レンタルチームID:0000 0003 0PL3 YH
はじめに
初めまして、はるまき(@harumaki_VGC)という名前でポケモンをやっている者です。
今回はINC Mayで24-3で最高最終1812を達成した構築の構築記事となっています。
戦績
〇✕〇〇✕ 〇〇〇〇〇
✕〇〇〇〇 〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇 〇〇
24-3(全て最終日)
誤解されるのが嫌なので最初に触れておきますが、この構築は並びから調整まで完全オリジナル構築です。ないとは思いますが、有名プレイヤーと並びが同じだ、パクったな?と批判するのはやめてください。。。
この構築はやることがシンプルでとても使いやすい構築となっています。ダブルを始めたての人でも使えるであろう王道寄りのスタンです。採用理由やコンセプト、選出など分かりやすいように書いたつもりなので、是非最後まで見ていってください。
構築経緯
JCSが開催されないということだったが、11月の発売からやってきた2020ルールを何もせずに諦めるのは嫌だったので、INC Mayも参加することに。INC Aprilではフェアリー4枚の火力の高い構築を使っていたが結果は散々なものだったため、耐久のあるポケモンを使いたいと考えました。
しかし、INC Aprilで壁オーロンゲを使ったところ、想像以上に使い勝手が良く、このポケモンの可能性を感じたため、より相性のいいパーティを探していました。ウインディやガオガエンではなく、オーロンゲを採用することの理由として主に下記のようなものがあります。
・上から相手のミロカロスやウォーグルの特性を発動させず受けるダメージを減らすことが出来る。
・先制ちょうはつで相手のトゲキッスやピッピなどのサポートキャラの行動を制限することができる。
・タイプ一致イカサマで最低限の打点を確保している。
後発ダイマックスをする構築は、相手のラプラスやジュラルドンのように先行ダイマックスをする構築に崩されると非常に苦しくなってしまいます。そこで上から壁を張ることでダイマックスを切ることなく3ターン耐えしのいで裏のダイマックスアタッカーを通すことを軸に構築を考えました。
そこで、後発ダイマックスアタッカーに求められる条件として
・ある程度の素早さを確保している。
・しっかりと火力を確保している。
・簡単には倒されない耐久を持っている。
・ダイマックスをしなくても強い。
当たり前のことのように聞こえますが、この4つをバランス良く兼ね備えることは意外と難しいことで、該当するポケモンは結構少ないです。
そこで鍵になるのは積み技です。シングル勢で見てくださってる人のために解説をすると、ダブルで積み技を使うということは結構難しいことです。壁があっても集中攻撃で倒されたり、くろいきりが結構メジャーであったりと、シングルほど簡単には積むことを許してくれません。(ミロカロスやサマヨールなどの黒い霧を使ってきそうなポケモンに挑発を上から通せるのもまた、ガオガエンとの差別点です。) そこで先ほど述べたように、後発ダイマックスアタッカーに求められる条件が必要になってくるということです。
まずはバンギラスに目を付けました。言わずと知れた600族で火力、耐久を兼ね備えています。Sの種族値が61と物足りなさげですが、りゅうのまいでカバーできます。高火力を出せる範囲技があるのもポイントです。
次に採用したのがドリュウズです。火力と素早さの数値が良く、耐久は優秀なタイプに加え、ダイアース、ダイスチルで上昇させることが出来ます。つるぎのまいでさらに火力を確保することも出来ます。このポケモンもまた高火力の範囲技を持っているのが偉いです。
ここまで物理に寄り過ぎているため、特殊アタッカーを採用したいと考え、バンドリの苦手な水タイプに強めなウォッシュロトムを採用。火力、耐久、素早さのバランスが良く、わるだくみで火力を上昇させることが出来ます。
そして、補完枠として最速特殊ドラパルトを採用。バンドリミトムの苦手なナットレイを焼き殺せる炎技を持たせることで相性補完の役割を担っています。耐久が心もとないですが壁とダイドラグーンで攻撃を下げることで対策することが出来ます。
