ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】

はじめに

みなさんこんにちは!運営のやなぎ(@yanagiT_poke)です!

今回から勝つためのダブルバトル」シリーズを連載していきます!

「リバティノートの初心者向け記事を読んである程度理解したけれど、これからどうすればいいのか分からない…」

そんな人のための記事を書いていくので読んでいただけると嬉しいです!

第1回 ~ねこだましの強さを学ぼう!~

今回はダブルバトルで強力な技「ねこだまし」が強い理由を解説します!

基本編:ねこだましの強さ

わかりやすく例を挙げてみましょう。今回あなたはマスカーニャを軸とした構築を使っているとします。

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】
マスカーニャ、バンバドロVSウォッシュロトム、ウインディ
<前提条件>
・素早さ順はマスカーニャ、ウインディ、ウォッシュロトム、バンバドロ
・マスカーニャがウォッシュロトムを一撃で倒せる
・ウインディがマスカーニャを一撃で倒せる
・バンバドロがウインディを一撃で倒せる
・ウォッシュロトムがバンバドロを一撃で倒せる

相手のウォッシュロトム、ウインディにまもるがない場合、マスカーニャでロトムを倒す、ウインディがマスカーニャを倒す、バンバドロがウインディを倒すことで手前側が勝ちとなります。

しかし、この場面で相手のウォッシュロトムがまもるを使った場合、マスカーニャの技をロトムに守られてしまい、ウインディにマスカーニャが倒されてしまいます。次ターンにはバンバドロがウォッシュロトムに倒されてしまうので手前側が負けとなります。

勝つためにはウォッシュロトムが守るかどうかを当てる必要があり、択になっています。

 

しかし、次の並びはどうでしょうか。

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】
マスカーニャ、ハリテヤマVSウォッシュロトム、ウインディ

4体の関係は変わりません(ハリテヤマは今作でぶちかましを新規習得しましたね)が、バンバドロがハリテヤマになっています。

一見何も変わらないように見えますが、ハリテヤマがねこだましを使えるため、ねこだましでウォッシュロトムの隣(ウインディ)を止めることでロトムに守られたとしても次のターンにマスカーニャでロトムを倒せる状況を維持できます。

相手がウォッシュロトムを倒されないためには2連続でまもるを決めなければいけないため、単純に考えれば勝率は70%を超えてきます。

 

このことを把握した上で、ウォッシュロトムがまもるを選択することを読んで1ターン目にウインディにねこだましとマスカーニャの攻撃を重ねることで、2ターン目にマスカーニャでウインディを倒す展開を作れるかもしれませんね。この行動が通れば勝率はほぼ100%と言えるでしょう。

応用編:ねこだましを使って有利な展開を作る

「基本編:ねこだましの強さ」では「ねこだまし+攻撃技」を紹介しました。

しかし、「ねこだまし+攻撃技」の行動は相手に両守る(2匹共にまもるを選択すること)をされると立ち回り上、有利を取ることができません。

応用編では相手に両守るをされても有利な展開を作れるねこだましの使い方を紹介します!

ねこだまし+トリックルーム

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】
例)ハリテヤマ、リキキリンVSマスカーニャ、ドドゲザン
ハリテヤマ、リキキリンでねこだまし+トリックルーム
ハリテヤマリキキリン

マスカーニャとドドゲザンはともにタイプ一致でリキキリンにこうかばつぐんの攻撃をすることができます。したがって何もしないままではリキキリンは倒され、トリックルーム等の強力な行動ができなくなってしまいます。

そこで、ハリテヤマがねこだましをマスカーニャに打つとどうなるでしょうか。

リキキリンはかなり耐久が高いポケモンであり、タイプ一致抜群技1回程度までなら育て方次第で耐えることができます。したがって、マスカーニャとドドゲザンのどちらかをねこだましで止めてしまえばこのターンリキキリンは行動することができます。

トリックルームを貼ることができれば素早さの遅いハリテヤマやリキキリンが先に行動できるようになるため、バトルを有利に進めることが可能です。

ねこだまし+積み技

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】
例)オーロンゲ、ウルガモスVSガブリアス、マスカーニャ
オーロンゲ、ウルガモスでねこだまし+ちょうのまい
オーロンゲウルガモス

特攻、特防、素早さランクを1段階上げることができる強力な積み技「ちょうのまい」とねこだましを組み合わせています。

ウルガモスは素早さ種族値が100のため、ガブリアス(素早さ種族値102)やマスカーニャ(素早さ種族値123)などの早いポケモンより早く動くことができませんが、ねこだましで相手1体の動きを止めつつ、ちょうのまいを積むことで次のターンには素早さが高いポケモンの上から高火力の技を打つことができます。
(相手がこだわりスカーフ持ち、特性「すなかき」が発動中など、ちょうのまい1回の素早さ上昇で抜けないケースが一部あります)

ねこだましを打ったポケモンが行動していればねこだまし分のダメージを与えつつ行動不能にでき、相手がポケモンが守った場合でもちょうのまいによる積み展開ができているため、自分側が有利な展開を作ることが可能です。

積み技は種類が豊富です。ちょうのまい以外にも強力な技があります。

<主な積み技と使用者>
わるだくみ…サーフゴー、サザンドラ
りゅうのまい…ギャラドス、セグレイブ
つるぎのまい…ガブリアス、セグレイブ
ビルドアップ…コノヨザル、ソウブレイズ

ねこだまし+おいかぜ

ねこだましの強さを学ぼう!【勝つためのダブルバトル #1】
例)デカヌチャン、サザンドラVSウォッシュロトム、ガブリアス
デカヌチャン、サザンドラでねこだまし+おいかぜ
デカヌチャンサザンドラ

4ターンの間味方全体の素早さを2倍にできる「おいかぜ」とねこだましを組み合わせています。

相手にガブリアスがいた場合、サザンドラはガブリアスより遅いためドラゴン技で弱点を突かれてサザンドラが動けない可能性がありますが、ガブリアスにねこだましを打ちながら安全においかぜをすることで、次のターンに上からのりゅうせいぐん等でガブリアスを倒すことができます。

ガブリアスにねこだまし+おいかぜを選択している時、ガブリアスは怯んで行動できないため、

・ガブリアスがまもるかどうか
・ガブリアスがテラスタルをするかどうか

を確認しつつ、安全においかぜを展開することができます。ガブリアスが守った場合は次ターンの守る成功率が低いため、ガブリアス側への攻撃が通りやすくなります。

 

※ここまで多く話題に出した「まもる」についてはまた改めて詳しく解説します

まとめ

ねこだましについて紹介してきました。

ねこだましをうまく使えば自分の今持っているアドバンテージを失わないようにゲームを進められるため、採用すれば構築の安定感が増したように感じられるのではないでしょうか?

ねこだましを覚えるポケモンは以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください!

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さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました!

これからダブルバトルのテクニックやわかりにくい部分等等、色々なことを解説していけたらと思います!

また、リバティノートでは「勝つためのダブルバトル」シリーズで解説してもらいたい内容を募集します。

以下の質問箱でいつでも募集しております!

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