はじめに
最新環境におけるダブルバトルのキャラランクを、リバティノート運営の世界大会出場者3名で議論して作成しました!
Sランク~Aランクについては理由も含めてまとめていますので今後のランクバトルの参考になれば幸いです。
議論の様子はYouTubeのアーカイブにてご覧ください!
前回の記事はこちら↓
シリーズ2環境初期版
はじめに最新環境におけるダブルバトルのキャラランクを、リバティノート運営の世界大会出場者3名で議論して作成しました!Sランク~Aランクについては理由も含めてまとめていますので今後のランクバトルの参考になれば幸いです![…]
キャラランク
※キャラランク作成後にルール名称がシリーズからレギュレーションへと変更されました。そのため上の画像ではシリーズ表記となっています。
Sランク
ポケモン | 理由 |
---|---|
ハバタクカミ | ・とくこう種族値135+すばやさ種族値135の圧倒的高速高火力から通りの良いフェアリー技/ゴースト技を放つことができる。 ・全体技のマジカルシャインだけでなく、威力の高いムーンフォースもしっかり覚える。 ・こごえるかぜ/エナジーボール/マジカルフレイム/パワージェムなどのサブウェポンだけでなく、ほろびのうた/ちょうはつ/トリックルームなどの補助技も充実。 ・特殊耐久がとても高く特殊技での撃ち合いに強い。一方で物理耐久は低いのが弱点。 |
テツノツツミ | ・ハバタクカミよりも素早さ種族値が1高い136に設定されており、最速にしてブーストエナジーを持たせることで素早さ実数値が脅威の309となり、並のポケモンではおいかぜをしても抜くことができない。 ・圧倒的な素早さからタイプ一致のこごえるかぜを使って削りを入れながら素早さ操作ができる。マスカーニャのような高速低耐久のポケモンのタスキを壊しながら隣のポケモンで上から処理が可能。 ・フリーズドライ+ハイドロポンプの技範囲が優秀で、現在使用可能な全てのポケモンに対してタイプ一致技だけで等倍以上が取れる。高い素早さからちょうはつやアンコールなどの補助技を放つのも強力。 ・物理耐久は高いが特殊耐久がやや低いのと、ハイドロポンプが命中不安技なのがネック。 |
イルカマン | ・雨+水テラスタル+タイプ強化アイテムで生半可な耐久ならば水半減のポケモンであっても一撃で倒しうる火力が魅力。 ・くろいきりを覚えるため、かふんだんごを覚えたモロバレルと組ませることでほぼ無傷でヘイラッシャ+シャリタツを突破することができる。 ・一度場に出してから手持ちに戻さないと種族値が低い状態であるため、1ターンの間弱い行動を強いられ、また序盤の行動が読まれやすくなってしまうのが弱点。 |
キョジオーン | ・耐久力と専用技のしおづけの定数ダメージによる削りが優秀。高速低耐久アタッカーに対してはしおづけで殴り合い、低速高耐久アタッカーに対しては削りを入れることで自分の高速アタッカーが倒せる圏内に入れることができる。 ・相手のポケモンにダメージを与える速度は遅いため、ほかの3体を優先して倒されると苦しい展開を強いられていまう。また、不意のおんみつマントで詰んでしまうことも。 |
Aランク
ポケモン | 理由 |
---|---|
カイリュー | ・特性マルチスケイルによる行動保障によって、ひこうテラバースト、しんそくなどの強力な技を通しやすい。 ・アイススピナーを覚えるため、とつげきチョッキを持つことでイエッサン+グレンアルマにも強くなれる。 |
イダイナキバ | ・威力120のタイプ一致技を2つも覚える。まるでウーラオス(いちげきのかた)のよう。 ・地面技の通りが非常に良く、じめんテラスタル+ぶちかましの火力を押し付けるのが強力。 ・特殊方面の耐久がもろいため、きあいのタスキやとつげきチョッキを持たせるのが主流とされる。 ・ファイアローなどと組ませておいかぜ+じしんの動きをするのも強力。 |
