レンタルチームID: 0000 0004 NH25 6C
はじめに
こんにちは、ひろきんぐ(@hirokingvgc)です。本構築は、INCAprilにて、最終レート1838(31位)を達成することができた構築です。原案作成から2週間足らずで本番を迎えたため、まだ煮詰め切れていないところもありますが、ご了承ください。
本構築はgrandさん(@take_grand)と二人で構築したものとなります。grandさん、本当にありがとうございました!
grandさんも本構築の記事を書いているので、是非読んでみてください。
※INCで1838出したロムのトゲキッスは個体を間違えて登録してしまったので、正しいトゲキッスにしてQRは公開しました。
構築コンセプト
本構築は、プレイング重視で全対応を目指す(=全国大会や世界大会で優勝を目指す)ような構築ではなく、事前に決めたパワーある動きを相手に押し付けて勝つことを目指して構築している。
また、プレイヤーの読みを減らすための工夫の一環として、構築全体の数値を高める工夫をする。(極力火力耐久どっちも兼ね備えた6匹を選抜したい)
→サマヨールのような打点があまり持てないようなポケモンなしで、高耐久・高火力を実現したい。
→数値を高める一環として、火力強化アイテム等を持たせて数値を押し付ける。
基本的には1ターン目にドラパルトにダイマックスを切って盤面を荒らしていく、先行逃げ切り型の構築である。
正直、後出しダイマックスの方が構築のパワーとして高いと考えているが、後出しダイマックス戦術は相手の初手のダイマックスを非ダイマックス2匹で凌がなければならず、プレイングが難しいと考えたので、やむなしで先行逃げ切り型の構築とした。
(じーんさんが配信でこの構築を後出しダイマックスで運用していたので、結局はプレイヤーによるという感じもしました。立ち回りを頑張れば後出しダイマックスでもなんとかなるみたいですね。)
※一部構築が歪なため、どうしても苦手な組み合わせが存在している。苦手な組み合わせについては、ヤンキープレイのような決め打ちを行っているが、ご容赦ください。
構築経緯
※必ずしも構築経緯が時系列順に並んでいるわけではないのでご了承ください。
(1)ドラパルト+バンギラスへの注目
元々INCに向けて、トリックルーム主体の構築を使いたいと思い、リバティノートに寄稿したようなサマヨールを軸に据えたトリックルーム構築(できればバンギラスを主軸にしたい)を考察していた。
理由としては以下の通り。
トリックルーム
・トリックルームは相手の全てのs操作を切り返せる。
・トリックルーム主体の構築は火力・耐久ともに高められるので、プレイヤーの読み負担が減る。
バンギラス
・バンギラスはガラル地方で唯一と言っていいほどの数値の押し付けができるスペックの高さを持ち合わせているので、このポケモンを綺麗に選出できる構築はそれだけで飛躍的な安定感を得ることができる。
・高い数値の上でガラル地方に蔓延るいたずらごころ軍団の補助技をカットできる。
上記を理想として構築をずっと考察していたが、ミミッキュ+ドラパルトなどのゴーストの圧倒的な増加、フシギバナの解禁によるねむりごなの圧力などにより、横に置くポケモンを相当工夫しないと初手のサマヨールでのトリックルーム展開が難しいと感じるようになった。
特にミミッキュはばけのかわでターンを稼いでくる上に、一定数ちょうはつ持ちやトリックルーム返ししてくる個体もいるので、全くと言っていいほど安定しなかった。
さらに、ダイマックスエースに据えたいバンギラスについても、ローブシンが一向に減る気配を見せず、一旦トリックルームを諦めざるを得ないと考えた。相手のローブシンを見ただけでダイマックスを切るのを躊躇するようでは、INCの過酷な45戦を正常なメンタルで戦い抜けない…。
そんな時にアルカナさんの有料記事(【26勝2敗 1841】INC2月使用構築 解説記事【VGC2020】【ポケモン】|アルカナ/alcana|note)を拝見し、ダイマックスドラパルト+バンギラス、という組み合わせに興味を持った。ダイマックスドラパルトでダイホロウ、ダイジェットをばらまき、味方の素早いバンギラスのサポートを行う、というものである。サマヨールを使っている際に確かにこの2匹の並びは厳しかったし、純粋にこの動きが強そうに思えたので、物の試しにこの二匹を軸に、自己流で構築を組み立ててみることとした。
記事を読んでアレンジを加えたいと直感で思ったのは、バンギラスのきあいのタスキである(本当に記事読んだのかとか言われそう())。せっかく横のダイマックスドラパルトでサポートしつつ、バンギラスでも積極的に攻撃させるのであれば、きあいのタスキは少し消極的かなあと感じたのと、ゴリラをしたいお年頃だったので、一度こだわりハチマキを持たせてみることにした。
こだわりハチマキバンギラスの削り性能は凄まじく、一度ダイジェットを決めると横のドラパルトのダイホロウに合わせて相手を壊滅させていけるパワーがあり、ポテンシャルを非常に感じた。
また、非ダイマックスバンギラスを初めて使って、バンギラスにダイマックスを切らないのであれば、相手に格闘が一匹くらいいても気にせず選出して、雑に切り捨てても強いことに気がついた。
ダイマックスを切らないのであれば、無理にバンギラスで相手4匹を倒しにいく必要もなく、そこまで大事に扱う必要がなく、結果として気兼ねなく動かせて使いやすいと感じ、この型ならば積極的に選出ができると思った。
上記を踏まえて、この組み合わせを詳細に詰めていくこととした。
(2) フェアリー耐性の確保
どのルールでもダブルの構築を組む上で、フェアリー耐性(≒鋼枠)については非常に重要視をしていて、今回はバンギラス+ドラパルトの採用を決めた時点で考えることとした。
この枠を考える前に、自分のこのルールの鋼枠の考えについて軽く記しておく。
<鋼枠について>
ガラルダブルの構築を組む上で、鋼枠の選定は非常に難しいと思っている。過去ルールにおける鋼枠はヒードラン、テッカグヤ、メタグロスなど、相手のフェアリーの打点を完全にシャットアウトしつつ、フェアリーやその他役割遂行対象に一定以上の打点を持てていて、鋼枠のポケモンに自然と複数の役割(幅広いタイプの受け・引き先と特定タイプへの攻め)を持たせることができ、構築としての幅も広がっていた。
今回のルールの鋼枠の特徴として自分が感じているのは、「受けと攻めの役割を両立できない駒しかいない」ということである。ガラルの鋼の代表枠はドリュウズだと思うが、ドリュウズくんを鋼タイプとして受けの観点で全幅の信頼を寄せている人はいないと思う。構築として、鋼タイプに前のめりな役割を持たせると、チーム全体として受けが回らないので、個人的にはドリュウズはあまり好みでない。
その他ガラル地方の鋼タイプを見てみると、ジュラルドン、アーマーガアなどが思い当たるだろうか。ジュラルドンは正味鋼としては論外と思っているので(D50は舐めすぎ)、古き良き鋼タイプというとアーマーガアくんになるだろうか。アーマーガアも個人的にはあまり評価をしていない(比較対象が過去のヒードランメタグロスだからしょうがないね、比べられた相手が悪かった)。
アーマーガアの詰めの性能自体は高いと思うが、自身がビルドアップや鉄壁(+ボディプレス)を使わないと、攻撃参加の駒として心許ない点(つまり、一定のパワーを出すためにはターン数が掛かる)が個人的に納得がいっていない。初発から一定程度の打点を叩き出せない駒は、相手に負担がかかりにくく、アーマーガアの横を殴られ続けるだけで簡単に2vs1が出来上がってしまうのが個人的に評価できない原因の一つであった。
