【PJCS2024予選第1回最終72位/第2回最終95位】へいらっしゃい！食当たり兎もち寿司でぃ！

チームID: 30VP9X

はじめに

おはこんばんにちハロチャオまいど！
兎もち(@UsaUsaBallon)です🐰🐰🐰

今回はPJCS2024予選第一回72位、第二回95位を達成し、本戦でも使った構築を公開します。

構築経緯

2023年11月に開催されたポケモンパラレルアリーナの会場でマイスターのもけぃ！さんのパーティを見て、これだ！と思い立ち即日構築をパクって回していました。立ち回りの軸となるヘイラッシャシャリタツトドロクツキキラフロルの並びは固定で残りの2枠を色々と試していました。

元の構築に入っていた水オーガポンはヘイラッシャのサポートのために採用されている（推測）のでヘイラッシャ通りが悪い試合のゲームメイクがとても難しく微妙だなと思ったので、ヘイラッシャが選出できない相手に対して強く出ることができ、また耐え調整の指標になりやすいポケモンであるため相手を毒で削っておくとそれを全て無視してイージーウィンを狙えるという点でパオジアンカイリューの並びを選びました。

個別解説

ヘイラッシャ

特性	てんねん
持ち物	たべのこし
テラスタイプ	フェアリー
性格	ようき
実数値(努力値)	H229(28)-A121(4)-B158(180)-C×↓-D92(52)-S94↑(244)
技	ウェーブタックル/ボディプレス みがわり/まもる

耐久高めの寿司。普通の耐久寿司は素早さが遅く、上から攻撃されることが多いため急所を誘発し殴り負けたり変化技で止められたりするのでそれは良くないと思い、とりあえず最初に素早さラインを設定することにしました。
オーガポンに上からウッドホーンを打たれて回復されたくないな、と思っていたのでとりあえず最速オーガポンより速いラインに設定することは確定でした。

素早さを甘えたハバタクカミの上をとり一撃で倒すことができるとダメージレースでかなり有利になるので、準速ハバタクカミ抜きにしました（ついでにいじっぱりパオジアンを抜いて聖なる剣を打たれる回数を減らす）
結果としては、増えた雪パのアローラキュウコンやオーガポンのアンコールより先に行動できるため安心して守るが使える点や（キュウコンに対しては壁を張られる前に一度攻撃できる）イッカネズミに怒りの前歯を打たれる前に倒すことができるので、ヘイラッシャをとても速くするのは自明だと感じました。

耐久ラインは悪ウーラオスのあんこくきょうだを2回耐える程度に確保しました。
火力のないオーガポンのウッドホーンを身代わりが耐えたりもします。

ヘイラッシャが相手より先に行動して相手を倒すことで、ヘイラッシャが攻撃を受ける回数が減り、耐久を削って素早さを伸ばすことが実質的に耐久性を上げることに貢献しています。

シャリタツ

特性	しれいとう
持ち物	きあいのタスキ
テラスタイプ	はがね
性格	ひかえめ
実数値(努力値)	H143-A×↓-B81(4)-C189↑(252)-D115-S134(252)
技	りゅうせいぐん/だくりゅう ちょうはつ/まもる

寿司‼️🍣
毒ターンを稼げるようにするためきあいのタスキを持たせ、まもるも採用しています。
タスキのおかげで行動保証がつくので臆病ではなく控えめで決定力を高めています。
ちょうはつを持たせることでトリックルームパーティやドブベトン、モロバレルなどに対して役割を持てます。

キラフロル

特性	どくげしょう
持ち物	オボンのみ
テラスタイプ	みず
性格	おだやか
実数値(努力値)	H190(252)-A67↓-B111(4)-C150-D146↑(252)-S106
技	パワージェム/どくびし キラースピン/ニードルガード

特性により、相手の初手に特殊アタッカー（特にハバタクカミイーユイ）を誘いやすいため、特防特化にし、さらにどくびしを覚えさせることで毒を撒くという役割の遂行力を底上げしています。

