チームID:R5QVRC
はじめに
皆さん、はじめまして。Mitsu(@Etsukocccc)と申します。
S24のランクマッチではレート2012を達成し、一桁に入りました。これが初めての一桁順位だったため、振り返りとして構築記事を簡単に書いてみます。未熟な点があるかもしれませんが、ご指摘いただければ幸いです。
構築経緯
9月のランクマッチでは、いわなだれこだわりハチマキヘイラッシャ、とつげきチョッキカイリュー、シャンデラを組み込んだ構築を使用し、レート2029で最終31位を達成しました。10月には一度1位に到達したものの、最終日前に突然の大崩壊を迎え、一時は5桁順位にまで落ち込みました。
爆死の原因を振り返ると、メンタル力の不足だけでなく、月末の環境変化も一因だったと考えています。特に、雨パーティやスケイルショットカイリューの台頭により、シャンデラは明らかに本来の役割を果たせなくなりました。こだわりメガネサーフゴーを採用したいと考えましたが、味方への依存度が高く、さらにスカーフシャリタツのこごえるかぜによるサポートだけでは、安定性が欠如していました。そのため、おいかぜを採用するのが最善の解決策だと判断しました。また、きあいのタスキ依存のエルフーンや耐久が低いファイアローと比較して、おいかぜやさきおくりで相手の行動順を制御でき、寿司対策とするヤミカラスが最適な選択肢だと考えました。
さらに、きあいのタスキシャリタツも採用することで、ダブル倒しを回避しつつ火力の最大化を実現しています。また、ヘイラッシャの持ち物については、鉢巻よりも柔軟性が高く、まもるを採用できるいのちのたまを選択しました。これにより、サーフゴー、ヤミカラス、シャリタツ、ヘイラッシャの4匹がチームの軸として確定しました。残りの2匹については、shulivgcさんが6月のランクマで使用していたコノヨザルとネズミざんを持つイッカネズミを採用し、チーム全体の高火力を維持する形に仕上げました。
チームを完成する上で^_^という絵文字のサブTNを使用し、ランクマ潜る最初の一週間で36勝9敗を取得して1桁になりました。しかし、上位帯での対戦が増えるにつれて負けが重なり、一時は67勝29敗まで順位を落としてしまいました。その後、9連勝して再び一桁順位に返りましたが、対戦を振り返る中でイッカネズミがゴーストテラに弱いという問題点を発見しました。その際、友人のXinyuliao(TN代后さん)に構築に関する相談を持ちかけ、彼は最初にpaperさんのステルスロックコノヨザルを推奨しましたが、最終的には二人でスケイルショットカイリューを修正案として採用することにしました。これで、チームの最終版が完成しました。
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このチームを使用してすぐに連勝を重ねることができ、それから運負けを乗り越え、11月29日には8連勝をしてレート2012に到達しました。最終日には潜れなかったものの、6位の順位を維持することができました。108勝39敗の成績もこれまでのランクマの中で一番高い勝率となりました。また、代后さんの構築もリバティノート圏内に入る結果を残しました。
個別解説
ヘイラッシャ
てんねん | |
いのちのたま | |
ゴースト | |
いじっぱり | |
H226(4)-A167↑(252)-B135-C×↓-D85-S87(252) | |
ウェーブタックル/まもる いわなだれ/じしん |
A:+3ウェーブタックルでみずテラス等半減時のH163B116サーフゴーを乱数1発(157-186ダメージ、96.3-114.1%)
+2ウェーブタックルでH207B141ドドゲザンを確定1発(208-247ダメージ、100.4-119.3%)
紛れもなくチームの魂であるヘイラッシャです。じしんといわなだれの打点が広く、いのちのたまウェーブタックルもすさまじいパワーがあり、一回コーチング受けた場合には水テラのわるだくみサーフゴーをワンパンできます。
レギュHの火力はGに至らないので耐久に特化した努力値は特に必要がありません。ゴーストテラはねこだまし、せいなるつるぎ、いのちがけなどの対策として採用します。いわなだれの命中率は問題だったけど、ひるみが逆転のきっかけとなることもあります。
