ひろきんぐさんの構築記事

【てるチャレオフライン#4 3位】セグレイブ+アーマーガア+ハバタクカミ軸スイッチトリパ

 

ひろきんぐさんのパーティ

チームID:LCLD20

はじめに

こんにちは、ひろきんぐ(@hirokingvgc)です。

今回はてるチャレオフライン#4で3位(予選:6-1:3位、決勝トーナメント3-1、3位)の構築を紹介します。

直前のランクマッチではあまり結果を残せませんでしたが、SV環境で結果を残せる機会はそう多くない気がしているので、せっかくの機会に記事として残しておこうと思います。

構築経緯

(1)トリックルーマーの選定

元々、グッドスタッフ系のトリックルーム入りを好んで使っているので、レギュレーションBでパラドックスポケモンが増えて全体的な耐久が底上げされたこともあり、グッドスタッフ系のトリックルーム構築を使ってみよう、ということからスタートしました。おいかぜやらテツノツツミのブーストエナジー+こごえるかぜやらで、素早さの上を目指すのはキリがなく、なおかつ不毛なのでトリックルームでそのへんの要素は拒否したいですね。。

レギュレーションAにおいてスタンダード構築に入りうるパルデアのトリックルーマーはロクなポケモンがいなかったが、レギュレーションBより救世主のハバタクカミが使えるようになったため、ハバタクカミを固定して残りのメンバーを選定することにしました。

ハバタクカミ

トリックルームを使うのであればとりあえずHBで、ゴースト技よりははがね技の方が被弾機会が多いと考え、まずはリリバのみを採用し、テツノカイナもトリックルームアタッカー兼ねこだまし要員として優秀なため、採用を確定しました。

テツノカイナ

【ver0.1】
ハバタクカミ@リリバのみ
ひかえめHB
テラスタイプ:はがね
まもる、トリックルーム、シャドーボール、マジカルシャイン
テツノカイナ@とつげきチョッキ
ゆうかんHAD
テラスタイプ:くさ
ねこだまし、ドレインパンチ、ワイルドボルト

(2)地面枠の選定

レギュレーションBはじめん技の通りがとても良いため、じめん枠の採用は積極的にしたいです。じめん枠として元々採用したかったのは、イダイナキバでした。ぶちかましの存在が偉く、彼をトリックルーム下のアタッカーとして運用できるのであれば、パーティのパワーは高くなると目論んでいました。しかし、イダイナキバとテツノカイナで格闘タイプが被ってしまい、フェアリーやエスパー(ワイドフォース)の一貫ができてしまうのが美しくないため、じめん枠は他のポケモンを検討しました。
そこで思い出したのが、レギュレーションAの時によく使っていたガブリアス型セグレイブです。じめんテラスタルでじしんを連打するセグレイブは非常に強かったので、改めて採用しました。セグレイブは他のじめんタイプと異なり、つららおとし、きょけんとつげきなど優秀な技が揃っており、セグレイブを見てじめんテラスタルのじしんを一点読みする行動は一定リスクが伴うことが他のじめんタイプと比較して優秀なポイントです。

セグレイブ

ガブリアス型セグレイブを採用するにあたり、横に浮いているポケモンを採用する必要がある。浮いているポケモンの中で、今回はアーマーガアというやや渋めのチョイスをしました。
アーマーガアは数値はそこまで高くないものの、特性のおかげでデバフが効かないこと、環境の中心であるハバタクカミにやや有利で、テツノツツミにも大きく不利を取らないこと、環境に多いくさテラスタルに切り返せる点が非常に使い勝手が良く、意外とやれる子です。アーマーガアの採用により、構築においかぜプランも取れるようになり、基本の動きとしてアーマーガア+セグレイブでじしんで荒らして、裏のハバタクカミとテツノカイナのトリックルームで締める展開が取れるようになりました。

アーマーガア

【ver0.2】
ハバタクカミ@リリバのみ
ひかえめHB
テラスタイプ:はがね
まもる、トリックルーム、シャドーボール、マジカルシャイン
テツノカイナ@とつげきチョッキ
ゆうかんHAD
テラスタイプ:くさ
ねこだまし、ドレインパンチ、ワイルドボルト
セグレイブ@いのちのたま
いじっぱりHAD
テラスタイプ:じめん
まもる、じしん、こおりのつぶて、きょけんとつげき
アーマーガア@ぼうじんゴーグル
いじっぱりHAD
テラスタイプ:適当
まもる、おいかぜ、アイアンヘッド、ブレイブバード