テラスタイプの候補はいくつかありましたが、
くさ→トルネロスも初手に出てきてこがらしあらしを連打してくるため却下
はがね→地面が弱点のままで化身ランドロス、イーユイが厳しいので却下
みず→ゴールドラッシュや水流連打を半減で受けれる点や、弱点が少ない点を評価

トドロクツキ

特性	こだいかっせい
持ち物	ブーストエナジー
テラスタイプ	ひこう
性格	ようき
実数値(努力値)	H181(4)-A187(220)-B95(28)-C×↓-D122(4)-S188↑(252)
技	アクロバット/はたきおとす じしん/まもる

キラフロルの相棒a.k.a.味方殴り野郎

はたきおとすによりおんみつマントやこだわりアイテムなどの不確定要素や、相手のオボンのみ、たべのこしなどの回復ソースを落とし安定して自分のペースに持っていける点や、持ち物を見て型を大体予想することができるためゲームメイクが楽になる点を気に入っています。
キラフロルが初手にハバタクカミイーユイなどを誘うので、それに対して強力な物理打点で圧をかけられるのも強かったです。
テラスを切ってないキラフロルにアクロバットを打ち毒ビシを撒いたり、テラスを切ったキラフロルにじしんを打ち毒を撒くなど楽しいことができます。

やはりキラフロルを使うにあたって現実的なプランで能動的に毒ビシを撒けるようにするというのは必須だと思っていましたが、「キラフロルがどくびしを覚えていること」、「ヘイラッシャの耐久だけで勝てるラインが広いので、トドロクツキが味方殴りをする余裕がある」という点が毒寿司構築としての完成度が非常に高い点だと思いました。

パオジアン

特性	わざわいのつるぎ
持ち物	いのちのたま
テラスタイプ	ゴースト
性格	いじっぱり
実数値(努力値)	H155-A189↑(252)-B101(4)-C×↓-D85-S187(252)
技	つららおとし/ふいうち せいなるつるぎ/まもる

ヘイラッシャを出せない時などに出す枠

モロバレルやタケルライコなどに強めで汎用性も高いため普通に強いです。
いのちのたまを持っていることで大体のハバタクカミをふいうちでワンパンできて楽しかったです
（本戦では硬いハバタクカミが多くてほとんど耐えられてしましたが）
テラスタイプはどくやステラでもいいかなーと思いましたが、ねこだまし耐性がえらいためゴーストに。

カイリュー

特性	せいしんりょく
持ち物	こだわりハチマキ
テラスタイプ	ノーマル
性格	いじっぱり
実数値(努力値)	H191(196)-A204↑(252)-B119(28)-C×↓-D123(20)-S102(12)
技	しんそく/げきりん アクアジェット/じだんだ

汎用枠その2。
パクリ元のマイスターのもけぃ！さんの構築では水オーガポンの枠だったが、水オーガポンの採用理由がこの指などのサポートのように見えた。
ヘイラッシャの通りが悪い構築にはとことんヘイラッシャを出せないので、ヘイラッシャだけを立てるよりもヘイラッシャを出せない時のサブプランを用意する方が適していると思ったので採用。
実際に思惑はうまくいき、ヘイラッシャをメタったような見た目の構築に後発からパオカイを投げるだけで敵が全員倒れていく。

技が少しだけ珍しい（そこまででもないが）ような気がするのでそれも紹介したい。
しんそくは確定
パーティ全体で見るとハバタクカミにそこまで強いわけではないので（フェアリー弱点4体）ハバタクカミに少しでも削りをいれられるアクアジェット。

つばめがえしでこだわることがめちゃめちゃ弱く感じたので、どうせ打たないなら期待値の高いげきりんを採用した。
残りはこれもほとんど打たなかったが、増えているドドゲザンやメタグロスを筆頭に鋼に強いじだんだを採用（けたぐりはサーフゴーに無効なので不採用）