テツノカイナ | ・圧倒的に数値が高く、素早さは低いが高火力と高耐久を兼ね揃えている。ダブルバトルで強力なねこだましを使うこともできる。 ・でんき+かくとうの攻撃範囲も優秀で、わざもワイルドボルト/インファイト/ドレインパンチなど優秀なものが揃っている。最近ではつるぎのまいやはらだいこを採用した攻撃的な型も見られる。 ・ボルトチェンジを覚えるため、ねこだましを使った後は後攻ボルトチェンジで裏のポケモンにつなげるという過去作のガオガエンのような動きも可能。 |
テツノドクガ | ・とくこう種族値140+すばやさ種族値110と攻撃性能が非常に高い。とくこうは使用可能な全ポケモン中No.1。 ・ハバタクカミとの並びでアシッドボム+マジカルシャインの動きが非常に強力。 ・くさテラスタル+エナジーボールで採用することで合体後のヘイラッシャに対してもある程度強く出ることができる。 ・ただし、ウルガモスが覚える有用な補助技を覚えないため動きは読まれやすい。ヘドロばくだんを覚えなかったりと少々クセがある。 |
シャリタツ + ヘイラッシャ | ・引き続き単体性能は高いものの、イルカマンやテツノツツミなど汎用的なヘイラッシャ対策が確立されてきたことから少し評価が下がり気味。 ・こだわりスカーフ持ちのシャリタツはブーストエナジーで素早さが上昇したハバタクカミやテツノツツミに上を取られてしまうが、なんだかんだそれ以外の上を取ることはできるのでシリーズ2でもこだわりスカーフが主流となっている。 |
グレンアルマ + イエッサン♀ | ・くだけるよろいが発動してもブーストエナジーで素早さが上昇したテツノツツミやハバタクカミを抜くことはできないものの、シリーズ1に引き続き強力。 ・選出画面の時点で型の択を押し付けつつ、高速環境でトリックルームを自然と採用できるのが強力。 ・ワイドガードが使えるのも強力。 |
モロバレル | ・海外大会OCICでも優勝したイルカマン+モロバレル+テツノカイナのサイクルパーティがアーキタイプとして定着しつつある。 ・くろいきりを覚えたイルカマンと組み合わせることで、かふんだんごを絡めてほぼ無傷でヘイラッシャ+シャリタツを突破することができるのが強力。 |
イッカネズミ | ・コノヨザルとの組み合わせは引き続き対策必須ではあるが、素早さの高いポケモンが増えたことからイッカネズミ+コノヨザルの組み合わせは少し動きづらくなりそう。 ・フレンドガードがあるためコノヨザル以外との組み合わせでも活躍が見込める。 ・シリーズ1に比べると物理環境ではなくなり、ゴツゴツメット持ちの減少が予想されることからネズミざんが相対的に強くなりそう。 |
ウインディ | ・ハバタクカミの低い物理耐久を補う特性いかくが優秀。ハバタクカミの苦手なはがねタイプやモロバレルにタイプ一致で弱点がつけるのも相性◎ ・持ち物クリアチャームや特性まけんきのポケモンの増加によって、出すのをためらわれることも。 |
ソウブレイズ | ・専用技むねんのつるぎはドレインパンチ等の技と全く同じ効果を持ちながら威力は90と強めに設定されており協力。また、かげうちを覚えるためハバタクカミを上から縛ることも可能。 ・コノヨザルに比べると耐久が低く、またヘイラッシャ+シャリタツのコンボに対しては非常に弱い。 |
ドドゲザン | ・高速ポケモンが増えたことで先制技の需要が上がっており、火力の高いふいうちが強力。しんそくとは異なり、ゴーストタイプのハバタクカミにもしっかり通る点が優秀。 ・数値が高くシリーズ1から引き続き安定した活躍が見込める。特性まけんきでこごえるかぜのカウンターにも。 ・テツノカイナには弱いため、フェアリーテラスタル+テラバースト型で採用されるケースも増えている。 |
サーフゴー | ・シリーズ1に引き続き、素早さ操作からゴールドラッシュを通す動きが強力。こごえるかぜで安定して素早さ操作ができるテツノツツミとの相性が非常に良い。 ・おいかぜを使ってもブーストエナジーで素早さが上昇した最速ハバタクカミ/テツノツツミを抜くことはできないので注意。 |
さいごに
シリーズ2(レギュレーションB)環境中期のダブルバトルのキャラランクを紹介しました!
議論の様子やBランク以下のポケモンの詳細についてはぜひアーカイブをチェックしてみてください!
2月末最新版!シリーズ2ダブルバトルキャラランク考察【ポケモンSV・ダブル】