2vs1からでも立ち回りによっては積んだアーマーガアで完封できることもあるだろうが、被弾回数が増えるような構築はあまり好みではないので、鋼枠としてよく採用されるような駒たちは使いたくなかったのが正直なところである。
まとめると、鋼枠として求めていたのは以下の役割をこなせるポケモンである。
・まず鋼してる(硬いって意味です)。ドリュウズとかキリキザンとかトゲデマル見たいなポケモンは鋼枠として認めません。
・初発から一定程度パワーが出る。
・できれば、鋼枠以外の別の仕事もこなせると嬉しい。
上記の欲張りな要求を叶えてくれる鋼枠を探していたところ、カ・エールさんのミロサマナット構築(【INC February 1位】サマヨミロナット – カ・エールのぶろぐ)のナットレイがそれに当たると考えた。
カ・エールさんのとつげきチョッキナットレイであれば、下記の通り要望を満たしてくれるコマだと考えた。
・ニンフィア等のフェアリータイプに対し、鋼タイプとして役割を遂行できること
・構築として確保しにくい水耐性・水打点を持てて、対水タイプとしての役割もこなせること
・技の威力が高いので積み技がなくても高い打点を持てること
3枠目として、ナットレイの採用を決めた。
(3) 素早さ操作の選定
ドラパルト、バンギラス、ナットレイを採用したところで素早さ操作の手段について考えることとした。素早さを補う手段として、ドラパルトのダイジェットがあるが、これだけだと心許ないので、別の素早さ操作も確保することとした。
素早さ操作としてやはり最も強いと考えているのは上記で述べた通りトリックルームであり、トリックルームアタッカーになり得るナットレイも構築に入ってきたのでトリックルーム要素を導入して、スイッチ展開ができるようにしたいと考えた。
構築コンセプトにもある通り、トリックルーム起動役にもある程度のパワーを求めていて、その一方でトリックルームを確実に展開できる安定感が欲しかった。最メジャーのサマヨールはパワーがないためNG、パワーあるトリックルーマーは耐久が脆い、ということで最低限のパワーと特性によって行動保証があるミミッキュをトリックルーマーとして採用することとした。
(4) 構築コンセプトの整理
構築が少しずつ固まってきたところで、一回環境・構築の強みを整理して、ドラパルト、バンギラス、ナットレイ、ミミッキュの型を明確にしようと考えた。
<構築の雑感>
・初手ドラパルト+バンギラスor中速ポケモンでのビートダウンをすることがほとんど。
≒初手からトリックルームを展開していくことは少ない。
(サマヨールではなくミミッキュを選択している時点で、トリックルームプランがファーストチョイスではないことは明確ではあるのだが、トリックルームはサブプランで毎試合は展開しない心づもりでも試合は成立しそうという見込みがたった)
・初手ミミッキュのトリックルームは通らないことも多いが、バンギラスorドラパルトが倒れたあとにミミッキュを出してトリックルームをする行動(その後ナットレイで詰めるまでがほぼセット)は非常に通りやすい。
(これについて、初手トリックルームと比較して、トリックルームの貼る隙が小さいことが理由である。遅いポケモンで固めてサマヨールで初手から無理やりトリックルーム貼ろうとするとそりゃトリックルームは貼れないわけで、初手にトリックルーム対策を釣りだし、ダイマックスドラパルト+バンギラスで消耗させたあと、ドラパルトorバンギラスを横に置いて圧力をかけながらトリックルームをするのであれば、確かにトリックルームを貼る隙は小さくなりますわなと)
→ミミッキュはようきのビートダウンタイプではなく、トリックルームスイッチ型で問題なさそう。
・いじっぱり準速バンギラスの素早さ(実数値113)が、ダイジェットビートダウン展開、後発トリックルーム展開どちらでも対応できるちょうどいい値である。
ダイジェットで素早さ加速をもらったあと、トリックルーム展開後一回引いてトリックルーム下でも上から叩いていく動きもギリギリ可能な素早さ。
→お試しで決めたいじっぱり準速でも問題なさそう。というか下手に火力落として本番耐えられるのが嫌だったので、ようきに変えることができなかった…。ようきに変えると、ダイジェット+ほのおのパンチでアイアントを焼却できます。
<ドラパルトの素早さ>
・最速ドラパルトが少ない、上位に行けば行くほど、耐久振り弱点保険ドラパルトが増えてくるという環境読み。
・ドラパルトの型も物理の方が主流になり、最速特殊は減った。
→上位勢が不安定な最速ドラパルトを好むことはないだろうし、上位勢の構築をパクる中堅勢は上位勢の構築に倣ってドラパルトの素早さを落とすと思われるので、ドラパルトミラーで魂の同速勝負は信頼できる勝率になりそう。15〜16帯相手の魂のダイホロウ対決を制したらそれ以降はなんとかなりそうという感じ。
・最速ドラパルトでダイジェットを一回積むと、追い風下最速90族まで抜ける。
=素早いドラパルトは一度ダイジェットを押せるようにサポートすれば、すなかきドリュウズ 、ようりょくそフシギバナにも対抗できる。
→以上より、ドラパルトを最速にすれば、50%の同速ではなく、信頼できる確率で先に動けそうな上に、面倒くさそうな素早いポケモンたちを追い風なしで切り返せそう。
・ドラパルト一匹に火力を寄せるコンセプトではなく、取り巻きも含めてみんなでパワーを出していくコンセプト、特にダイジェットによる素早さバフは大事なので、味方のサポートも兼ねてドラパルトは最速での採用が必須。
・最速での採用、構築がドラパルトのダイマックス技の恩恵を積極的に受けていくスタイルなので、じゃくてんほけんではなく、いのちのたまで相手に依存せず火力を出していくことも決定。(本当の初期の初期は耐久振りじゃくてんほけん型でした)
<ミミッキュの素早さ>
ミミッキュにトリックルームを採用したわけだが、素早さをいじっぱり無振りでビートダウン展開に寄せるか、ゆうかん最遅でトリックルーム展開に寄せるかを検討することとした。
構築として一番強い流れが表ドラパルト、裏ミミッキュナットレイのトリックルーム選出で、ミミッキュを選出した際にはほぼトリックルームを打ってナットレイのサポートをしているので、ゆうかん最遅の素早さ設定でいいと判断した。
また、構築単位でドリュウズが重めだったのでドリュウズの前でもトリックルームを使えるように、リリバのみを持たせることとした。
<ナットレイの役割>
ナットレイについて、流行のてっぺき+ボディプレス陰湿ナットレイにするのか、最初に採用したとつげきチョッキナットレイにするのかだが、型の決定要因として最も重要視したのは、対水としての役割を持たせることである。
バンギラス、ドラパルトが等倍でしか水タイプを攻撃できないこと、水技や氷技で共に弱点を突かれてしまうことを考えると、対水枠はやはり重要視すべきコマである。
また、バンギラス、ドラパルトが共にフェアリー弱点であるので、フェアリー(特にニンフィア)を迅速安定処理できることが必要。
→相手のマジカルフレイムへの対処、ジャイロボールの打点を考慮して、構築に合うのはやはりアタッカー基調のとつげきチョッキナットレイであると判断した。
<バンギラス>
ハチマキ強い!脳筋!!いうことない!!!
