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実績

S4~S7ダブル 4シーズン連続最終30位以内

PJNO DAY1最終38位

はじめに

皆様、はじめまして。うさぎ(@Pink_Usagi_0709)です。1987年兎年生まれなので、メインロムのTNは「うさぎ」、サブロムのTNは「ぴょん」です。どうぞよろしくお願い致します。

僕は初代からずっと現役でポケモンをプレイし続けており、最近になって本気でダブルバトルを始めました。やるからには絶対に勝ちたいと試行錯誤を重ねた結果、納得の行く構築が出来上がり、少しずつ勝てる様になりました。直近の成績は以下の通りです。

シーズン4 最終23位(レート2022)
シーズン5 最終23位(レート2008)
シーズン6 最終22位(レート2010)
シーズン7 最終16位(レート1964)
PJNO DAY1 最終38位(7戦中4勝3敗)

シーズン4から4期連続で最終30位以内にランクインし、PJNO本選にも参加することが出来ました。

リバティノートで成績を取り上げて頂く機会もあり、またシーズン4から一貫して同じパーティを使用しているためか、様々な方から「このパーティでどうやって勝つのかを知りたい」という声を頂戴しました。

構築記事を書く機会自体はシーズン4終了後からあったのですが、このパーティを越える構築がなかなか自分の中で完成せず、ネタバレを恐れてずっと今まで秘密にしていました。しかし、2020年7月からはDLCの新ポケモンが使用可能になることで環境が大きく変わるため、そろそろ新しいパーティに切り替えるタイミングだと判断しましたので、今回構築記事を公開させて頂くことにしました。

長くなりますが、僕が何を考えて、なぜ今のパーティに到ったのか、紹介させて頂ければと思います。

ポケモン第8世代・ダブルバトル概論

ダブルバトルで構築を組む際に考慮するべき要素は沢山あるのですが、その中でも特に重要性が高いのは、

I. すばやさの操作
II. ダイマックスポケモンと非ダイマックスポケモンの役割の設定
Ⅲ. 採用率の高いポケモン・コンボへの対策

これら3点と考えています。

I. すばやさの操作

現環境において、すばやさの操作は、

・「追い風」の使用
・「トリックルーム」の使用
・「ダイジェット」の使用
・その他のギミック(例:特性「軽業」の発動、「凍える風」の使用)

これらが主な要素になると考えています。

初代からそうですが、相手よりも先に動くことは、よほど耐久力の高いポケモンでない限り、非常に重要です。自分のポケモンがいかにして相手のポケモンよりも先に動くためにすばやさを操作するか、自分のパーティのすばやさ操作を阻害するとしたらそれは何か(例:「追い風」を発動するポケモンに対する「猫だまし」)、それをどうやって防ぐかを、可能な限り考えて対策していく必要があります。

II. ダイマックスポケモンと非ダイマックスポケモンの役割の設定

ダイマックスポケモンの役割

第8世代からの新要素「ダイマックス」ですが、基本的にどんなポケモンでもダイマックスすれば強くなります。ただし、ダイマックスすることですごく強くなるポケモンと、それなりに強くなるポケモンに分かれますので、「ダイマックスすることですごく強くなるポケモン」をダイマックスの軸にするべきです。

さて、「ダイマックスすることですごく強くなるポケモン」とは何でしょうか。この問いに対する僕の答えはシンプルです。

1. 火力が非常に高いこと
2. ダイマックス技の追加効果が優秀であること
3. 非ダイマックスの状態では中途半端な耐久が補えること

これら3点に集約されます。ダイマックスしたポケモンは「火力の高い技が打てる様になり」「追加効果が発動し」「耐久力が2倍になる」というのを単に言い換えただけですが、ダイマックスの利点を活用する上での本質だと考えています。

非ダイマックスポケモンの役割

「非ダイマックスポケモンは、ダイマックスしないポケモン」ということになりますが、僕は「非ダイマックスポケモンは(ダイマックスポケモンの下位互換ではなく)、ダイマックスポケモンに出来ないことが出来るポケモン」と考えています。具体的には、

