レンタルチームID: 0000 0005 DW2D NY
はじめに
初めまして!私の名前はAndrea Olea(@BanVGC)です。BanFoxという名前で知られているかもしれません。2018年のNAICの後VGCを始めて、2019年のウルトラシリーズで最も結果を残していました。
元々住んでいた地域ではオフラインの大会がなく、良い地域に引っ越してからはコロナが始まってしまったため、オフラインの大会での結果はありません。私の成績はオンラインの大会のもので、Zelda, Victory Road, Trainer Tower主催の大会や、API(イタリア版NPA)やワールドカップなどのチーム戦などです。そして、今年は私のNPA初参加の年でもあります!
今回は、VR Curcuit QualifierでTOP8を1回、TOP16を2回達成した構築についてのレポートを書きます。シリーズ8がアナウンスされてから、ほぼ同じパーティをずっと使ってきました。
構築経緯
禁止伝説ポケモンについて考えたとき、フシギバナ+グラードンが、ようりょくそで上がった高い素早さからキョダイマックスすることでねこだましの妨害をすり抜けつつ相手にプレッシャーをかけていけることから、非常に良い組み合わせだと考えました。ここから構築を始めることにしました。
シリーズ7でも晴れ+トリックルームの軸を使っていたので、これがどの程度通用するかを考え始めました。ガオガエンとポリゴン2は特にグラードンフシギバナの両方の脅威となる新登場のバドレックス(黒馬)に対して防御面で安定した選出をもたらしてくれます。
ここまでの4体では見ての通りヒートロトムやホウオウ、バドレックス(白馬)などに対する打点が不足しています(特にバドレックス(白馬)にはトリックルーム下で容易に全抜きされてしまいそうです)。いわタイプのポケモンを探して、ツンデツンデを採用することにしました。これらのマッチアップで有効であるだけでなく、トリックルーム展開がより強力になり、相手のグラードンやカイオーガに対してはワイドガードを使うことができます。いのちのたまを持たせてビーストブーストでこうげきが上がる調整にすることで、トリックルーム中に相手を制圧することができます。
最後のポケモンはカプ・レヒレに決めました。ミストフィールドのおかげでねむりなどの状態異常を防ぐことができ、相手のバドレックス(黒馬)のてだすけ+いのちのたま+サイコフィールド補正込みのダイサイコでポリゴン2が一撃で倒されてしまうことを防ぐこともできます。かくとう弱点のポケモンが3体いるので、対ウーラオスでも役立ちます。サポート型とめいそう型の両方を考えましたが、ツンデツンデのダイスチルでぼうぎょを上げて詰め筋となれるめいそう型を採用しました。
この6体から変更を加えることはありませんでしたが、調整していく中でガオガエンが相手のバドレックス(黒馬)にてだすけ+ダイアースで一撃で倒されてしまうことがあったので、オボンのみをとつげきチョッキに変更するなど微調整を加えました。
構成
フシギバナ
ようりょくそ | |
バコウのみ | |
ひかえめ | |
155-*-103-167(252)-124(28)-129(228) | |
ハードプラント/ヘドロばくだん だいちのちから/ねむりごな |
フシギバナはこの構築の出発点です。ねむりごなだけでなくキョダイマックスが非常に強力で、グラードンやポリゴン2が相手を倒し切るのに役立ちます。
ねむりごなはできるだけ使わないように心がけていますが、見せ合い画面で相手に与えるプレッシャーは非常に大きいと思います。ねむりごなを簡単に無視することはできず、無視されようものならそれを妨げるものは何もありません。命中率が75%であることを考えると、それでもできるだけ使うのは避けるべきです。
フシギバナポリゴン2の組み合わせは過去のシリーズでも非常に安定した組み合わせだと証明されています。すばやさはいじっぱりウオノラゴン抜きの相手を抜けるようにしました。
ダメージ計算(火力)
- H175-D81ウーラオスにハードプラントが175~207ダメージ(100~118.2%)の確定1発
- D2段階上昇のH177-D152カプ・レヒレにキョダイベンタツ(威力150)が96~114ダメージ(54.2~64.4%)の確定2発
- H414-D160ダイマックスカイオーガにキョダイベンタツ(威力150)が176~210ダメージ(42.5%~50.7%)で、キョダイベンタツの定数ダメージ込みで確定2発
ダメージ計算(耐久)
- ダイマックス中、C173サンダーのいのちのたま+晴れ補正込みダイバーンが265~315ダメージ(85.4~101.6%)で、93.8%で耐える