最後に、オーロンゲだけで受けることのできる範囲には限りがあり、相手のかたやぶりドリュウズが重かったため、リリバのみを持たせたHBベースのトゲキッスを採用して完成しました。トゲキッスにした一番の理由はひこうタイプであくびが使えることです。あくびでの流し性能、起点作り性能の高さが魅力です。トゲキッスにしかできないことなので、変えることが出来ないです。
個別解説
バンギラス
特性 | すなおこし |
持ち物 | フィラのみ |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 207(252)-178(60)-131(4)-*-122(12)-104(180) |
技 | いわなだれ/かみくだく りゅうのまい/まもる |
S:+1で最速ドリュウズ抜き
A:余り
目安としての壁込みでのダメージ計算
・HB:A特化こんじょうローブシンのマッハパンチ 確定耐え
・A187ドリュウズのダイアース(130) 確定耐え
・HD 壁or砂でトゲキッスC特化ダイフェアリー(130)確定耐え
優秀な範囲技のいわなだれとタイプ一致で追加効果が優秀なかみくだくを採用。ダメおしでもよかったが、一度りゅうのまいを積むと味方でバンギラスの上をとることが出来るのがドラパルトしかいないため威力が安定するかみくだくにした。
素早さは+1でドリュウズを抜けるところまで振った。113まで伸ばして最速100族を抜くところまで伸ばしてもよかったが、伸ばしたところでリザードンくらいしか抜きたい相手がいなかったので削りを優先しAに回した。
基本相手の攻撃を一発は耐えてくれて、木の実が発動することが多かった。この構築には木の実が一番マッチしていると思う。
ドリュウズ
特性 | かたやぶり |
持ち物 | じゃくてんほけん |
性格 | ようき |
実数値(努力値) | 193(60)-159(28)-101(164)-*-86(4)-154(252) |
技 | じしん/アイアンヘッド つるぎのまい/まもる |
S:最速
HB調整
・A172陽気いのちのたまドラパルトのダイホロウ(130)確定耐え
・A187陽気ドリュウズのダブルダメじしん 確定耐え
キッスドリュと出した時のために壁がなくても高火力の技を耐えれるようにHBを調整した弱点保険ドリュウズ。ダイアースとダイスチルで耐久を上げて相手の攻撃で弱点保険を発動させるムーブが非常に強かった。
すなかきではなくかたやぶりなのは、相手のミトムが重かったため。砂かきで使ったことがないので試してみる価値はあるかもしれない。
ドラパルト
特性 | クリアボディ |
持ち物 | いのちのたま |
性格 | おくびょう |
実数値(努力値) | 164(4)-*-95-152(252)-95-213(252) |
技 | りゅうせいぐん/シャドーボール かえんほうしゃ/まもる |
後発ダイマックスエース兼相性補完枠のドラパルト。雑にダイマックスを切っても火力を出すため、CSに振り切った。めったに先制ダイマックスを切ることがないので、技範囲は取らずに守るを採用して対トリルでターンを枯らすことを優先した。
ナットレイが相手にいたらできるだけ後発に隠しておき、鉄壁ボディプレスなどで被害を受けそうになったら受けだしからダイマックスを切るなどして対処する。逆に言うと、このポケモンでしかナットレイを倒せないため、慎重に扱う必要がある。同速は気合で勝ちましょう。
トゲキッス
特性 | きょううん |
持ち物 | リリバのみ |
性格 | のんき |
実数値(努力値) | 191(244)-x-154(196)-149(68)-135-79 (S個体値7) |
技 | マジカルシャイン/このゆびとまれ あくび/まもる |
HBに寄せたサポート型のトゲキッス。主にドリュウズを通せそうなときや相手が先行ダイマックスをしてきそうなときあくびで流すために先発に出す。
一度まもるを見せることでこの指とまれをしてこないと思わせるなど、「まもるを見せる」というプレイングを大事にして運用した。
