【S11ダブル最終13位】ピンクのエルフが叫ぶ時~厨ポケ出禁ver.~

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はじめに

皆様こんにちは。(自称)最強のニンフィアマスター、うさぎ(@Pink_Usagi_0709)です。前回から非常に短いスパンでの寄稿になります。

ランクバトルは定期的にルールが変わりますが、旧ルールで結果を出した構築を、新ルールにどの様に応用するか、という観点での連続寄稿になります。この構築記事が冠環境でどの程度参考になるか不明であり、ニンフィアをただただ愛しているという話は、もうおなか一杯かもしれませんが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

構築の経緯

シーズン4からシーズン7まで、全く同じ構築を使って4期連続でダブルバトル最終30位以内にランクインした僕は、鎧環境に全く適応出来ずに、あがいていました。
その結果、シーズン8は最終4桁、シーズン9は何とか最終3桁と、結果を出せずにいました。個人的に嫌いなトリパを試したり、思いついたギミックを試したり、試行錯誤しましたが全くダメでした。

そんな中、INC Feb.最終2位、PJNOベスト8などの実績を持つたなかさん(@tanaka_pokemon)から「ガルーラ」を勧められたことを契機に、非常に強い構築(バタフリー+ガルーラ軸)が出来上がり、公式大会「Global Challenge 2020 Autumn」にて好成績を収められました。

ようやく結果を出せた僕は気分を良くし「バタフリー+ガルーラ軸」を新ルール(厨ポケ達が出入り禁止のルール)でも使い始めました。ギャラドスが出入り禁止になってしまったので、代わりに採用率の高いアシレーヌを採用しました。水技とフェアリー技の通りは良く、アシレーヌと命の珠の相性も良かったので、きっと強いだろうと思っていました。しかし、瞬間でも2桁に到達出来ず、何か問題があるのではないかと考え始めました。

負け試合を分析しましたが、多くの試合に共通したのは、以下5点でした。

1.ガルーラよりもすばやい猫騙し持ちポケモン(マニューラ、ライチュウ等マニューラライチュウ)が急増し、「バタフリー+ガルーラ」のコンボが使いにくくなった
2.パッチラゴンパッチラゴンが急増し、ダイマックスエースであるアシレーヌの上を取られると一撃で倒されてしまう
3.相手のダイジェットにてすばやさで上を取られ、試合の後半で巻き返される
4.アシレーヌのダイフェアリーと、バタフリーの眠り粉相性が絶望的に悪い
5.ナットレイが非常に重いナットレイ

要するに、この構築で勝てないのは「ダイジェットも使えず素早さ操作が出来ない、素のすばやさも低い、ダイフェアリーが重要な攻撃技である、ナットレイに打点無しの、アシレーヌが機能していない」というシンプルな結論になりました。そこで、まずはアシレーヌの代替になるポケモンを検討することにしました。

ダイジェットが使え、素のすばやさが高く、通りの良い技を打て、命の珠との相性が良いダイマックスポケモンを、ポケモン図鑑をめくりながら探したところ、すぐに見つかりました。「インテレオン」です。インテレオン

インテレオンは、第8世代の御三家(ゴリランダー、エースバーン)と比較すると夢特性がいまひとつで、今までスルーしていましたが、先に挙げた2~4の構築の欠点を解決出来る上、1に関してもバタフリーの技を変更することで解決可能と考えました。

ライチュウやマニューラ等、ガルーラよりもすばやい猫騙し使いが出た場合、バタフリーは1ターン目に守る選択しながらインテレオンダイジェットですばやさを1段階上げることで、相手の猫騙しをかわしつつ、高速の眠り粉使いに変身します。

後はナットレイを対策すれば良く、かつダイマックス候補がインテレオンだけというのは相手に選出時点での圧力をかけられないので、ダイジェットが使える炎ポケモンのリザードンを、ファイアローの代わりに採用することにしました。リザードン

この時点で構築の欠陥が解消され、安定して勝てる様になり、最終的にランクバトルで自己最高の最終13位で終えることが出来ました。

ニンフィアバタフリーガルーラウオノラゴンインテレオンリザードン

構成

ニンフィア

特性 フェアリースキン ニンフィアの画像
持ち物 こだわりメガネ
性格 ひかえめ
実数値(努力値) 171(4)-76-85-178(252)-150-112(252)
ハイパーボイス/はかいこうせん
マジカルフレイム/でんこうせっか