シャリタツ
しれいとう | |
きあいのタスキ | |
ステラ | |
ひかえめ | |
H144(4)-A×↓-B80-C189↑(252) -D115-S134(252) | |
りゅうのはどう/りゅうせいぐん だくりゅう/まもる |
C:ステラりゅうせいぐんでH220D86あかつきガチグマを乱数1発(214-254ダメージ、97.2-115.4%)
きあいのタスキを持たせることで、火力を最大化する努力値の配分が可能になります。ステラは、いのちのたまアカツキカチグマをワンパンでき、だくりゅうもガオガエンに相当なダメージを与えます。
またりゅうのはどうは命中満点の技として安定性があります。テラバーストを採用するスペースがなかったため、鋼またはフェアリーテラスタルは不採用としました。終盤ではシャリタツのまもるが読まれやすい点は要注意ですから、あえてまもらないと意外な効果もあります。ちなみに、ラッシャを選出しにくいある場合でも、単体のシャリタツを選出するケースも考えられます。
サーフゴー
おうごんのからだ | |
こだわりメガネ | |
はがね | |
ひかえめ | |
H164(12)-A×↓-B118(20)-C202↑(244)-D112(4)-S133(228) | |
ゴールドラッシュ/パワージェム 10まんボルト/シャドーボール |
火力を担う重要なチームメンバーです。これは代后さんの努力値配分ですけど、私はシャリタツの先に動けるように努力値はH4 B4 C244 D4 S252(レンタルにはこれ)を採用しています(ラッシャミラーマッチの場合には黒い霧を押した後で10まんボルト+りゅうのはどうで相手の寿司兄弟をダブル倒せます)。
また、ゴールドラッシュ連打する場合があるからできるだけ特攻を最大化させます。この型はいのちのたま悪巧みサーフゴー、水テラチョッキアカツキとガオガエンに弱いところは要注意ですが、モロバカイリューに対しては有利です。ランクマでサーフゴーを対策するテラが多く存在しているので(例えば炎、地面テラバーストのオスイエッサン)あえて初手サーフゴーを交代して合体すれば試合を有利に進められる場合もあります。
コノヨザル
まけんき | |
オボンのみ | |
はがね | |
ようき | |
H217(252)-A136(4)-B100-C×↓-D110-S156↑(252) | |
いのちがけ/インファイト ふんどのこぶし/コーチング |
チームの元の魂として、shulivgcさんが6月の最終2位の構築を参考にしています。本人は76Aに振ることを推奨していましたが、私はいのちがけのダメージを意識して「H252」を選択しました。
過去のCTS環境では、初手でカイリューやヘイラッシャにコーチングして、いのちがけを押しましたが、現在では上位プレイヤーも多くこの戦術を把握しており、耐性がいい鋼テラスタルを押して相手のスケショを利用してふんどのこぶしを強化する動きが見られます。また、いのちがけも、カイリュー、ブリジュラス、とつげきチョッキアカツキガチグマなど、きつい相手を倒すのにも有効です。
ヤミカラス
いたずらごころ | |
しんかのきせき | |
ゴースト | |
わんぱく | |
H167(252)-A105-B100↑(228)-C×↓-D66(28)-S111 | |
くろいきり/おいかぜ さきおくり/イカサマ |
技は最適、もう一つできればちょうはつを推奨します。努力値振りは代后さんのアドバイスであり、最大攻撃カイリューのスケショ5発+しんそくを耐え、ゴーストテラは終盤でしんそくを避けて追い風を展開するためです。
サーフゴーとの相性が良いから、後発は先発より強いと考えます。
カイリュー
マルチスケイル | |
いかさまダイス | |
ノーマル | |
いじっぱり | |
H167(4)-A204↑(252)-B115-C×↓-D120-S132(252) | |
スケイルショット/まもる おいかぜ/しんそく |
A:+1スケイルショット5発でH166B150ブリジュラスを乱数1発(150-180 ダメージ、90.3-108.4%)
+1スケイルショット4発でH136B120ぺリッパーを乱数1発(132-160ダメージ、97-117.6%)
