
195(252)-176(156)-96(4)-*-102(52)-168(44)
ドラゴンクロー/ゴーストダイブ/りゅうのまい/まもる
H:全振り
A:11n
D:あまり
S:最速100族抜き
このパーティのエースです。
「りゅうのまい」後にダイマックスをすると、GSルールのゼルネアスを彷彿とさせる制圧力を持ちます。
ドラゴン技は新技なので試しに使ってみたいという理由ではじめは「ドラゴンアロー」を採用しましたが、2体に攻撃したい場面よりもどちらかを即倒しにいきたい場面のほうが多いように感じたため途中から「ドラゴンクロー」に変更しました。
「りゅうのまい」をせずにそのままダイマックスしても強力です。
メインアタッカーであり、大事に扱いたいのでこのポケモンのみ「まもる」を採用しています。
このルールの「まもる」という技は、「守っていてもダイマックス技の追加効果は発動してしまうためあまり強くない」という気持ちと「まもるがないとダイマックス技で簡単に1体持っていかれてしまうし、トリックルームやおいかぜもしのげない」という気持ちがあり、どのポケモンに採用すればいいのか悩みどころです。
「りゅうのまい」をすると素早さはそこまで高めなくても問題ないため、サザンドラを抜ける程度にとどめて耐久を上げています。
ジュラルドン
@こだわりメガネ ひかえめ すじがねいり
177(252)-*-135-154-96(204)-112(52)
りゅうせいぐん/ラスターカノン/10まんボルト/りゅうのはどう
S:エレキネットorダイジェットで最速100族抜き
残り耐久
対雨パーティやギャラドス等の水タイプやアーマーガアに対して強く出していけます。
ジュラルドンの特性のすじがねいりは相手の「このゆびとまれ」や「サイドチェンジ」を無視して狙った相手に攻撃できるという今作初めて出てきた特性で、「このゆびとまれ」でサポートして隣を動かす戦術を崩していけるのも強みです。
非常に低い特殊耐久を補うためにHD振りこだわりメガネで使用しましたが、サザンドラやヌメルゴンに比べると数値が足りないなと感じてしまいます。
タイプや特性は優秀だと思うのでもう少し使い方を考えていきたい、個人的に注目しているポケモンです。
ウインディ
@とつげきチョッキ いじっぱり いかく
197(252)-165(156)-101(4)-*-112(44)-116(4)
フレアドライブ/しんそく/ワイルドボルト/じゃれつく
HD:C194サザンドラのだいちのちからほぼ2耐え(251/256で耐え)
A:11n
S:味方のアーマーガア-1
ウインディは「おにび」、「てだすけ」、「バークアウト」などを覚えたサポート型もいますが、今回は新習得した「じゃれつく」を覚えたアタッカーとして採用しました。
これによりサザンドラやジャラランガに対して強く出ることができ、ドラパルトにも打点を持つことができます。
主にほのお打点やフェアリー打点が欲しい相手に対して選出します。
特性はいかくですが刺さる相手が少なく、ウォーグル、ミロカロス、アーマーガアといったいかくを利用するポケモンが流行しており選出しづらいため、もらいびやせいごのこころで採用するのもありだと思います。
ウォッシュロトム
@ウイのみ ひかえめ ふゆう
157(252)-*-141(108)-143(36)-128(4)-120(108)
ハイドロポンプ/10まんボルト/エレキネット/おにび
HB:A172ドラパルトの+1「ダイドラグーン」耐え
C:11n
S:エレキネット込みで最速110族抜き
対バンドリや雨パーティ、ウォーグル、アーマーガアに対して主に出していきます。
バンギラス+ドリュウズ+ウォーグルが現在ランクバトルで流行っているため、このポケモンの活躍が光る対戦が多かったです。
「おにび」はじゃくてんほけん持ちが多いバンギラスに対して「ハイドロポンプ」を打つことなく火力を下げて放置できるので重宝します。
「エレキネット」は素早さ操作技として強力でしたがウォーグルが多く打ちづらい場面も多かったです。
味方のアーマーガアやジュラルドンより速いので、ミミッキュに対して「エレキネット」でばけのかわを剥がしてからはがね技を打てるようになっています。
アーマーガア
@イアのみ しんちょう ミラーアーマー
205(252)-107-125-*-118(20)-117(236)
ブレイブバード/アイアンヘッド/ボディプレス/おいかぜ