1. サポートが出来る(例:エルフーンエルフーン、オーロンゲオーロンゲのアイコン
2. 非ダイマックス時限定の超火力が出せる(例:ウオノラゴンウオノラゴン、ガラルヒヒダルマガラルヒヒダルマ
3. 強力な全体技が打てる(例:ニンフィアのハイパーボイスニンフィアの画像、ストリンダーのオーバードライブストリンダーハイストリンダーロー
4. パーティの弱点の穴埋めが出来る(例:水タイプに弱いパーティのトリトドントリトドンのアイコン

これら4点に集約されます。逆に言えば、これら4点のうち1点以上を満たせないポケモンは、パーティへの採用価値は低いと考えています。

III. 採用率の高いポケモン・コンボへの対策

「バンギラス&ドリュウズ」「エルフーン&エースバーン」「ドラパルト&トゲキッス」の様なメジャーなポケモン・コンボに対してどの様に対抗するか、という観点は当然ながら非常に重要です。

例えば「バンギラス&ドリュウズ」、通称「バンドリ」は体感的に約2割のパーティに組み込まれていますが、仮にバンドリに無対策だと、2割の試合は確実に負けるということになります。100%隙のない構築を作るのは不可能ですが、可能な限り隙を見せてはいけません。

一度構築が出来上がったら、メジャーなポケモン(個人的には、採用率が30位以内に入るポケモン)と、メジャーなコンボ(様々なサイトで紹介されていると思います)への対策がある程度出来ているかを確認すると良いと思います。

前置きが長くなりましたが、この様な前提を踏まえ、僕がいかにして現在のパーティを組んだかを説明させて頂ければと思います。

構築経緯

先に長々と構築の前提を書きましたが、僕にとってポケモンの主目的は、勝つことだけではなく楽しむことでもあるので、単に強いだけでなく、自分の好きなポケモンを使って勝ちたいと考えました。だって、その方が楽しいじゃないですか。

僕の大好きなポケモンは「ポッチャマ」と「ニンフィア」です。この2匹が僕の中での大好きポケモンツートップです。ポッチャマは第8世代ではまだ使用できませんし、使用出来たとしても流石に弱過ぎるので、今回はニンフィアを使いたいと考えました。

ニンフィアの画像

ニンフィアは先に記載した、非ダイマックスポケモンの役割である「非ダイマックス時限定の超火力が出せる」「強力な全体技を打てる」を果たせます。しかし、鈍足(すばやさ種族値60)であり、物理耐久が低い(ぼうぎょ種族値65)ため、せっかくのハイパーボイスを当てる前に、素早い物理アタッカーに倒されてしまうことが懸念されました。ニンフィアは高いポテンシャルを持った、とてもかわいいポケモンですが、ドラパルト等の様に、他のポケモンのサポート無しでも活躍しやすいポケモンではありません。

そこで「追い風」と「ダイジェット」の両方でサポートしてニンフィアのすばやさを上げ、ハイパーボイスだけでは倒しきれないポケモンはニンフィアよりも速い他のポケモンに倒してもらうか、HPを削ってもらうかして、ニンフィアが最大限活躍可能な場を作りたいと思いました。

追い風役は、特性「いたずらごころ」持ちで、素のすばやさも高いエルフーンが適任と考えました。

エルフーン

ダイジェット役は、先に記載した「火力が非常に高いこと」「ダイマックス技の追加効果が優秀であること」「非ダイマックスの状態では中途半端な耐久が補えること」が全て満たせるギャラドスが適任と考えました。

ギャラドス

また、こだわりスカーフを持たせることで非常に素早くなり、超火力も出せ、技の通りも良いウオノラゴンも、ニンフィアよりも先に動いてニンフィアを守る上で優秀であり、ギャラドスの「ダイストリーム」後の雨状態とも相性が良いため、採用することにしました。