(5) こだわりメガネミロカロスの採用
ドラパルト、バンギラス、ミミッキュ、ナットレイの採用が決まったところで、何が重たいかを考察したところ、対策必須なものでいうとバンギラス+ドリュウズ、ドサイドンのような強力な岩、地面タイプとジュラルドン、アーマーガアといった鋼タイプであった。構築組む上で、岩や地面タイプに打点が持てなくなって負けることを避けるため、通りの良い水打点を確保するようにしている。
今まで採用した4匹が全員物理であった関係上、水タイプ位は特殊ポケモンを採用したい。ということで、水タイプとして試したのは以下の二匹。
・ミロカロス
・水ロトム
ミロカロスはジュラルドンを意識した採用、水ロトムはアーマーガア+対水性能の補強を兼ねた採用となっている。どちらを優先するべきか吟味した結果、今回はミロカロスの方を採用することとなった。
理由としては以下の通り。
・アーマーガアよりジュラルドンの方が環境に多く対策が必須であると予想した。
・ドラパルトを採用している関係上、ジュラルドンは絶対に厚めに対策をしておきたい。
・アーマーガアは後述する立ち回りでゴリ押しのプランが確立した。
今回はミロカロスを採用したが、水ロトムを採用しておけば、構築単位でとてもキツかったダイマックスウォーグルに対抗できたとも考えられるので、最後二枠については環境に合わせて要調整です。
でも、こだわりメガネミロカロスを採用した方が構築全体のパワーは高まるので、なるだけこだわりメガネミロカロスを採用した方が良さそうな気はする。
次に、水枠2匹試してミロカロスの採用が決まったので、ミロカロスの詳細な型を考察する。
ミロカロスに求められている役割は、バンギラス+ドリュウズ対策、ドサイドン対策、ジュラルドン対策の3点。
このうち、一番出動回数の多そうなバンギラス+ドリュウズについては、ダイマックスをミロカロスに切るプランを取らないこと、対ドサイドンもトリックルームを決められて、是が非でもドサイドンの攻撃を耐えてから殴り返すプランを取る場合にしかダイマックス権を切らないことから、基本的にはダイマックスなしでパワーを出せるアイテムを持たせたいと考えた。そうなるとやっぱりこだわりメガネしかありませんね(思考停止)。
幸いにも(?)、火力の高めたミロカロス自体は認知されても、評価されているのはダイマックス型で、ダイマックスの恩恵を受けられないこだわりメガネミロカロスはセカンドチョイスのまま留まっている。そのおかげで、こだわりメガネふぶきについて忘れている人も多そうだったのでこれでよかったと思う。
今回はサマヨールのかわりに横にドラパルトを置くこととし、ドラパルト方向にダイドラグーン、ダイホロウ、ダイアークを押してもらって、それを餌にすることをミロカロスの基本戦術とした(まあ魂の同速ダイホロウ勝つのでかちき発動しないんですけどね!(ヤクザ並感))前回の構築とは異なり、ドラパルトのダイジェットを貰って上から制圧していく動きもできるので、ミロカロスの活躍の幅も広がっている。
さらに、最終調整段階でドラパルトにダイストリームが採用されて、ダイストリーム+こだわりメガネだくりゅうというゴリラプランも取れるようになったので、Dドラパルト+こだわりメガネミロカロスはとてもシナジーがあり強かった。
ちなみにジュラルドンに対しては基本的にミロカロスにダイマックスを切るプランで考えていたが、その時実質アイテムなしで弱いと考えている人も多いかと思う。でも、HCベースのアイテムなしDミロカロスでも、使い手がよほど上手くない限りDジュラルドンに不利は取らないと考えていた(うそなき+C189いのちのたま10まんボルトベースダイサンダーまで耐えるので、一回の行動保証はある)。そのため、アイテムなしダイマックスになろうとも役割は遂行できるので問題はないと判断し、非ダイマックスの性能を高める判断のもと、こだわりメガネを採用した。
そんなこんなで、リバティノートに寄稿したバンギラスサマヨールの構築に引き続き、またこだわりメガネミロカロスを採用してしまったわけですが…(またかよという感じですが…)。まあ僕はミロカロスはこの型しか使えない体になってしまったので、仕方ないですね。こいつはバンギラスと共に今年の相棒です。カプ・レヒレが解禁されるまでずっとお世話になると思います。
(6) 構築の穴埋め 〜対フシギバナ、アイアント〜
5枠でパワー自体は十分だと判断したので、後は勝てないパーティを洗い出して、穴を埋めるコマを採用する必要があった。
相手をしていて困ったポケモンたちは以下の通り。
→ダイジェット一回でフシギバナの上を取れるのは良いのだが、ダイジェットを押す前にねむりごなをされるのは非常に困る。
→今のところ構築に炎打点がバンギラスのほのおのパンチしかないので、アイアントへの打点がなくて困る。
→Dドラパルトの上からつららおとしをしてくるのは非常に困る。
上記のポケモンの対策方法として、フシギバナ、ヒヒダルマは一回ドラパルトの行動回数を稼げればよく、アイアントについては炎技を採用すれば多少対策が可能である。ドラパルトの行動回数を稼ぐためには、このゆびとまれをできれば良いので、このゆびとまれを使えて炎技が使えるトゲキッスを最後に採用した。
この中で一番重くみたのはフシギバナだったので、フシギバナにドヤ顔をするためにぼうじんゴーグルで採用し、アイアント相手に対しては、素早さを119に設定することで、ドラパルトのダイジェットでアイアントを抜けるように調整し、アイアントを焼却して対策することとした。そもそもアイアントが減少傾向にあるので、みんなもう使わないかな、という思いもあり、対策となっているか微妙な程度の対策にとどめた。
(7) 最終調整
メンツが確定したので、選出・立ち回りを詰めていく。
最終的に変更となった要素は以下の通り。
①ダイビングドラパルト
対バンギラス+ドリュウズに対して、ドラパルト+ミロカロスを選出することまでは決まっていたが、ミロカロスのだくりゅうだけだとパワーが足りない上に、バンギラスのじゃくてんほけんを発動させかねない。ダイドラグーンやダイジェットだけでは、対バンギラス+ドリュウズが厳しかった。
そんな際、キヌガワさんの有料記事(シーズン4 ランクバトル2位構築【ダブルバトル】|キヌガワ|note)を拝見して、ダイビング媒体のダイストリームドラパルトの記載があった。
ダイジェット、ダイホロウは構築コンセプト上切れず、ダイドラグーンも非常に強い技なので切れず、守るとダイビングを天秤にかける必要があった。構築の安定感を取るならば、守るが必須なのだが、本構築は前のめりのビートダウンをコンセプトに構築しているのと、練習段階でまもる(ダイウォール)は対トリックルームの時間稼ぎなど一部でしか使わなかったので(Dドラパルトを雑に使い捨てて、取り巻きのこだわり軍団を通す試合展開も多々あったので、ダイウォールをするより、ダイマックスわざで味方にバフをかけた方が強い)、ダイビングを採用した。
ダイストリームの一番メインの役割としては、こだわりメガネミロカロスの火力補強、次点の役割としてバンギラス+ドリュウズのドリュウズの素早さを奪う、ナットレイを炎技から守るというものがある。
