レンタルチームID: 0000 0008 2YXB VK
はじめに
レモネード(@remone_do)と申します。今回の構築テーマとして、
②ウオノラゴンをとにかく活躍させたい
③絶対零度アローラキュウコンが非常に強力な技と認知してもらいたい
の3点をテーマとしました。
今回のパーティにおいて、前回の自分の構築に比べればかなり上級者向けになる。選出を間違えただけで勝ち星を拾えないこともしばしば・・・。
しかし不思議なことに、このバランスの悪い偏りのパーティを使い込んでいれば相手の4匹の選出がわかるようになってくる(見えないはずの相手の選出が見えてくるようになるはず?)。
新環境になってからパーティ構成が難しく、とにかく対戦回数をこなしてこなしてとにかく対戦数に拘り、やっとのやっとで完成したパーティの1つである。
成績
シーズン13ダブルバトル最終21位 レート1989
構築経緯
以前まではフシギバナ・コータス・ポリゴン2+@などの晴れスイッチトリパなどが多かったイメージ。これだけをメタるのであれば、ウオノラゴン・アローラキュウコン・フロストロトムの3匹でおおよそ対処可能。
②トリックルーム下コータスには先制の爪ウオノラゴンのエラがみ(晴れていても先制でエラがみ打てれば8割~9割のダメージ)
③ポリゴン2対策のアローラキュウコン(ダウンロードの対策になるのと、絶対零度を最低3回打てる隙がある)
残りの3匹はまあまあ数が多い、カプレヒレ対策のカミツルギ、メタグロス対策の一撃ウーラオス(カミツルギ・ウーラオスでブリザポスへの対策にもなっている)あと一体はかなり悩まされたが、ウーラオス(一撃・連撃の両方)に強いエルフーン(挑発や追い風のサポートも可能)を採用。
構築において私の場合、氷タイプ2体を除いた4体を重視している。今回でいうとウオノラゴン・ウーラオス・カミツルギ・エルフーンの4体である。
もちろん相手によってはこの4体の選出で戦うこともある。個人的にウオノラゴン・ウーラオス・カミツルギの3体の相性補完は完ぺきであると思っている。私はこの3体を”強力な並び”と呼んでいる。下記にて個別に詳しく記載。
構成
フロストロトム
ふゆう | |
とつげきチョッキ | |
ひかえめ | |
157(252)-*-127-172(252)-127-107(4) | |
ほうでん/あくのはどう ふぶき/10まんボルト |
HCベース
同じロトムとの違いとしては、フロストロトムだけ、麻痺・氷状態にならないという事。
今回のパーティにおきまして7割~8割がフロストロトムがダイマックスする前提の為、相手からの状態異常を避けたい(ヒートロトムは火傷、カットロトムは粉系を受けないがそれよりも重要)。
ポケモンを経験していたらわかる事であるが、電気と氷の相性補完はかなり良い上に、電気と氷技がどちらも1.5倍は強力。また特性により弱点である地面タイプも無効化(ここがパッチルドンとの差別化になる)。フロストロトムは相手の電気(例レジエレキ)・水(例スイクン・カプレヒレ等)・草(例フシギバナ・ゴリランダー・モロバレル等)に非常に強い為、上位のポケモンに刺さっていることが判明。フロストロトムの苦手な相手はウオノラゴンで対応可能。
あと最近多くなったサイドチェンジ(最近ではメタグロスが覚えていることも・・・)に悩まされないよう吹雪・放電といった範囲攻撃(追加効果期待できる)がとても強い。
※範囲で打てる且つ追加効果があるのはフロストロトムだけ。
今回のパーティは放電で味方巻き込んでも大丈夫なようにカミツルギとエルフーンといった電気半減が2匹いるおかげで積極的に打つことができる。このフロストロトムには耐久と火力を出したいのでHCに努力値252振り。Sに余った努力値4を振っているのは、放電麻痺もしくは追い風時に最速ドラパルトが抜ける為。
ウオノラゴン
がんじょうあご | |