- A190霊獣ランドロスのダイジェットがバコウのみ込みで135~160ダメージ(87~103.2%)で、81.3%で耐える
- ダイマックス中、C177化身トルネロスのぼうふうがバコウのみ込みで90~106ダメージ(29~34.1%)+C222カイオーガのダイアイスが176~208ダメージ(56.7~67%)で、集中攻撃を超高乱数で耐える
グラードン
ひでり | |
しろいハーブ | |
いじっぱり | |
201(204)-217(220)-162(12)-*-116(44)-114(28) | |
だんがいのつるぎ/ほのおのパンチ つるぎのまい/まもる |
グラードンは過小評価されているように感じます。このルールで最も優秀なじめんタイプのポケモンの1匹であり、フシギバナとシナジーのある唯一のじめんタイプであるにも関わらず、あまり使われていません。また、つるぎのまいを積むこともさほど難しくなく、積むことができれば相手は攻撃を受け切ることが難しくなります。
しろいハーブは素晴らしい持ち物で、相手のいかくをリセットすることができ、ガオガエンにフルパワーのだんがいのつるぎをぶつけたり、つるぎのまいをA-1状態からではなくA+0状態から使うことができます。この持ち物はダイアークなどの他の能力下降からも救ってくれることが時々あり、悪く働くことは決してありません。
グラードンを使う上ではだんがいのつるぎを外すリスクが付き纏いますが、このルールではダイマックスする選択肢があるおかげでそのリスクは軽減されていると感じています。
すばやさはグラードンミラーやめいそうカプ・レヒレに先制できるように少しだけ振っています。
ダメージ計算(火力)
- H168-B136ザシアンにA1段階下降のダイアースが168~200ダメージ(100~119%)の確定1発
- H312-B103ダイマックスフシギバナに晴れ状態のダイバーンが310~366ダメージ(99.3~117.3%)で、93.8%で倒せる
ダメージ計算(耐久)
- ダイマックス中、Aが上昇していないA244ザシアンのきょじゅうざんが170~204ダメージ(42.2~50.7%)で、98%で2発耐える
- ダイマックス中、C202カイオーガのこだわりメガネ+雨補正込みしおふき(威力150)が330~390ダメージ(82~97%)で、確定耐え
- ダイマックス中、A2段階上昇A174ソルガレオのダイスチルが172~204ダメージ(42.7~50.7%)で、97.7%で2発耐える
- ダイマックス中、C167フシギバナのいのちのたまキョダイベンタツ(威力150)が320~377ダメージ(79.6~93.7%)で、キョダイベンタツの定数ダメージ込みで確定耐え
ポリゴン2
ダウンロード | |
しんかのきせき | |
おだやか | |
192(252)-*-122(92)-125-149(164)-80 | |
10まんボルト/トリックルーム れいとうビーム/じこさいせい |
ポリゴン2はおなじみの高い耐久のおかげでこのパーティの中枢となるポケモンです。晴れパーティの天敵であるバドレックス(黒馬)やカイオーガの攻撃をできるだけ耐えられるように特殊耐久を伸ばしましたが、物理耐久も十分です。
10まんボルトはカイオーガやカプ・レヒレに対して削りを入れられるのが便利でした。ダイアシッドと組み合わせると特に強力です。
ダメージ計算(耐久)
- C222カイオーガのいのちのたま+雨補正込みのダイストリームが165~195ダメージ(85.9~101.5%)で、87.5%で耐える
- C161リザードンのいのちのたま+晴れ+サンパワー補正込みのキョダイゴクエンが153~183ダメージ(79.6~95.3%)で確定耐え
- A1段階上昇A222ザシアンのインファイトが166~196ダメージ(86.4~102%)で、81.3%で耐える
- A1段階下降A238バドレックス(白馬)のダイナックルが83~99ダメージ(43.2~51.5%)で、94.1%で2発耐える
- A167化身ボルトロスのてだすけ+いのちのたま補正込みのばかぢからが161~192ダメージ(83.8~100%)で、93.8%で耐える
- C2段階上昇C183イベルタルのダイアークが160~189ダメージ(83.3~98.4%)で確定耐え
- C196イベルタルのいのちのたま+てだすけ補正込みのダイアークが168~199ダメージ(87.5~103.6%)で、81.3%で耐える
- A194ゴリランダーのこだわりハチマキ+グラスフィールド補正込みのグラススライダーが82~97ダメージ(42.7~50.5%)で、グラスフィールドの回復込みで2発耐え