すばやさは追い風下で大半の相手を抜くために準速。火力は最大にするため、努力値はとくこうに252振って、性格も上方補正しています。

高いとくこう種族値、努力値全振り、性格の上方補正、特性フェアリースキン、こだわりメガネの効果から、全体技にも関わらず、超火力が叩き出せます。

技は、多くの場合ハイパーボイスを連打することになりますが、多少の犠牲があってもどうしても一撃で倒したいポケモンがいる場合は破壊光線を打つこともあります。マジカルフレイム、電光石火は稀に役立つことがありますが、殆ど打つことはありません。

(自称)最強のニンフィアマスターとして、ペット枠として入っているだけの様にも見えますが、高威力で通りの良い全体技が使えること、バタフリー・ガルーラが苦手とする水ウーラオスを牽制できること、トップメタであるパッチラゴンへの強力な打点があること等、重要な役割も担っています。

バタフリー

特性 ふくがん バタフリー
持ち物 きあいのタスキ
性格 おくびょう
実数値(努力値) 136(4)-*-70-142(252)-100-134(252)
ぼうふう/ねむりごな
おいかぜ/まもる

眠り粉よりも、追い風を優先して使用します。先述の通り、バタフリーを見ると相手は睡眠対策で頭が一杯になって、初手守る、草タイプへの交代等の行動を取ってくることが多く、その隙に追い風を発動させます。追い風が発動した次のターンは、相手は守るも交代も出来ず、安心して上から眠り粉を打つことが可能になります。これが成功すれば、ガルーラの超火力の「とっておき」と併せて、Easy Winとなることが多いです。

挑発されることも多いですが、挑発されても、威力が高く追加効果も優秀な暴風は非常に有効で、挑発後も腐りにくいのが特長です。トップメタのモロバレルへの強烈な打点にもなります。

どうしても厳しい相手に対しては、「キョダイコワク」を打つことで、運勝ちすることも狙えることは魅力でしたが、以前の構築から「花粉団子」を切って、代わりに「守る」を採用し、相手の猫騙し対策としました。

ガルーラ

特性 きもったま ガルーラ
持ち物 シルクのスカーフ
性格 いじっぱり
実数値(努力値) 180-161(252)-100-*-101(4)-142(252)
ねこだまし/とっておき

技は「猫騙し」「とっておき」の2つだけで、猫騙しを打った後に、とっておきを連発します。

この型のガルーラのとっておきの火力は、161(こうげき)×140(技の威力)×1.5(タイプ一致)×1.2(シルクのスカーフの効果)=40,572と、追加効果こそありませんが、ノーリスクで超火力を叩き出せます。物理耐久が中未満の非ダイマックスポケモンは、とっておき一撃で倒すことも可能です。

更に、このガルーラの強さは特性「きもったま」にもあります。環境に跋扈する威嚇持ちポケモンをシャットアウト、ヤミラミやサマヨール等、本来はノーマルタイプが効かないゴーストタイプにも猫騙しや、とっておきが直撃し、相手の勝ち筋を根本から崩すことが可能になります(ゲンガーの特性「呪われボディ」には注意が必要です)。

後述しますが、条件さえ揃えば、バタフリーと組み合わさった時のガルーラの強さは凄まじく、殆どの試合でEasy Win可能です。

ウオノラゴン

特性 がんじょうあご ウオノラゴン
持ち物 こだわりスカーフ
性格 ようき
実数値(努力値) 166(4)-156(252)-120-*-100-139(252)
エラがみ/こおりのキバ
かみくだく/いわなだれ

以前は最速にしてこだわりスカーフを持たせても最速ドラパルトは抜けないため、準速にしてその分火力を上げていましたが、ドラパルトが出禁となり、その代わりにファイアローがトップメタに躍り出てきましたので、最速ファイアローを抜ける様に性格は「陽気」にして、最速ウオノラゴンとしました。

こだわりスカーフを持たせることで、追い風が発動していない状況でも高速で超火力を打てるアタッカーです。技は基本的にはエラがみ一択で、水技であるエラがみは通りも良く、多くのポケモンに大ダメージを与えることが出来ます。

エラがみ以外の技はあまり使うことはありませんが、エラがみがどうしても通らない時(例:トリトドン、特性「貯水」のポケモン)のための時に備えて氷のキバ噛み砕く、27%の確率で相手を怯ませトリックルームの発動を阻止するための岩雪崩を入れています。

非ダイマックスポケモンは、水技が半減以下、天候が晴れ、ウオノラゴンが火傷状態等でない限り、基本的にはエラがみ一撃で倒せますし、インテレオンのダイストリーム発動後に天候が雨になった状態では、耐久が低めのダイマックスポケモンすら一撃で倒せることがあります。