ウオノラゴン

この時点で4体が決定しました。この4体が選出可能なパーティだと勝率が非常に高いのですが、この4体では対策が難しい要素・ポケモンが浮かび上がりました。

「猫だまし」対策
⇒こちらには「猫だまし」を無効化するゴーストタイプはいない。「精神力」等の特性を持つポケモンもいない。

「トリックルーム」対策
⇒エルフーンとギャラドスの「挑発」だけでは対策が不十分。相手は「猫だまし」「このゆびとまれ」等でトリックルーム発動のサポートをしてくることが大半。

電気ポケモン対策
⇒ダイマックスポケモンのギャラドスが、相手の電気技1撃で倒されるのは可能な限り避けたい。

ジュラルドン対策
⇒ダイマックスしてくることが多く、ジュラルドンへ有効な打点はニンフィアの特殊技のみで、そのニンフィアもダイスチルで簡単に倒される。ギャラドスへのダイサンダーも痛い。

ラプラス対策
⇒ダイマックスしてくることが多く、持ち物が弱点保険であることも多く、ギャラドスのダイソウゲンを打ちにくい。フリーズドライがギャラドス、ウオノラゴンの双方に痛い。

ナットレイ・アイアント対策
⇒ギャラドスのダイジェットで等倍は取れるが、それだけだと非常に厳しいことが多い。炎技での対策が必須に近い。

エルフーン、ニンフィア、ギャラドス、ウオノラゴンを除いた残り2枠で、これらの対策を講じる必要があると考えました。ポケモン図鑑をめくりながら考察を進めましたが、上記の対策をたった1匹で可能なポケモンがいました。

それは「トゲデマル」です。

トゲデマルはすばやく猫だましが打てるため、相手の猫だましやトリックルームを阻止でき、特性「ひらいしん」の警戒により相手の電気ポケモンの選出や電気技を回避可能で、ジュラルドン・ラプラスには「かいでんぱ」でとくこうを大幅に落とせる等、パーティの弱点の大部分を1匹で解決可能です。また「ほっぺすりすり」で、すばやさ操作にも貢献可能で、見た目もかわいく、採用しない理由はありませんでした。トゲデマルはシーズン4から参戦しましたが、参戦後は勝率が跳ね上がり、ランクバトルで安定して好成績を残すことにつながりました。

残りの1枠は、ギャラドス以外にもダイマックスポケモンが欲しかったので、ダイマックスの要件(「火力が非常に高いこと」「ダイマックス技の追加効果が優秀であること」「非ダイマックスの状態では中途半端な耐久が補えること」)を満たし、命の珠以外の手段で火力を増強可能で、炎技が打てるポケモンを検討した結果、トゲキッスに決まりました。

トゲキッスのアイコン

構成

エルフーン

特性いたずらごころエルフーンの画像
持ち物きあいのタスキ
性格おくびょう
実数値(努力値)136(4)-*-105-129(252)-95-184(252)
マジカルシャイン/おいかぜ
てだすけ/ちょうはつ

エルフーンは採用率が高く、同速対決がしばしば発生するため最速。

行動回数を確保するために持ち物は気合いのタスキを持たせ、火力を最大化。

エルフーンに素の火力は期待していませんが、相手のタスキ破壊、ミミッキュのばけのかわを破ることを主目的にムーンフォースではなくマジカルシャインを攻撃技に選択。
補助技は、おいかぜは基本。パーティが全体的に高火力で押し切るスタンスなので、攻撃力を更に高めるてだすけ。トリックルームが発動すると非常に厳しいので、その対策にちょうはつを入れています。

ニンフィア

特性フェアリースキンニンフィアの画像
持ち物こだわりメガネ
性格ひかえめ
実数値(努力値)171(4)-76-86(4)-178(252)-151(4)-111(244)
ハイパーボイス/はかいこうせん
マジカルフレイム/でんこうせっか