選出と立ち回り

基本選出

先発：＋
後発：＋

味方攻撃でもなんでも使って毒を撒き、ヘイラッシャで詰める。

対クレセリア入り

先発：＋何か
後発：@2

クレセリアはみかづきのいのりがあるので毒のプランは使えない、苦しいがシャリタツの挑発を絡めてなんとかする。
基本クレセにちょうはつを打ってクレセリアの隣のポケモンを攻撃し続ける。
カイリューのげきりんがよく刺さる。

対イエカシラ

先発：＋
後発：＋

タスキケアのタキオンカッターがキラフロルに飛んでくるのでキラフロルはテラスを切りキラースピン、トドロクツキは地震を使い、テツノカシラを削りつつ毒ビシを撒いてイエッサンを毒状態にする。イエッサンのテラスマジカルシャインをトドロクツキは耐えるので心配せず動かして良い。

対ガチグマキリン

先発：＋
後発：＋

毒を撒いてラッシャで詰める。
まもる持ちの耐久寄りパーティなのでトリルを枯らしやすく、トリル中はキリンを先に倒してからガチグマを処理していい。ガチグマも毒のダメージでどんどん削れるため多少放置してもあまり問題ない。

対カミイーユイ

先発：＋
後発：＋

キラフロルキラースピン+トドロクツキまもる
次のターンにどくびし+カミに叩き落とす
硬いハバタクカミもキラースピン+毒一回+はたきおとすで倒れる。相手のハバタクカミがsブーストでツキより早い場合はトドロクツキにテラスを切ろう

対追い風

先発：＋
後発：＋ or ＋

毒を撒くことは変わらないが、相手のメンバーによってヘイラッシャがきつそうであればパオカイで詰めても良い❗️
毒やパオジアンのいのちのたまのおかげで耐え調整を貫通したりタスキを無視できるのはめちゃくちゃ強かった

対モロバレル

先発：＋
後発：＋

モロバレルがいてもキラフロルを出す。
モロバレルを選出するのはどくびしを回収するため、ならば初手には出てこない。ということはキラースピンは通るので相手の盤面を毒にしていける。相手がモロバレルを出してきたらどくびしを撒くことができるので、ヘイラッシャシャリタツ選出をしていなければ、割とモロバレルもきつくなかったりする。

対レジスチルクレセリア

先発：＋
後発：＋

まず、クレセリアには毒を回復されてしまうのと、レジスチルには効かないのでキラフロルの選出は諦めます。
レジスチルの処理はヘイラッシャが余裕でなんとかしてくれるので、初手パオカイを出して、レジスチルの隣のポケモンをひたすら倒します。そして残ったレジスチルをヘイラッシャで倒して勝ちです。
※ボディプレスが弱点になってしまうので、カイリューにテラスを切らず、パオジアンにテラスを切ることが多いです。
初手にクレセリアとレジスチルを出された場合はクレセリアを1ターンで倒すのは非常に困難なので無視し、じだんだと聖なる剣をレジスチルに打ち処理するのも良いし、カイリューで逆鱗を打ってもいいと思います、相手のフェアリーテラスが裏目になってしまいますが。
レジスチルもクレセリアも、そして取り巻きのガオガエン、ゴリランダーもこのヘイラッシャに対しては大した有効打となりうる攻撃をできないので、ほとんどのレジスチル構築には負けることは無いと思います

対マタドガス

先発：＋何か
後発：@2

原種マタドガスの場合はシャリタツのりゅうせいぐんでの処理を狙います。
基本的に毒を撒く展開は諦めてパオカイでゴリ押しするという選択をよくとります。
マタドガスの隣のポケモンを攻撃しつつマタドガスはシャリタツで処理、最終的にヘイラッシャで合体するというのが一番綺麗な動きだと思います

