レンタルチームID:0000 0000 WJDV 0N
はじめに
初めまして、テンペスト(@pikachu0015)です。今回はリバティ様のお力を借りて、てるチャレ#5チーム戦で準優勝や、ランクバトルでレート2000(s16 最終8位)を達成した構築を紹介させていただきます。
構築記事を書くこと自体が初めてなので、拙い部分があるかと思いますが是非目を通していただけると幸いです。
構築の並びは、ランクバトルのシーズン16の時と、てるチャレチーム戦#5の時で一部違いますが、本構築記事では最新版の紹介となっています。
構築経緯
ザシアンという最強ポケモンが自分の肌に合わず、何となくえげさん(@cycleshop_i)の配信を見てて真似して使ったジガルデが思った以上に強くて…
因みに、以下のリンクの5:37:00~でミラーしてる試合があって、これ神試合となってます。気になる方は是非…
ジガルデを使うにあたって、ダイマポケモンとして使うより詰め盤面を作る方が強いと考えました。ジガルデで詰ませる展開を作るには、ある程度盤面を荒らす必要があると思い、強力なダイマエースを複数体容易することに決定。先発は安定して高火力が出せる並びがいいと思っていて、サポート+ダイマエースを組むことから始めました。
初手からザシアンに強い状態はキープしておきたかったため、ダイジェット+ダイバーンを扱える原種ファイヤーにオーロンゲを添えました。火力もりもりで行きたかったため性格はひかえめでいのちのたまを持たせて試運転。
対戦を重ねるうちに、「あれ、この枠サンダーでよくね?」ってなって即交代(笑)。控え目ファイヤーで試運転してたし、サンダーも一旦控え目で採用するかって感じで使ってみると非常に高火力で相手に超絶負担をかけられることがわかってレギュラー決定しました。ついでに思い切って試してた、両壁トリック型のオーロンゲの感触もよくて、従来のロンゲサンダーとは全然違うのにピタッとハマった感じがしてこの2体は確定させました。
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ロンゲサンダー+ジガルデでは、Wキュレムや白バド等の氷タイプにぐちゃぐちゃにされるので、第2エースは鋼タイプがいいと思っていました。自分のBOXを見ててマシな鋼タイプがメタグロスぐらいしかいなくて、この環境ってグロス強いの?っていう疑問が残りながらも渋々使ってみると何故かめちゃくちゃ活躍してくれたんですよ…
ダイマエースはこの2体で十分と思い、あとはサポートポケモン。
ジガルデを使う以上ザシアンには絶対に負けたくないって思ってて(当時流行ってたザシアンはじゃれつく不採用型)、サポートもザシアンに強くしてやろうって思って入れたのがウルガモスです。そこそこ以上に素早く優秀な技を振り撒けて、きあいの襷を持たせれば何かしらアクションを起こせる上に、特性の上振れにも期待できるということで採用。
この5体でかなりキツいと感じたのが、追い風を絡めた超速高火力構築やそこに入ってくる黒バド、ガチトリルあたりでした。そこで、スイッチトリルやデバフ技を使えるポリゴン2を採用。全国ダブルの時に、カプ・レヒレやポリゴン2にダイスチルやダイアースを乗せる動きが非常に強力だとわかっていたので、メタグロスとの相性も抜群ということで決定。
初手にエースをダイマさせて後発で詰めにかかるといった基本プランが立ちました。あとは高火力技であるダイマ技をいかにうまく通すかといったプレイング面での練習のみという流れで6体の並びが完成しました。
個別解説
ジガルデ
スワームチェンジ | |
たべのこし | |
いじっぱり | |
通常時:212(228)-154(156)-141-*-115-131(124) スワームチェンジ後:320(228)-154(156)-141-*-115-121(124) | |
サウザンアロー/とぐろをまく みがわり/まもる |
H:フォルムチェンジ後食べ残し回復効率最大、通常フォルム時食べ残し回復効率(良)
A:ここに努力値を割かないと1回とぐろをまくをしても大した火力にならない
S:S+1で最速化身ボルトロス抜き(フォルムチェンジ後)
ねちねちと耐久するための技に加え、ジガルデ専用技の一つである最強技サウザンアローを採用。ボルト?ヒトム?怖くないね。
ほとんどダイマックスしない(ダイアースを打たない)ため、基本的に対面で勝てるのは物理ポケモンとなってます。