(3)補完枠の選定

基本の動きで数値がそこそこ高そうで、幅広く戦っていけそうだったので、補完枠を検討しました。構築単位に特に気にしないといけないのは、ヘイラッシャ+シャリタツ、グレンアルマ+イエッサンだと思うので、そこをメタれてなおかつ数値の高いポケモンを採用することにしました。

①ヘイラッシャ+シャリタツヘイラッシャシャリタツ

ヘイラッシャ+シャリタツはプレイングで誤魔化せる気がしなかったので、くろいきりを採用することにしました。くろいきりを使える中で、イルカマンが数値が高く、なおかつみずタイプで構築の補完としても優秀だったので採用することにしました。
イルカマンは合体したヘイラッシャに打点があるわけではないが、ヘイラッシャからも大きな打点をもらうことが少ないため、一定対策枠として信用はできるかなと思います。
ヘイラッシャ構築の取り巻きにも、ジェットパンチで殴っていける点が偉いです。また、構築の素早さをかなり落としているので、最後の締めにジェットパンチでスイープしていけるのもとても偉いです。つまるところ、ジェットパンチが偉い!

イルカマン

②グレンアルマ+イエッサングレンアルマイエッサンメス

グレンアルマ+イエッサンは手っ取り早くあくタイプを入れることで対策することにしました。あくタイプで強そうに見えたのは、バンギラス、サザンドラ、テツノコウベあたりです。
そのうち、サザンドラはフェアリー4倍であるため取り巻きのハバタクカミにボコられ、却下しました。残るバンギラスとテツノコウベの比較で、浮いていてセグレイブがじしんを打ちやすくするためのテツノコウベもありかなと思ったのですが、テツノコウベを採用した結果なぜかとても勝率が落ちたので、素直にバンギラスを入れました。
バンギラスは相手のきあいのタスキを削れたり、トリックルームミラーで不愉快なコータスをしばけたり、鬼の数値でハバタクカミにもしばかれなかったりで一番綺麗な採用だったと思います。

バンギラス

【ver1.0】
ハバタクカミ@リリバのみ
ひかえめHB
テラスタイプ:はがね
まもる、トリックルーム、シャドーボール、マジカルシャイン
テツノカイナ@とつげきチョッキ
ゆうかんHAD
テラスタイプ:くさ
ねこだまし、ドレインパンチ、ワイルドボルト、れいとうパンチ
セグレイブ@いのちのたま
いじっぱりHAD
テラスタイプ:じめん
まもる、じしん、こおりのつぶて、きょけんとつげき
アーマーガア@ぼうじんゴーグル
いじっぱりHAD
テラスタイプ:ひこう(適当)
まもる、おいかぜ、アイアンヘッド、ブレイブバード
バンギラス@こだわりハチマキ
いじっぱりHAD
テラスタイプ:ひこう
けたぐり、かみくだく、いわなだれ、テラバースト
イルカマン@しんぴのしずく
いじっぱりHAD
テラスタイプ:みず
まもる、くろいきり、ジェットパンチ、ウェーブタックル

(4)構築の微修正

ランクマッチ最終日では、上記のver1.0で回していたが、3桁〜2桁の往復で終わってしまいました。特にイエッサン+グレンアルマ、火力の高いハバタクカミへ取りこぼしが多かった点と今期の上位にとつげきチョッキを持ったセグレイブが多かった点を踏まえ、セグレイブの持ち物をとつげきチョッキに変更することを考えました。

とつげきチョッキをセグレイブに渡すことに伴い、テツノカイナの持ち物を見直す必要がありました。テツノカイナの特殊耐久はハバタクカミや役割対象であるテツノツツミを考慮すると極力減らしたくなく、D振りのテツノカイナにした。D振りだと流石に火力がしょっぱいため、つるぎのまいを採用して、ちょっとオシャレしてみました(

最後に、いのちのたまが余ったので、バンギラスに回すことにして、まもるを採用しつつ火力も出せる構成にしました。この変更により、守れるポケモンが増えて、セグレイブの耐久も向上したため、良い変更だったと思います。

ハバタクカミテツノカイナセグレイブバンギラスアーマーガアイルカマン

【ver2.0(てるオフ版)】
ハバタクカミ@リリバのみ
ひかえめHB
テラスタイプ:はがね
まもる、トリックルーム、シャドーボール、マジカルシャイン
テツノカイナ@とつげきチョッキ→オボンのみ
ゆうかんHAD→なまいきHD
テラスタイプ:くさ
ねこだまし→まもる、ドレインパンチ、ワイルドボルト→かみなりパンチ、れいとうパンチ→つるぎのまい
セグレイブ@いのちのたま→とつげきチョッキ
いじっぱりHAD
テラスタイプ:じめん
まもる→つららおとし、じしん、こおりのつぶて、きょけんとつげき
アーマーガア@ぼうじんゴーグル
いじっぱりHAD
テラスタイプ:ひこう(適当)
まもる、おいかぜ、アイアンヘッド、ブレイブバード
バンギラス@こだわりハチマキ→いのちのたま
いじっぱりHAD
テラスタイプ:ひこう
けたぐり→まもる、かみくだく、いわなだれ、テラバースト
イルカマン@しんぴのしずく
いじっぱりHAD
テラスタイプ:みず
まもる、くろいきり、ジェットパンチ、ウェーブタックル