すばやさは追い風下で、いじっぱりガラルヒヒダルマ@スカーフを抜けるラインで調整(最速ドラパルトも抜けます)。火力は最大にするため、努力値はとくこうに252振って、性格も上方補正しています。

高いとくこう種族値、努力値全振り、性格の上方補正、特性フェアリースキン、こだわりメガネの効果から、全体技にも関わらず、超火力が叩き出せます。

技は、多くの場合ハイパーボイスを連打することになりますが、多少の犠牲があってもどうしても一撃で倒したいポケモンがいる場合は破壊光線を打つこともあります。マジカルフレイム、電光石火は稀に役立つことがありますが、殆ど打つことはありません。

トゲデマル

特性がんじょう
(ひらいしんではない!)
持ち物だっしゅつボタン
性格ようき
実数値(努力値)141(4)-150(252)-83-*-93-162(252)
びりびりちくちく/ほっぺすりすり
かいでんぱ/ねこだまし

可能な限りすばやく猫だまし、ほっぺすりすりを打つため、最速。特性「がんじょう」により行動保障があるため、こうげきに特化しています。

かわいい見た目で、バトルを引っ掻き回し、八面六臂の大活躍。先に書いた通り、ねこだましの阻止、すばやさ操作、ダイマックスしそうな特殊ポケモン(ジュラルドン、ラプラス、アシレーヌ、ロトム等)を大幅に弱体化、そしてこうげきに努力値を252振ることで、それなりに火力も出せます。

「トゲデマル=避雷針」のイメージは強く、ギャラドスやトゲキッスから電気技を守るためにトゲデマルを採用していると相手に勘違いさせることで、相手の選出やプレイングを狂わせる可能性がある点も非常に偉いです。

がんじょうなので、どんな不利な相手にも強気で出せるのもポイントです。

持ち物はだっしゅつボタンで、脱出後の2度目の猫だましが決定打になって勝てることも多いです。

ウオノラゴン

特性がんじょうあご
持ち物こだわりスカーフ
性格いじっぱり
実数値(努力値)166(4)-156(252)-120-*-100-127(252)
エラがみ/いかりのまえば
かみくだく/いわなだれ

最速にしてこだわりスカーフを持たせても最速ドラパルトは抜けないため、準速にしてその分火力を上げています。

こだわりスカーフを持たせることで、追い風が発動していない状況でも高速で超火力を打てるアタッカーです。技は基本的にはエラがみ一択で、水技であるエラがみは通りも良く、多くのポケモンに大ダメージを与えることが出来ます。

エラがみ以外の技はあまり使うことはありませんが、エラがみがどうしても通らない時(例:トリトドン、特性「貯水」のポケモン)のための時に備えていかりのまえばかみくだく、27%の確率で相手を怯ませトリックルームの発動を阻止するためのいわなだれを入れています。

非ダイマックスポケモンは、水技が半減以下、天候が晴れ、ウオノラゴンが火傷状態等でない限り、基本的にはエラがみ一撃で倒せますし、エルフーンの手助け、ギャラドスのダイストリーム発動後に天候が雨になった状態では、耐久が低めのダイマックスポケモンすら一撃で倒せることがあります。

ギャラドス

特性じしんかじょう
持ち物いのちのたま
性格いじっぱり
実数値(努力値)171(4)-194(252)-99-*-120-133(252)
たきのぼり/とびはねる
パワーウィップ/ちょうはつ

ダイマックス候補その1です。

持ち物はいのちのたまで、火力を最大化しています。

最速にするか、準速にするか、一長一短です。最速にすれば、S+1で最速ドラパルトが抜けるメリットがあり、準速にすれば一撃で倒せる仮想敵が増えるメリットがあります。色々と考えましたが、ギャラドスは追い風状況下で動けることが多いため、最速でなくても最速ドラパルトの上を取れることが多いと判断し、準速にしています。