インテレオン

特性 げきりゅう
持ち物 いのちのたま
性格 おくびょう
実数値(努力値) 146(4)-*-85-177(252)-85-189(252)
ハイドロカノン/エアスラッシュ
ふぶき/マッドショット

持ち物はいのちのたまで、火力を最大化しています。
基本的にはインテレオンでダイマックスを切るので、あらゆるポケモンに対応できる様に、水、飛行、氷、地面の技を持たせています。

最速にして大半のダイマックスアタッカーの上を取り、ハイドロカノンベースのダイストリームで大ダメージを与え、ダイジェットですばやさの操作もしていきます。基本的にはこの2つを中心に打ち、ダイマックスが切れた後に雨下で超火力のハイドロカノンを打って役割を終えるのが理想です。

リザードン

特性 もうか キョダイマックスリザードン
持ち物 もくたん
性格 おくびょう
実数値(努力値) 154(4)-*-98-161(252)-105-167(252)
ブラストバーン/ぼうふう
ねっさのだいち/まもる

ナットレイがどうしても厳しい場合、インテレオンの代わりにリザードンを選出します。

ダイバーンで晴れにするとウオノラゴンが活躍出来なくなり、かつキョダイゴクエンは非常に強力な技なので、キョダイマックス個体を採用しています。自分で晴れにすることはないので、特性はもうかです。持ち物は命の珠が良かったのですが、インテレオンに渡したので「もくたん」を採用しました。

ナットレイへの圧力と、キョダイゴクエンでの相手のHP削り、ダイジェットでのすばやさ操作が主な役割ですが、インテレオンよりも選出率はずっと低いです。

基本選出

基本パターン1

先発:バタフリーガルーラ

後発:インテレオン+ニンフィアorウオノラゴン

基本的にはこの選出です。相手がトリパでなければガルーラの猫騙しで相手を止めつつ、バタフリーで追い風を展開する。

相手がトリパならガルーラの猫騙しでトリル要員を止めつつ、バタフリーで眠り粉を打ちます。

これだけで多くの場合、一方的に相手を崩壊させることが可能で、倒しきれなかった相手のポケモンは後発の超火力ポケモン達で安全に倒すことが可能になります。

基本パターン2

先発:バタフリーインテレオン

後発:ニンフィアウオノラゴンガルーラ

バタフリー & ガルーラでは厳しい場合(例:相手にガルーラよりもすばやい猫騙しポケモンがいる)はこの選出です。

バタフリーの初手は守るで、インテレオンのダイジェットですばやさを上げ、上から眠り粉を打ちまくってアドバンテージを取って倒すことを狙います。

環境にはマニューラやライチュウが多く、この選出もとても強かったです。

基本パターン3

先発:バタフリーガルーラ

後発;リザードン+ニンフィアorウオノラゴン

相手にナットレイがいて、どうしてもナットレイをリザードンなしで処理出来そうにない場合はこの選出です。単なるナットレイ対策だけでなく、タイプ一致のダイジェットが他のポケモンとも好シナジーを生み出し、この選出もなかなか強いです。

最後に

鎧環境でようやく見出した構築を、厨ポケ出禁環境にも応用することで、久し振りにランクバトルで最終30位以内に入ることが出来ました。大好きなニンフィアも1年近く使い続けていることになります。

現在は冠環境へと移行し、カプ・レヒレがトップメタとなり、カプ・コケコやカプ・テテフの採用率も高いので、猫騙しや眠り粉を妨害するフィールドが頻繁に発生しています。そのため「バタフリー&ガルーラ」を軸とした構築は通用しにくいと思います。

そのため、この構築記事にどの程度需要があるか分かりませんし、新しい環境で直接的に参考になることは少ないとは思います。しかしながら、現環境をどの様に分析して戦略を策定し、それを実行するか、間接的に参考になる部分があればと考えて、この記事を寄稿させて頂きました。

冠環境でも、結果を出せた暁には、また構築記事を寄稿させて頂ければと考えています。
長文になりましたが、僕の拙い構築記事を読んで頂きありがとうございました。

レンタルチームID:0000 0008 0Y2C D2

パーティ作成者

うさぎ

うさぎさんのプロフィール

ツイッター

自称最強のニンフィアマスター。ポケモンはダブル専門。久留米大附設中高、東大を卒業後、任天堂に新卒入社し、今は外資系製薬会社のIT部門に勤務。S4最終23位、S5最終23位、S6最終22位、S7最終16位、S11最終13位、PJNO Day1、Global Challenge 2020 Autumn最終15位

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