チームID: CSG6BL
はじめに
閲覧ありがとうございます。けいすけと申します。よろしくお願いします。
今回はランクバトルシーズン7にて最終9位を達成したため、構築記事を書かせて頂きました。
レギュレーションCはほぼ同じ軸で取り組み続けたため今シーズンに限らず3カ月の間の内容も含まれています。
構築経緯
使い慣れていたイッカネズミ+サーフゴーからスタートしました。
サーフゴーを使う上で最も障害になっていたのがイーユイであったため、イーユイに強く出ることが出来るディンルーを採用しました。
ここまででシャリタツ+ヘイラッシャやコノヨザルなどの能力を上げて闘うポケモンが厳しかったです。そこで、サーフゴーが動かしにくくなってしまった際の交代先にもなれるヘイラッシャを採用しました。
残り2匹はパオジアン+カイリューを採用していましたが、最終的にマスカーニャ+ムクホークとなりました。理由は後ほど説明します。
個別解説
イッカネズミ
フレンドガード | |
ゴツゴツメット | |
ゴースト | |
わんぱく | |
H181(252)-A96(4)-B126↑(4)-C×↓-D101(44)-S133(12) | |
いかりのまえば/フェイント このゆびとまれ/まもる |
HB いじっぱりカイリューのノーマルテラスタルしんそく(災いの剣込み)耐え
HD ハバタクカミのおくびょう眼鏡ムーンフォース耐え
S準速カイリュー+1
「このゆびとまれ」でサーフゴーを守りながら「ゴールドラッシュ」を押し付ける動きがこの構築のメイン戦術となっています。また、押し切れない相手にはサーフゴーを交代しつつ「いかりのまえば」を使用することで最終的にサーフゴーの圏内に入れる動きも狙うことができます。「まもる」を使いながら隣を交代させる動きも、フレンドガードを最大限に活かすことが出来るため強力です。
「フェイント」はワイドガードの解除はもちろん、こちらの攻撃を耐え調整しているであろうポケモンやきあいのタスキを所持しているポケモンにも有効に働きました。
もちものは物理アタッカー(主にカイリューやパオジアン、ウインディなど)への削りとなるゴツゴツメットを採用しました。
「このゆびとまれ」でサーフゴーを無理やり動かすべき対戦と、「いかりのまえば」を使う回数を意識すべき対戦を見極めることが使う際のポイントになります。また、技構成的にみがわり型のハバタクカミをかなり自由にしてしまうので注意が必要です。
テラスタイプはねこだましやしんそくを無効にするだけでなく、重めなテツノカイナを回復させないゴーストです。
サーフゴー
おうごんのからだ | |
こだわりメガネ | |
はがね | |
ひかえめ | |
H173(84)-A×↓-B116(4)-C202↑(244)-D112(4)-S126(172) | |
ゴールドラッシュ/サイコショック トリック/まもる |
「ゴールドラッシュ」で相手を2匹同時に倒し、後ろで詰める動きを実現できるポケモンです。はがねタイプの耐性とフレンドガードを活かして、強く動かせる盤面を目指したいです。
テツノカイナが初手に出てくることが多かったので「サイコショック」を採用しました。
「トリック」はキョジオーンやチオンジェンからたべのこしを没収するのが目的でしたが、壁コノヨザルも「トリック」で動きを制限していました。
「トリック」を使用した後に集中攻撃されることが多かったので「まもる」を採用しました。
副産物として、ラスト2匹になってしまっても隣のポケモンがシングルダメージで技を受ける回数を減らしたり、「まもる」をつかってから交換して眼鏡を警戒させなかったり、さらにはラス1パオジアンに「トリック」→「まもる」で勝てるようになりました。ヘイラッシャのあくびのターン稼ぎにも使えます。
「シャドーボール」も強力な技ですが、5月の初めごろにユキノオー+テツノツツミの対策手段としてサーフゴーが注目されたことでPJCSオンライン本戦頃にはかなり対策が進んでしまった事が苦しかったです。