技は、水タイプ、飛行タイプ、草タイプで、大半のポケモンはこれで等倍以上が取れます。ダイストリームで天候を雨にすることで、ギャラドスとウオノラゴンの火力の増強、ダイジェットでのすばやさ操作、ダイソウゲンは本来苦手なトリトドンや水ロトムへの対策に必須、また環境に多いアシレーヌやミロカロスへの大きな打点になります。ちょうはつは、ダイマックス時のダイウォールにも使えますが、このパーティはトリックルーム下でのエース(バンギラス、ドサイドン等)に非常に弱く、トリックルーム発動を絶対に防ぐためにも、エルフーンだけでなくギャラドスにも入れています。

トゲキッス

特性きょううんトゲキッス
持ち物ピントレンズ
性格ひかえめ
実数値(努力値)161(4)-*-115-189(252)-135-132(252)
エアスラッシュ/マジカルシャイン
かえんほうしゃ/このゆびとまれ

ダイマックス候補その2です。

努力値の振り方の考え方はギャラドス同様で、火力を最大にして準速にしています。

持ち物はピントレンズで、命の珠以外で火力の期待値を増強可能です。運も絡みますが、急所に当たった時の火力は珠持ちのギャラドス以上なので非常に強いです。ギャラドス同様、ダイジェットですばやさ操作も可能です。

ギャラドスがどうしても苦手なポケモン(パッチラゴン、ジュラルドン、ナットレイ)に対抗できます。また、炎技がどうしても欲しい試合では、ギャラドスをダイマックスさせて、トゲキッスは火炎放射を打つことを主目的に選出することもあります。種族値も高く、ダイマックスしなくても一定の火力と耐久があるのも良いです。

選出と立ち回り

選出パターン1

先発:エルフーン + ギャラドスorトゲキッスのアイコン

後発:ニンフィアの画像 + ウオノラゴン

相手の構築を見て、可能であればこの選出をします。

動きとしては「エルフーンで追い風&初手ダイマックスからのダイジェットですばやさ操作」or「エルフーン手助け&ダイマックス技で相手の非ダイマックスポケモンを一撃で倒す」となることが多いです。

初手のすばやさ操作で圧倒的なアドバンテージを取るか、数的有利な状況を作るかを目指します。

エルフーンとダイマックスポケモンで場を荒らした後は、ニンフィアとウオノラゴンで相手の残りのポケモンを一掃することを目指します。

選出パターン2

先発:エルフーン  +

後発:ギャラドス or トゲキッスのアイコン + ニンフィアの画像 or ウオノラゴン

相手の構築を見て、相手のギミック(猫だましorこのゆびサポートからのトリックルーム等)を何とか崩さなければならない場合、また先発でダイマックスポケモンを動かすのが厳しい局面(ギャラドスやトゲキッスに大ダメージを与えてくる可能性の高い、ジュラルドンやパッチラゴン等)でこの選出をします。

先発パターン1と比較すると火力は落ちますが、トゲデマルが猫だまし、怪電波、ほっぺすりすりで場をかきまわすことで、後発のポケモンが非常に動きやすくなります。トゲデマルの脱出ボタンが上手く発動すれば、2度目の猫だましが打て、更に有利に進められます。

厳しい相手その1:イエッサン入りのトリックルームパーティイエッサンの画像

先発:ニンフィアの画像トゲキッスのアイコン  もしくは  エルフーン + ギャラドス 

後発:残りのポケモンで相手の構築に打点のあるポケモン

このパーティはトリックルームに非常に弱いです。

トリックルームアタッカーとして採用率の高いドサイドン、バンギラスは、ダイマックスすることでこちらのダイマックスポケモン(ギャラドス・トゲキッス)を一撃で倒してきます。そのため、何とかしてトリックルームの発動を阻止しなければなりませんが、イエッサンがサイコフィールドとこのゆびとまれでサポートを行うトリックルームパーティは阻止するのが難しいです。

