オフ開催Tips!コミュニティ大会開催のすすめ

オフ開催Tips!コミュニティ大会開催のすすめ

オフ開催Tips!コミュニティ大会開催のすすめ

はじめに

こんにちは、てるるんです!
DLCであるゼロの秘宝前編がリリースされ、ポケモン界隈全体が盛り上がっていますね。

ダブルとしては国内予選~世界大会までのシーズンが終了し、一旦は公式大会の区切りがついたのではないでしょうか?
Twitter(現X)を見ていても新ポケモンでわいわいと対戦しているポストが流れてきます。

そして、このオフシーズンの時期といえばコミュニティ大会!
ポケパラの予選やテラスクエアを始めとして、オフライン、オンライン問わず多くの大会が開催されています。

このような多くのコミュニティ大会が開催されているのを見て、みなさんも独自の大会を開催したいと思ったことはないでしょうか?
今回はコミュニティ大会、中でもオフライン大会を開催したいけど具体的にどう進めていけばわからない方向けに大会開催の流れを解説する記事になっています。

ポケモンだけでなく他のゲームタイトルの大会にも活用できると思いますので、ポケモン以外で大会を開きたい方にも見ていただけると嬉しいです!

みなさんもオフ会、開催していきましょう!

オフライン大会の開催

オフライン大会の開催手順

大会の開催までの大きな流れは以下になります。

  1. 大会の概要決定
  2. 開催場所 & 開催日の決定および会場予約 (開催3ヶ月前~1ヶ月前)
  3. 大会の告知 (開催1ヶ月前)
  4. 開催に向けた準備 (開催1ヶ月前~前日)
  5. 大会の開催 (大会開催当日)

次の章からは各手順に焦点を当てて解説します。

1. 大会の概要決定

まずどのような大会を開催したいかを決めましょう!
例: オープンシートBO3、チーム戦、〇〇が好きな人が集まる大会など

個人的な考えですが、基本的にコミュニティ大会は自身がやりたい大会を開くのが一番だと思っています。
てるチャレもBO3をやりたい!という自分のモチベーションからここまで継続することができました。

主催者も参加者もやりたいことができるのがコミュニティ大会のよさだと考えています。
なので、「これやってみたい!」「これをやりたい!」を軸に大会を企画するのがおすすめです!

2. 開催場所 & 開催日の決定および会場予約 (開催3ヶ月前~1ヶ月前)

次に開催日および開催場所を決定します。
基本的には開催場所を決めた後、その開催場所で空いている日程を選ぶことが多いです。

会場はe-sports専用施設、レンタルスペース、公民館、カラオケ(諸説)などから規模や価格、アクセスのしやすさ、インターネット環境などから選定をおこないましょう。

この中でおすすめなのは公民館です
リーズナブルで10人程度の募集からも始めることができるので始めるにはうってうけです。
ただ、公民館を利用する場合は、その市区町村に在住している制約などがあるためその点は事前に確認が必要です。

(1度カラオケで開いたことがあるのですが、それはそれで楽しかったです…!!(問題はフリータイムの途中で退出する可能性があること))

3. 大会のエントリー募集・告知(開催1ヶ月前)

会場が抑えられたら次はエントリー募集しましょう。
そのときにTonamelを使うのが何よりオススメです!

Tonamel

(引用元:https://tonamel.com/

Tonamelのすごいところはオフで必要な告知、決済(New! 最後にまとめました)、大会運営を一元管理できるところです。

Tonamelがないと、ブログに参加者募集記事を作り、ブログのコメント欄もしくはGoogleフォームなどでエントリーを募集。当日はお金を受け取り、紙を配布して対戦を行ってもらう流れになります。大変ですね。

さらにTonamelであれば紙だけでは行いづらいスイスドローも開催することが可能です。
無料で使えて、配信卓の情報などを残せるメモ機能を始めとした便利な機能がたくさんあり、ダブルバトルの世界ではかなり浸透されているツールなので是非活用しましょう!

※ちなみに対戦を行わない会でもTonamelを使って募集することが可能です。

4. 開催に向けた準備 (開催1ヶ月前~前日)

そして開催に向けて準備を行います。
何人の運営で、誰が当日何をやるかを予め決めておきましょう。

てるチャレでは、実況1人、配信2名、受付やトラブル対応約3人(対戦する人も込み)、進行1人で行っています。

また、機材の購入も必要で、このへんがあると便利だよ~というのをまとめました。

用途持ち物説明
運営名札初めて顔合わせの人も多いため、可能な限り名札は用意しましょう。受付時に渡すと、名札を持っている人が受付完了といった目印にもなります。
運営名札ケース名札を入れる用。持ち帰ってもらうか次回も再利用するかは事前に運営で決めましょう。
運営電源タップSwitchの充電切れ対策。これがないと参加者でコンセントが埋まってしまう可能性があります。
運営スケッチブック + ペン急遽受付の場所を指し示すPOPが必要になったときなどに。名札を参加者に記名して貰う場合はペンは複数用意しましょう。
運営対戦テーブルカードスイスドローを行うとラウンドごとに席の移動が発生します。そのときの席の場所を指し示すカード。ポケモンの場合はパスワードまで書いておくと、対戦がスムーズにいくのでおすすめです。
配信Switchドック画面出力用。
配信ケーブルHDMIケーブル。会場によってはVGAやDisplayPortしか対応していない場合があるため、複数持っておくと安心。
配信キャプチャーボード会場内配信のみであれば最悪無くてもよい可能性があります。HDMIケーブルが足らなくなる可能性があるため注意!
配信配信用PC会場外に配信するためのPC。会場外に配信する場合は会場のネット環境も確認しましょう。
配信モバイルモニターあると配信卓のプレイヤーが手元の画面を見て対戦できます。
配信ノイズキャンセリングヘッドホン解説実況の声を聞こえないようにするためのアイテム。

