チームID: C6221L
原文(英語): San Diego Team Report d4
翻訳: Taka (@taka_na_u)
- 1 はじめに
- 2 構築経緯
- 3 個別解説
- 4 選出と立ち回り
- 5 対戦レポート
- 5.1 スイスラウンド1回戦 vs Anthony Cornejo ○○
- 5.2 スイスラウンド2回戦 vs Matthew Bopp ○○
- 5.3 スイスラウンド3回戦 vs Rayad Khan ○○
- 5.4 スイスラウンド4回戦 vs Gavin Michaels ○○
- 5.5 スイスラウンド5回戦 vs Yichun Wu ○○
- 5.6 スイスラウンド6回戦 vs Jourdan Bul-lalayao ○○
- 5.7 スイスラウンド7回戦 vs Emilio Forbes ××
- 5.8 スイスラウンド8回戦 vs Chuppa Cross IV ××
- 5.9 スイスラウンド9回戦 vs Nick Navarre ○○
- 5.10 スイスラウンド10回戦 vs Chalkey Horenstein ×○○
- 5.11 Top 32 vs Dawei Si ○○
- 5.12 Top 16 vs Wolfe Glick ○○
- 5.13 Top 8 vs James Evans ○○
- 5.14 準決勝 vs Aaron Brok ○○
- 5.15 決勝戦 vs Chuppa Cross IV ○×○
- 6 おわりに
- 7 パーティ作成者
はじめに
みなさんこんにちは。私の名前はJiseok Lee、またの名をMeLuCa(@MeLuCaVGC)といいます。
今回、2023 San Diego Regionalで優勝することができました!
この記事では、San Diego Regionalで使った構築と、大会での対戦レポートを紹介したいと思います。まず、この構築に至るまでの経緯を12月初頭から大会前夜まで時系列順に解説します。その後、それぞれのポケモンについて詳細に、すなわちなぜその構成で使用したかについて説明したいと思います。最後に大会レポートをスイスラウンドからトップカットまで紹介します。
構築経緯
2022年12月4日
みんながポケモンSVをプレイし始めた11月末ごろ、私は学校の期末でやることが多くとても忙しくしていました。そのため、新作発売直後からプレイしている人たちに比べると2週間ほど遅れてプレイを開始しなければなりませんでした。これがどこから始めれば良いのかわからなかった理由の一つで、もう一つの理由はシリーズ1のルールが人々の予想と異なっていたことで、言い換えると参考にできるソースさえなかったことです。
そのため、私はポケモン剣盾時代に立ち戻り、当時うまくいっていた構築のパロディを試してみることにしました。同じような流れでパルキア+白馬バドレックスのパーティに行き着いた経験があり、この方法が今回もうまくいくのではないかと考えました。
剣盾時代の構築から選んだのはレイスポス+ブリザポス+ピッピ+ウーラオス+ゴリランダーのパーティです。当時なぜこのパーティを選んだのかは覚えていませんが、とにかくそれぞれのポケモンを今作に当てはめてみることにしました。
ブリザポス:強力なこおりタイプの物理アタッカー=セグレイブ
ピッピ:フレンドガード+このゆびとまれ=イッカネズミ
ウーラオス+ゴリランダー:みず+くさ+かくとう+あく+確定急所+先制技=マスカーニャ+パルデアケンタロス水
最後の枠にはいのちのたま持ちのミミッキュを採用しました。シングルバトルで非常に強力であると知っていたことと、ハバタクカミと同じ攻撃範囲を持っていてこのルールでも強力なのではないかと考えたためです。
このパーティをしばらく試してみて、思ったよりも良いということに気付きました。この時点でのポイントは以下です。
2. サザンドラの数が多く、ケンタロスの素早さを上げるのも良さそう。(剣盾時代のゴリランダーのパロディだったため、耐久に厚くしていた)
3. ダイマックスと異なりパワーが不足するため、フレンドガード+積み技の戦略はベストではないと感じた。いかりのまえば+攻撃技で即座に火力を出せるほうが良さそう。(セグレイブやミミッキュにつるぎのまいを入れていたが、この理由で断念することにした)
4. トリックルーム+コータス+イエッサン♀+グレンアルマの対処が厳しい。
2022年12月8日
