チームID:WKTRGS

はじめに

リバティノートのシャンディ(@ChandyHolmes609)です。

今回はシーズン10のランクバトルで使用し、レート2019で最終26位になったキチキギスを紹介します。

構築経緯

DLC解禁後にランクバトルで遊んでいたところ、キチキギスと何度かマッチングしました。
キチキギスは当初、技と種族値が全く噛み合っておらず、めちゃくちゃ弱いポケモンだと思っていました

しかしいざ使われてみると火力こそ低いものの、高い耐久と優秀なタイプのおかげで倒しにくく厄介だったため、「実はそこそこやれるのではないか?」と思い、キチキギスを活かせるパーティを組んでみることにしました。

キチキギス

キチキギスの有用な技としてはおいかぜ、はねやすめ、アシッドボム、こごえるかぜ、めいそうあたりがあり、どれを使うのが一番強いか考えて型を決めることになりそうです。

最終的に「こごえるかぜ」を選んだのですが、理由はキチキギスにしかできない強みがあるからです。
例えばおいかぜ+はねやすめみたいな型はサンダーでも同じことができますが、キチキギスと比較するとサンダーは特性がせいでんきなので、はねやすめによって被弾回数が増えることを考えるとサンダーを使った方が強そうです。
一方キチキギスの特性はどくのくさり攻撃を当てるほどお得になる特性を持っているので、補助技を打つくらいなら攻撃技、特に全体技を打ち続けることがキチキギスを最大限に生かせそうです。
特にこごえるかぜは相手の素早さを落とす技なので、2回目は上から打てるか相手の交代先に当てるかになり、どくのくさりの試行回数を稼ぎやすく相性がいいです。
ということで先発で一生こごえるかぜを打ち続けるキチキギスを軸に構築を考えます。

ヒスイウインディ

キチキギスの行動回数を稼ぐことを考えると、隣にはいかく持ちを置くと強そうなので、いかくで強力な全体技を持つヒスイウインディを採用。

オーガポン(いどのめん)

この2体では水と地面の一貫がキツすぎるので、これらに耐性のある水オーガポンを採用。

ハバタクカミ
この3体のサイクルで相手を削り、高速アタッカーで締める動きを軸とするため、4匹目は高い素早さで全体技も使えるハバタクカミを採用。

この4匹を基本選出としました。

キチキギスにとってこごえるかぜのSダウンもどくのくさりもほとんど意味のないガチクレセ選出する理由がないレベルで天敵です。

霊獣ランドロス

ガチクレセにはHBオーガポンと霊獣ランドロスを組み合わせることでまあまあ戦えることが分かっていたので、霊獣ランドロスを採用。いかく持ちなのでヒスイウインディが出しにくい相手には代わりに出すこともできます。

パオジアン

全体的に遅さが気になり、6匹目には高速アタッカーを増やしたかったので、ヒスイウインディとも相性のいいパオジアンを入れ、まずはこの6匹で試運転をしました。

キチキギスオーガポン(いどのめん)ハバタクカミヒスイウインディ霊獣ランドロスパオジアン

実際にキチキギスを使ってみた結果、思ったよりもしぶとく生き残って毒ダメージを稼いでくれ、そこそこやれるなと感じました。
一方でガチクレセ以外にも、サーフゴーやグレンアルマに対しては出すと負けることが分かり、このあたりに厚くしていきたいです。

イーユイ

この2体に最も強そうなのがイーユイハバタクカミとの組み合わせは言わずもがなめちゃくちゃ強く、パーティとの噛み合いも良さそうなので、役割の薄かったパオジアンからイーユイに変更しました。
また、水オーガポンがいるものの、こいつはトリトドンではないことに気付き、これだけでは水ウーラオスに対して余裕がなさ過ぎたため、ランドロスかウインディを変更することに。

カイリュー

ランドロスの方は対ガチクレセで必要だったことと、おいかぜしないウインディがあまり強くないと感じたので、ウインディを同じハチマキしんそく戦士であるカイリューへ変更しました。
最終日は特にイーユイの採用が正解で、数を増やしていたサーフゴーやグレンアルマに高い勝率を出すことができました。

