はじめに
シーズン12でのランクマッチダブルバトルのポケモンの使用率の集計を行いました。
データはすべてマスターボール級のものとなっています。
後半ではシーズン12の環境の変化を解説しています。こちらも是非ご覧ください。
前回のシーズン11使用率のまとめ記事はこちら↓↓
はじめにシーズン11でのランクマッチダブルバトルのポケモンの使用率の集計を行いました。データはすべてマスターボール級のものとなっています。後半では、要注目なポケモンをピックアップして解説します。[…]
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2020/11/1~11/30(シーズン12)
データ数:924
マスターボール級の対戦データのみを集計しています。
シーズン11と比較して順位が上がったポケモンは「↑」で、順位が下がったポケモンは「↓」、順位の変動がないポケモンは「→」で示しています。
また、冠の雪原で新登場したポケモンは「新」で、シリーズ6で使用禁止となっていたポケモンは「復」で表記しています。
順位 | ポケモン | KP(かぶりポイント) | 採用率 | |
---|---|---|---|---|
1 | ウーラオス | → | 360 | 39.0% |
2 | カプ・レヒレ | 新 | 353 | 38.2% |
3 | レジエレキ | 新 | 290 | 31.4% |
4 | 霊獣ランドロス | 新 | 237 | 25.6% |
5 | ガオガエン | 復 | 196 | 21.2% |
6 | ブリザポス | 新 | 184 | 19.9% |
7 | ドラパルト | 復 | 162 | 17.5% |
8 | ゴリランダー | 復 | 160 | 17.3% |
9 | メタグロス | 新 | 154 | 16.7% |
10 | ガラルファイヤー | 新 | 145 | 15.7% |
11 | カミツルギ | 新 | 140 | 15.2% |
12 | コータス | 復 | 130 | 14.1% |
13 | ポリゴン2 | 復 | 128 | 13.9% |
14 | サマヨール | ↓ | 125 | 13.5% |
15 | 化身ボルトロス | 新 | 115 | 12.4% |
16 | クレセリア | 新 | 114 | 12.3% |
17 | フシギバナ | 復 | 110 | 11.9% |
18 | ヒートロトム | ↑ | 109 | 11.8% |
19 | バンギラス | 復 | 98 | 10.6% |
20 | エルフーン | 復 | 88 | 9.5% |
21 | サンダー | 新 | 85 | 9.2% |
22 | 化身トルネロス | 新 | 84 | 9.1% |
23 | テッカグヤ | 新 | 73 | 7.9% |
24 | トゲキッス | 復 | 71 | 7.7% |
25 | ピッピ | ↓ | 69 | 7.5% |
26 | ヒードラン | 新 | 66 | 7.1% |
27 | ツンデツンデ | 新 | 65 | 7.0% |
28 | マンムー | 新 | 59 | 6.4% |
29 | モロバレル | ↓ | 58 | 6.3% |
30 | イエッサン♀ | 復 | 55 | 6.0% |
シーズン12環境レポート
初期はメタグロス、ガラルファイヤーが流行
冠の雪原環境の初期はダイマックスに適正のある新登場のメタグロスとガラルファイヤーが流行しました。
メタグロスは特性「クリアボディ」で相手から能力を下げられることがなく、味方のじならしで相手のSを下げつつ自身のじゃくてんほけんの発動が狙えるポケモンです。
ガラルファイヤーは特性「ぎゃくじょう」で高い特殊耐久があるため倒されにくく、タイプ一致のダイジェット・ダイアークが強力です。
しかしながら、シーズン12最終順位30位以上のパーティにはメタグロスは1体、ガラルファイヤーは2体しか使用されておらず、終盤では上位プレイヤーにはあまり好まれていませんでした。
メタグロスを採用したパーティ
中盤からはフシギバナポリゴン2が台頭
やなぎさんが瞬間1位、レート2003を達成した構築がシーズン12の中盤から注目を集めました。
フシギバナ+ポリゴン2の初手が強力で、フシギバナのダイアースやダイアシッドでポリゴン2を強化しながら、ポリゴン2はトリックルームやサイドチェンジでサポートをして、じこさいせいで長く盤面に居座ることを目指していきます。
フシギバナ+コータス+ポリゴン2の組み合わせは中盤以降上位でよく見られるようになり、7人のプレイヤー(9ROM分)が晴れポリゴン2入りのパーティで最終順位30位以内に入っています。
フシギバナポリゴン2を採用したパーティ
オーロンゲを使用したプレイヤーが上位に
シーズン12の最終順位トップ30で目立つのはオーロンゲの採用です。
最終順位トップ30のうち、4名のプレイヤー(5ROM分)が使用しており、うち4ROM分が10位以内と好成績を残しています。
2020ルールでは苦手としていたトゲキッスがかなり数を減らしたため、確実にサポートをこなせる環境になったことが活躍の要因の一つと考えられます。
従来はリフレクターやひかりのかべでパーティ全体の耐久を上げる型が多い印象でしたが、シーズン12ではうそなきによる特殊アタッカーのサポートやトリックでまんぷくおこうを相手に押し付ける動きが目立ちます。
オーロンゲ入りの上位構築は中盤以降流行した晴れポリゴン2の組み合わせに有利を取っていて、シーズン13ではオーロンゲの使用率が伸びてきています。
今後の活躍に要注目なポケモンです。
オーロンゲを採用したパーティ
レート | 名前 | 構築記事 | |
---|---|---|---|
1&7位 2110 | じーん | @zeen172m | 無 |
2位 2102 | げべぼ | @gebebo | 無 |
10位 2041 | ぶん | @sherry14084457 | 有 |
19位 2017 | てるるん | @teru_gift | 有 |
おわりに
シーズン12のマスターランク級のダブルバトル使用率と環境の変化について紹介しました。
当サイトでは毎シーズン後にシーズンの使用率まとめの記事を投稿する予定です。
今後も是非ご覧ください!