テラスタイプは動けた時のリターンが大きくなるためはがねです。「わるだくみ」+「ゴールドラッシュ」の火力が1ターンで実現できます。しかし、サーフゴーにテラスタルを使用してしまうとかくとう技の通りがとても良くなってしまうため先を考えたプレイが要求されます。
ディンルー
わざわいのうつわ | |
とつげきチョッキ | |
どく | |
いじっぱり | |
H253(180)-A154↑(76)-B145-C×↓-D132(252)-S65 | |
じだんだ/しっぺがえし ヘビーボンバー/カタストロフィ |
しっぺがえしでテツノツツミ確定2発
HD 余り全て
主にハバタクカミ+イーユイの対策枠として機能しました。当初は「カタストロフィ」でなく「じわれ」を採用していましたが、上記の2匹とよくセットで採用されているギャラドスやアーマーガアに後手を取りたくなかったため「カタストロフィ」に落ち着きました。
テラスタイプのどくはシンプルに弱点を減らすだけでなく、テラスタルを使用してから交代することでどくびしを回収する動きを狙えます。毒寿司を相手する際には必須の動きとなります。
いかくとフレンドガードのおかげで打たれ強いです。
ヘイラッシャ
てんねん | |
たべのこし | |
ほのお | |
いじっぱり | |
H257(252)-A143↑(76)-B136(4)-C×↓-D105(156)-S58(20) | |
ウェーブタックル/あくび みがわり/まもる |
A ウェーブタックルでH振りウインディ確定1発
HD あまり
S ミラーや速いモロバレル意識の20振り
サーフゴーが暴れた後に後ろから投げて詰める動きを狙います。みがわりは相手のヘイラッシャやモロバレルの上から使用することで場を荒らす性能が上がります。火力もそこそこあるため「いかりのまえば」で削れた相手を倒しに行く動きも可能です。
テラスタイプはディンルーが消耗してしまった場合でもハバタクカミ+イーユイに役割が持てたり、「おにび」を無効にできるほのおです。しかしヘイラッシャにテラスタルを使用するのは緊急事態の時だけであり、優先度は低めです。
こちらもフレンドガード込みで耐久がすごいことになります(ハバタクカミの「マジカルシャイン」で「みがわり」が残る)。
マスカーニャ
しんりょく | |
きあいのタスキ | |
ゴースト | |
いじっぱり | |
H152(4)-A178↑(252)-B90-C×↓-D90-S175(252) | |
はたきおとす/トリックフラワー ふいうち/まもる |
元々はパオジアンを採用していましたが、モロバレル+ハバタクカミと並ばれてしまった際に先にモロバレルを倒さないといけない事が負け筋に繋がることが多かったです。また、みずテラスタルのコノヨザルに勝てなかったのでマスカーニャを採用しました。
攻撃性能はパオジアンに劣りますが、ぼうぎょダウンを気にしなくてよい点とスタン構築(イルカマン+ウインディ+モロバレル+ハバタクカミ)に強く出れる点が優秀でした。スタン構築は環境が進むにつれ減少傾向にありましたが、他のポケモンを採用すると合体寿司に勝てなくなってしまったのでマスカーニャを使い続けました。
テラスタイプはイッカネズミとほぼ同じ理由でゴーストです。
ムクホーク
いかく | |
こだわりスカーフ | |
ほのお | |
いじっぱり | |
H192(252)-A155↑(4)-B91(4)-C×↓-D84(28)-S148(220) | |
ブレイブバード/インファイト とんぼがえり/いのちがけ |
HD ハバタクカミのおくびょうフェアリーテラスタルムーンフォース耐え
S 最速スカーフシャリタツ+1
元々はカイリューを採用していました。しかしこの構築にカイリューにテラスタルを切る余裕はなく、その場合ハバタクカミがかなり厳しくなってしまったためムクホークを採用しました。
いかく+地面無効+「とんぼがえり」の使用感がとてもよく、サーフゴーを通せる対戦が増えました。