せんせいのツメ | |
いじっぱり | |
197(252)-154(236)-120-*-100-98(20) | |
サイコファング/エラがみ まもる/いわなだれ |
HAベース
【とにかく上からエラがみでごり押し】
一般的に最近では、砂かきの陽気ASベースウオノラゴン(天気が砂状態で丁度最速レジエレキが抜ける)が多くなったという事らしいが、私のは以前と変わらない個体を採用。
なぜなら、砂かきウオノラゴンより、頑丈顎先制の爪ウオノラゴンの方が圧倒的に火力が高く、耐久力も高く、相手の砂かきウオノラゴンよりも速い。
相手の追い風、トリックルーム、電磁波、凍える風やエレキネットを6回受けたとしても先制で攻撃可能。特性砂かきは砂状態でないと意味がないが、先制の爪は天候など関係ない。マックス鉱石200個でやっと手に入る特性バッチを使う必要がない(勿体ないので他に使いましょう)。
これ以外にもたくさんのメリットがあるにも関わらず、砂かきを採用する理由がわからない。またフロストロトム・アローラキュウコン・カミツルギ・エルフーンと4体炎弱点をパーティに入れる事により、相手の炎タイプ(ヒードランやコータス等)を選出誘導する事ができる。
※このパーティで炎タイプを出さない人はまれにしかいない。
このパーティの主役といっても過言ではない。前回の記事と同様の努力値配分と技構成。これがもう結論であると思っている。
ウーラオス(いちげきのかた)
ふかしのこぶし | |
いのちのたま | |
いじっぱり | |
175-200(252)-120-*-112(252)-118(4) | |
ふいうち/インファイト まもる/あんこくきょうだ |
ADベース
【一撃必殺絶対零度パーティにちなんで一撃ウーラオスを採用】
このパーティで重い、相手のヒードラン・メタグロス・サマヨール・ポリゴン2対策の為に採用。
相手の初手が、ガオガエン+サマヨールorポリゴン2の猫騙し+トリックルームである際8割~9割がウーラオスに猫騙しが飛んでくる為、キョダイマックスする事によりそれを無効化してトリックルームを封じる事が可能である。
ウーラオスといえば、陽気ASベースといった型が多いイメージがあるが、今回私の構築にはADベース型を採用。
ウーラオスはウーラオスミラーがきつい為、Sを落としたくないと思うが、このパーティにはエルフーン・アローラキュウコン・カミツルギの3体で対処可能で、逆にトリックルーム下であればこちらのウーラオスやウオノラゴン(持ち物(爪)で上からでも下からでも可)が相手のウーラオスを対処可能となる。
相手がガチのトリパであればほぼ選出している。結構お勧めの型といえるだろう。
カミツルギ
ビーストブースト | |
ピントレンズ | |
ようき | |
135(4)-232(244)-152(4)-*-52(4)-177(252) | |
スマートホーン/まもる せいなるつるぎ/リーフブレード |
ASベース
【急所でごり押し】
苦手なカプレヒレやウツロイド、少しずつ増えつつあるモロバレルに強いというだけで採用。特にこのパーティはフェアリーや毒が苦手な為、カミツルギを採用せざるをえない。
持ち物でピントレンズを採用しているのは威嚇をもらっても高火力が出せる事と、特にそれ以外の持ち物が無かった為である。
特にリーフブレードとの相性バッチリで結構急所に入るのでますますポケモンが楽しくなる。
※この記事であまり他プレイヤーの名を出すのはよくないと思ったが、アン〇ュイさんという方は2017の世界大会でピントレンズハサミギロチンカミツルギを採用していたとわかってから彼とは今でもとても仲良く活動している(同時にマジでやばい人と認識した)。
相手のカミツルギ・アローラキュウコンに同側対決で勝ちたいため最速で採用。
エルフーン
いたずらごころ | |
せいれいプレート | |
おくびょう | |