ガオガエン
いかく | |
とつげきチョッキ | |
しんちょう | |
201(244)-136(4)-123(100)-*-139(132)-84(28) | |
ねこだまし/フレアドライブ とんぼがえり/DDラリアット |
ガオガエンはいつも通り安定感のあるポケモンで、特筆すべきことは多くないです。ねこだましのおかげでトリックルームを容易に展開でき、いかくサイクルを回せて、相手のバドレックス(黒馬)を対処する良いあくタイプとして働きます。
相手のイエッサン・メタグロス・サマヨールなどに大きなダメージを与えるために、バークアウトではなくDDラリアットを採用し、時々ダイマックスさせることもありました。
ダメージ計算(耐久)
- C217バドレックス(黒馬)のてだすけ+いのちのたま補正込みのダイアースが169~200ダメージ(84~99.5%)で確定耐え
- C222カイオーガのしんぴのしずく+雨補正込みのこんげんのはどうが176~210ダメージ(87.5%~104.4%)で、81.3%で耐える
- C222パルキアのダイストリームが168~200ダメージ(83.5~99.5%)で確定耐え
- A1段階下降A238バドレックス(白馬)のダイアースが164~195ダメージ(81.5~97%)で確定耐え
- Aが上昇していないA232ザシアンのインファイトが170~202ダメージ(84.5~100.4%)で、93.7%で耐える
ツンデツンデ
ビーストブースト | |
いのちのたま | |
さみしがり | |
168(252)-201(252)-201-*-122(4)-18 ※B個体値16、S個体値0 | |
ジャイロボール/いわなだれ トリックルーム/ワイドガード |
彼はバドレックス(白馬)に対するベストな回答ではないかもしれませんが、テッカグヤでは対処できない相手も対処できるなど、適切に使うことでうまく機能しました。
テッカグヤなら勝てていなかったいくつかの試合にも勝ちをもたらしてくれましたが、それ以外の場合にはテッカグヤの方が確実に良いです。
ダメージ計算(火力)
- H202-B127ガオガエンにA1段階下降ダイロックが203~242ダメージ(100.4~119.8%)の確定1発
- H314-B128ダイマックスヒートロトムにダイロックが299~354ダメージ(95.2~112.7%)で、68.8%で1発
- H213-B110ホウオウにいわなだれが203~239ダメージ(95.3~112.2%)で、62.5%で1発
- H176-B110カイオーガにダイロックが175~207ダメージ(99.4~117.6%)で、93.8%で1発
カプ・レヒレ
ミストメイカー | |
たべのこし | |
ずぶとい | |
177(252)-*-156(52)-135(156)-152(12)-110(36) | |
だくりゅう/ムーンフォース めいそう/まもる |
カプ・レヒレのサポートは晴れ下でも非常に強力ですが、ツンデツンデのダイスチルでぼうぎょを上げて勝ち筋となれるよう、めいそう型で採用しました。いくつかの試合では刺さったので、この選択に後悔はありません。それだけでなく、相手のウーラオスのプレッシャーを抑えるのにも役立ちました。
ダメージ計算(火力)
- H197-D150ガラルファイヤーにムーンフォースが98~116ダメージ(49.7~58.8%)で、96.5%で2発
ダメージ計算(耐久)
- A194ゴリランダーのきせきのタネ+グラスフィールド補正込みのグラススライダーが152~182ダメージ(85.8~102.8%)で、87.5%で耐える
- A222ザシアンのきょじゅうざんが152~182ダメージ(85.8~102.8%)で、87.5%で耐える
- A1段階下降A233カミツルギのダイソウゲンが146~174ダメージ(82.4~98.3%)で、確定耐え
- C217バドレックス(黒馬)のいのちのたまダイホロウが146~173ダメージ(82.4~97.7%)で、確定耐え
- C105モロバレルのヘドロばくだんが72~86ダメージ(40.6~48.5%)で、確定2耐え
- A163化身ボルトロスのダイサンダーが152~182ダメージ(85.8~102.8%)で、87.5%で耐える
- C154ガラルファイヤーのダイジェットが148~175ダメージ(83.6~98.8%)で、確定耐え
トーナメントの対戦結果
Qualifier #1
ラウンド | 勝敗 | 対戦相手 |
---|---|---|
R1 | LL | Lelouch Yotsumi |