5. 大会の開催 (大会開催当日)

いよいよ大会当日!
オフによって運営が何をするかは変わってきますが、てるオフでの運営の業務は主に以下となります。(時系列順)

  • 会場設営
  • 名札の準備
  • 参加者の受付
  • 大会の説明(進行の方法・会場の利用の注意点など)
  • 対戦表作成
  • 各ラウンドのアナウンス
  • ラウンド、トーナメント進行
  • トラブル対応
  • 対戦の配信
  • 大会の閉会
  • 会場の片付け
  • 施設の方に利用報告

特にこのなかで気をつけないといけないのはトラブル対応です。
てるオフでの反省ですが、トラブルが起きたときは一人のスタッフのみで対応せず、複数のスタッフで対応すると決めておくことを推奨します。

事前決済の紹介

この度、てるチャレでは事前決済を導入しました!
今までのオフではなかった奥が深い機能なため、この章でまとめて紹介します。

Tonamel事前決済

(引用元:https://twitter.com/TonamelJP/status/1630804004988162050

そもそも事前決済って?

今までのオフでは当日料金を受け取る形が主流でしたが、Tonamelの事前決済機能を使うとクレジットカードや銀行決済などで、参加者が予め決済できるという機能になります。
参加者は細かい参加費を用意しなくて済む、運営は当日のお金の管理の負担が減るでWin-Winですね!

また、Tonamelでは、この機能を使ったユーザーは優先的に大会に参加しやすくなるという仕様になっています。
会場の大きさに制限があり募集を超過する場合、当日決済より事前決済が優先されます。
予めお金を払ってくれているユーザーが参加しやすいのは運営としても安心です!

事前決済のメリット

  1. 当日の受付時間の短縮
    事前決済を導入すると参加者に事前決済を行った画面を見せてもらうだけで受付が可能になるため、受付の回転率が非常に向上します。
    実はてるオフ#6では名札の作成に人手が取られてしまい、受付開始予定時刻より20分遅れての受付を行ったのですが、事前決済を導入したことでほぼオンスケで大会を運営することができました。
    今まで50分はかかっていた150人の受付を20分~30分で対応することができるのは事前決済を導入する大きなメリットです。
  2. 当日のお金の管理の負担の減少
    当日、大金を管理しなくてよくなったというのもとても大きなメリットです。
    そもそも多くの方が出入りしたり動き回る会場で、数万円を管理し続けるというのは中々に負担が大きいんですよね。
    (運営が誰か一人はお金をいれたバッグの近くにいないといけないなど)
    持ち帰るのも一苦労だったため、このリスクから解放してくれる事前決済は偉大です。
  3. キャンセルの負担軽減
    返金のポリシーをどのようにするかですが、公式サイトの説明にもあるようにキャンセルした場合の返金を行うか否かを運営側で決めることができます。
    具体的な話になってしまうのですが、実はてるオフはエントリーキャンセルが多いことがひとつの悩みでした。
    具体的には#5では74人参加、52人エントリーキャンセル、#6では103人参加、68人エントリーキャンセルと参加者に対して約7割のエントリーキャンセルがされています。
    今までこれらのキャンセル分はすべて運営が負担していましたが、事前決済を導入することでこの負担を減らすことができました。
    #6では大会一週間前以降は返金しないというポリシーで開催しましたが、ぴったりはまったのではないかと思います。

事前決済の注意点

便利な事前決済ですが、利用するに当たって以下の点については注意が必要です!

  1. 手数料がかかること
    公式サイトの説明 にもあるように、プラットフォーム利用料としてエントリー料の5%+1エントリーにつき¥100が差し引かれます。
    つまり、1000円の参加費は実質850円、500円の参加費の場合は実質375円となります。
    この値をどうみるかですが、基本的には参加費を調整したりキャンセルポリシーを設定したりでうまくできるかなと思っています。
  2. 事前決済をした参加者に当日決済をした参加者が抜かれること
    例えば高校生枠が20人ぶんあったとして、その枠がすべて埋まっていたとします。
    その後、21人目が事前決済で申し込んだ場合、20人の内、もっともエントリーが遅い当日決済の参加者がキャンセル待ちに繰り下げられます。
    この仕様は注意が必要で、「ある日時を迎えたら枠を調整する」ということを行っている場合は特に気をつけてください。
    具体的には、大会10日前に高校生枠が5/20で一般枠が120/100だったため、高校生枠を5/5に、一般枠を120/115に調整したとします。
    その後、大会3日前にとある高校生が事前決済をおこない、当日決済の高校生より優先されることで参加可能になりました。
    このとき繰り下げられた当日決済の高校生は、5/20の枠であれば参加できたはずなのに、運営が枠を調整したため参加できなくなったという状態になります。
    これを許容するかは運営の判断になりますが、枠を調整した場合はエントリーを締め切ってしまうのがオススメです。

事前決済を使ってみて

メリットにあげたことがほとんどですが、運営も参加者も負担が減るとても良いサービスでした。
気になっていた手数料に関しても、この手数料を上回るほどのメリットがあったため、てるオフは今後も事前決済を導入し続ける予定です!

最後に

オフライン大会の開催の流れと事前決済について紹介しました!いかがだったでしょうか?
興味のある方は是非開催してみてください!

今後ともてるるんチャレンジをよろしくお願いします。

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