当初の着想から得たポイントと、メタが進んだこと(とくにマスカーニャ・ヤミカラス・コータス・イエッサン♀・グレンアルマの増加)を踏まえて、いくつかの改良を加えました。最も大きな点としては、ワイドガードを使うためにイッカネズミをキョジオーンに変更したことです。
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このゆびとまれのサポートがなくなったので、サーフゴーを耐久振り+わるだくみ型で使う必要がなくなり、こだわりスカーフに変更しました。ケンタロスにはリンドのみを持たせてマスカーニャのトリックフラワーを耐えるようにし、耐久をまけんきコノヨザルの+1インファイトを耐える程度にまで下げて、素早さを最速にしました。
この形でしばらく試してみて、気づいた点は以下です。
2. キョジオーンはトリックフラワーを受けられるように草耐性のあるテラスタイプが必要。
3. セグレイブ・ケンタロス・サーフゴーの型はまだ最適ではないと感じる。
4. ドドゲザンやアーマーガアのような、耐久の高いはがねタイプの対処が厳しい。
2022年12月13日
先述の気づいた点を踏まえてさらに練習し、改良を加えました。
サーフゴーの持ち物をこだわりメガネに変更して耐久をさらに上げ、じめんテラスタルガブリアスのじしんを耐えられるようにしました。雨パーティやトリックルームパーティとのマッチアップにおいてはセグレイブをほとんど選出できなかったため、サーフゴーをさらに硬くする必要があったためです。(後には性格ずぶといのサーフゴーさえも試しました)
ケンタロスの耐久をさらに上げ、草テラスタルいじっぱりいのちのたまマスカーニャのトリックフラワーを耐えられるようにしました。そのぶん火力は低くなりますが、それでも耐久無振りのサザンドラを一撃で倒せる程度には確保できていました。
この形は非常に使い勝手がよく、とても高い勝率を上げることができました。これで問題ないと判断し、ランクバトルでさらに調整を続けました。
2023年1月
友人とパーティの調整を本格的に始めたのは1月の初頭でした。ランクバトルでメタゲームについて多くのことを学び、現状の形で対処できない相手がいることを知りました。いくつかの相手はBO1クローズドシート形式ではなくBO3のオープンシート形式であれば対処できるものではありましたが、もしそうだったとしても解決策を考えておかなければなりません。
例えば、ドラゴンテラスタルのヘイラッシャに負けたとして、ドラゴンテラスタルであることを知らなかったことが原因で負けたのか、そもそもドラゴンテラスタルのヘイラッシャに回答がないのかどうかを知る必要があります。ランクバトルでは58回負けましたが、オープンシートだったらそれらの全てに勝てたのでしょうか?答えはおそらくNoでしょう。
これを念頭に置きつつ、トロントからサンディエゴに出発するまでにも議論や練習を続け、最終的にこの形になりました。
個別解説
サーフゴー
おうごんのからだ | |
こだわりメガネ | |
はがね | |
おくびょう | |
H183(164)-A×↓-B116(4)-C156(20)-D120(68)-S149↑(252) | |
ゴールドラッシュ/シャドーボール パワージェム/きあいだま |
・A162マスカーニャのはたきおとす耐え
・C203サーフゴーのシャドーボール耐え
・準速ミミッキュ抜き
ヘイラッシャ構築とのマッチアップの回答を模索する中でこの型にたどり着きました。シーズン1のランクバトルで最終1位を達成したペンギンさんのどくびしマスカーニャに対して、旧来の型だと対処手段がないことを主に受けています。
どのようにヘイラッシャ構築を対処するかをここに書こうかと思いましたが、ここではサーフゴーについての詳細のみに留めます。他のポケモンについての説明をした後で詳しく話します。
技構成についてはランクバトルで数を増やしていたウルガモスにプレッシャーをかけられるパワージェム、オープンシート制で相手のドドゲザンに圧をかけることでゴールドラッシュを通しやすくできるきあいだまを選択しました。
セグレイブ
ねつこうかん | |
いかさまダイス | |
みず | |
いじっぱり | |
H222(252)-A209↑(196)-B113(4)-C×↓-D107(4)-S114(52) | |
きょけんとつげき/つららばり こおりのつぶて/まもる |
・A182ガブリアスのいのちのたまドラゴンクローを15/16で耐え
・相手の耐久振りセグレイブの上を取れていると嬉しい