トリックルーム発動係が、ニンフィアのハイパーボイスと、トゲキッスのマジカルシャインで処理できる可能性がある場合(ブリムオン、ブルンゲル)は、この2体を選出します。相手のトリックルーム発動係の持ち物(例えば、回復実が発動するとアウト)や耐久への努力値の振り方、そしてトゲキッスが急所を引けるか次第ですが、トリックルーム発動係を倒せることも多々あります。

一方、トリックルーム発動係が、サマヨール、ドータクン、シャンデラ、ミミッキュ等、ニンフィアとトゲキッスの全体フェアリー技では処理できない場合、イエッサンがこのゆびとまれをしないことを祈って、ギャラドスで挑発するしかありません。ギャラドスの挑発は見過ごされることも多く、これでトリックルーム発動を阻止できることもそれなりにあります。

厳しい相手その2:セキタンザンパーティセキタンザンのアイコン

先発:エルフーンor ウオノラゴン 

後発:ギャラドス +ウオノラゴン or ニンフィアの画像

セキタンザンパーティは、多くの場合「ドラパルト等の波乗りでセキタンザンの蒸気機関を発動」「アシレーヌ等のアクアジェットでセキタンザンの蒸気機関を発動」のいずれかです。

セキタンザンのすばやさは準速の82で調整されていることが多く、蒸気機関の発動ですばやさは328まで上がります。そうなると、追い風下でも先制出来るのは、エルフーンとウオノラゴンしかいません。

セキタンザンは蒸気機関と同時に弱点保険が発動することも多いため、その後のキョダイフンセキでこちらのダイマックスポケモン(ギャラドス・トゲキッス)が一撃で倒されます。

対策には、エルフーンで追い風を発動させてから、トゲデマルのほっぺすりすりでセキタンザンのすばやさを下げるか、ウオノラゴンで上を取ってエラがみをするかしかありませんが、どちらも容易ではありません。まもる、サイドチェンジ等で妨害されることが多いです。

また、相手のパーティにトリトドンが入っていたら、残念ながら打つ手はほぼありません。相手の交代読みで、ギャラドスのダイソウゲンを上手くあてれば、時々勝てることがあるくらいです。

最後に

「つよいポケモン よわいポケモン そんなの ひとの かって ほんとうに つよい トレーナーなら すきなポケモンで かてるように がんばるべき」

ジョウト地方の四天王、カリンの名言です。初代からポケモンを遊んでいる僕がこの言葉に出会ったのは、小学生の時でした。僕は勝つためには強いポケモンを使うべき、と子供の頃から考えていたのですが、ポケモン歴も長くなってきて、少しは知恵もついてきたので、カリンの言葉を体現したいと考えました。

まだまだ強いポケモントレーナーは世界中に沢山いることは、PJNOのDAY2に進めなかったことで痛感していますが、それでも大好きなニンフィアを活躍させることで、一定の成績を残せた自負はあります。

2020年7月からはDLCの影響で環境が大幅に変わりますので、いったんはこのパーティは解散することになりますが、このパーティの本質的なコンセプトは今後も継承させるつもりですし、大好きなニンフィアだけは次のパーティにも残し、すきなポケモンでかてるようにがんばりたいと思っています。

チームIDも公開しますので、使ってもらえるとすごく嬉しいです。因みに、ポケモンダブルを初めて遊んだ妻が、僕のパーティを使ってサブロムで戦ったところ、最終394位(レート1791)、最高レート1806と、初心者にしては出来過ぎな結果となりました。この結果は、僕のパーティが戦略・戦術共にシンプルに動かせ、多くの方にとって取っ付き易いことの一つの根拠になり得ると思います。

長文になりましたが、僕の拙い構築記事を読んで頂きありがとうございました。次のパーティでも結果を出せた暁には、また構築記事を投稿したいと考えています。

P.S. パーティ名の「ピンクのエルフが叫ぶ時」は、あるゲームのパロディになっています。ピンときた方は、きっと僕と同世代です。

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パーティ作成者

うさぎ


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ポケモンダブル専用アカウントです。ポッチャマとニンフィアが大好きです。

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