オーロンゲ
いたずらごころ | |
こうこうのしっぽ | |
しんちょう | |
202(252)-140-106(164)-*-117(92)-80 | |
ひかりのかべ/リフレクター トリック/ソウルクラッシュ |
H:ぶっぱ
B,D:いい感じに割り振り
この配分で勝ててたため、B,Dにはこれといった細かな調整はしなかった。
Cに特化したカイオーガのこんげんのはどう(しんぴのしずく込み)ダブルダメージを耐えてくれる程度に特殊耐久があれば十分だった。
相手ポケモンに尻尾を押し付けないまま行動することも頻繁にあるため、Sは無振り。
技は、出しておけばとりあえず何かアクションを起こせる変化技構成で使用していた。
てるチャレチーム戦#2の時に試しに使った両壁トリック型が非常に強く、この構築の裏ギミックといえるほど刺さる展開が多かった。
メタグロス
クリアボディ | |
とつげきチョッキ | |
いじっぱり | |
187(252)-205(252)-150-*-110-91(4) | |
コメットパンチ/じだんだ かみなりパンチ/れいとうパンチ |
H:ダイマ前提なのでぶっぱ
A:火力が不足しがちなのでぶっぱ
S:最速バレルより先にダイサンダーを打つプランが取れるため、余りを割り振り
技構成は、一致技で強力なダイスチルの元となる、コメットパンチ(命中不安技であるが、不利な状況でも追加効果によりワンちゃん生み出せる)。
ダイアース媒体となり、とつげきチョッキに加えさらに特殊耐久を超強化でき、炎や鋼タイプへの打点となる、じだんだ。
ランドロスとボルトロスに弱点を突ける、れいとうパンチ。
水タイプ(特にカイオーガ)に弱点を突ける、かみなりパンチ。
構築単位でキツイ、カイオーガやカメックスと殴り合うためにとつげきチョッキを採用(本構築の初見殺し①)してあるので、技構成は極力全ターン無駄が出ないようなものを並べた。
ポリゴン2
アナライズ | |
しんかのきせき | |
ずぶとい | |
192(252)-*-143(156)-125-128(100)-65 | |
イカサマ/じこさいせい かいでんぱ/トリックルーム |
H:ミラーTOD意識でぶっぱ
B,:特殊方面は最悪かいでんぱでごまかせるため、Bに厚めの11nで配分
D:余り
※S:個体値0。相手ポケモンとの同速を極力さけるため。Sをあえて下げることで、アナライズの発動機会を増やす。
特性は、威嚇をトレースをできた方がいいように感じるが、イカサマの火力を下げるかつ、並程度の攻撃でこちら側は倒されないので、余計な特性を発動させないアナライズを採用。
スイッチトリルやかいでんぱを駆使してジガルデのサポートをするためのポケモン。
※改変前はHD特化カプ・レヒレでしたが、ポリゴン2の方が対応の幅が広がると判断して変更しました。
ウルガモス
ほのおのからだ | |
きあいのタスキ | |
おくびょう | |
175(116)-*-85-173(140)-125-167(252) | |
いかりのこな/ねっぷう おにび/まもる |
C:熱風でH252ザシアンをダブルダメで確定2、悪ウーラは乱数(96.8%)で2撃
S:ウーラオスより先に鬼火を打つために最速(本構築の初見殺し②)
ウルガモスの役割はダイマエースやジガルデのサポート、ザシアンに仕事をさせないなどで、完全にサポート枠。
壁や能力上昇を利用して耐久する構築なため、確定急所技を持つウーラオスが非常に厄介。ねっぷうで雑削りができ、おにびやほのおのからだでの火傷による蓄積ダメージも期待できる最強ポケモン。
サンダー
せいでんき | |
いのちのたま | |
ひかえめ | |
169(28)-*-105-191(228)-110-152(252) | |
ぼうふう/ライジングボルト ねっぷう/みきり |
H:10n-1(球ダメ最小)
S:ぶっぱ
ダイマエースとして火力が欲しいため、性格はひかえめ(本構築の初見殺し③)。
ロンゲサンダーで組まれるサンダーのほとんどは臆病CSであり、相手の想定以上の火力を叩き込んで突破していくのほんとに気持ちいい。
構築自体、相手とのダイジェットレースに付き合うつもりがないので、無理にダイジェットを打たなくていい場面であれば超火力ダイサンダーで押していって、ダイマが切れた後にライジングボルトを連打する攻撃パターンもある。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+or