個別解説

ハバタクカミ

特性こだいかっせいハバタクカミ
持ち物リリバのみ
テラスタイプはがね
性格ひかえめ
実数値(努力値)H159(228)-A×-B106(244)-C176(36)-D155-S155
まもる/トリックルーム
シャドーボール/マジカルシャイン
【調整意図】
・H:16n-1
・B:できるだけ高く
・C:11n
【役割】
・トリックルームによる素早さ操作
・終盤のスイーパー
・対テツノカイナ、ドラゴン等

【雑感】
世間一般のハバタクカミとは使用感はだいぶ異なるHBハバタクカミです。物理も最低限耐えられるようになり、最低限の火力も出せるため、トリックルームを張る性能としてはパルデア地方では唯一信用に足ります。基本ははがねテラスタルを切らずにトリックルームを張りますが、ごく稀に緊急テラスタルを切ります。(テツノツツミ+ユキノオーや、イエッサン+グレンアルマなど)

HB振りだが最低限の素早さはあるので、最後のスイープ要員としても活躍できるし、トリックルームを張っても張らなくても戦えます。一方、トリックルームが切れた後の相手のハバタクカミの撃ち合いには不安要素が残るので、初手以外でなるべく非トリックルーム下で対面しないよう、プレイングは工夫をしたほうが良いです(トリル下でハバタクカミを引き摺り出す、セグレイブ・イルカマンの先制技圏内に押し込んで行動させない、など)。もう一点気になる点があるとすると、火力アイテムやタイプ一致テラスタルがないため、特にマジカルシャインの火力は比較的しょっぱいので注意しましょう。

立ち回りのポイントとしては、後発トリックルーム要員として大事に温存しておく使い方、アーマーガアのおいかぜ後に着地、まずはマジカルシャインで削って、おいかぜ最終ターンにまもるを誘ってトリックルームで切り返す動きを意識しておくと良いです。
選出率は、対ヘイラッシャ+シャリタツは枠が足りずお留守番するものの、それ以外はほぼ確定選出のため、とても高いです。

テツノカイナ

特性クォークチャージテツノカイナ
持ち物オボンのみ
テラスタイプくさ
性格なまいき
実数値(努力値)H260(244)-A162(12)-B128-C×-D132(252)-S49 ※S個体値0
まもる/つるぎのまい
ドレインパンチ/かみなりパンチ

※レンタルはS個体値甘えてると思いますが、シビアな最遅合戦にはならないと思うので許してください。。

【調整意図】
・H:できるだけ高く、オボンのみ意識の4n
・A:あまり
・D:11n(ぶっぱ)
【役割】
・トリックルーム下におけるアタッカー
・対ヘイラッシャ、バンギラス等

【雑感】
ポケモン選択は正解、型選択は最適かはよくわからない、という感じだった枠です。元々とつげきチョッキで運用していたが、とつげきチョッキをセグレイブに譲ることになったので、あまり使用感を変えないよう特防にガッツリ振ってみました。

悪くはなかったが、補正をかけてまでやるほどか?という点は怪しさがあったのと、かみなりパンチとつるぎのまいは諸説です。。かみなりパンチがないと、ヘイラッシャの遂行速度が怪しくなるものの、じしんを入れてどくテラスタルキョジオーンに触れるようにしても良かったので、なかなか難しい枠です。つるぎのまいは火力が足りなさそうなので、おしゃれ技として入れてみたが、超有効に働いた、ともあまり思えず。。

いっぽうで、世の中にとつげきチョッキ持ちのテツノカイナが多いため、まもるで意表をつける点が偉かったです。ねこだましの不採用についてはハバタクカミが耐久高いので、なくてもなんとかなる、と信じたいです。。
ちなみにくさテラスタルはモロバレルがあまりにも面倒臭い時に緊急で使ってください。

