HANZOさんのパーティ

【S11ダブル最終28位】カビゴンサマヨール~あついしぼうで覆われた爆弾~

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レンタルチームID: 0000 0003 R10T P4

はじめに

こんにちは。HANZO(@paisenegir)です。

ポケモン剣盾ダブルランクバトルS11でいい結果を残せたので、今回記事として残します。よろしくお願いします。

構築経緯

シーズン10の話になりますが、当初はカマスジョーとニンフィアによるダイアークビートダウン構築を使っていましたが、全く勝てず(おそらく構築もプレイングも悪かった)、10000~20000位を彷徨っていました。

それでも懲りずに対戦を重ねていたところ、ピッピカビゴンポリゴンZピッピカビゴンポリゴンZの構築とマッチングしました。

私はピッピポリゴンZの並びを警戒して選出を選びましたが、相手の初手はピッピカビゴン。そこからピッピ守る、カビゴンじばくを通されて盤面壊滅状態になり、裏から出てきたDMポリゴンZに成すすべなく敗れました。

この時の対戦が、今回の構築のヒントになってくれました。

まず、自分が負けた試合と同様にカビゴンピッピカビゴンピッピで試作しました。使用感としては、

・鋼タイプへ受けだしされるときつい
・意外と火力不足
・サマヨール相手にどうしようもない
・立ち回りが制限されすぎて窮屈

といった感じでした。特に、相手ポケモンをじばくで突破できなかった場合に数の有利を取れず、押し負けてしまいました。

ただ、初手自爆という行動は意外と読まれにくく、相手に圧力を与えていることもまた事実でした。そこで、以下の条件を満たせばもっと強くなるのではないかと考えました。

・じばくの威力をさらに上げること
・カビゴンの横のポケモンがじばくで倒れず、2ターン目以降も仕事ができること

まず、「じばくの威力をさらに上げること」に関しては「てだすけ」が回答だと思いました。

そして「カビゴンの横のポケモンがじばくで倒れず、2ターン目以降も仕事ができること」についてはゴーストタイプのポケモンを使用すれば解決できると考えました。これらの条件を持つポケモンを探していたところ、サマヨールにたどり着きました。この2体が構築の核となります。

カビゴンサマヨール

続いて残りの4体についてですが、ここまではDMエースポケモンが不在なため、シーズン11環境(シーズン9で使用率上位ポケモン使用禁止)で幅広く戦えるDMポケモンを考えました。候補としては、リザードン、アシレーヌ、ジュラルドン、サザンドラ、ポリゴンZ、ドサイドン、パッチラゴン、ラプラス、を検討していました。

この中で何回もテストし、最終的にアシレーヌ、パッチラゴン、ジュラルドンの3体に決めました。

アシレーヌパッチラゴンジュラルドン

しかしながら、いまだにこの選択でよかったのか迷う部分もあります。1シーズンの時間がもっと長ければ時間をかけて煮詰めていきたかったですね。

最後にDMしなくても強いポケモンを考えました。これはすぐに、きあいのタスキ悪ウーラオスに決まりました。アシレーヌを採用していなかった頃は水ウーラオスを使用していましたが、アシレーヌ採用後はタイプが被ること、モロバレルへの打点の安定感を考えて悪タイプのウーラオスで採用しました。

ウーラオス

構成

サマヨール

特性おみとおしサマヨール
持ち物しんかのきせき
性格おだやか
実数値(努力値)147(252)-81-174(188)-80-174(68)-45
こごえるかぜ/ナイトヘッド
サイドチェンジ/てだすけ

構築の核の1体でトリックルームなくても非常に強かったです。

てだすけで先制サポートする動きがPTのどのポケモンに対しても非常に有効でした。

耐久配分は物理方面に特化させた方がよかったかもしれないです(ハチマキ悪ウーラオスが非常に多かったため)。

基本的にはカビゴンの隣でてだすけし、じばくの火力サポートを行います。火力サポートが不要な場合、サイドチェンジでちょうはつをかわしたり、こごえるかぜナイトヘッドでS操作や削りを行います。ほぼすべての試合で選出し、広く活躍してくれました。

カビゴン

特性あついしぼうカビゴン
持ち物こだわりハチマキ
性格いじっぱり
実数値(努力値)235-178(252)-117(252)-*-131(4)-50
じばく/いわなだれ
10はんばりき/ヒートスタンプ

構築の核の2体目です。

じばくが決まって、相手のDMポケモンを倒すことができれば、一気に有利まで持っていけるため、非常に活躍しました。

今期はミミッキュ、ドラパルト、ガオガエンが不在により、非常に通りが良いということもあり、大活躍でした。基本的には初手にサマヨールと出してじばくしますが、状況によってはカビゴンにDMを切って制圧していく動きも強かったです(シーズン中盤から終盤にかけてはこの動きが多かった)。

また、後ろにカビゴンを置いて、後発打開じばくを決めるのも強かったです。特に上位帯ではサマヨールとセットで出すとじばくが読まれるため、警戒感を下げてからのじばくは通りがいい様に感じました。

その他の技について、いわなだれはリザードン、ファイアローに対して採用しました。特に先発リザードンDMはカビゴンがあついしぼうで炎半減できるため、非常に有利をとって戦えました。