(記事の公開自体は4/7時点だったと思うが、課金したのは4/9とかで、考察の時間がほとんどなく、試運転数戦のぶっつけ本番の採用となった)
これによって、対バンギラス+ドリュウズが安定するようになったのと(決め打ちは後述)、ガオガエンへの打点をドラパルト自身が強く持てるようになったので、非常に良い変更であった。
(余談ですが、記事を読んだ際はダイストリームドラパルトについて半信半疑で、grandさんが強く押してくれなかったらこの技は採用していなかったと思います。実際守るを切って本番を迎えたわけですが、ダイストリームの使用感はとてもよく、これがなかったら間違いなく1800達成はできなかったと思います。ぱっと見では有用性がわかりにくいですが、この技はこの構築の強さを支える重要な要素だと思います。ダイビングドラパルトの発明はほんますごい)
②トゲキッスの持ち物・役割
<トゲキッスの役割>
本構築におけるトゲキッスは、他5匹と比較して、パワーが低めである。何も考えずに選出すると、トゲキッスと横のポケモンのパワー差が噛み合わず、そこが綻びになって負けることがあるため、選出を絞る必要があると考えている。
一般のスタンダードでよく行われるドラパルト+トゲキッスの並びがこの構築ではあまり強くないと考えている。
・ドラパルトは自分一匹で試合を決めにいくコマでないこと
・トゲキッスに手助けがないので、ドラパルトの火力を補強できず、ただこのゆびとまれをするのみになってしまいかねないこと
が理由である。
(6)で記載した通りトゲキッスの役割は明確かつ絞っているので、それを念頭において立ち回る必要がある。
<トゲキッスのアイテム>
フシギバナにビビり散らかして、一旦はぼうじんゴーグルで採用をしていたが、ぼうじんゴーグルというアイテムは汎用性的には微妙である。また、最近はフシギバナ使いもぼうじんゴーグルを警戒するようで、横にトゲキッスを置いておくだけでねむりごなを打たれないケースが増えてきた。
そもそも、対フシギバナについては一回ダイジェットを押せれば、ドラパルトがフシギバナの上を取れるので、一回行動をできれば良い=トゲキッスの眠りとフシギバナを1:1交換できるのであれば、ぼうじんゴーグルが不要なのではないか、という結論に至った。そこで、トゲキッスの役割対象として据えていた対アイアントの役割を確固たるものにするため、リリバのみに変更することとした。
それに伴い、トゲキッスの配分も必要な素早さを確保した後は物理耐久を高めることに特化した。一応、役割の項目でドラパルト+トゲキッスの選出に否定的なコメントはしたが、ドラパルト+トゲキッスでも戦っていけるように、物理耐久を高めて、このゆびとまれの試行回数を稼げるようにした。
ちなみに、リリバのみへの変更もINC当日に決めたため、ぶっつけ本番となってしまった(
余談だが、1838を達成したトゲキッスについて、登録個体を間違えて、ひかえめで火力の高いトゲキッスにリリバのみを持ったなんとも中途半端なトゲキッスとなってしまいました(
素早さS119、炎技でDアイアントを一撃で焼却できるという点で役割の遂行自体は支障がなかったが、使いたかった個体と比較してとても脆くてなんとも微妙な気持ちになった。ただ、この失敗があったおかげでトゲキッスの選出を本当に必要な時しか出さないと切り替えができたので、そういった意味ではよかったのかなと。この構築のトゲキッスは選出を絞る使い方が正しいと思います。
③ミミッキュの持ち物
ミミッキュの持ち物について、トゲキッスにリリバのみを奪われてしまったので、ミミッキュの持ち物も変更をする必要が生じた。ミミッキュの役割について、
・確実にトリックルームを貼ってナットレイをサポートすること
・かげうちでドラパルトやバンギラスの狩り残しを始末すること
で、上下どっちを重要視するかによって持ち物も変わってくる。今回は、トリックルームを張ることを重要視した。トリックルームを展開したい相手として、エルフーン軸の追い風パーティはドラパルトバンギラスだけでは素早さの上を取られて普通に戦うのは厳しい相手なので、エルフーン相手にトリックルームを貼りたいと考えた。エルフーンのちょうはつをカットしてトリックルームを貼れれば、エルフーン軸に爆アドを稼げると踏んで、メンタルハーブの採用を決めた。
以上より、ダイマックスドラパルトでこだわり持ちのバンギラス、ミロカロスをサポートする、ダイマックスポケモンだけに火力を依存しない構築となった。パワーがいろいろなところから出せるだけでなく、ドラパルトと火力馬鹿たちが荒らした相手を、ナットレイ+ミミッキュで終盤相手を詰ませて勝つ、というプランも取れ、構築とプレイの幅が広がった構築が完成した。
構成
個体の個別解説も一応書きますが、正味構築経緯と下の選出パターンに考えていることを全部書いたのでそっちさえ読んでおけばよいかなという感じです…。
※選出率とダイマックス率は体感でデータを取ったわけではありません。選出率は僕の信用度と読み替えてもらってもいいかもしれません。
ドラパルト
特性 | クリアボディ |
持ち物 | いのちのたま |
性格 | ようき |
実数値(努力値) | 164(4)-172(252)-95-*-95-213(252) |
技 | ダイビング/そらをとぶ ゴーストダイブ/ドラゴンアロー |
ダイマックス率:80%
<役割>
・初手のビートダウン要員
・こだわりアタッカーのサポート
・ダイジェットによる素早さバフ調整:魂の最速。ドラパルトミラーは魂を込めて同速勝負を仕掛ける。気合と祈りを込めてください。
〜雑感〜
・トリックルーム構築でさっぱり勝てなかったので、半ばヤケクソで採用した最速ドラパルト。最速ドラパルトでINCの予選抜けを目指すのは上振れ狙い以外のなんでもないが、こうでもしないと勝てなかったので、神様に祈りを捧げることにしました。正味これ以外に語ることはありません。
・立ち回りの指針として、ドラパルトの同速対決は負けた時の択は基本的に考慮せず、魂込めて勝ってください。環境読みで最速ドラパルトが少ないと書いていたので、それに忠実に動いていました。まあ対戦相手もドラパルトの同速対決は嫌でしょうし、こちらのレートも1700以上にまで上がると、「まさか同速負けをケアしない立ち回りはしてこないだろう」と、相手が勘繰ってひよったプレイをしてくれることも多いので、そこにつけ込んでヤクザしてました。
・ドラパルトのミラーという不安要素を除けば、このポケモン自体は非常に強かった。中速相手にはダイホロウ+バンギラスで殲滅できるし、ダイジェットを上手いタイミングで積めるとバンギラスとドラパルトだけで試合勝てることもしばしばある。
・ミロカロスとのシナジーもかなりあり、ダイストリームの採用でミロカロスの火力を強化することができ、相手に強烈な範囲打点を押し付けることができる。ちなみに横にミロカロスを置いた時のダイアーク・ダイホロウの牽制効果については全く信用しておらず、ドラパルトにダイマックス技を押させた上でミロカロスのかちきのトリガーにするという考え方で立ち回っていました。実際相手から見てドラパルト+ミロカロスを見てどの程度ダイアークダイホロウをどの程度押したくないのかはわかりません。