R2 | WW | Juanky |
R3 | LWW | TrainerRob02 |
R4 | WW | Ewithb |
R5 | LWW | DolphinVGC |
R6 | WW | Roberto Porretti |
R7 | LWW | Edu |
R8 | WLW | Tidd |
Top32 | 不戦勝 | |
Top16 | WW | Rey |
Top8 | LL | Victor Medina |
Qualifier #2
ラウンド | 勝敗 | 対戦相手 |
---|---|---|
R1 | WLW | MaxDeesee |
R2 | WW | Sparza |
R3 | WW | WeebleWobs |
R4 | WW | HypnoMaster |
R5 | WW | LeunamTG |
R6 | WW | Kaorou |
R7 | WW | Sammy |
R8 | 不戦敗 | North |
Top32 | 不戦勝 | |
Top16 | LWL | ColdingLight |
Qualifier #4
ラウンド | 勝敗 | 対戦相手 |
---|---|---|
R1 | WW | IsaMartiano |
R2 | WW | Brescia |
R3 | WLW | Pakosss77 |
R4 | LL | ぽんぽんた |
R5 | LWW | Zanzibar |
R6 | WLL | 小夫 |
R7 | WW | Damon |
R8 | WW | Dios |
Top32 | WLW | Cali |
Top16 | LL | GTM指挥部 |
総括
これらの3つのトーナメントについて振り返ります。試合の詳細についてはあまり触れません。
Qualifier #1ではラウンド1でスト負けしてしまいましたが、そこからはきついマッチアップで相手のプレイも上手だったTOP8までBO3を落とすことは一度もありませんでした。
Qualifier #2では予選で7-0を決めたので、ラウンド8では少し休むために相手に勝ちを譲ることにしました。運も良く、R4では相手が遅刻してきたため1-0の状態からスタートすることができました。
Top16の試合ではColdingLightとマッチングし、彼の構築は私の構築に非常に有利でした。レジスチルが一度成立してしまえばほぼ試合終了で、非トリックルーム状態での壁+キュレムも非常に強力です。
1本目を落としましたが2本目は交代読みを何回か決めてなんとか勝つことができました。
3本目では相手は選出をオーロンゲレジスチルに変更してきました。個人的にはあまり良い選択ではないと感じました。グラードンを裏から出しながらフシギバナをキョダイマックスさせて、次のターンだんがいのつるぎと合わせてレジスチルを処理するためにダイアースをレジスチルに打ちました。これによりレジスチルを倒して、次のターンキョダイベンタツを設置して大きなアドバンテージを得られる(とくぼうを2段階上げることで、キュレムのダイアイスも1発耐える)はずでしたが、だんがいのつるぎをレジスチルに外してしまい、さらには次のターンもだんがいのつるぎをレジスチルに外してしまいました。仕方なくねむりごなを使うことにしましたが、それもキュレムに外してしまいました。非常に運に恵まれないゲームでしたが、グラードンは常に信用できるというわけではありません。
この負けでの唯一の心残りは、ここでTOP8以上に進めていればポイント的にファイナルトーナメントに進めていたことでした。
TOP16以上に進めることが保証されているわけではありませんが、Qualifier #4に参加することに決めました。ラウンド3以降は晴れトリックルーム構築にとってきついマッチアップが多かったですが、それでも6-2でなんとかトップカットに進むことができました。
TOP32の試合は非常に厳しいマッチアップでしたが、ねむりごなのおかげでなんとか勝つことができました。
TOP16の試合はそれ以上に厳しいマッチアップで、相手のプレイもうまく、最善を尽くしましたが十分ではありませんでした。
次のQualifier #5には参加できないので、こうして私のVictory Road Circuitは幕を閉じました。ファイナルトーナメントに進むためのポイントはおそらく足りないでしょう。しかしながら、3つのトーナメントで安定して勝つことができたのは嬉しいです。
選出と立ち回り
対トルネロス+カイオーガ構築
後発:+or
だいたいの場合はカプ・レヒレよりもガオガエンが優先されますが、相手にモロバレルがいる場合はカプ・レヒレを選出すると役立つでしょう。(相手にモロバレルがいる場合、BO3の試合間でガオガエンとカプ・レヒレを入れ替えるようにしていました)
