チームID:R1T9M4
はじめに
こんにちは。じーまーこう(@FuiYnb)といいます。
シーズン2ダブル最終23位の構築を紹介させていただきます。
剣盾に続きSVでも結果を残すことができてめちゃくちゃ嬉しいです。
シーズン1は1800戦、シーズン2は1300戦とこのルールで合計3100戦やりました。
色々考えて、対戦するという実行に移していく中で気づいた構築です。「ハカドッグ、強くね?」
構築経緯
飛行ポケモンの先制おいかぜ+じしんで相手2体に大ダメージを与える初手が強いとずっと感じていました。そこで、ヘイラッシャ対策にもなるヤミカラス、地震枠にサーフゴーを呼びやすいセグレイブを採用しました。
先発が決まればあとは詰めです。注目したのはハカドッグでした。専用技「おはかまいり」は先発2体が倒された後だと威力が150になります、つまりタイプ一致のギガインパクトを無償で打ててしまうのです。さらに、特性「すなかき」ですなあらし状態だと基本的に上を取れるぶっ壊れぷりです。
相方にはもちろんバンギラスを採用、ハカドッグとの相性補完も良く、なにより流行りのグレンアルマイエッサンの並びに対して強く惹かれました。
残り2体、トリル対策とセグレイブの代わりになるポケモンを探しました。
トリル対策にはふういんリキキリンを採用。ハイパーボイスを入れることで、強力なニンフィア対策にもなります。
ラストはサーフゴーにしました。全体技かつ高威力な「ゴールドラッシュ」がじしんの代わりになると思い、採用しました。
個別解説
ヤミカラス
いたずらごころ | |
しんかのきせき | |
ひこう | |
いじっぱり | |
H167(252)-A116↑(4)-B78(124)-C×↓-D78(124)-S112(4) | |
ブレイブバード/おいかぜ くろいきり/まもる |
A:イカサマではなくブレイブバードのため、火力も出るようにいじっぱりにしました。
S:あまり。これがヤミカラスミラーで上を取ってくれたりと、意外と活躍しました。
ヤミカラスの技構成は、ウェポン、おいかぜ、くろいきり、@1が基本だと思っており、シーズン中何度も@1に悩まされました。
本構築のコンセプトだと、ヤミカラスは先発必須なので、ヘイラッシャが合体するまで生き残る必要があります。そこで取り入れたのが「まもる」です。
おいかぜターンを枯らしたり、相手の攻撃を透かせたりと大活躍でした。
テラスタイプはブレイブバードの火力を上げるためひこうを選択しました。主にモロバレルやコノヨザル、ケンタロスに対しての貴重な打点になりました。
セグレイブ
ねつこうかん | |
いのちのたま | |
じめん | |
いじっぱり | |
H191(4)-A216↑(252)-B112-C×↓-D106-S139(252) | |
きょけんとつげき/こおりのつぶて じしん/つららばり |
上から最大火力を出すため、いじっぱりのASぶっぱにしました。おくびょうやスカーフ以外のサーフゴーの上を取れるので、大体ゴールドラッシュを打たせないで狩ることができました。
本構築のエースポケモン。とりあえず初手テラスタルじしんがとにかく刺さりまくりました。ガブリアスやボーマンダが氷打点を嫌ってはがねタイプになることが多かったのもあり、体感9割通りました。
テラスタイプはじしんの火力を上げるためにじめんを選択しました。追加で砂嵐のスリップダメージを受けなくなるのも大きかったです。
サーフゴー
おうごんのからだ | |
こだわりメガネ | |
はがね | |
ひかえめ | |
H163(4)-A×↓-B115-C203↑(252)-D111-S136(252) | |
ゴールドラッシュ/シャドーボール パワージェム/トリック |
セグレイブと同じく、上から最大火力を出すため、ひかえめCSぶっぱにしました。
本構築の審議枠ポケモン。セグレイブが刺さらない場合の選出を考えていましたが、セグレイブが強すぎてほとんど選出することなかったです。唯一、キョジオーンに対してトリックしたりなど、強さを発揮することはできました。
テラスタルはゴールドラッシュの火力を上げるためにはがねを選択しました。
リキキリン
テイルアーマー | |
のどスプレー | |
フェアリー | |
おだやか | |
H227(252)-A×↓-B100(76)-C143(100)-D110↑(76)-S81(4) | |
ハイパーボイス/トリックルーム まもる/ふういん |
トリル軸に特殊アタッカーが多いので性格はおだやかにしました。
のどスプレーはあまり出番がなかったので、そのままでしたが、特攻の実数値は偶数の方がいいかもしれません。
