レンタルチーム:0000 0001 0BP3 JR
はじめに
初めまして。じーまーこう(@FuiYnb)といいます。
シーズン35ダブル最終28位の構築を紹介させていただきます。
今年の2月にダブルを始め、今回初めて最終2桁を取るとこができました。
めちゃくちゃ嬉しいです。
構築経緯
1000回ランクマッチを行った結果、環境に多いのがおいかぜ構築、壁構築の2パターンでした。
この試行をもとに、おいかぜと壁のどちらにも対応できる並びを目指しました。
とりあえずザシアンを採用、対ダイマックスポケモンにありえないほどダメージが入ります。
続いて、ダイマックスエースを誰にするか考えました。でんじはが入らないポケモンが強いと思っていたので、電気タイプ。ダイジェットも打ちたい。まずは化身ボルトロスやサンダーが候補に挙がりました。
しかし、この2体は禁止伝説に比べて火力と耐久が足りないと試行して感じたので、ゼクロムに変更。そのまま採用となりました。
・でんじはが効かない
・ダイジェットが打てる
・ダイマックスしなくても高火力技(らいげき)が打てる
ザシアン、ゼクロムと並べ、相手目線誰を出すのかを想定すると、必ずと言っていいほどグラードンがきます。
というわけで、後発でグラードンを倒せるカイオーガを採用。かつ詰めの盤面で繰り出すので、相手のザシアンや黒バドレックスの上をとれる、こだわりスカーフを採用しました。
同じく、ディアルガやゼクロムなどのドラゴンポケモンへの打点を持った詰め要因として、黒バドレックスを採用。
持ち物はこだわりメガネです。タスキだと思った相手の計算を狂わせる動きがとても強かったです。
これだけだと、追い風構築には上から殴られ、壁構築にはいなされてしまいます。
そこで、サイクルを回せるポケモンが残り2体に欲しいと思いました。
浮かんだのがガオガエンとルギアです。
ガオガエンを入れることで、エルフーンの隣のポケモンにデバフを振り撒きながら追い風を枯らすことができました。
ルギアは壁構築にとても強かったです。困ったらこのポケモンでいなすようにしていました。
・マルチスケイルによる高耐久
・4倍弱点がない
・すばやさ種族値が110と他の禁止伝説の多くより早く動ける
ちなみに、この構築ができたのが10/30です。
それまではずっとランクマで色々試しながら試行錯誤していました。通話しながら一緒に試してくれたフシギダネさん(@daikousin45)には感謝しかありません。
考えをすぐ試せることが重要なんだと学びました。新作でもどんどん戦っていきます。
個別解説
ザシアン
ふとうのけん | |
くちたけん | |
いじっぱり | |
175(60)-244(252)-141(44)-*-136(4)-187(152) | |
きょじゅうざん/じゃれつく ワイルドボルト/まもる |
HB:いじっぱりA特化ザシアンのきょじゅうざん耐え。
A:特化、耐えるより殴った方がいいと、とかげさん(@side_Tokage)からアドバイスを受け、決めました。面白いくらいダメージが出ました。
S:残り
カイオーガ
あめふらし | |
こだわりスカーフ | |
おくびょう | |
176(4)-*-110-202(252)-160-156(252) | |
しおふき/こごえるかぜ こんげんのはどう/かみなり |
おくびょうCS特化。詰め要員その1。
今回はほとんど使わなかったが、こごえるかぜでS操作できるのも強みになると思います。
ゼクロム
テラボルテージ | |
いのちのたま | |
ようき | |
176(4)-202(252)-140-*-120-156(252) | |
らいげき/スケイルショット ダブルウイング/まもる |
ようきAS特化。ダイマエース。
麻痺を喰らわないのが1番偉かったです。9月と比べ、苦手なディアルガが環境に少なかった点も大きいと思います。
バドレックス(こくばじょうのすがた)
じんばいったい | |
こだわりメガネ | |
おくびょう | |
176(4)-*-100-217(252)-120-222(252) | |
アストラルビット/リーフストーム サイコショック/トリックルーム |