10まんばりきはテラキオン意識で採用しました。テラキオンがサマヨールにちょうはつ入れてる間にダイアースで倒すムーブが取れて、意外とカビゴンでテラキオンを倒す回数が多かったです。この副産物として、サンダースやセキタンザン、マタドガスへの打点も確保できたため、非常にいい選択だったと思います。

ヒートスタンプはPT単位で重いナットレイへの打点として採用しました。

パッチラゴン

特性はりきりパッチラゴン
持ち物いのちのたま
性格ようき
実数値(努力値)166(4)-152(252)-110-*-90-139(252)
でんげきくちばし/10まんばりき
つばめがえし/まもる

DM枠1体目です。

ラプラス、アシレーヌへの圧倒的な威圧感を発揮します。ドラゴン技よりも10まんばりき、つばめがえしの方が打つ機会が多いと判断してこのような技構成にしました。

ただウインディのおにび採用率が非常に高かったこと、ゲンガーが一定数おり、こごえるかぜからのラプラスのキョダイセンリツが強くてあまり出せませんでした。

ただ、出たら圧倒的な高火力で相手を倒してくれるため、外せない1体でした。

ウーラオス(いちげきのかた)

特性ふかしのこぶしウーラオス(いちげきのかた)
持ち物きあいのタスキ
性格ようき
実数値(努力値)176(4)-182(252)-120-*-80-163(252)
あんこくきょうだ/インファイト
ふいうち/まもる

DM切らなくても強い枠として採用しました。

アシレーヌと組んでダイアークビートダウンも狙えるため、キョダイ個体ではなく通常個体で運用していました。

水ウーラオスのすいりゅうれんだよりも火力がやや高く、悪技の通りも良かったため、非常に活躍できました。

なんだかんだ環境で一番見たポケモンかもしれません(実際ほとんどのPTに入っており、ほとんどが悪ウーラオスで、その多くがハチマキを持っていた印象があります。)

ジュラルドン

特性すじがねいりジュラルドン
持ち物とつげきチョッキ
性格おくびょう
実数値(努力値)149(28)-95-135-172(252)-70-147(228)
ラスターカノン/りゅうせいぐん
かみなり/あくのはどう
調整
S:最速80族+‪2

DM枠2体目です。

すばやさを最速80族抜き調整をしているジュラルドンを抜けるように調整してみたものの、ジュラルドンミラーの試合はありませんでした。

パッチラゴンの上からダイドラグーンを打てるのは強かったですが、まもるが欲しい場面が多すぎて、DM中の3ターンをフルに活用できない試合も多かったです。

シーズン序盤はいかりのこなやサイドチェンジで縛られずに動けるDMエースとして非常に活躍したましたが、前述しやようにカビゴンにDMを切る展開が増えたこと、こちらのPTにこのゆびとまれやいかりのこなを採用したポケモンがおらずDMターンを有効に使いきれなかったことから、最終的にはほとんど出さなくなってしまいました。

配分も本当にこれで良かったのか非常に疑問であり、もっと深く考察すべきだったと反省中です。

アシレーヌ

特性げきりゅうアシレーヌ
持ち物ぼうじんゴーグル
性格ひかえめ
実数値(努力値)187(252)-84-94-195(252)-137(4)-80
ハイドロカノン/マジカルシャイン
ふぶき/まもる

DMエース3体目です。

試運転段階でモロバレルに苦戦することが多かったため、ぼうじんゴーグルとふぶきを採用しました。

この選択は非常に良かったと思っており、このおかげで勝ちを拾った試合も数試合ありました。

火力UPアイテムを持たずとも素で十分戦えたし、隣にサマヨールが残った場合、てだすけやこごえるかぜによるサポートを受けながら相手を倒し切ってくれました。

ただ、こごえるかぜで抜ける範囲をもう少し広げてもよかったかもしれません。

選出と立ち回り

基本選出

先発:カビゴン+‪サマヨール
後発:ウーラオス+‪アシレーヌorパッチラゴンorジュラルドン

サマヨールで持ち物確認し、初手カビゴンでじばくして相手を2体倒してからスタート。

後発のポケモンでDM切って押し切る。

VSリザードンリザードン

先発:カビゴンサマヨール
後発:ウーラオスアシレーヌ

相手の持ち物を確認してカビゴンでDMし、ダイロックでリザードンを倒す。

VSガッツリ雨パ

先発:カビゴンサマヨール
後発:ウーラオスアシレーヌorジュラルドン

カビゴンでDM切ってダイアタック、サマヨールでこごえるかぜを選択し、相手の素早さを削いでいく。なるべく早く雨始動ポケモンを倒す。

さいごに

ダブルバトルを本格的にはじめて7か月程度経ちましたが、特殊な環境とはいえ、目標としていた最終2桁、レート1900超えを達成、さらに最終30位以内に入ることができ、素直に嬉しいです。

来期からは冠の雪原環境ということで、USUM以前をプレイしていない私にとっては勉強することが多そうなシーズンになりそうです。

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パーティ作成者

HANZO

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最後に宣伝ですが、Youtubeにて不定期でダブルバトルの放送を行っています。

よかったら気軽に遊びにきてください。ご質問・ご意見はtwitter @paisenegirまでお願いいたします。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。

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