S:味方のウインディ+1
残り耐久
飛行+鋼+格闘のダイマックス技による味方のバフが非常に強力です。アーマーガアをダイマックスさせる場合は序盤にダイマックスを切って能力を上げ、そのパワーで押し切るように戦法を取ります。
ミラーアーマーはいかくだけでなく相手のダイマックス技の能力ダウンも跳ね返すことができ、強力です。
素早さを味方のウインディより高くすることで「ダイナックル」でAを上げながら攻撃範囲の広いウインディを動かすことができます。
「ダイスチル」の効果で防御は上昇するので、ニンフィアの「ダイバーン(マジカルフレイム)」等を考慮して特防に振りましたが、
防御を高める場合は「ボディプレス」の火力が上がるメリットもあります。
トゲキッス
@リリバのみ おだやか てんのめぐみ
191(244)-*-123(60)-141(4)-176(196)-101(4)
エアスラッシュ/このゆびとまれ/てだすけ/でんじは
HB:いじっぱりドリュウズの命の珠ダイスチル耐え(リリバのみ込み)
残り特殊耐久
主にドラパルトのサポートをします。
ドラパルトが「りゅうのまい」をする暇がない場合は「てだすけ」+ダイマックス技でいきなり火力を出すこともできます。
数が多いドリュウズに対しても1回耐えられるようにリリバのみを持たせました。他にもアーマーガアなどはがね技を打ってくる相手は結構いて、発動機会は多いです。
「でんじは」は「おいかぜ」から制圧してくるパーティに対して刺さるほか、相手のドラパルトに打つことでドラパルトミラーで立ち回りやすくなります。
攻撃技は「でんじは」と合わせてきつい場面で怯みを狙える「エアスラッシュ」を採用しましたが、バンギラスへの打点を増やせる「はどうだん」も選択肢としてアリだと思います。
選出と立ち回り
ダイマックスは基本的にドラパルトかアーマーガアのみ。
アーマーガアを出す場合は先発多めです。
ドラパルトは先発で舞っても後発で舞っても舞わずにダイマックスしても強いです。
対バンドリ
@1
相手にドラパルトがいる場合は@1はトゲキッス。
バンギラスはじゃくてんほけんが怖いので「おにび」を当てつつ「ダイドラグーン」で火力を下げて戦います。
バンドリに採用されていることが多いウォーグルに対してドラパルトをダイマックスさせて「ダイドラグーン」や「ダイホロウ」を打つと特性のまけんきによって逆に攻撃を上げられてしまうので、
ウォーグルを出された場合はドラパルトではなくアーマーガアをダイマックスさせ、「ダイスチル」「ダイジェット」、「ダイナックル」で味方の能力を上げて対抗していきます。
ダイマックス技によって能力が上がったアーマーガアはバンギラス、ドリュウズに対しても有利なので強力です。
ウォーグルもじゃくてんほけん持ちが一定数存在するため、「10まんボルト」よりも「おにび」を優先的に当てたいです。
対雨パーティ
or(ナットレイがいる場合)
相手が初手にペリッパーを出してきた場合、ペリッパーはこちらの2匹に対して打点がないため実質2vs1の有利な盤面を作ることができます。
眼鏡ジュラルドンで相手を削りつつロトムの「エレキネット」や「おにび」で相手のアタッカーを弱体化させ、
相手を崩したところにダイマックスドラパルトで全抜きを目指します。
対ナットレイはドラパルトでも一応勝てますが、ドラパルトだけに任せるのに不安がある場合はウインディを選出するのもアリです。
「しんそく」でおいかぜを使ってきたペリッパーにとどめを刺せるのも強力です。
対トゲキッスが倒されにくそうな相手
@2
相手に高火力のはがねタイプやでんきタイプ、ニンフィアがおらず、初手から「りゅうのまい」+「このゆびとまれ」を決められそうな相手に対しては初手から狙っていきます。
相手に想定外の選出をされて「りゅうのまい」ができなさそうな場合でも「てだすけ」+ダイマックス技のプランに切り替えて戦うことができるので汎用性が高いです。
残りの2匹は相手に合わせて刺さっているポケモンを出しましょう。
さいごに
ドラパルトが使いやすく、とにかくパワーが高くて使っていて楽しいです。
現在流行しているバンドリへの勝率もいいのでマスターランクまで上げやすいパーティになっているかと思います。
よかったら使ってみてください!
自分はこれからマスターボール級の上位を目指していろいろなポケモンを試していこうと思うので、
後日もっと強いパーティが組めたらまた紹介する予定です。楽しみにしていてください!