ガラルマタドガスの場合はりゅうせいぐんでの処理が効かないので、シャリタツで挑発をいれて放置します。
フェアリー弱点が多いので少し厳しいですが、
挑発をいれないと鬼火で全てダメになってしまうので面倒です。
基本的に結構不利ですが、マタドガス以外のポケモンを見てゴリ押しできそうなポケモンを選出する感じです。
とはいえ、数はかなり少ないので、できるだけ当たらないことを祈るばかりです。

対ディンラッシャ

先発：＋
後発：＋

毒を撒いて合体する
初手の2体があくびで眠らされても問題ない（こっちがラッシャを交代で出した時にあくびを打たれる方がまずいし、ディンラッシャではトドロクツキと水テラスを使ったキラフロラを倒す手段が乏しいので毒ダメージが蓄積するだけ）ので初手で荒らせるだけ荒らす
ディンルーとヘイラッシャはどちらかがオボンのみ、もう片方が食べ残しを持っていて粘られると面倒なので叩き落とすで持ち物を没収したい
ラッシャはオボン、食べ残し、隠密マントなど確実に叩き落としたい持ち物を持ってるのでラッシャに叩き落とすを打つ方が優先度が高い
ディンルーはオボンかチョッキ、オボンは急いで叩き落とす必要もないし、チョッキは落としても大してメリットがない

対雪パ

先発：＋
後発：＋

正直結構ダルイ
キラフロルで毒を撒く
フリーザーやレジアイスはこだわりメガネを持っているのがほとんどなのではたきおとすを打っておきたい
幸いヘイラッシャはふぶきを半減で受けられるので、氷やぜったいれいどのケアでみがわりを残したい

対イエッサンブリムオントリパ

先発：＋
後発：＋

キラフロルでテラスを使い、キラースピン地震するのがほとんど。
そこからは守るを絡めてトリルターンを消費していく

対ガチクレセガエンバレル

先発：＋
後発：＋

基本先発で来るのはクレセガエンなので、パオジアンでテラスを切りながら氷柱落としをクレセに打ち、げきりんがクレセに当たることを祈る
バレルクレセは無理ゲーすぎるので逆鱗を当ててもらうしかない
逆鱗が当たる50%と、氷柱落としが命中し怯む確率25%を考慮するとこれが一番最適解
かなり不利のクレセバレルに対して初手63%の確率で即勝ちを拾える上に回転率も良い

対雨ブリジュラス

先発：＋
後発：＋

鋼タイプ+浮いてるポケモン多+モロバレルと毒ビシの刺さりが良くないので毒はあまり出しません。
勝利ルートとしては二つあります。
まず一つ目は、パオカイでブリジュラスを処理するルート、二つ目はヘイラッシャでブリジュラスを処理するルートです。

1.
・テラスを切らないブリジュラスにせいなるつるぎでのkoを狙う
・テラスを切ったブリジュラスに対してしんそく+つららおとしで倒す

2.ボディプレスが弱点にならないようパオにゴテラを切り、ブリジュラス以外を倒す。その後ヘイラッシャで合体しブリジュラスを倒す
てんねんでBアップ、Cアップを無効にでき、ボディプレスで大ダメージを与えて一方的に殴り勝てます。
このヘイラッシャにはエレクトロビームも半分入りません

ペリッパー入りの場合は
初手スカーフウーラオス+ブリジュラスで、味方とんぼ→ペリッパー出しからのエレクトロビームという動きもよくとられます
その場合はカイリューのテラスしんそく+ふいうちでウーラオスを処理、そうするとどちらもボディプレスが弱点になるので次のターンにブリジュラスを処理しに行きます

さいごに

マスターカテゴリではなかなかいい結果をふるいませんでしたが、予選を最速で突破し、2回も予選抜けラインまでレートを上げれて嬉しいです。本戦は負けてしまいましたが、今回の反省を活かして来年はもっと良い結果を出せるよう努力します。

チームID: 30VP9X

パーティ作成者

兎もち

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