レンタルチームID:7KJJYX
はじめに
初めまして。ちゃあじ(@charge_poke)と申します。
今回は第一回えるオフにおいて、予選スイスドロー5-1で4位抜け、本選トーナメント1-1でベスト8を達成した構築を紹介させて頂きます。
構築経緯
カイリュー、ガブリアス、サザンドラ、マスカーニャ等のメジャーポケモンに対し、セグレイブの竜の舞+つららばりの通りが非常に良い点に着目しました。セグレイブを通す上で障害となるヘイラッシャ、サーフゴーに対応するでんきテラスタルで採用しました。
セグレイブが終盤に先制技で縛られる展開を避けるため、壁で被ダメージを抑えつつ、モロバレルのいかりのこな、かふんだんごでHP管理をする方針としました。
壁を貼るターンに積み技を合わせられ押し切られる展開を嫌い、壁要員にはアンコール持ちのヤミラミを採用しました。積み技だけでなく、おいかぜ、ヤミラミのねこだましを嫌ったまもる、等にもリスクをつけることができ、非常に使用感が良かったです。
セグレイブの弱点として、ほのお、はがね等、こおり半減テラスタルで縛りを解除され、想定外の処理されることが挙げられます。
そのため、テラスタルを強要させる性能が高い、こだわりメガネニンフィアを採用し、先にテラスタルを切らせることを目指しました。
悪タイプに対する圧力が高く、ヤミラミとの相性も非常によかったです。
残りの2枠は、ゴツゴツメットモロバレルと合わせることで、イッカネズミ+コノヨザルに対する汎用的な対策となるマスカーニャ、もう一枚の壁下積みエースとしてウルガモスを採用し、6体が決定しました。
個別解説
マスカーニャ
しんりょく | |
きあいのタスキ | |
くさ | |
ようき | |
H151(4)-A162(252)-B90-C×↓-D90-S192↑(252) | |
トリックフラワー/はたきおとす じゃれつく/まもる |
イッカコノヨ対策枠です。
はたきおとす/トリックフラワー/まもるで完結しているポケモン。ふいうちを打つ機会があまりにも少なかったため、最後の枠はヤミラミが通らない悪タイプに対しての打点としてじゃれつくを採用しました。
選出率1/8 改良するならここ。
ニンフィア
フェアリースキン | |
こだわりメガネ | |
ほのお | |
ひかえめ | |
H191(164)-A×↓-B114(228)-C154↑(76)-D151(4)-S85(36) | |
ハイパーボイス/テラバースト はかいこうせん/ねごと |
壁下で相手を疲弊させる&テラス強要枠。
ヤミラミで行動を制限しづらいサザンドラやヤミカラスなどに負担をかけられる点が素晴らしく、先発に重宝しました。
壁構築であるため、きあいだめサザンドラが特に厳しいですが、ヤミラミのアンコールと合わせてテラス択のどちらにも回答できるのが強力でした。
ねごと採用型には珍しくはかいこうせんを採用していますが、終盤に急激に増えたマルチスケイルカイリューに対して、テラスを切られない限りマルチスケイルをほぼ貫通してワンパンできる点が魅力的で採用しました。
基本テラスは切りませんが、緊急テラスタル用にほのおを採用しました。
選出率3/8
ヤミラミ
いたずらごころ | |
ひかりのねんど | |
くさ | |
ずぶとい | |
H157(252)-A×↓-B139↑(252)-C×-D86(4)-S70 | |
ひかりのかべ/リフレクター アンコール/かなしばり |
採用理由は前述の通りです。
最後の技はアンコール状態のポケモンや、環境に増えていた拘りアイテムポケモン(カイリュー、ウルガモスなど)に対して有効なかなしばりを採用しました。
これにより、合体したヘイラッシャをヤミラミ一体で無力化することも可能となり、立ち回りの幅が広がりました。
他にもキノコのほうし、いかりのこな、このゆびとまれ、むしのていこうなど、サポート技を縛ることで戦況を有利に進めたりと、盤面に応じた使い方ができ、対戦を全て掌握している感覚が味わえます。たのしい。
選出率8/8
ウルガモス
ほのおのからだ | |
たべのこし | |
みず | |
ひかえめ | |
H192(252)-A×↓-B108(180)-C171↑(4)-D126(4)-S129(68) | |
ねっぷう/テラバースト ちょうのまい/まもる |
第二の積みエース枠です。
ほのおテラスタルしたコノヨザルに対してまとまった打点が出せる唯一の駒。
主に対トリックルーム、対イッカコノヨ、対雨でテラスタルを切って戦います。
選出率4/8