対トリックルーム、ニンフィア完封ポケモン。「トリックルームを使わせない」をコンセプトに組み込みました。また、天候の取り合いになる雨パには、逆にトリックルームをちらつかせることですいすいポケモンを動かしづらくする役割もありました。
選出は最も少なかったですが、最も選出段階で圧をかけたポケモンだと思います。
テラスタイプはあく技を受けるためフェアリーを選択しましたが、一回も使うことはありませんでした。
ハカドッグ
すなかき | |
きあいのタスキ | |
ゴースト | |
いじっぱり | |
H147-A168↑(252)-B120-C×↓-D118(4)-S120(252) | |
かげうち/おはかまいり まもる/じゃれつく |
A:いじっぱりのぶっぱ
S:タスキなので準速に
本構築の詰めポケモン。「後発で出てくる砂嵐でのハカドッグ最強じゃね?」からスタートしました。ゴーストタイプは、ノーマルとあく以外に通る非常に優れたタイプです。すると自然とハカドッグでは厳しいポケモンが出てきます(イエッサン♀やドドゲザンなど)。それらは、他のポケモンで倒すよう意識してました。
いかにハカドッグを最後に通すか、という一点だけ考えればいいので、自然とすぐに勝ち筋を見通すことができました。
テラスタイプは火力を上げるためにゴーストを選択しました。どうしてもあくタイプが厳しくなったら、かくとうタイプに変更するのもありです。
バンギラス
すなおこし | |
さらさらいわ | |
じめん | |
ようき | |
H185(76)-A186(252)-B131(4)-C×↓-D126(44)-S107↑(132) | |
いわなだれ/かわらわり かみくだく/まもる |
S:おいかぜ込みで最速ドラパルト抜き
A:ぶっぱ
HBD:あまり
※いじっぱりの方が火力が出て努力値効率がいいです。記事を書いているときに気付きました。[A↑194(180)-S107(204)]
本構築の中継ポケモン。先発の一体がやられたら出します。始めはヨプのみで使用していましたが、すなあらしターンを枯らされてしまい、ハカドッグが通せなくなってしまうため、さらさらいわに変更しました。
シリーズ1の天候の中では、砂嵐が最強だと思っています。天候で唯一、スリップダメージがあるためです。ヘイラッシャが持っているたべのこしの回復を相殺することで、勝てた試合がたくさんありました。
テラスタイプはゴールドラッシュを受けられるはがねか、じしんを透かせるひこう、くさの方がいいと思います。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+
おいかぜ+じしんで相手の先発をふっ飛ばした後に砂嵐を展開。あとはハカドッグで全て倒すだけです。
注意するべき相手
1.イエッサン♀やイッカネズミ、ヤレユータンなどのノーマルタイプ+ドドゲザン
ハカドッグが出てくるまでにほかの3体で最優先に倒しにいきます。
特にドドゲザンはバンギラスのかわらわり一撃では倒せないので、重ねる必要があります。
2.サザンドラ、あくテラスタルなどのあくタイプ
ノーマルタイプと対処は同じですが、ハカドッグがじゃれつくをもっているのでそこまで心配する必要はないですが、ある程度削る必要があります。
3.壁構築
中継ポケモンのバンギラスのかわらわり一点頼みです。頑張って通します。効果がいまひとつでも壁を破壊する事でハカドッグで倒しきれるので割り得です。
対トリックルーム選出
後発:+
リキキリンでトリックルームをふういんして上から殴ります。相手にニンフィアがいることも多いので、ハイパーボイスもふういんできます。
あとは上から殴るだけです。
基本選出の方がいい場合があります。くだけるよろいグレンアルマの存在です。この見極めを選出段階からしないといけません。アルマイエッサンの取り巻きにとんぼがえり、クイックターン持ちがいたら要注意です。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は30位以内ではなく、1桁超えて1位を目指していきたいところです。
シリーズ2が始まり、選択が幅広くなる中で、やりたい戦術を通すことを意識してこれからも頑張っていきます。
チームID:R1T9M4
パーティ作成者
じーまーこう
ほたてちゃんにアイコンの絵を書いていただきました! ポケモンやってる海鮮丼です。無言フォロー失礼します。YouTube配信始めました。第一回サイドチェンジとかげ杯優勝、第3回うえすとオフ敗者トーナメント優勝、第9回りりあカップ3位、てるチャレチーム戦#6ベスト16、S35最終28位