レンタルチームID:0000 0002 WW26 0H
はじめに
お久しぶりです。20亮亮(@tsltang0508)です。TN:?????です。
新しいシリーズ13にみなさんは何かの考えがあるかな。私は構築作成に時間を多くかけたくないので、以前のルールで存在していたポケモンを組み合わせて、今回の構築になった。全解禁のため何か所か改善しているが、基本的にGSルールがうまくできていたのであれば、このパーティを問題なく扱えると思います。
構築経緯
この新しいルールが公開されたころに数多くの仲間大会が開催されましたが、上位をとった構築の多くは追い風ビートダウンの形でした。個人的にはこういう風な構築はあまり好きではないので、自分は壁張りオーロンゲに目をつけました。
まずGSルールのロンゲザシアンオーガをモデルとしました。
化身ボルトロスはいかくやリザードンに対して強いですが、全解禁ではこれらのポケモンはあまりいないため、全般的に強いイベルタルに変更することに。
これで構築の原型ができました。
構築の原型
だが、このバージョンはでんきタイプの一貫性が高く、特に全解禁では使用率の高いゼクロムが苦手で負け込んでいました。
レジエレキ対策としてゴリランダーを使うようなGSルールと違って、ゼクロムはそう簡単に対策できません。そのためランドロスの型をしろいハーブ型に変えたところ、ランクマッチでの勝率が良くなりました。
また、ガオガエンをあまり選出しないことに気づきました。素早さの高さはこのルールで一番重要だと考え、レジエレキに変えました。そしてエレキにいやなおとを採用することにし、それに応じてイベルタルを物理型に変更し、パーティが完成しました。
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個体解説
カイオーガ
あめふらし | |
とつげきチョッキ | |
ひかえめ | |
203(220)-*-125(116)-209(156)-161(4)-112(12) | |
しおふき/こんげんのはどう かみなり/れいとうビーム |
GSルールのカイオーガと同様、壁構築に最も適した型を採用。選出率100%で、ダイマしてもしなくても強いです。
全解禁の数多くのグラードンよりも遅いので、初手の天候の取り合いで有利にしつつ、ダイジェット1回でイベルタル抜き、2回で黒バド抜きを確保した素早さとしています。
ザシアン
ふとうのけん | |
くちたけん | |
いじっぱり | |
199(252)-214(36)-146(84)-90-141(44)-180(92) | |
きょじゅうざん/じゃれつく バークアウト/まもる |
素早さは最速化身ボルトロス抜きでGSルールで使っていたザシアンのままですが、ボルトが少ない今は速度に振らなくてもよく、その分を耐久に回してもよいです。選出率100%。
せいなるつるぎはGSでは強かったがこのルールでは打つ場面が少なく、それに対して全解禁でのじゃれつくはイベルタルとカイオーガに強いです。
バークアウトも全解禁では強力で、特に初ターン目に特殊アタッカーに打ちます。ひかりのかべと合わせることでより恩恵を受けることができます。ルナアーラのファントムガードを潰すことにも非常に効果的です。
ザシアンミラーは速度の勝負だと思う人が多いですが、お互いのザシアンにいかくが入った場合は、物理耐久が高いこのザシアンはきょじゅうざん2発耐える一方、相手は耐えないことが多いです。そしてこの型は白馬バドレックスのダイアースも耐えることができるので、トリル中でも守らずに強気にきょじゅうざんを打ちにいくことができます。
オーロンゲ
いたずらごころ | |
ひかりのねんど | |
しんちょう | |
202(252)-141(4)-92(52)-*-132(196)-81(4) | |
リフレクター/ひかりのかべ でんじは/ソウルクラッシュ |
壁張りオーロンゲです。いかくとバークアウトと合わせて、パーティ全体の耐久を信じられないほど上げることができます。
ロンゲは特殊耐久に厚く振っており、壁でカイオーガの珠ダイストリーム耐え、バークアウトとあわせてディアルガの珠ダイスチル耐え、いかくとあわせてきょじゅうざん耐えの調整です。
オーロンゲは1ターンでも多く生きていると味方をサポートできるため、どれだけ耐えられるかが重要だ。
イベルタル
ダークオーラ | |
いのちのたま | |
ようき | |
202(4)-183(252)-115-*-118-166(252) | |
ダブルウイング/イカサマ ふいうち/おいかぜ |
レジエレキと並べて先発に出し、いやなおととあわせて相手を倒していきます。悪タイプに抵抗のないポケモンほぼ一発で倒れます。