相手の選出がカミツルギ+ガオガエンorトルネロス以外の場合、1ターン目からフシギバナをダイマックスさせていくのが安定したプランです。相手の選出がカミツルギ+ガオガエンorトルネロスの場合は、ガオガエンに交代するのがベストです。フシギバナでねむりごなを使うこともできますが、どうしても必要な場合以外は個人的には避けたいです。
相手の選出がガオガエン+トルネロスの場合はダイアシッド+れいとうビームをトルネロスに集中します。カイオーガ+トルネロスの場合は、ポリゴン2へのちょうはつやカイオーガの交代を読んでトルネロス方向にダイアシッド+10まんボルトを選択することが多いです。カイオーガにキョダイベンタツを選択するのも強力ですが、そのような場面では基本的にトリックルームを押さないようにしていました。
トルネロスを倒してキョダイベンタツを設置したあとは、トリックルーム下のガオガエン・ポリゴン2・グラードンが相手のパーティに非常に強いです。
対ラプラス+ザシアン構築
後発:+or
相手のダイマックス枠がボルトロス/ランドロスであるかラプラスであるかによって、グラードンかフシギバナのどちらにダイマックスを使うかを決めます。
キョダイベンタツ+だんがいのつるぎは相手のラプラス選出に有効であることが多く、ねむりごなorガエン引き+つるぎのまい/ダイバーン/ダイアースで攻めるプランはそれ以外の選出に有効です。(ねむりごな+つるぎのまいorダイアースは相手のランドロスガオガエン選出に、ねむりごな+つるぎのまいorダイバーンは相手のボルトロス選出に有効です)
相手の構築に合わせて戦術を少し変えても良いです。例えば、Reyのサザンドラ入りの構築に対しては1本目で先発グラードンポリゴン2+後発ガオガエンカプ・レヒレ(サザンドラのため)のような選出をし、2本目では相手のラプラス選出を予想してグラードンフシギバナを出しました。
対バドレックス(黒馬)構築
後発:+oror
トリックルームのために先発にポリゴン2を、サイコフィールドに後投げしたりウーラオスを対処したりするために後発にカプ・レヒレを常に選出しておきたいです。ガオガエンも先発または後発に常に欲しいです。グラードンとツンデツンデの選択は相手の取り巻きのポケモン次第です。たいていグラードンを選出します(実際に、TrainerRobとLeunamTGとのマッチアップでこの選出をしました)が、ツンデツンデの方が良い時もあります。
先発にガオガエンを出すかグラードンを出すか(または別のポケモンを出すか)は、相手のパーティに化身ボルトロスがいるかによります。今ではこの組み合わせも有名なので、相手のまけんきを発動させないために先発にグラードンを出す機会が増えるでしょう。(グラードンはダイバーンでダイマックスボルトロスを2発で倒せます)
相手の先発がイエッサン♀+バドレックスの場合、単純にグラードンをカプ・レヒレに交代します。(ポリゴン2がトリックルームを展開できるようにするためです)
トリックルーム展開後はガオガエンもこの構築に対しては良いダイマックス役ですが、基本的には避けていました。
対イベルタル構築
後発:から選択
再度になりますが、選出は相手の取り巻きのポケモンに依存します。相手にメタグロスがいればツンデツンデではなくグラードンを出します。(ツンデツンデを出してしまうと、ダイロックとダイスチルの選択が非常にシビアになります)
ポリゴン2でトリックルームを展開するために体力を保持したい(ねこだまし+ダイアーク→ダイアークで倒されるのを避けるため)ので、相手がライチュウイベルタルのような先発の場合は、ポリゴン2をカプ・レヒレに交代し、とんぼがえりでポリゴン2を出しなおすのが良いです。あまり多くはないですが、相手のガオガエンがこちらのガオガエンより速くちょうはつを使ってくる場合、グラードンでダイアースを使うのが良いです。
さいごに
これが私の初めての構築記事です。役に立ったと思っていただけたならうれしいです。Qualifier #2でもっと勝ち進めていたらと思いますが、この結果に不満はありません。たくさんの面白い試合をすることができ、このパーティと自分のプレイには満足しています。
一緒に構築作成について相談に乗ってくれた、私の友達のグループである“Venudon FanClub”に感謝します!
レンタルチームID: 0000 0005 DW2D NY
パーティ作成者
BanFoxVGC