+1スケイルショット5発でH207B116ゴリランダーを乱数1発(195-230ダメージ、94.2-111.1%)
最も流行している型です。ある程度ヤミカラスの役割を果たしつつ、コーチング受けるからさらなる火力を備えます。こだわりハチマキより柔軟性が高く、とつげきチョッキよりテラへの依存度もそれほど高くありません。
スケイルショットで相手を抜いておいかぜを展開してサーフゴーの動きを確保できます。鋼より攻め寄りのノーマルテラスを選び、コーチングスケショは4発でタスキペリッパー、5発で31.3%がんじょうブリジュラスを倒せます。一番な問題点はスケショの命中率であり、ゴリラに3連当たらなくて逆転されたことがあります。
選出や立ち回り
基本選出1
後発:+
相手の選出から合体、守るゴールドラッシュあるいはダブル動きを決め、ラッシャ倒されても追い風を展開して相手を回収できるようになります。追い風のミラーマッチにもさきおくりで味方の動きを保証できます。
基本選出2
後発:+
雨を制する選出であり、ブリジュラスにいのちがけの脅威を与えるが、まずコーチングスケショでペリッパーを倒します。イダイトウに対してコノヨを交代してラッシャを出し、ウェーブタックルの反動ダメージのおかげでスケショでイダイトウを倒します。イダイトウブリジュラスの先発に対してはインファイトとスケショで撃ちます。
対トリル晴れパ
後発:+
合体しなくてもウェーブタックルは非常に強く、ダブル動きで初手相手に相当なダメージを与えます。相手がテラ押してトリル展開しても守ることができます。ラッシャ動いて守って3ターンのトリルをしのぎ、一旦倒されたらまずサーフゴーを出し、ヤミカラスを交代してシャリタツを守らせ、そしてシャリタツをサーフゴーに交代してトリルを切り抜けます。
対Carson Confer追い風(珠アカツキ、オスイエッサンオオニューラ)
後発:or+
即合体してまずファイアローを倒します。もし相手はおにび使えば追い風を展開することができません。終盤では手助けインファイトはヤミカラスを倒せないためにシャリタツ守っても構いません。相手側の正解はガエンをアカツキに交代してイエッサンがトリルを展開することです。
対ヤバソチャカイリュー雨
後発:+ ※寿司選出しなくてもいい
相手の練度によって選出が異なる構築である。練度が高くないプレイヤーは雨を先発する傾向があり、それよりカイリューとスカーフサーフゴーを先発してコノヨカイリューを制するのは賢い選択である。この場面でカイリューを守らせた後でテラをコノヨに与え、スケショを利用してコノヨを強化するのは一策です。
対Marco Silva晴れパ
後発:or+
ねむりごなは勝敗を左右するキーであり、元構築のワタッコはラッシャを抜けないから有利構築とも言えます。Marco本人とバトルした際には相手がトリルを展開する方針を使い、ラッシャサーフゴーのダブル動きでトリルが展開される前に相手の1匹を倒し、終盤でさきおくりを押して味方の動きを保証します。
対オオニューラカイリューゴリラスタン
後発:+
寿司を選出しなくても戦えると思います。相手は寿司対策としてゴリラアシレーヌ/シングルヘイラッシャの後発はよく見られ、サーフゴーはこの選出に強く対応できます。その先発は猫悪巧みに弱いですが、寿司を意識する相手はゴリラサーフゴーを先発する可能性が低いと考えます。またコノヨラッシャの先発とカイリュー/サーフゴーシャリタツの後発でも行けます。
おわりに
とつげきチョッキアカツキガチグマ、フェアリーテラウルガモス、ヒスイドレディアなどの苦手構築は今月の前半に非常に流行していたため、8日3位まで上がった後突然1勝14敗の爆死を迎えてほぼ4桁に落ちました。またシンギュラに出場してもガエンモロバとシングルヘイラッシャに負け、最終的には3勝2敗で予選を抜けませんでした。そのため、今月のランクマで他の構築を試してみます。
(12/22補充:月末の環境ではドレディアとシングルヘイラッシャは急に減少し、珠寿司はまだ行けそう)
チームID:R5QVRC
パーティ作成者
Mitsu
Zeng Chenyue/ソウ シンエツ 東京都・新宿 明大日文M2 出身地は中国 メロンソーダ大好き PJCS2024 Top8 WCS2024 Top8