136(4)-*-105-129(252)-95-184(252) | |
まもる/ムーンフォース おいかぜ/ちょうはつ |
CSベース
【地味なサポート役】
あまりエルフーンを採用したくはなかった。主に採用される理由がサポート型という事であり、自分のプライドに反する為である。
はっきり言ってムーンフォースと守る以外なんでもいいと思ったが、相手よりも早くなる追い風とトリックルーム阻止の為の挑発。あまりこのポケモンの使い方がわかっていないのか、挑発は殆ど打たず、追い風も積極的には使わなかった(一番選出しなかったような・・・)。
この枠は化身トルネロスと迷ったが、レジエレキやライコウ意識でエルフーンを採用。
今回のこのルールにおいてフェアリー技がそこそこ良いと思っている為、エルフーンのムーンフォースは普通に強い。このエルフーンこそ本当に持ち物が浮かばなかった為、更にムーンフォース強化の精霊プレート。以上。
アローラキュウコン
ゆきふらし | |
きあいのタスキ | |
おくびょう | |
149(4)-*-95-133(252)-120-177(252) | |
ぜったいれいど/まもる ムーンフォース/ふぶき |
CSベース
【最強の高火力エースアタッカー】
進化の軌跡持ち等といった耐久の高いサマヨール・ポリゴン2相手でも一撃で倒せる絶対零度。
ガオガエンやヒードラン、コータスだって一撃で倒せる。絶対に当てて欲しい絶対零度、絶対零度、一撃必殺。同じ個体(技構成、努力値全て同じ)を何体も育てた中で一番良いキュウコンを採用(同じ個体でも何故か当てる数は異なるような気がする)。
対戦相手側からとしては「なんだよ(# ゚Д゚)運ゲーしやがって、そんなんで勝ってうれしいのか?」っと思う人は多くいるかもしれないが、”こちらがわも7割外れるというリスクを負っている事を忘れないで欲しい”。
正直絶対零度が外れたら何もしていないことになる為、かなり勝敗を分ける事になるのである。どうかご理解頂きたい。このレンタルパーティを使用する方へ”決して負い目を感じず、誇りをもってバシバシ当てて欲しい”。
前回までは拘りスカーフにて採用していたが、確実に2回打てるようにと、絶対零度と他の技の使い分けできるよう気合の襷。
※絶対零度を気にしてか、猫騙しがよくキュウコンに飛んでくるため、守るもよく選択せざるをえない・・・。
ガラルサンダー・ガラルファイヤー・ウーラオスに強いアタッカーアローラキュウコンは今後増えるであろう・・・。
選出と立ち回り
対ガチトリックルームパーティ
後発:+
後発:+
後発:+
とにかく先発でトリックルームを阻止。その方法はさまざま。
対追い風軸パーティ
後発:+
後発:+
追い風要員である自分のエルフーンを後ろに置く事で、相手の追い風が切れた後にこちらが追い風する(この戦術は自分らしくないが・・・)。
対無天候スタン
後発:の中から2体
後発は上記3体の中から2体を選出。とにかく霰降らして後発2体でとどめを刺す(この戦術が一番自分らしい)。
【天候パ】
後発:+@1
後発:+@1
後ろにアローラキュウコンおいて天候を変えよう。
さいごに
今回はフロストロトムがメインの構築となったが、今後はグレイシアやレジアイスの構築も記述したいなと・・・。
ブリザポスは特殊型でもいけるのであれば採用する理由になるが、おそらくそうはならないでしょう。
構築誰も相談に乗ってくれなかった寂しい自分及び、実はマックス鉱石欲しいのに手に入れられないから砂かきウオノラゴンを採用しない言い訳をする自分に感謝。
レンタルチームID: 0000 0008 2YXB VK
パーティ作成者
レモネード
チームこちらがわ代表 TNベイロープ ポケモン①PWCS2019世界大会出場 ②PJCS2013③PJCS2018④PJCS2019⑤PJCS2020過去4回日本代表決定戦出場