セグレイブ
ねつこうかん | |
いかさまダイス | |
でんき | |
ようき | |
H191(4)-A197(252)-B112-C×↓-D106-S152↑(252) | |
つららばり/テラバースト りゅうのまい/まもる |
構築の軸です。全てのカイリューの上を取るために最速。
でんきテラバースト+つららばりの範囲がとても広く、環境に存在するはがねテラスタル以外の全てのヘイラッシャに抜群がつけます。
ようきかつ火力アップアイテムを持っておらず、火力不足に感じることがあるため、アイテムは要検討。
また、マスカーニャを選出しない場合、テラスタルをしなかったヘイラッシャに打点があるのは電気テラスセグレイブのみです。
このポケモンを失わないように上手く立ち回りましょう。
選出率8/8
モロバレル
さいせいりょく | |
ゴツゴツメット | |
あく | |
ずぶとい | |
H221(252)-A×↓-B132↑(236)-C105-D103(20)-S47 ※S個体値25 | |
いかりのこな/キノコのほうし かふんだんご/まもる |
かふんだんごによるエースの回復、いかりのこなで先制技からエースを守ることが役割です。
対イッカコノヨ、ドドゲザン等に対する削りのため、ゴツゴツメットを持たせています。
選出率8/8
選出と立ち回り
基本選出
後発:+
壁+全体技で負担をかけた後、セグレイブ着地から崩します。
モロバレルの残HPが重要なので、できる限り残数不利を取らないように立ち回りましょう。
対ヘイラッシャシャリタツ
後発:+
ニンフィアorウルガモスで負担をかけた後、セグレイブ死にだしから崩します。
合体したヘイラッシャは、壁下でセグレイブとモロバレルを並べ、HP管理しつつキノコのほうしでシャリタツ着地狩りを狙います。
壁下の舞セグレイブ+モロバレルを倒せるポケモンがほとんどいないため、セグレイブが全員倒して勝ち。
いかりのこなはしんそくを吸えないため、しんそく圏内に入らないようにHP管理をしましょう。
ウルガにテラスを切る場合、ヘイラッシャに勝つ手段が合体の有無に関係なくTODのみなので、慎重に選択しましょう。
対グレンアルマイエッサン
後発:+
or
先発:+
後発:+@1
トリックルームなら壁+ちょうのまいからスタートし、モロバレルを絡めてトリックルームを枯らすことを目指します。
基本的にはウルガでみずテラスを切りますが、場合によってはモロバレルであくテラスを切ることも視野に入れつつ立ち回ります。
サイコフィールドの関係上、ヤミラミが置物になってしまうターンがあり、少々きついマッチアップです。
くだけるよろい+じゃくてんほけんのコンボが見える場合は、モロバレルを前に出すなどして気合で対応しましょう。
現状一番難しいマッチアップだと思っています。
対イッカコノヨ
後発:+or
はたきおとす+いかりのこなからスタートし、ふくろだたきコンボを止めます。
ゴツメ等で裏のみずテラバースト圏内に押し込みエースを通していきましょう。
ビルドアップで居座ってくるのであれば、いかりのこな+ヤミラミ引き→アンコールで置物化を狙います。
裏にカイリュー等、ウルガモスが通らないポケモンがいる場合はセグレイブ選出を考えましょう。
対トリル(リキキリンハリテヤマコータス等)
後発:+@1
壁+ちょうのまいからスタートし、トリックルームを枯らすことを目指します。
裏からコータスが出てきそうな方向にキノコのほうしをうち、コータスが寝たらほぼ勝ち。
死に出しコータスはモロバレルorウルガモスの通りそうな方にテラスを切って対応しましょう。
気合でトリルを枯らし、エースを二枚並べて押し切るマッチアップ。
対ヤミカラス追い風
後発:+
壁で追い風を枯らして竜舞セグレイブで全部倒して勝ち。
テラスじゃんけんにならないように、早めに切らせる立ち回りをしましょう。
さいごに
対戦中に対応しながら技を選択しないといけない場面が多く、抽象的な立ち回り解説になってしまい、申し訳ございません。
立ち回りの疑問点や構築の改善案などがあれば、後述のツイッターまで連絡頂けると嬉しいです。
レンタルチームはすべて色違いで揃えていますので、色違いが使いたい!という方も是非使ってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
レンタルチームID:7KJJYX
パーティ作成者
ちゃあじ
Pokemon(Double) SSBU(Palutena/Wolf) @naritayori