オープンシート制では素早さの遅いポケモンの攻撃的なテラスタルは理想的ではないと感じたため炎テラスタルは断念しました。せいぜい1回しか使う機会がなかったためです。
しかし、ヤミカラス+サーフゴーを対処する方法が必要だったため、防御的なテラスタル+いかさまダイスつららばりを使うことにしました。鋼テラスタルか水テラスタルを検討し、最終的に水テラスタルを採用しました。理由は、第一には鋼はオープンシート制では容易に対処されるタイプであること、第二にサーフゴーとセグレイブの両方に使う十分なテラピースを持っていなかったためです。
キョジオーン
きよめのしお | |
たべのこし | |
どく | |
しんちょう | |
H207(252)-A120-B158(60)-C×↓-D148↑(196)-S55 | |
しおづけ/じこさいせい ワイドガード/まもる |
・A154コノヨザルの威力300ふんどのこぶしを食べ残し回復込みで2耐え
このパーティのMVP、セキタンザンのパルデアフォルムです。面白いと思ったことをここに一つ書き残しますが、キョジオーンの韓国名はColo-saltといいます。
ずっと飛行テラスタルで使っていましたが、致命的な弱点がありました。それは電気タイプのポケモンに勝てないことです。電気タイプのポケモンは耐久の高い構築に採用されることが多く、それらはキョジオーンの選出対象でした。しかし、私はこの問題をどう対処すべきか分かりませんでした。
そんな時、マスカーニャやキラフロルのどくびしを対処する方法を考えていると、キョジオーンのテラスタイプをどくにすることを突然思いつきました。最初はWonseok Jangに「キョジオーンのテラスタイプをどくにすればどくびしを除去できる」と半分冗談で言っていました。しかし、よくよく考えてみると、どくというタイプはキョジオーンにとって完璧な防御的なテラスタルタイプでした。飛行タイプと同様に草と格闘に耐性があるだけでなく、氷や電気にも弱くありません。水テラスタルが弱点が2つしかないことが理由で素晴らしいテラスタイプであるならば、同じく弱点が2つしかないどくテラスタルもまた素晴らしいテラスタイプでしょう!
もちろん、これらを考えつつも、どくテラスタルをポケモンSVをプレイし始めて以降全くと言っていいほど見たことがなかったため、本当に強いのか疑問に思っていました。「自分の経験からそれが結論であるならば、それを使うべきだ」と言って落ち着かせてくれたのはWonseok Jangでした。多くの人が配信で目にしたように、結果はこれ以上なく完璧でした。
パルデアケンタロス水
いかく | |
ぼうじんゴーグル | |
みず | |
わんぱく | |
H181(244)-A134(28)-B147↑(68)-C×↓-D92(12)-S140(156) | |
インファイト/ウェーブタックル アクアジェット/まもる |
・A162マスカーニャのトリックフラワー+ふいうち耐え
・HB特化ウルガモスを水テラスタルウェーブタックルで確定1発
・C194サザンドラのりゅうせいぐんを15/16で耐え
・最速グレンアルマ抜き
リージョナルではモロバレルの数が増えると予想したため、ぼうじんゴーグルを持たせました。それと同時に、これまでリンドのみで補っていた対マスカーニャにおける物理耐久を捨てることはできなかったため、素早さと攻撃を下げて物理耐久をできる限り伸ばしました。素早さをさらに落として特殊耐久を上げることも考えましたが、ひかえめサーフゴーを抜いておく必要があると感じたためやめることにしました。
技構成については、こちらのサーフゴー・セグレイブ・マスカーニャ・ミミッキュを見て出てくるさまざまな炎テラスタルのポケモンを倒すことがとても大切だと考え、レイジングブルではなくウェーブタックルを採用。レイジングブルが有効な壁を使うスローペースな相手に対しては、キョジオーンとミミッキュを使うことでレイジングブルがなくとも対処できました。
テラスタイプを水にしたのも同じ理由で、炎タイプに対して大きなダメージを稼ぐためです。もう一つの理由は、テラスタイプを水にすることで相手のトリックフラワーを誘発し、ケンタロスの物理耐久を誤解した相手をインファイト+アクアジェットで返り討ちにできることです。
マスカーニャ
しんりょく | |
きあいのタスキ | |
くさ | |
いじっぱり | |
H152(4)-A178↑(252)-B90-C×↓-D90-S175(252) | |
トリックフラワー/はたきおとす ふいうち/まもる |