🇮🇹🇨🇭VGC Player Top16 Zelda World’s Challenge (2019U), Top16 LAIC Challenge (2019U), Top8 Zelda Stay Home Challenge, Top16 Zelda Series7. Member of Team Aqua
English Version
Rental Team Code: 0000 0005 DW2D NY
Introduction
Hi! My name’s Andrea Olea (@BanVGC) but you might know me as BanFox, I started looking at VGC after 2018 NAIC and made the most progress in Ultra Series.
I have no real life results because there were no tournaments where I lived and Covid started after I moved to a more favorable location. My main results are online with multiple tops at tournaments such as Zelda’s, Victory Road’s or Trainer Tower’s, plus I participated in a lot of team competitions such as API (italian NPA), WCup (in RoE) and this is my first year in NPA!
I’m writing this report after I managed to obtain a Top8 + 2 Top16 in the three VR circuit qualifiers I played. I managed to do this while using the same team, which I’ve been using basically since the announcement of series 8.
Teambuilding Process
Evaluating the introduced legendaries I considered Venusaur + Groudon to be an even better duo than usual thanks to dynamic speed, how valuable Gigantamax Venusaur is, being able to “bypass” fake out and the possibility to pressure my opponent with many different plays. So I decided to try and build around it.
I took the Series 7 Sunroom core as a base to start with considering how solid it proved to be. As a plus, Incineroar and Porygon2 provide a strong defensive lead especially against Calyrex Ghost, a new introduced Uber which can easily threaten both Venusaur and Groudon.
As good as it looked, those four Pokémons lacked a way to hit potential Rotom Heat, Ho Oh and Calyrex Ice (which would easily snowball in Trick Room). Looking for good rock types I decided to go for Stakataka, who not only could improve those match ups, but it improved my trick Room mode and offered me Wide Guard against opposing Groudons and Kyogres. Thanks to Life orb and a boosting Atk spread, he’s able to do serious damage output once in Tr too.