セグレイブ

特性ねつこうかんセグレイブ
持ち物とつげきチョッキ
テラスタイプじめん
性格いじっぱり
実数値(努力値)H221(244)-A209(196)-B113(4)-C×-D114(60)-S108(4)
じしん/つららおとし
こおりのつぶて/きょけんとつげき
【調整意図】
・H:できるだけ高く
・A:11n
・D:あまり

※Sを111にして、おいかぜ下でスカーフシャリタツを抜けるようにはしたほうが良いかも。。おいかぜ下でシャリタツと対面することはほぼなくなったが…

【役割】
・エースアタッカー!
・対テツノカイナ
・こおりのつぶてによるスイーパー

【雑感】
こおりのつぶてが打てておにびが効かない上にドラゴンクローも豪華になったとてもすごいガブリアスさん。こおりのつぶてがとても偉く、最後のスイーパーとして強力です。

じしんを嫌ってくさテラスタルやひこうテラスタルをしてきた相手には、こおり技が通るので、最強ポケモン!いのちのたまやこだわりハチマキも強いが、安定感という意味ではとつげきチョッキが優っています。こだわりハチマキやいのちのたまは、イージーウィンが貰える代わりにイージールーズが増える、とつげきチョッキはイージーウィンがしにくい代わりに即負けもないといった違いがあります。好みな方を使ってみてください。とつげきチョッキの方が強いと思いますが(

エースなので、ほぼ絶対選出。

バンギラス

特性すなおこしバンギラス
持ち物いのちのたま
テラスタイプひこう
性格いじっぱり
実数値(努力値)H207(252)-A198(204)-B131(4)-C×-D126(44)-S82(4)
まもる/いわなだれ
かみくだく/テラバースト
【調整意図】
・H:ぶっぱ(16n-1)
・A:11n
・D:あまり
【役割】
・対イエッサン+グレンアルマ
・対コータス

【雑感】
環境的に岩技の通りはいいので、スイッチ選出する際にはサブアタッカーとして出すことは検討してみても良さそうな枠です。

しかし、相手のモロバレルが面倒だったり、そもそもほとんどセグレイブにじめんテラスタルを切ることから、必然的にひこうテラスタルを切る機会が少なくなることでバンギラスを選出するとじめんの一貫もできてしまうため、必然的に選出率も落ちました。今後選出は見直してみてもいいかもしれないです。

イエッサン+グレンアルマは見た目の圧力をかけることが一番の仕事です。バンギラスを見せたら、相手の初手はバンギラス対策枠を出してくることが想像でき、バンギラスの対策枠はアーマーガアなりセグレイブなりで対処していけば、五分に戦っていけると思います。

また、トリックルームミラーで不愉快になりがちなコータスを拒否できる点も偉いです。選出率は低めだが、痒い所に手が届くいいポケモンだったと思います。

アーマーガア

特性ミラーアーマーアーマーガア
持ち物ぼうじんゴーグル
テラスタイプひこう
性格いじっぱり
実数値(努力値)H205(252)-A143(180)-B126(4)-C×-D114(68)-S88(4)
まもる/おいかぜ
アイアンヘッド/ブレイブバード
【調整意図】
・H:ぶっぱ
・A:11n
・D:あまり
【役割】
・おいかぜ要員
・セグレイブのサポーター
・対ハバタクカミ、イダイナキバ、モロバレル

【雑感】
おそらく選出率はパーティNo1。

数値は不足しているものの、特性のおかげでデバフを喰らわないこと、タイプと技が偉くて、いぶし銀的な活躍が光ります。役割的にはおいかぜ枠というよりは、セグレイブの苦手な相手に圧力をかけつつ、じしんを打たせやすくすることが主です。環境的には、ハバタクカミに圧力を強くかけることができるほか、テツノツツミ、ハバタクカミ、イダイナキバ、セグレイブあたりにワンパンされず、的確に削りを入れていける点が強いです。また、ぼうじんゴーグルを持つことでモロバレルにも圧力をかけていけるので、構築の穴を埋めてくれる非常にいいポケモンです。

立ち回りのポイントとしては、現在の環境下においてはアーマーガアをワンパンできる駒は少なく、このポケモンを集中して倒しにくることが多いため、まもるを多用してアドバンテージを稼いでいきたいです。また、この構築ではおいかぜによる素早さ操作は本命ではないため、相手においかぜ要員がおらず、おいかぜをすることでセグレイブや裏のハバタクカミを有利に展開する場面くらいで使います。

また、おいかぜ最終ターンに相手のまもるを誘って、ハバタクカミでトリックルームを決められると気持ちいいので、それも意識します。加えて、トリックルームの最終ターンでおいかぜを決めて、ハバタクカミで制圧することもできるので、立ち回りの幅は結構広いです。