おくびょうCS特化。詰め要員その2。
アルティメットファイナルを調べていると、採用している方が一定数いたので、自分も使ってみたらこれがまぁ強かったです。
注意するべきはふいうちくらいなので、イベルタルやオーロンゲを先に倒す立ち回りを意識すれば大抵勝てました。
ガオガエン
いかく | |
シュカのみ | |
おだやか(調整ミス) | |
201(244)-121-129(148)-*-132(80)-85(36) | |
まもる/ねこだまし フレアドライブ/すてゼリフ |
HB:ようきA±0ザシアンのインファイト耐え
S:S4振りガオガエン抜き
HD:残り
しっとのほのお個体を技だけ変えてしまったので、性格がまさかのA下降補正ということに終わってから気づきました。笑
エルフーンの隣のポケモンにデバフをかける、壁構築に対してサイクルを回せる、と後述のルギアとの相性抜群のポケモンでした。
ルギア
マルチスケイル | |
じゃくてんほけん | |
おくびょう | |
213(252)-*-163(100)-110-174-165(156) | |
エアロブラスト/でんじは じこさいせい/だいちのちから |
HB:マルチスケイル込みでA特化ザシアンのきょじゅうざん2耐え。ダイマ時&マルチスケイル込みでA特化白バドレックスのブリザードランス乱数3耐え。
S:最速ルナアーラ抜き。環境にイベルタルが多かったことを考えると、最速イベルタル抜きの実数値167の方が使いやすかったかもしれないです。
本構築の裏MVP。おいかぜ構築以外に対するキーマンでした。
オーロンゲに対抗してでんじはを撒き、じこさいせいでターンを稼いで裏に繋げることもできます。さらに、緊急にダイマックスをすることもできる万能ポケモンです。
選出と立ち回り
対追い風構築
後発:+or
エルフーンにねこだましと見せかけて、すてゼリフを打ち、おいかぜターンを枯らします。対オーガなら猫を打ってしおふきを防ぎます。
おいかぜが切れるターンでエルフーンを倒して、ゼクロムダイマを通すのが理想です。
詰めとして、グラードン構築ならカイオーガを、ディアルガなどのドラゴンポケモンなら黒バドレックスを選出します。
対壁構築
後発:+
いつでもルギアで受け出せるようにスタンバイさせます。基本的にはサイクルを回し、ゼクロムでダイマするタイミングを伺います。もしくはルギアにじゃくてんほけんを起動してもらうタイミングで、ダイマを切ります。
対レジエレキ構築
後発:+or
全力でレジエレキを倒しにいきます。スカーフカイオーガの上をとれる、S操作可能なポケモン(スカーフルナアーラなど)が盤面にずっといると何もできなくなってしまうことに注意です。
対トリル構築
後発:+
先発で圧をかけて、あわよくば黒バドレックスでトリル返ししてやろうという選出です。しかし、明確な解答が得られなかったので、なんとかサイクルを回して凌いでいました。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
自分は10月にスイッチとソードを買い、2月にダブルバトルを始めました。
そんな自分が、今回リバティノート様に構築記事を寄稿させていただくまで成長できた理由に、対戦の積み重ねがあります。
1つの構築を使い続けることはめちゃくちゃ大事です。しかし、自分にはこの構築を使えばいい、という土台がありませんでした。思い返すと、コンセプトを決めて構築を作るまたは真似をして、最低でも30戦はしていた記憶があります。その上で自分に合っているのかどうかを判断していました。
現在YouTubeチャンネルで、「ポケモンのダブルバトルを広めたい!」という目的のもと活動しています。是非興味がある方は遊びに来てくれると嬉しいです。(最終28位を決めた瞬間も配信しております。)
来年は全国大会と世界大会の出場を目指しています。自分の強みである対戦数を活かしてどんどん成長できたらと思っていますので、これからよろしくお願いします。
レンタルチーム:0000 0001 0BP3 JR
パーティ作成者
じーまーこう
ポケモンやってる海鮮丼。
てるチャレチーム戦#6ベスト16/S35最終28位