リリバのみは相手のドリュウズやジュラルドンの前で強気に動かすときの保険として採用。相手のドリュウズにじしんかダイスチルを強要させることが出来るのがピッピよりも強い部分だと思っているので、ダイスチル+何かを耐えやすくなるリリバのみが一番マッチしている。
Sは追い風下でドリュウズを抜けるかつ無振りガオガエンの下をとることのできる79個体を流用したが、追い風のないこの構築では最遅にして相手のジャイロボールのダメージを抑えることを優先するべきだった。
ウォッシュロトム
特性 | ふゆう |
持ち物 | オボンのみ |
性格 | おくびょう |
実数値(努力値) | 157(252)-*-128(4)-130(36)-128(4)-146(212) |
技 | ハイドロポンプ/10まんボルト わるだくみ/まもる |
HSベースのミトム。最速80族(トゲキッスやミロカロス)+1までSを伸ばし、上からわるだくみを積み圧力をかけていく。優秀なタイプと特性のおかげで一撃で倒されることがまず無く、その耐久をさらに壁で上げることが出来る。
持ち物はオボンを採用。主に先発で出すので、相手の攻撃をできるだけ耐えたいのと、オボンがちょうど残りHPが50%で発動した時に75%まで回復できるため。半分回復木の実だと残りHPがちょうど25%の時に発動しても58%までしか回復できないので、わるだくみを積んだ後、ダイマックスする時に効率が悪くなってしまう。
オーロンゲ
特性 | いたずらごころ |
持ち物 | ひかりのねんど |
性格 | しんちょう |
実数値(努力値) | 201(244)-*-114(228)-*-110(36)-80 |
技 | イカサマ/ちょうはつ リフレクター/ひかりのかべ |
HB(壁込み)
・A187ドリュウズ ダイスチル(130) 確定耐え
・A152パッチラゴン 先制でんげきくちばし はりきり、いのちのたま補正あり 確定耐え
・A142ミミッキュ いのちのたまダイフェアリー(130) 確定耐え(特化だと18.7%でひんし)
・A特化キリキザン ダイスチル(130) 確定耐え
HD(壁込み)
・C特化ジュラルドン ダイスチル(130) 確定耐え
・C特化アシレーヌ いのちのたまムーンフォース 確定耐え
壁を張ることで軒並み高火力のダイマックスワザを耐えるように調整したオーロンゲ。初手で出す以上、簡単に倒されるとまずいので耐久に振り切った。
この構築で唯一まもるが入っていないポケモンなので、雑に切るときはプランを立てておかないと後から苦しくなってしまう。倒されないように雑に壁を張るだけで強い。
イカサマは相手の弱点保険が発動したドラパルトをワンパンできるのが強かった。タイプ一致なので腐ることも少なく、安定して火力を出すことが出来る。
選出と立ち回り
対戦におけるプランの立て方
使ってみたいという方のために簡単に書いておきたいと思います。
選出時に考えるべきこと
まずは相手の構築を見て、
・どのポケモンをダイマックスさせるか
・相手はどのポケモンをダイマックスさせてくるか
・先発に出てきそうなポケモン
これらを考えます。(あくまでもこの構築での自分のやり方です)
例えば、相手にナットレイがいる時は後発ダイマックスをドラパルトに切ることを考えます。ドラパルト以外のポケモンだと相当積まないと押し切れません。もし相手が天地魔闘スタン()だった場合、フシギバナのダイマックスを一番に警戒する必要があります。この構築ではダイマックスフシギバナの処理はドラパルトをダイマックスさせて行います。(晴れ下ダイバーンでも倒すことが出来ないので、ダイバーンで倒し切りたいときは少しダメージを与えておく必要があります。)
相手の先発に出てきそうなポケモンを考える時、対トリルを考えると分かりやすいのですが、先制ちょうはつを防ぐためにイエッサンが高確率で初手に出てきます。このように、簡単でいいので出てきそうなポケモンとダイマックスをするポケモンを考えておくと自分の選出を決めやすいです。
やらないほうがいいこと
選出をする上で、この構築で基本的にやらないほうがいいことが1つだけあります。それは、オーロンゲとトゲキッスの両選出です。端的に言うと、パワーが足りなくなってしまうからです。範囲が狭くなってしまうので、いくら積み技で火力を伸ばせるとしても限界があります。対ガチトリルでターンを絶対に枯らし切りたい!という時にしかやらないほうが得策です。