特にザマゼンタグラードンやザマゼンタホウオウに対して時に選出、相手のとおぼえやコーチングよりもこちらのいやなおとの方がパワーで上回るため、有利を取ることができます。
レジエレキ
トランジスタ | |
きあいのタスキ | |
おくびょう | |
155-*-70-152(252)-71(4)-277(252) | |
エレキネット/10まんボルト いやなおと/まもる |
イベルタルと一緒に選出するのが強力です。
1段階上昇でおいかぜカイオーガを抜けるため、追い風+カイオーガの先発に対しては守ってイベルタルがジェットを打つ、2ターン目はエレキネット+ダイジェットでダブルキルを狙えます。
ランドロス
いかく | |
しろいハーブ | |
ようき | |
164-197(252)-110-*-101(4)-157(252) | |
じしん/そらをとぶ いわなだれ/まもる |
レジエレキやゼクロムやグラードンの対策として採用。自分のエレキのいやなおととあわせても大ダメージが期待できます。一般的には相手の盤面にザシアンがいる状況で出して、いかくと壁できょじゅうざんを耐えてダイジェットをします。
最初はカイオーガ対策でイトケのみを持たせていましたが、今はレジエレキがいるのでしろいハーブにかえました。しろいハーブはいま環境に多くのエルフーンのあまえるにも強いです。
選出と立ち回り
このルールには細かい点(特に誰かがこだわりスカーフを持っていることが多いこと)に注意しなければならないです。
対追い風ビート
相手がよくエルフーン+1を先発、その+1に対してこちらの先発も変える。
エルフーン+ザシアン
一番いい対策はロンゲオーガです。相手がロンゲを素早く処理したいので、リフレクターやひかりのかべどちらかを貼りつつ、カイオーガがしおふきを打つことを狙います。
オーロンゲが倒されたらランドロスを出してダイジェットをします。
エルフーン+カイオーガ
対策はエレキイベルタル。エレキは守ってイベルタルがジェットをカイオーガに、2ターン目はエレキネットとジェットでダブルキルのはずです。
ロンゲザシアンも先発で選出可能です。壁を貼ってバークアウト、でんじはで相手の速度を落としてからエルフーンを先に処理します。
エルフーン+イベルタル
ロンゲザシアンを初手に出します。エルフーンが1ターン目でザシアンにあまえることが多く、その対策としては壁張りバークアウトや壁張りまもるを選択します。ソウルラッシュとバークアウトとも相手に圧制力があります。
相手がエルフーンを選出しないこともあるのですが(ザシアンオーガやザシアンゼクロム)、その時はレジエレキが強いです。
相手のチームにゼクロムがいる場合はランドロスを選出します。
コーチング構築(ザマゼンタ/ゼラオラ+ホウオウ/グラードン)
レジエレキのいやなおとが刺さるので、イベルタルやランドロスのダイジェットと合わせて相手と打ち合います。コーチングの強化はいやなおとの弱体化より遅いので、相手のエースを先に倒して、ザマゼンタやゼラオラは後で処理します。
一般的にはゼラオラに対してランドロス、ザマゼンタに対してイベルタルを選択します。
レジエレキが倒されるとザシアンの出番です。
壁張り構築
ロンゲザシアンミラーの先発が多いです。オーロンゲをどうしても先に処理したい。
こちらのザシアンの方が耐久が高いはずなので、これを利用して対抗していきたいところです。
トリル構築(マギアナパルキア白バドなど)
モロバレルがきついです。催眠対策はオーガのダイサンダーとロンゲのダイフェアリーのみです。
トリルの特殊エースはバークアウトに弱いので、壁とバークアウトで相手のダイマを枯らしてから攻撃します。
このザシアンは壁やいかくがなくても白バドのダイアースを一発耐えるので、この点も活用していきたいです。
ダイアークしおふきはトリルの展開を阻止できるが、相手のダイマとトリルターンを枯らすのを狙うことが多いです。トリル構築に見えて実はそうではないような構築(例えばスカーフルナアーラなど)には注意したいです。
さいごに
新しい構築を考えたくないので前もあった構築を改善してこのチームになったが、完成度と強さともいいだと思いながらこの記事を書きました。
みなさんもぜひ使用してみてください!
レンタルチームID:0000 0002 WW26 0H
パーティ作成者
20亮亮
Programmer. Pokémon VGC. First physical Eleki player in the world. Secaucus regional 2022 rank 12, NAIC 2022 rank 12. 2022 WCOP Team China.