「いのちがけ」はミミズズやディンルーなどを強引に削りながら「ゴールドラッシュ」が使えれば強いですが、スカーフ霊獣ランドロスの「だいばくはつ」のようなもので、基本的にはその他の技で戦います。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+
「このゆびとまれ」や「いかりのまえば」でサーフゴーをサポートします。サーフゴーのとくこうが下がってしまったらヘイラッシャに交代し、あくびで盤面を整えながら裏のアタッカーで詰めます。
スタン構築、雨パ、ファイアロー入り、イッカコノヨ、バンギルガン、ほろびパ、イーユイがいない寿司にはこの選出で戦います。
対毒寿司
後発:+
毒寿司はヘイラッシャキラフロルで場を整えながらハバタクカミイーユイを押し付ける戦術と認識しているのでそれを阻害しに行きます。
ディンルーは1ターン目からテラスタルを切りどくびしの回収を狙います。終盤にハバタクカミとイーユイの相手もする必要があるので、いかにディンルーの体力を温存しつつ相手のヘイラッシャを突破するかがカギです。
合体されると非常に苦しいですが、マスカーニャとヘイラッシャが見えているためあまり合体されませんでした。
また、毒寿司以外にも言えることですがハバタクカミイーユイとディンルーが対面した時にはイーユイを放置してハバタクカミに「ヘビーボンバー」を押していました。ディンルーのテラスタルが見えていない場合ハバタクカミは動かしてもいい寄りのポケモンであり、イーユイはテラスタル、耐久振り、きあいのタスキなどで次のターンも動かれる可能性が高いです。ハバタクカミでなくテツノツツミの場合もイーユイを放置し、テツノツツミがディンルー圏内に入った状態でイッカネズミをヘイラッシャに交代していました。しかし、「ねっぷう」でやけどになってしまう恐れもあるので難しいところです。
対晴れ追い風パーティ(ヤミカラス)
後発:+
初手はハバタクカミイーユイ、ヤミカラスイーユイ、ヤミカラスイダイナキバが多いです。
イダイナキバがいない場合は普通にディンルーを押し付けますが、イダイナキバから入られた場合はイッカネズミはイダイナキバに「いかりのまえば」を使いながらディンルーはムクホークに交代します。「にほんばれ」「インファイト」でイッカネズミが狙われてもいかくによりこだいかっせいでBが上昇しているためイッカネズミが生き残ります。
「フェイント」「ブレイブバード」でイダイナキバに圧をかけながらディンルー+ヘイラッシャを通していきます。ヤミカラスを放置してアタッカーを並べさせないことと、「いわなだれ」で怯まないように日頃の行いをよくすることが大切です。
アラブルタケが入っていると少しきついです。
対晴れ追い風パーティ②(ワタッココータス)
後発:+
or
後発:+
とても厳しいためコータスの型を一点読みします。だっしゅつパックを読むなら裏からムクホークを出してコータスを帰らせつつ「ゴールドラッシュ」、とつげきチョッキの場合はムクホークを先発で出して「このゆびとまれ」と「いのちがけ」で確実にコータスを倒しに行きます。
晴れ状態でイダイナキバとハバタクカミを並べてしまわないように気をつけます。負けてもしゃーなし、勝ったら超うれしいです。
さいごに
ここまで見て頂きありがとうございました。予選第1回からほぼ同じ構築を使っていたためそちらの戦績を載せておきます。世界大会出場は叶いませんでしたが、実力を大きく超える結果を出せて良かったです。
- 予選1回目:最高1795 最終1795
- 予選2回目:最高 爆散 最終 爆散
- 予選3回目:最高1792 最終 爆散
- Victory Road(4/29開催)bo3:5-3 予選落ち
- ランクマッチシーズン5:最終2003 20位
- PJCSオンライン本戦:12-8 1543(1勝反映されず)
- PJCSオンライン本戦・追加大会:7-13 1432
- ランクマッチシーズン7:最終1979 9位
チームID: CSG6BL
パーティ作成者
けいすけ
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