・構築経緯や選出のコーナーでも書いたが、ドラパルトのダイビングはかなりの強さで、これを発明したキヌガワさんはすごいと思いました。ミロカロスの火力補強、ナットレイの耐久底上げ、ドリュウズの足を奪うという要素がここまでこの構築に綺麗にハマると思わなかった。まもる切ってでも採用し得でした。
・ちなみに技構成がえげつないくらいに小学生しているので、ダイマックスを切らなかった時はため技3つというなんともピーキーな型になります。まあそれでもゴーストダイブを打ち散らかしているだけでもなかなか強かったのですが。こんな見た目がやばいドラパルトを本番に持ち込むにはとても勇気がいりました( まあ同速ヤンキーしてるあたりから、半ばヤケクソ感が漂っているんですけどね…。
バンギラス
特性 | すなおこし |
持ち物 | こだわりハチマキ |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 182(52)-198(204)-130-*-120-113(252) |
技 | ダメおし/いわなだれ ばかぢから/ほのおのパンチ |
ダイマックス率:0%
(トゲキッスですら一回ダイマックスしたのにダイマックス権を譲ってもらえなかった…)
<役割>
・ドラパルトとともにパワー担当
・対ラプラス
・対炎(リザードンなど)
・対トリックルーム調整:S1段階上昇で最速リザードン抜き+α
〜雑感〜
・今回はダイマックスを切らず、雑に数値を押し付ける形での採用となった。今回の構築は、バンギラスを非ダイマックスで強く使いたい、というところからスタートしたので、バンギラスを一番数値高く扱えるこだわりハチマキを持たせてみた。こだわりハチマキバンギラスを使って第8世代で結果を残した人もほとんどいなかったので、弱いのかなと思っていたが、使ってみると案外使いやすく、それでいて相手を崩壊させるパワーを持っていることが判明した。今回はこだわりハチマキバンギラスが動きやすいように最大限構築を工夫したつもりです。
・いわなだれで全体技を確保し、単体火力を高めるためにダメおしを採用した。ダイホロウ+ダメおしは等倍相手なら基本全部倒れると思って差し支えないと思う。本当に狂った数値をしていて強かった。
・余談だが、ダメおしのダメージ上昇は相手のいのちのたま反動でも発生する。いのちのたまDドラパルトになんとなくダメおしをしてみたら、ワンパンできたので覚えておいて損がない知識である。
・序盤はダイジェットに乗せて盤面を荒らし、終盤に一度引いて素早さをリセットしてトリックルーム下でもマウントを取り続ける動きは結構やるし、とても強い。まさにスイッチトリパって感じが良かった(こなみ
ミロカロス
特性 | かちき |
持ち物 | こだわりメガネ |
性格 | ひかえめ |
実数値(努力値) | 202(252)-*-108(68)-154(156)-146(4)-105(28) |
技 | ふぶき/だくりゅう マッドショット/りゅうのはどう |
ダイマックス率:20%
<役割>
・バンギラスとともに一般ポケモン火力担当
・対バンギラス+ドリュウズ
・対炎、地面、岩
・対ジュラルドンのダイマックス要員調整:S1段階上昇で最速90族抜き(ドリュウズ、ルカリオを意識)
〜雑感〜
・前回の記事から引き続きの参戦。高い耐久力で盤面に居座りながら高い火力で圧力をかけ続けられるのはとても強い。
・前回と違って、素早さがほんの少し早くなってダイジェットプランを通しやすくした。ただし、スイッチトリパである上に耐久を犠牲にしたくなかったので、素早さは本当の最低限の最速ドリュウズ抜き+αにとどめた。耐久切ってもいいなら、リザードン抜きくらいまであげられるといいかなと。
・だくりゅう、ふぶきについてはおなじみなので割愛、マッドショットもみんな認知しているので割愛(役割的に対ジュラルドンのため必須)、ラスト一枠をどうするか、といった感じである。どうせ何入れても打たないだろうと思ったので、今回はオシャレ技としてダイドラグーンの種となるりゅうのはどうを入れてみた。特殊耐久の高いミロカロスが物理耐久も補強できたら強いんじゃないかと。案の定ほとんど打たない死に技だったので、ハイドロポンプとかで良かったかなと思います。ちなみに、ダイドラグーン入れようと思った直接のきっかけは対アーマーガアで能動的に勝ち気発動したら強そうというなんとも頭の悪い理由からでした。アーマーガアの前でミロカロスはダイマックスを切らないので、本当に頭が悪かったと思います
・一定数いる催眠ミロカロスについて。僕はあの型を自分で使う分には評価をしていない。あくまで自分で使う分には、というだけで使われたら本当に厄介だが。催眠ミロカロスは、とぐろをまくで耐久を高めてさいみんじゅつを打ち散らかし、こちらの攻撃を止めてくる。たしかに厄介なことに間違いはないが、とぐろをまいて、さいみんじゅつをしている間ミロカロスはダメージレースに参加できない。ミロカロスのサポートにオーロンゲなどを横に置くことが多いかと思うが、パワーのないさいみんじゅつミロカロスとサポートのオーロンゲが盤面に残り続けると、寝ている間に決定的な動きができず、催眠ターンを稼がれるだけとなってしまう。結局のところ、ダメージレースの観点からするとなんともしょっぱいコマで、ミロカロスのさいみんじゅつを活かせるようなパワーの高い取り巻きを組むには、構築難度・立ち回りがぐんと上がってしまうと思っている。ただでさえパワーを出す立ち回りが難しいのに、外しや即起きのリスクも考えると、さいみんじゅつミロカロスは自分で積極的に採用するコマではないと思っている。
トゲキッス
特性 | きょううん |
持ち物 | リリバのみ |
性格 | ずぶとい |
実数値(努力値) | 191(244)-*-143(116)-140-135-119(148) |
技 | まもる/かえんほうしゃ このゆびとまれ/マジカルシャイン |
ダイマックス率:5%
<役割>
・対フシギバナのねむりごな吸収
・対ヒヒダルマでバンギラスをまもる
・対アイアント、ナットレイ焼却担当調整:S1段階上昇で最速アイアント抜き
〜雑感〜
・構築経緯でも述べたが、このポケモンは選出を必要最低限に抑えることが勝利への道である。このポケモンの採用理由は、上記で述べた通りで、他に対してはほとんど選出しない。ドラパルト+トゲキッス選出も、トゲキッスにてだすけが入っていないこと、ドラパルトが単体で敵を殲滅できる構成になっていないことから基本的にはするべきでない。
・立ち回り的に言うと、トゲキッスでこのゆびとまれを押すぞーみたいな顔をしつつ、実際は守らせる使い方が一番多かった。トゲキッスを選出している以上、構築のパワーが落ちているので、こだわり軍団にいっぱい働いてもらう必要があり、そのためには簡単に頭数を失うわけにはいかないことが理由である。ちなみに構築唯一のまもる持ちです。
・上記と関連するが、ミミッキュ+トゲキッスでこのゆびとまれ+トリックルームをすることはない。この2匹が並ぶ盤面は、パワーが貧弱で巻き返しが難しくなるからだ。ただし、初手に一緒に並べないだけで、ミミッキュとトゲキッスの同時選出はありうるので、そこは念頭に置いておくと良い。(バンギラスを厚くサポートするため対格闘枠のフェアリー2枚選出し、なおかつトゲキッスがナットレイ焼却の役割を担っているとき)