対ザシアンヒトムトドン
基本的に有利
後発:+
こちらの禁伝がジガルデなので、基本的にヒトムが出てきません。ということは、サンダーの通りが良すぎるのでダイマ技をうまく当てるゲームです。相手はサンダーを止めるために初手はトドン+@が多いです。ロンゲ+トドンの場合、ひかりのかべを貼って強引にあくびを打ちに来るのでいかりのこな+ダイジェットもしくは、味方のサンダーにおにび+ダイジェットで解決できます(後者は初手トドンダイマがきついので非推奨)。
ダイマエースで数的有利を取れば、ウルガモスやポリゴン2で盤面を整えて勝てます。
カイオーガ軸、ディアルガ軸
微不利
後発:+
カイオーガ軸は、ダイマックスレジエレキに粉砕されないようにかいでんぱなどで工夫させているのでだいたいサンダーもついでにケアされます。基本的には、ロンゲで壁やトリックをうまく使い隣のメタグロスで殴り合います。とにかくカイオーガのゴリ押しがきついので、尻尾は押し付けられる時に押し付けておいた方がいいです。カイオーガ以外はガオガエンやエースバーン、カミツルギなどのジガルデで勝てそうな物理ポケモンが多いので、とにかくカイオーガを即処理するか、裏に忍ばせるなら前の相手ポケモンをとっとと倒して数的有利を作ることを意識します。
ディアルガ軸には基本メタグロスで頑張ってもらうしかないです。
白バドレックス軸(968パ)
超不利
選出パターン①(vs先発ミミッキュガオガエン)
後発:+
出し負けしたらだいたい痛い目を見ることになります。相手がトリル下で白バドを展開するにはミミッキュかガオガエンのどちらかは交代する必要があるので、交代際にうまくおにびやダイスチル、ダイバーンを決めないと厳しいです。相手もこちらのメタグロスのダイマックスを伺いながら戦ってくるので、焦ってすぐにダイマするとダメージレースで勝てなくなるので、落ち着いて毎ターン1点読みしましょう。選出にジガルデ必要なさそうに見えますが、選出読みをミスって初手にレジエレキが出てきたときへの緊急用です。
選出パターン②(vs先発レジエレキウーラオス)
後発:+
出し負けしたらだいたい痛い目をみることになります。
初手レジエレキが居座ってくる(ダイサンダーorエレキネット)場合、ウルガモス守る+レジエレキにトリック。次のターン、ウーラオスに鬼火+リフレクター。
初手レジエレキが引いてくる場合、ねっぷう+ソウルクラッシュでウーラオスを倒してゲームスタートです。
初手の択ミスると悲報になります。。。
初手に白バドが来たら尻尾押し付けて、ジガルデのまもみがでブリザードランスをからすといった戦い方も一応あります()
対有利禁伝(グラードン、日食ネクロ、ザマゼンタ)
基本選出で刺さる出し方をする
グラードン構築はポリゴン2がだいたい冷凍ビームを持っているので、そこに気を付けていれば勝てます。日食ネクロやザマゼンタ構築は一生懸命巻き巻きしてください!
対不利禁伝(Wキュレム、イベルタル)
対Wキュレムは、
後発:+
の出し方をして、初手ウルガモスをオーロンゲに即引きしてダイドラグーンを無効化して攻撃のランクダウンを受けないように立ち回れば勝てます。
対イベルタルは、数的有利を取られた後のダイアーク連打が受からないので、数を減らさないように戦います。ダイマエースは基本的にサンダーですが、ジガルデダイマも視野に入れておいた方がいいです。
さいごに
上記の選出、対戦相手の構築の少しの変化によって変える必要も出てくるので、参考程度となっております。
禁止級伝説ポケモン1匹のルールはどうしてもザシアンばかりになってしまっています。ザシアンを見ることに飽き飽きしてしまった方はランクバトルの休憩がてらのフレ戦等にこの構築を触ってもらえればうちのジガルデが喜びますので是非。ゲテモノ構築を触って何かポケモン対戦の中で新しい発見があれば幸いです。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!
レンタルチームID:0000 0000 WJDV 0N
パーティ作成者
テンペスト
剣盾ダブル/2009,2010県大会優勝/JCS2010 3位/WCS2010 Day1抜けまであと1位/JCS2014 予選抜け/JCS2021 予選抜けまであと1位/バトルレジェンド24位/トリックリリック12位/てるチャレteam#5 準優勝/剣盾ランクマ最高レート2002