性格ようきで試していたこともありましたが、攻撃的なイッカネズミやゲンガーが減少していると感じたため、最速にする理由がありませんでした。
このポケモンについてはついては特に言うことがありません。ウーラオスとゴリランダーの生まれ変わりのような、シリーズ1最強のポケモンです。
ミミッキュ
ばけのかわ | |
いのちのたま | |
ゴースト | |
いじっぱり | |
H131(4)-A156↑(252)-B100-C×↓-D125-S148(252) | |
じゃれつく/シャドークロー かげうち/まもる |
マスカーニャと同様に役割は一目瞭然で、ハバタクカミのようなポケモンです。(しかし、ある点においてはハバタクカミですが、ばけのかわによる行動保証や強力な先制技はないため全く同じではないと思います)
選出と立ち回り
対マスカーニャ+ヘイラッシャ
後発:+
この選出では、ケンタロスのインファイトで相手の襷マスカーニャを狙い(ときどき隣を狙うこともある)、サーフゴーはマスカーニャの隣のポケモンに最も有効な技を選択します。(例えば、ウルガモスにはパワージェム、サーフゴーにはシャドーボール、ニンフィアには鋼テラスタルゴールドラッシュ、など)
こちらのサーフゴーの攻撃を耐えるためには、相手は次のいずれかの行動をとる必要があります。
(2) サーフゴーの攻撃をテラスタルで耐える
(1)の場合、こちらのケンタロスが体力満タンで残るため、サーフゴーが攻撃したポケモンをケンタロスかサーフゴーのどちらかが倒し切ることができます。数的有利をとった後はヘイラッシャに対して威嚇を回し、マスカーニャかセグレイブのどちらかでヘイラッシャを倒すことを目指します(鋼と炎を除き、草抵抗のあるテラスタイプは氷に弱い)。(2)の場合、相手のヘイラッシャをトリックフラワーで効果抜群で攻撃することができます。どちらの場合でも自分にとって良い状況になります。
このプランを通すためには下記の前提が必要でした。
2. もしサーフゴーが相手に抜かれている場合、サーフゴーは攻撃を耐えること(例えば、スカーフサーフゴーのシャドーボールなど)
3. こちらのサーフゴーが相手のマスカーニャのはたきおとすを耐えること
4. こちらのケンタロスが相手のマスカーニャのトリックフラワー+ふいうちを耐えて、インファイト+アクアジェットで倒せること
5. 草抵抗のあるテラスタイプに圧力をかけるために、セグレイブに強力な氷打点があること
上記から、このパーティの努力値配分・技構成・持ち物はこれで正解だと思います。
マスカーニャが火力アイテムを持っているマスカーニャ+ヘイラッシャ構築に対しては、1ターン目からダメージを稼ぐためにこちらもマスカーニャを先発に出して、攻撃的に攻めるプランとケンタロスに交代して防御的に攻める両方の選択肢を取ることができるようにします。また、鋼テラスタルヘイラッシャに対してはしおづけが基本プランになります。
クリアスモッグやくろいきりのような技を使うことなく、プレイングでヘイラッシャへの回答を出すことができたことを嬉しく思います。少なくともこれがこのパーティで私が行ってきた立ち回りです。
キョジオーン+高耐久+先制技選出
キョジオーンは非常に強力ですが、しおづけの効果が出るまでに時間がかかります。マスカーニャのきあいのタスキ、ミミッキュのばけのかわ、高耐久のセグレイブとケンタロスをうまく使いターンを稼ぎます。これらのポケモンの先制技はしおづけの定数ダメージで少しずつ削れていく相手を倒し切るのに役立ち、しおづけの効果がより大きくなります。
対戦レポート
スイスラウンド1回戦 vs Anthony Cornejo ○○
ケンタロスのおにびとリキキリンのテイルアーマーが心配でしたが、ケンタロス・キョジオーン・ミミッキュがしっかり仕事をしました。
スイスラウンド2回戦 vs Matthew Bopp ○○
残り2体のポケモンは1本目2本目とも選出されなかったので忘れてしまいました。キョジオーンが再び仕事をしました。
スイスラウンド3回戦 vs Rayad Khan ○○
相手のサーフゴーが自分のミミッキュより遅いことがわかったことがとても役立ちました。そこからは単純にミミッキュ・セグレイブ・マスカーニャを通していきました。
スイスラウンド4回戦 vs Gavin Michaels ○○
耐久振りのサーフゴーが相手のスカーフサーフゴーのシャドーボールを耐えたのが大きく1本目を取り、続く2本目ではキョジオーンテラスタルプランを通しました。終盤の不意打ち択に連続で勝ったのが決め手でした。