ミミッキュ
特性 | ばけのかわ |
持ち物 | メンタルハーブ |
性格 | ゆうかん |
実数値(努力値) | 159(228)-154(236)-106(44)-*-125-90 ※S個体値0 |
技 | かげうち/じゃれつく ゴーストダイブ/トリックルーム |
ダイマックス率:5%
<役割>
・トリックルームによるナットレイのサポート
・対格闘(特にローブシン)
・かげうちによる詰め
〜雑感〜
・基本選出に入ってはいるが、パワー的にいうと少し物足りない子。でも、特性のおかげで行動保証があり、トリックルームも安定して展開でき、かげうちで最後の押し込みもできるので、構築の安定感の向上には繋がっていたと思う。
・メンタルハーブについては非常に刺さりが良かったと思う。トリックルームをちょうはつで対策している構築が一定数いたので、そこに対してトリックルームを展開できてナットレイを安定して展開できたのは非常に良かった。特に、面倒なエルフーンの前でちょうはつ択をケアする必要がないのが立ち回りやすかった。(まあムーンフォース+なんかで殴られるケースもあったが、ドラパルトとセットのミミッキュなのでASビートダウンミミッキュにも見えるので、トリックルーム一点読みをしてエルフーンのムーンフォースとミミッキュより遅いポケモンの集中でトリックルームをはられる前にミミッキュを倒すことを選択するのは、は相手としても難しいのだろう。) メンタルハーブがあるおかげで、トリックルーム貼りたい時にこのゆびとまれ用にトゲキッスを選出をしなくとも、トリックルームができたのが良かった。トゲキッスミミッキュは流石に非力すぎる…
・本当に地味だが、フェアリータイプなのは偉くて、ナットレイの苦手なローブシンに対してじゃれつくで押していけるのが良かった。バンギラス、ナットレイと出すとローブシンは重かったので、そこをカバーできる意味で噛み合っていた。
・かげうち+ダメおしでミミッキュ+バンギラスの組み合わせでも気持ち良くなれるので、覚えておきましょう。
ナットレイ
特性 | てつのトゲ |
持ち物 | とつげきチョッキ |
性格 | ゆうかん |
実数値(努力値) | 181(252)-154(204)-151-*-143(52)-22 ※S個体値0 |
技 | ボディプレス/はたきおとす パワーウィップ/ジャイロボール |
ダイマックス率:40%
<役割>
・対フェアリーの引き先
・対水の引き先
・対ドサイドンの打点
〜雑感〜
・カ・エール先生から拝借したナットレイ。技威力が高いので、数値以上に火力が出る。後発ミミッキュ+ナットレイで詰めを担う展開が一番このポケモンを強く使うことができる。
・対トリックルームの切り返しとしても非常に優秀で、ブリムオン、ドサイドンの下から草技・鋼技を叩き込むことができる。対ドサイドンについては安易にパワーウィップ・ダイソウゲンを打つのではなく、はたきおとすでドサイドンのじゃくてんほけんをケアするプレイも多い。ナットレイがドサイドンの返しの技を耐えたらそのままナットレイでそのまま押していくし、ナットレイがやられたときはミロカロスでダイマックスを切って切り返していくようなイメージです。
・ナットレイ+ミロカロスでドサイドンに上下から圧力をかけられること、ナットレイが大抵のトリルアタッカーより早く動けること、バンギラスがトリラーに無類に強いことから、実はミミッキュのトリックルーム返しがなくてもトリックルーム構築に渡り合うことができる。ナットレイ一匹でトリックルームにめちゃくちゃ圧力をかけることができて、ナットレイすげえってなりました。
・ナットレイについては、ダイマックスを切って最後の詰め筋を担うこともできる。ナットレイにダイマックスを切るときは後出しダイマックス戦術となることがほとんどなので、選出段階でこだわり持ちでナットレイに打点のあるポケモンを破壊するプランを組み立て、ナットレイがダイマックスをした瞬間には相手が詰んでいることが理想。
・理論的に説明できるわけではないが、Dドラパルト+バンギラスで荒らし損なった相手もナットレイ一匹で巻き返せることが多かったので、こいつは本当に信用可能です。3番目に出てくるミミッキュのトリックルームが読みにくいせいでナットレイが通りやすいのかなとは思いますが。最速ダイジェットドラパルトのビートダウンから急にミミッキュナットレイのトリックルーム展開はまあ対応は難しいんでしょうね。
選出・立ち回り
本構築の強い選出パターンをいくつか示した後、具体的な仮想的への選出例を記す。
選出ルール
・初手ドラパルト+バンギラス、裏ミミッキュ+ナットレイが出せそうならそれでいく。
・相手にジュラルドンがいたらミロカロス初手。
・相手にバンギラス+ドリュウズがいたらミロカロス+ドラパルト初手。
・相手に水タイプがいたらナットレイが裏。
・相手にヒヒダルマがいたらトゲキッスが初手、バンギラスもほぼ初手。
・相手にフシギバナ、アイアントがいたら、トゲキッス+ドラパルトが初手。
基本選出
先発:+or
後発:+
ダイマックス:
構築のスタートとなった形。ダイマックスドラパルトでこだわり持ちのサポートを行い、どちらかが倒れたらトリックルームを貼って裏のナットレイにつなげる。
ドラパルトは横のこだわり持ちの素早さを上げるためにダイジェットを押すべきか、ダイホロウ・ダイストリームで火力のサポートを行うべきかは盤面を見てしっかり考えるべし。裏から死にだしで出てくるポケモンのことまで考えてダイジェットが必要かをよく考えよう。
ナットレイ自身はトリックルーム下だと無類の強さを誇るので、ダイマックスを切らずとも詰め筋になりえるし、パワーも十分。
最大パワー選出
先発:+or
後発:or+
ダイマックス:
素早さ操作はドラパルトのダイジェットのみ。相手を見て、こだわり持ちで殴り勝っていけそうなときはこの選出を行う。この選出ができた試合はほぼ勝ちだと思います。ナットレイもミロカロスもバンギラスも刺さっているという判断で出しているので。
実は、対トリックルームも一部この選出を行ったりする。バンギラスでトリックルーム始動役を睨みつつ、トリックルームを展開されたら後出しナットレイで十分時間を稼ぐことができ、その間で横のこだわり持ちポケモンがダメージを蓄積させてくれていると思うので。
中速スイッチ選出
先発:+or
後発:or+
ダイマックス:
・バンギラスもミロカロスも刺さっているときに行う選出。ミロカロス、バンギラスともに素早さは100〜115のラインに収まっていて、スイッチトリルとして運用可能な素早さをしている。序盤はダイジェットに乗せて上から叩き、切り返されたら後発でトリックルームで素早さを再度逆転して反撃に転じる。
ドラパルトお留守番初手トリル展開パターン
先発:or+
後発:or+
ダイマックス:
バンギラスがあまりに刺さっている時、ヒヒダルマ相手に苦肉の策などでたまにやりました。詳しいことは後述。まあこの選出でも全然戦えるので、バンギラスとナットレイの数値が狂ってるほど高いってことですね。バンギラス最強!