初手に出すポケモンを考えるとき、まずはオーロンゲとトゲキッスのどちらを出すかを決めることから始めると選出がしやすいです。
オーロンゲ→基本的にはこっち。壁を張ったりちょうはつを入れたりで味方をサポート。
トゲキッス→味方のドリュウズの通りがいい時、先行ダイマックスをしてきそうな相手の時(ジュラルドンなど)にはこっち。積極的にあくびを撃って隙を生み出していきたい。あとは味方を殴って弱点保険を発動させてくるタイプの構築など。
どちらを出しても大体1ターンは生き残ってくれるので最低限の仕事はしてくれます。 どちらが正解!ということはないので是非使ってみて感触を確かめてみてください。
サポートと並べて出すポケモン
基本的にバンギラス、ドリュウズ、ミトムからの選択となります。ドラパルトはダイマックスをしないと少し弱いので、できるだけ後発に置きたいです。
それぞれに初手に出すメリットがありますが、どの相手にも対応できるのはミトムです。困ったらミトムを出しておけば大体なんとかなります。ミトムのいい点としていかくが効かないというのがあります。火力を削がれにくいので、わるだくみで上げたCが無駄になりません。
裏は相手に刺さっているポケモンを選出しましょう。正直どのポケモンを出してもポテンシャルをみんな秘めているので明確な正解はありません。ただ、ナットレイのように倒すポケモンが決まっているものは確実に選出しておくようにしましょう。また、サポートを選出しない場合もあります。臨機応変に対応しましょう。
基本選出
先発:+
後発:+or
見たことのない構築など、困ったらこの投げ方をします。初手のミトムロンゲでできるだけ相手にダイマックスを切らせるムーブを心掛けます。
対エルフーンジュラルドン
先発:+
後発:+
エルフーン残り続けると面倒なので、アイアンヘッド最優先で倒しに行きます。まずは壁+アイへで削り、うそなき+特殊技が怖いのでドリュウズを守らせつつ挑発イカサマを撃ちます。イカサマを撃つのは襷まで削れている時のみです。裏から出てくるウオノラゴンはスカーフを持っていてもドラパルトを抜けないのでドラパルトで上から処理しましょう。
対天地魔闘スタン
先発:+
後発:+
相手はサマヨバンギで出してきます。これ以外の出され方はされたことがないです。初手でてだすけ+馬鹿力を撃たれることがほとんどなので、まもる+ちょうはつから入ります。トリルケアも兼ねています。ばかぢからを相手は見せた後、いわなだれに変えてくる相手が多い印象です。強気にりゅうのまいをしたり、サマヨール方向にかみくだくを撃ってバンギラスを無視してもいいです。
対バンドリキッスドラパ
先発:+
後発:+or
初手は指をせずにあくびから入ります。相手は基本的にキッス+@1と出してきます。アタッカー方向にあくびをするか、まもるを読んでキッス方向にあくびを撃つかの択です。個人的にはアタッカー方向に撃ってアドを稼ぎたいです。
対サマヨナット+アシレorミロ
先発:+
後発:+or
バンドリの両選出は避けたいです。トリルをされないようにちょうはつでうまく立ち回りたいですが、トリルをされたらしっかりと壁とまもるでダイマックスターンを稼ぎましょう。アシレーヌを倒すためにミトムが必須です。
対サマヨラプラスブシン
先発:+
後発:+
相手の壁ターンを稼ぎつつ、最初のターンはサマヨールに挑発を撃たずに壁+わるだくみから入り、トリルをされてから挑発を入れます。てだすけやナイトヘッドから入ってきたらアドですし、トリルを張られたら相手はほぼくろいきりを撃ってくるので挑発で防ぎます。裏のローブシンが怖いですが、相手にまもる読みをさせて強気につるぎのまいを積んでダイマックスをすることでイージーとれることがあります。
対イエッサンブリムオン
先発:+
後発:+or
壁張って怯ませます。怯まなかったらまもるでターンを稼ぎます。正直少し不利です。イエッサンは放置気味にしてトリルアタッカーが2枚並ぶのを防ぎます。
対ミミドラパ
先発:+
後発:+or