イルカマン

特性マイティチェンジイルカマン
持ち物しんぴのしずく
テラスタイプみず
性格いじっぱり
実数値(努力値)ナイーブフォルム H207(252)-A121(156)-B93(4)-C×-D91(68)-S121(4)
マイティフォルム H207(252)-A220(156)-B118(4)-C×-D116(68)-S121(4) 
まもる/くろいきり
ジェットパンチ/ウェーブタックル
【調整意図】
・H:ぶっぱ
・A:11n
・D:あまり
【役割】
・対ヘイラッシャ+シャリタツ
・ジェットパンチによるスイーパー

【雑感】
基本的にはヘイラッシャ+シャリタツの構築にしか出さないが、このポケモンの通り自体はいいので、積極的に他の構築にも出していきたいです。選出パターンの開拓をすれば、選出率も伸びていって、活躍の機会が広がりそうだと思います。

初手セグレイブ+イルカマンで、セグレイブでじしんを押しつつイルカマンをアーマーガアに引くことで、大きな隙がなく安全に展開できます。

イルカマン自体も、テツノカイナに次いで第二のトリックルームアタッカーとしての役割を担えます。トリックルーム下でウェーブタックルを連打しトリックルーム後はジェットパンチを連打していくことで、スイッチトリパらしい立ち回りができて強いと思います。

選出と立ち回り

(1)基本選出

先発:アーマーガアセグレイブ
後発:テツノカイナハバタクカミ

テラスタル:セグレイブ

この構築の基本の形です。おいかぜで無理に相手の上と取りに行くのではなく、基本的には後発のハバタクカミのトリックルームをベースに立ち回ることが多い。セグレイブは引いてトリックルーム後に暴れることも考える。

(2)イルカマンサイクル

先発:セグレイブイルカマン
後発:アーマーガア+@1(ハバタクカミが多い)

テラスタル:セグレイブ

イルカマンが刺さっているときの選出です。初手はイルカマンまもる or アーマーガアバック+テラスタルじしん。セグレイブ・アーマーガア・ハバタクカミでいい感じに削ったらイルカマンのジェットパンチでスイープできるので、その試合展開を目指します。

(3)初手トリックルーム展開

先発:ハバタクカミテツノカイナorイルカマン
後発:セグレイブアーマーガア  or  テツノカイナ@1

テラスタル:セグレイブ or ハバタクカミ or イルカマン

相手にモロバレルがおらず、トリックルームが刺さっている時の選出です。テツノカイナからねこだましを切ってしまったので、ねこだましの圧力をかけて相手のまもるをお祈りしつつ、トリックルームを展開してください。裏でセグレイブ+アーマーガアで展開し、最後はおいかぜができると楽しいです。

(4)対ヘイラッシャ+シャリタツ

先発:セグレイブイルカマン
後発:アーマーガアテツノカイナ

テラスタル:セグレイブ(ごく稀にテツノカイナ)

基本的には、初手イルカマン→アーマーガア or まもる、セグレイブはテラスタルじしんを押します。ヘイラッシャ+シャリタツの取り巻きがじしんかセグレイブのこおりわざが通るので、まずはセグレイブを押しつけて、相手の合体を誘う。合体後はアーマーガアのおいかぜ等を駆使して、最小限の被害でイルカマンがくろいきりができるような盤面を目指します。くろいきりを打った後はテツノカイナでちまちまヘイラッシャを削ります。

(5)対イエッサン+グレンアルマ

先発:セグレイブアーマーガア
後発:バンギラスハバタクカミ

テラスタル:セグレイブ(たまにハバタクカミ)

概ね初手はバンギラス対策を出してきて、素直にイエッサン+グレンアルマは出てこないので、セグレイブ+アーマーガアで迎え撃ちます。初手からイエッサン+グレンアルマを合わされた場合は、バンギラスを裏から投げて応戦します。
基本初手からセグレイブでテラスタルじしんを押すが、たまにハバタクカミではがねテラスタルをしてトリックルームを返す展開もあるので、それも意識します。

最後に

今回のてるオフでの2回の負けは両方ともゆずくんでした。。キョジオーン硬すぎです!!!いつもオフで対戦する度にボコられているので、今度こそリベンジしたい、、!
SVの最初で最後の記事になりそうな気がしていますが、そうはならないように、今後もポコモン頑張りたいと思います。。

準決勝と3位決定戦の配信卓はこちらです。

てるオフ#4 【ポケモンSVダブル】

4:51:10:準決勝 VS シャルナーク
5:15:17:3位決定戦 VS shin
(敬称略)

ひろきんぐさんのパーティ

チームID:LCLD20

パーティ作成者

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