具体的な仮想敵に対する選出
対バンギラス+ドリュウズ
絶対選出:、、
ダイマックス:
先発:+
後発:+
<立ち回り>
ドラパルトのびっくりドッキリダイストリームで2手目までにアドバンテージを大きく稼いでかつプランを取る。具体的にバンギラス+ドリュウズと対面した際は、ダイストリーム(バンギラス方向)、だくりゅうを選択する。
下記分岐が起こると考えられるが、どのパターンでもだくりゅうをバンギラスに外さなければ、負けない選択となる。
(素早さをかなり高めているじゃくてんほけんバンギラスについては厳しいが、数が少ないので割り切っています)
パターン1:ドリュウズがダイマックスを切る場合
ミロカロス方向へのダイアースについて、ようきいのちのたまなら確定で耐えることができるので(いじっぱりいのちのたまでもこちらの方が有利な乱数で耐える)、下記のダメージ計算の通り、バンギラスはダイストリーム+だくりゅうで倒し切ることができる。バンギラスが素早さを振っている場合(ミロカロスのS105より早い場合)、基本的に耐久に努力値を割く余裕はないくASだろうと思うので、ドラパルトのいのちのたまダイストリームで信頼できる乱数で倒すことができる(165〜196ダメージ)。そもそも素早いバンギラスを採用したバンドリ構築はあまりないと思っているし、実際当たらなかったので。
パターン2:バンギラスがダイマックスを切る場合
ドリュウズの非ダイマックスへなちょこ攻撃はドラパルト・ミロカロスともに耐えることができ、下記のダメージ計算の通りドラパルトのいのちのたまダイストリーム+ミロカロスの雨だくりゅうでかなりの高乱数で処刑できます。本番は一度も耐えられたことはなく、これで問題ないかと思います。例によって早いじゃくてんほけん持ちのみ裏目になる選択だが、それはいないと割り切った。
→どちらのパターンでも、次のターンは天候が雨でドラパルトがドリュウズの上をとれているので(バンギラスのダイウォールのみ裏目だが、されたことないです)、次のターンはダイジェット+だくりゅうでもダイストリーム+だくりゅうでもダメージレースは有利に運ぶことができる。
〜ダメージ計算〜
・A187ドリュウズのいのちのたまダイアース(130)がミロカロスに165〜196
・ドラパルトのいのちのたまダイストリームがバンギラスに169〜200
・雨ダブルダメージだくりゅうがD一段階上昇バンギラスに146〜174
・雨ダブルダメージだくりゅうがバンギラスに218〜260
※バンギラス+ドリュウズにトゲキッス+ロトムが付随しているパターンの構築にも、ドラパルト+ミロカロスから入るのが良いと思う。理由として、初手こちらのミロカロス+ドラパルトが相手のトゲキッス+ロトムとが対面したとして、相手はロトムにダイマックスを切ってくれるので、ナットレイの後出しで全然間に合うからだ。ドラパルトの上からのダイホロウを連打と、とつげきチョッキナットレイの下からの強力な打点は捌き切れず、ダイマックスターンを上手くいなせる。一方、トゲキッス+ロトムの初手を読んで裏にミロカロスを置いたときにバンギラス+ドリュウズと対面してしまうと、ドラパルトの生存が難しくなってしまう(バンギラスを上から制圧し切ることができないため)。そのため、バンギラス+ドリュウズがいたらトゲキッス+ロトムを合わされる覚悟でミロカロス+ドラパルトを出すのが良い。ちなみに僕の主観で言うと裏のナットレイ投げで間に合うと判断しているので出し負けとは思ってませんが。
対リザードン
絶対選出:、
選出推奨:
ダイマックス:
先発:+
後発:+相手に合わせて
とんでもないことに、ハチマキバンギラスさんはフレンドガードを貫通してDリザードンを信頼できる確率で倒すことができます(A198だと62.5%、A204だと81.2%)。
ヨロギのみを持っていたとして、ダイジェットさえ重ねてしまえばあの世行きなので、ダイジェット+いわなだれでマウントをガッツリ取っていきましょう。
相手のダイマックスを行動させずにワンターンキルして気持ちよくなっちゃおう!
※ただし、Aをイキって11nの198に調整すると、フレンドガード込みのいわなだれの乱数が20%弱変わってしまうので、みんなはブッパしような!INC前の調整試合で耐えられたことがなかったので、確定かと思ってたのですが、記事書くにあたりダメージ計算してみた結果こんな事実が判明してしまった…
ちなみに、リザードンヤミラミ、リザードン+エルフーンについてもダイジェット+いわなだれを押してください。バンギラスにダイマックスを切る必要はありません。
リザードン+ヤミラミ
…ドラパルトにさきおくりを押された場合のみ、リザードンに一度動かれる。しかし、ヤミラミがさきおくりを押しているということは、にほんばれをしていないので、晴れていないリザードンのダイソウゲン程度ならバンギラスくんは耐える。よってさきおくりをされた場合のみキョダイゴクエンかダイソウゲンを通されますが、それをされない限りヨロギのみがあってもダイジェット+いわなだれでリザードンは行動させずにワンパン。しかも、ダイジェットドラパルトは過去の遺物として認識されているのかあまり警戒されないので、大体いわなだれが通った。相手のダイマックス権を無駄撃ちさせるのはとても気分がいいですね。
リザードン+エルフーン
…例によって、バンギラスがワンパンされるのは、にほんばれ+ソーラービームのみ。にほんばれをしているということは、エルフーンはおいかぜをしていないということなので、こだわりスカーフリザードンでない限り、ドラパルト→バンギラス→リザードンの順で動くので、リザードンは何もできずに倒れる。おいかぜ+ダイソウゲン、キョダイゴクエンはどっちも耐えるので問題なし。
対ラプラス(おいかぜなし)
絶対選出:、
選出推奨:
ダイマックス:
先発:+
後発:+or
ドラパルトのいのちのたまダイホロウとバンギラスのダメおしでなんとDラプラスが吹き飛びます。初手でダイマックスワンパンできるととても気分がいい。バンギラスが強すぎて負ける気がしないマッチアップですね。ちなみに僕はINC中盤までダメおしじゃなくていわなだれ押してました( いわなだれはたまに耐えられるのでやめましょう。
対エルフーンジュラルドン
絶対選出:ミロカロス
選出推奨:ナットレイ
ダイマックス:ミロカロス
先発:+or
後発:+or
エルフーンジュラルドンについては、あまり選出を決め打っておらず、ミロカロスを初手においてジュラルドンと対面したらダイマックスを切ること、という決め事しかしていなかった。
ミロカロスの横に何を置くかは、相手の構築を見て適宜フィーリングで選んでいた。やることが多かったプレイとして、ドラパルト+ミロカロスを選出して、相手がジュラルドンを初手に出していた場合はドラパルトバックミミッキュでミロカロスにダイマックスを切る、相手の初手がドラパルトに薄そうな場合はそのままドラパルトにダイマックスを切ることをよくした。