じゃくてんほけんを持っているドラパルトはSが最速ではないことが多いので、もしダイマックスを切られたら切り返す、で間に合うことが多いです。ウインディがいる場合はミトムを出したいです。
立ち回り
積むタイミングについて
この構築を使う上で、一番大事になってくるのが積み技を使うタイミングです。これは今までのポケモンの経験からくるところがあり、人によってさまざまだと思います。
今の環境は、初手にアタッカーを2体並べてくる人が少ないと感じています。初手にミトムを投げがちなのは、相手の初手でフシギバナやナットレイなどの草タイプで弱点を突いてくるポケモンが選出されにくいからです。ミトムを初手に投げた試合ではほとんどの場合でわるだくみを使えると思ってもらって大丈夫です。
簡単にですが、まだダブルに慣れていない人のために、自分が積んでいたタイミングの実例をいくつか挙げておきます。
・トゲキッスが相手2体の集中攻撃で倒されないとき。
・あくびで相手が眠っているとき、また交代してくるであろうとき。
・壁で相手から大ダメージを喰らわないとき。
正直なところ、バンギラスとドリュウズは積むのが難しいです。逆に、耐久に多く振ってるロトムは強気に積んでいかないと火力が出ず、また相手のヘイトを買うことかできません。安易に積む前に、一度積まないで殴った場合のことを考えてから積むようにしましょう。(次のターンにダイマックスを切りたいから火力が欲しい、という場面では強気に積むことで、通れば大きなアドバンテージを得ることが出来ますが、通らなかったときはダイマックスするときにHPを損してしまいます。)
安定した勝率を出すには、ハイリスクハイリターンな択をとり続けるのではなく、ローリスクローリターンの積み重ねが大事です。まもるを見せることでまもる読みをさせるというのも立派な戦術です。もし余裕がある盤面を作ることが出来たら試してみてください。1つの引き出しとしてBO3で役に立ちます。
ダイマックスをするタイミング
ダイマックスは基本初手で切ることはありません。相当ドラパルトの通りが良く、キッスドラパで崩せる、という構築じゃない限り控えたほうがいいです。積まないと火力が足りないことが多いので、有効にダイマックスを生かすことができません。
選出段階でできるだけダイマックスを切るポケモンを決めておいて、そのポケモンを通すためには相手のどのポケモンを倒せばいいかを考えてバトルを進めていくと、自分のするべき行動が分かりやすく、プレミが減っていきます。例えば、ドラパルトを通すために相手のキリキザンを多少無理してでも倒す、というように少し無理してでも苦手な相手を処理し、相手のダイマックスを枯らすことができれば結果的に大きなアドバンテージとなります。
ダイマックスにはパワーがあるので、基本的に先行ダイマックスされると序盤は不利になってしまいますが、うまく凌いで被害を最小限にとどめられるように立ち回ることが重要となってきます。また、ダイマックスを切る前にまもるを使い様子見をすることで相手の考えを覗くことができます。相手がまもるでターンを枯らそうとして来ていた場合は次のターン、そのポケモンに対してまもる読みをしなくて済むようになります。余裕のない時にそのムーブをするのは控えたほうがいいですが、ダイマックスすると相手が読んできて集中攻撃をしてくれると、これもまたアドバンテージになります。ダイマックスさせるポケモンを裏から出してすぐにダイマックスを切るのではなく、一度考えてからダイマックスを切るとターン管理がしやすくなります。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この構築はまもるが5/6のポケモンに入っています。まもるが入っているほど範囲が狭まり、パワーが相対的に落ちますが、それを積み技で補っています。ダブル初心者の人にはこの構築を使うことで、まもるの強さを知ってもらいたいです。
もし質問、感想等あればTwitter(@harumaki_VGC)まで気軽にご連絡ください。
レンタルチームID:0000 0003 0PL3 YH
パーティ作成者
はるまき
JCS2018 シニア3位 高専生
オリジナルの構築を考えるのが好きです。