キチキギスオーガポン(いどのめん)ハバタクカミイーユイ霊獣ランドロスカイリュー

個別解説

キチキギス

特性どくのくさりキチキギス
持ち物オボンのみ
テラスタイプゴースト
性格ひかえめ
実数値(努力値)H194(244)-A×-B111(68)-C123(172)-D146(4)-S122(20)
ヘドロばくだん/マジカルシャイン
こごえるかぜ/まもる
調整
H:オボンのみなのでカタストロフィ等意識の偶数
B:カイリューの鉢巻テラスしんそく(わざわいのつるぎ込み)15/16耐え
S:ちょい振り
残りC

構築の軸で、主に先発で出してこごえるかぜを打ち続けどくのくさりの試行回数を稼いでアドを得ます
ガチクレセ、サーフゴー、グレンアルマ以外の相手には大体選出していました。

技はコンセプトのこごえるかぜ、特性と相性のいい全体技でタイプ一致のマジカルシャイン、毒の蓄積も狙えるまもる
ヘドロばくだんは削れた相手を倒すときや、確実に毒らせたい高耐久ポケモンに対して打っていました。(確実ではないが)
特性を生かすならなるべく攻撃技を打った方が強いので3ウェポン構成です。
ヒードランに対しても一見何もできない技構成に見えますが、隣のランドロスやオーガポンが草かフェアリーのテラスタルを誘発するので、ヘドロばくだんで削ることができます。

配分はカイリューの神速で何もできずに落とされる展開が弱かったのでそれを耐えるところまで耐久に振り、極力攻撃技を打つポケモンなのでできるだけ火力を上げました。

キチキギスにテラスタルを切ることはほとんどないので、一応神速で拘ったカイリューやウインディを詰ませられる可能性があるゴーストにしてみました。

そこそこ戦えるくらいのポテンシャルはあるポケモンです。

オーガポン(いどのめん)

特性ちょすいオーガポン(いどのめん)
持ち物いどのめん
テラスタイプみず
性格わんぱく
実数値(努力値)H187(252)-A141(4)-B149(252)-C×-D116-S130
ツタこんぼう/ウッドホーン
つるぎのまい/このゆびとまれ
調整
HB特化
陽気炎オーガポンのテラスツタこんぼう耐え
テツノカイナのボルトチェンジ+ガチグマのからげんき(いかく込み)+ クレセリアのムーンフォースを大体耐える
+2ウッドホーンでガチグマを高乱数1発(やけどダメージ込みで確定)

このゆびとまれつるぎのまい両採用した欲張り構成。こごえるかぜ+剣の舞でエースアタッカーとしての運用、このゆびとまれでハバタクカミ等のサポート、水ウーラオスへの引き先、対トリックルームパーティなど、1体でかなりの役割をこなしています。

ガチグマや流行りの炎オーガポンを考えると物理耐久がギリギリなのでわんぱくHB。火力と特殊耐久はテラスタルで補えます。ガチで便利すぎる。

ハバタクカミ

特性こだいかっせいハバタクカミ
持ち物ブーストエナジー
テラスタイプフェアリー
性格おくびょう
実数値(努力値)H149(148)-A×-B106(244)-C169(108)-D156(4)-S171(4)
マジカルシャイン/ムーンフォース
こごえるかぜ/まもる
調整
HB:いじっぱりパオジアンのテラスふいうち15/16耐え、いじっぱりウーラオスのすいりゅうれんだ耐え
残りをS>Cになるように振り分け

主に後発でフィニッシャーとして相手を削り切ります。
相手においかぜを貼られても、一度キチキギスでこごえるかぜを当てるとSブーストのおかげで大体抜けるようになるのが強力。
スカーフ持ちのランドロスやウーラオスを抜ける点も便利でした。
こごえるかぜはイーユイと並べたときに打ちたい場面がたまにあったため採用しました(例えばパオジアンをこごえるかぜ+熱風で倒したりできる)。

たたりめは一見キチキギスと相性が良さそうに見えますが、どくのくさりが不確定な上に、キラフロルと違って後発のポケモンに毒が入らないのでそう上手くいかないです。

火力を補いたかったのでテラスタイプはフェアリー

イーユイ

特性わざわいのたまイーユイ
持ち物きあいのタスキ
テラスタイプゴースト
性格おくびょう
実数値(努力値)H131(4)-A×-B100-C187(252)-D140-S167(252)
ねっぷう/あくのはどう
オーバーヒート/まもる