対フシギバナ
絶対選出:、
選出推奨:
ダイマックス:
先発:+
後発:+
フシギバナが見えた際は、トゲキッスにねむりごなを受けさせている間にドラパルトでダイジェットを決めて、ビートダウンを決めていく。トゲキッスについては消極的な選出理由なので、裏のバンギラスのサポートも含めて、無理やり役割を見出す。
対ヒヒダルマ
絶対選出:、
ダイマックス:or
先発:+(or 滅多にやらない)
後発:相手に合わせて +が一番多かったが、たまに後発パターンもあった
選出にあんまり入ってないトゲキッスさんが唯一と言っていいほど輝けるパターン。この構築、なんとヒヒダルマが受かっていません!こだわりスカーフつららおとし連打されるだけで滅びます!!対ヒヒダルマについてはヤンキーとも言うべき択を決め打ちしていました。
具体的には、トゲキッスまもる、バンギラスいわなだれです。
ヒヒダルマのばかぢから無警戒ムーブですが、こうでもしないと勝てません。勝てないことはわかっていたので、事前に決め打ちしていました。これが冒頭で述べていたヤンキー決め撃ちです。
バンギラスの横にトゲキッスを置いておくと、このゆびとまれでばかぢからを吸われたとき、守られたときのアド損をケアして、トゲキッス方向に通る攻撃を押してきます(大半はつららおとし)。初手から頭数が減るのは困るので、トゲキッスは守らせます。
つららおとしをしない場合として、とんぼがえりの様子見パターンがあると思いますが(実際何度かされました)、じゃくてんほけんをケアする限りバンギラス方向にとんぼがえりを押せるプレイヤーはほとんどいません。何試合ヒヒダルマと対面したかは覚えていませんが、この決め打ちは1試合以外全て通りました。ちなみに、決め打ちが通らなかった試合はトゲキッス+ヒヒダルマでてだすけ+じしんを押されてバンギラスが何もできずにすっとびました。その試合の勝敗は覚えていませんが、ドラパルトのダイジェットで捲れたような気もしてます。記憶違いならごめんなさい。
対アイアント
絶対選出:
選出推奨:
ダイマックス:or
先発:+
後発:取り巻きに応じて。or+が多いかなって言う感じ
プランによってはを後発に据えることも。
トゲキッスさんの数少ない役割対象アイアントさん(勝てるとは言ってない)。ダイジェット+かえんほうしゃでありさんを業火滅却したいのですが、ありさん使いも賢いので、初手からありさんは投げてくれません…。頑張って盤面コントロールをしてアリさんを引き摺り出してトゲキッスの炎技を当てましょう。
ありさんの焼却パターンとしては、ダイジェット+炎技で上から焼くパターン、ミミッキュのトリックルームを展開して炎技をぶつけるパターンがありますが、ありさんにミミッキュはできるだけ投げたくないので悩みどころ。付け入る隙があるとすれば、後発アリさんパターンは初手ダイマックスを切れないので、ドラパルトが受かってないと言えるでしょう。ドラパルトで一般の有象無象を上手く荒らしてトゲキッスが倒れる前にアリさんを引き摺り出しましょう(相当きつい)。
対雨
絶対選出:、
選出推奨:
ダイマックス:
先発:+oror
後発:+or
ダイジェットドラパルトでルンパッパの上を取れます。その上ナットレイがいて、天候変えるバンギラスもいます。行動保証のあるミミッキュに雨側から打点が乏しいミロカロスもいて負ける気がしません!(とか言って負けるとアレなので、これ以上何も言いません)
対ガチトリパ
絶対選出:
選出推奨:、
ダイマックス:、、
先発:+oror
後発:+or
ガチトリパは相手のトリラーとサポートを見て誰を出すか考える。相手にイエッサンがいないのであればドラパルト+バンギラスでトリックルーマーに圧力をかけ続けるし、イエッサンがいるのであれば、ドラパルトを諦めてミミッキュでトリックルーム返しを狙うか、ミロカロス+バンギラスでトリックルーム貼るターンに強力な圧力をかけるプレイをすることが多かった。
対ドサイドンで気を使うのは、非トリル下ではミロカロス、トリル下ではナットレイで常にドサイドンの上から圧力をかけることである。ちなみに、ガチトリパは一回トリックルームをうまく返せると、ミロカロスとバンギラスに無抵抗に殴られ続けるだけになるので、それも狙えるといいですね。ただ、こちらもトリックルームで強いナットレイがいるので、むやみやたらにトリックルームを返そうとはしません。ナットレイが消耗したらトリックルームを返すくらいのイメージです。
対ドラパルトセキタンザン
(セキタンザンくん名前長い割にしっくりした略称が認知されてない気がするので、どうにかして欲しい)
絶対選出:
選出推奨:、
ダイマックス:、
先発:+
後発:取り巻きに応じて。水タイプ対策にはほぼ出していた気がします。ラス1はパワー重視でが多かったかと。
相手のドラパルトがなみのりを打ってきた場合、いのちのたまダイストリームでセキタンザンくんが倒れます。
HP4振りセキタンザンへのダメージ
ドラパルト@いのちのたま
ようき A252 ダイストリーム(威力130):85.2%~100.5%
ドラパルト@きあいのタスキ
ようき C0 なみのり:23.7%~28.0%
ちなみにですが、初手は素直にセキタンザンを出されることが少なく、サマヨール+なんかが多かったかと思います。バンギラスとドラパルトでサマヨールで圧力をいっぱいかけて、ダイホロウを打ち散らかしましょう。ダメおしが大抵刺さると思います。
あと、いのちのたまダイホロウ+ダメおしでDラプラスが倒れるので、当然ながらDミロカロスも倒れます。サマヨール+ミロカロスはダイホロウ+ダメおしの集中でいいと思います。
対アーマーガア
アーマーガアのゴリ押しプランは主に二つ存在していて、二つをうまいこと組み合わせて削ってください。
(1)ドラパルトのダイストリーム+ミロカロスのだくりゅうで特殊で攻める。
(2)ドラパルト+バンギラスでダイホロウ+ダメおしで積まれる前にゴリ押す。
どっちにしても厳しいので、ミロカロスをうまく立ててください。
おわりに
非常に長い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
また、一緒に構築を組んでくれたgrandさん(@take_grand)、本当にありがとうございました!
INC Aprilに向けて考察したことは全部言語化したつもりです。構築組む際の何かヒントになったら幸いです。(考察した結果が魂の同速対決ドラパルトダイホロウなのはお粗末だけど、環境難しすぎたのでしょうがない…)
ご意見、感想などありましたら@hirokingvgcまでお願いします。
レンタルチームID: 0000 0004 NH25 6C
パーティ作成者
ひろきんぐ
ブログ: hiroking0634’s diary