スイスラウンド5回戦 vs Yichun Wu ○○
こちらのサーフゴーが相手のサザンドラより速く、序盤からケンタロスを出し入れしながらゴールドラッシュを連打し、ミミッキュで詰めていくことができました。
スイスラウンド6回戦 vs Jourdan Bul-lalayao ○○
キョジオーンが刺さりました。実は相手のパーティは友達とBO3の練習をしていたパーティととても似ていたため、事前にプランを組み立てていました。
スイスラウンド7回戦 vs Emilio Forbes ××
この日初のヘイラッシャ構築です。キラフロルはサーフゴーで対処するつもりでしたが、相手のキラフロルがこだわりメガネを持っておりだいちのちからでサーフゴーが一撃で倒されてしまったことが勝敗を分けました。そこから立て直そうとしましたが、Emilioは常に私の一歩先を行っていました。
スイスラウンド8回戦 vs Chuppa Cross IV ××
またしてもヘイラッシャ構築で、こちらは火力アイテム持ちのマスカーニャと組んでいます。この時点ではきあいのタスキでないマスカーニャに対するゲームプランが定まっていなかったため、なすすべなく負けてしまいました。
スイスラウンド9回戦 vs Nick Navarre ○○
キョジオーンが最善を尽くしました。終盤にハイドロポンプを避けたのが大きかったです。また、相手のサーフゴーも最速だったことにとても驚きました。
スイスラウンド10回戦 vs Chalkey Horenstein ×○○
事前に完璧なゲームプランを組んでいたきあいのタスキマスカーニャ+ヘイラッシャ構築にとうとう当たりました。1本目はだくりゅうのせいで負けてしまいましたが、そこからカバーすることができました。
Top 32 vs Dawei Si ○○
Daweiのコノヨザルがこちらのミミッキュより速かったため苦戦しましたが、サーフゴーとキョジオーンが何度か攻撃を耐えたことで勝つことができました。
Top 16 vs Wolfe Glick ○○
プラン通りにプレイしましたが、相手のまけんきコノヨザルを意識して1本目はケンタロスではなくミミッキュを選出しました。Wolfeのシャリタツの耐久が思ったより高かったことが2本目の序盤で問題となりそうでしたが、その分火力がなかったため勝つことができました。
Top 8 vs James Evans ○○
キョジオーンがヒートロトムのこだわりメガネトリックをもらわないことと、残数有利を取られすぎないことを意識していました。2本目の終盤はいくつかリスキーなプレイをしましたが、なんとかなりました。
準決勝 vs Aaron Brok ○○
トリックルーム展開を恐れてミミッキュ+サーフゴーという最も攻撃的な先発をしました。1本目ではトリックルーム展開は選出すらされていなかったため、2本目では雨展開により安定するキョジオーンプランに切り替え、運良くそれがうまくいきました。
決勝戦 vs Chuppa Cross IV ○×○
スイスラウンドでは火力アイテム持ちのマスカーニャ+ヘイラッシャにストレート負けしていましたが、ここでようやくゲームプランを思いつき、それがうまくいきました。しかし、ダメージ計算が不十分だったため、状況をひっくり返すためには強気の読みが必要な状況に追い込まれました。運良くうまく択を当てることができました。
おわりに
私は準備段階から大会当日の間ずっととても運が良かったと思います。シリーズ1のメタゲームにおいて良い構築を剣盾時代の思い出から組むことができ、大会中になんとか択に勝つことができました。また、ゲーム的にだけでなくメンタル的にも支えてくれる人たちがいました。
去年の世界大会には行くことができませんでしたが、今年は既に200CPを獲得することができ、世界大会の出場権を目指してモチベーションが上がっています。まだ何も決まっていませんが、他の大きなオフライン大会に参加したりオンライン大会で結果を残すことで残り100CPを獲得できるように頑張りたいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。また次回お会いしましょう。
チームID: C6221L
パーティ作成者
MeLuCa
Korean VGC Player, VGC Coach on http://metafy.gg/@meluca
2023 San Diego Regional 優勝