キチキギスが出せないサーフゴーやグレンアルマに滅法強く、補完として優秀です
ハバタクカミとの相性も当然良く、イーユイの採用により選出の幅が広がりました。

いのちのたまでは動かしにくい場面が多すぎたので持ち物はきあいのタスキ
テラスタイプはカイリューがややきついのでゴーストで使っていましたが、タスキなので炎とかでもいいかなと思います。

霊獣ランドロス

特性いかく霊獣ランドロス
持ち物ぼうじんゴーグル
テラスタイプひこう
性格いじっぱり
実数値(努力値)H196(252)-A187(36)-B121(84)-C×-D109(68)-S120(68)
じだんだ/テラバースト
とんぼがえり/まもる
調整
A:11n
HB:水ウーラオスのしんぴのしずく+テラスすいりゅうれんだほぼ耐え
S:こごえるかぜで最速111族抜き
残りD

いかくがキチキギスの高くない物理耐久を補える点や交代を誘発できる点で相性が良いです。
カイナバレル系のサイクル構築やトリル系統に対しての役割を意識して、ぼうじんゴーグル持ちの耐久重視の配分で使用。

カイリュー

特性せいしんりょくカイリュー
持ち物こだわりハチマキ
テラスタイプノーマル
性格いじっぱり
実数値(努力値)H183(132)-A204(252)-B116(4)-C×-D122(12)-S114(108)
しんそく/つばめがえし
アクアジェット/じだんだ

パーティ全体として水ウーラオスに余裕がなさ過ぎたのでウインディから変更。
オーガポンに強い点も環境的に追い風です。
急遽採用したポケモンでボックスにいたやつをそのまま使っただけなので、配分に理由は特にないです。

選出と立ち回り

基本選出

先発:キチキギス霊獣ランドロスorオーガポン(いどのめん)
後発:ハバタクカミオーガポン(いどのめん)or霊獣ランドロス

ランドロスとオーガポンでサイクルを回しながら隣でキチキギスがこごえるかぜを連打し、荒らしていきます。
毒を絡めてダメージレースで有利を取り、ハバタクカミで削り切る動きを目指します。

おいかぜ系の相手にはオーガポン、サイクル系の相手にはランドロスを先発で出すことが多いです。
トルネロスがおんみつマントだとへこみます。

対パオカイ

先発:キチキギスイーユイ
後発:ハバタクカミオーガポン(いどのめん)orカイリュー

カイリューがどうせせいしんりょくなため、ランドロスをパオカイに出しても微妙なので基本出しません。
しんそくで拘らせてからハバタクカミとゴーストテラスタルを並べていきたい。

対トルネサーフゴー

先発:オーガポン(いどのめん)イーユイ
後発:ハバタクカミカイリューor霊獣ランドロス

前にサーフゴーに強いイーユイを置きつつ、隣にオーガポンを並べることで水ウーラオス等が来てもどうにかなります。

対イエッサングレンアルマ

先発:ハバタクカミイーユイ
後発:オーガポン(いどのめん)霊獣ランドロス

大体水ウーラオス+グレンアルマでくだけるよろいを狙ってくるので、それを意識した選出。
テラスムーンフォースでウーラオスを水テラスタルされても上から倒せます。
アクアジェットでくだけるよろいを起動されても、準速+2グレンアルマよりハバタクカミの方が早いので大丈夫です。

対ガチクレセ

先発:霊獣ランドロスオーガポン(いどのめん)
後発:ハバタクカミイーユイorカイリュー

一番出されることが多いテツノカイナ+クレセリアに対してはとんぼ剣舞。
威嚇とテラスタルを駆使することでオーガポンがボルトチェンジ+からげんき+ムーンフォースまで耐えられるので、そこからウッドホーンで捲っていきたい。

きついポケモン

・ヒスイヌメルゴンヒスイヌメルゴン

無理すぎ。テラスタル切ってくれたら毒が通ってワンチャンあるので、テラスタルして欲しいって言ってます。

最後に

キチキギスを最大限に活かせる構築が組めたかなと思います。他のポケモンにはできない動きができて面白いです。

YouTubeでランクバトルの配信や動画投稿もしているのでぜひ遊びに来てください。

チームID:WKTRGS

パーティ作成者

シャンディ

シャンディさんのプロフィール

ツイッター ユーチューブ

ポケモン ダブル PJCS2020優勝/WCS2017 Day2/WCS2019 Day1/リバティノート運営/ClariS

Twitterで最新情報をチェック!