As the last Pokémon I decided to go for Tapu Fini who, thanks to the terrain, could help both against sleep/status and avoid P2 to get OHKOed from Calyrex Shadow’s Life Orb Max Mindstorm Helping Hand under terrain. It helps a lot against Urshifu too, considering the triple fight weakness of the team. I evaluated both the support and Calm Mind set and opted for the last one as it could be an interesting win con with Stakataka boosting its defense.
I ended up never changing these 6 mons, but I did change the set while testing it: for example I changed Incineroar’s sitrus for the AV when i found out people run Calyrex Ghost with max quake to OHKO it with Helping Hand.
The team
Venusaur
Chlorophyll | |
Coba Berry | |
Modest | |
155-*-103-167(252)-124(28)-129(228) | |
Frenzy Plant/Sludge Bomb Earth Power/Sleep Powder |
Venusaur is the starting point of the team. Aside from raw power, the Gigantamax dot itself is very good when Groudon and P2 can later finish off the damaged enemies. I try to avoid using Sleep Powder as much as possible, but I believe it’s good to have as it pressures the opponent a lot, especially in team preview.
Sleep powder can’t just be safely ignored, and if the opponent decides to do so, nothing stops you from clicking it. I still prefer to avoid it as long as I can instead of relying on a 75%.
Also Venusaur P2 has proven to be a solid lead even in the past series. The speed is to speed creep those who outspeed Adamant Dracovish.
Offensive Calc:
- 252+ SpA Venusaur Frenzy Plant vs. 0 HP / 4 SpD Urshifu: 175-207 (100 – 118.2%) — guaranteed OHKO
- 252+ SpA Venusaur Gmax G-Max Vine Lash (150BP) vs. +2 252 HP / 12 SpD Tapu Fini: 96-114 (54.2 – 64.4%) — guaranteed 2HKO
- 252+ SpA Venusaur-Gmax G-Max Vine Lash vs. 252 HP / 0 SpD Dynamax Kyogre: 176-210 (42.5 – 50.7%) — guaranteed 2HKO after Vine Lash damage
Defensive Calc:
- 220 SpA Life Orb Zapdos Max Flare vs. 0 HP / 28 SpD Dynamax Venusaur in Sun: 265-315 (85.4 – 101.6%) — 6.3% chance to OHKO
- 196 Atk Landorus-Therian Max Airstream vs. 0 HP / 0 Def Coba Berry Venusaur-Gmax: 135-160 (87 – 103.2%) — 18.8% chance to OHKO
- 252 SpA Tornadus Hurricane vs. 0 HP / 28 SpD Coba Berry Dynamax Venusaur-Gmax: 90-106 (29 – 34.1%) — 2.8% chance to 3HKO + 252+ SpA Kyogre Max Hailstorm vs. 0 HP / 28 SpD Dynamax Venusaur-Gmax: 176-208 (56.7 – 67%) — guaranteed 2HKO
Groudon
Drought | |
White Herb | |
Adamant | |
201(204)-217(220)-162(12)-*-116(44)-114(28) | |
Precipice Blades/Fire Punch Swords Dance/Protect |
Groudon seems really underrated to me: he is one of the best ground types in the current format and between them he is the only one who makes Venusaur so good, yet he is not too used. Also, going for a sword dance isn’t too hard and it’s hard to keep behind his damage after that.
White Herb is a fantastic item as it cleans Groudon from a double intimidate lead, it allows him to go for a full power precipice on Incineroar or it even allows him to set up a sword dance from +0 instead of -1. This item also saved me from other stat drops (such as from max darkness) sometimes, which is never a bad thing.
Even though running Groudon comes with the risk of missing blades, I feel that this risk is mitigated in this format thanks to the possibility to dynamax him.
The speed investment is to try and outspeed other Groudons and Calm Mind Finis.
Offensive Calcs:
- -1 220+ Atk Groudon Max Quake vs. 4 HP / 4 Def Zacian-Crowned: 168-200 (100 – 119%) — guaranteed OHKO
- 220+ Atk Groudon Max Flare vs. 4 HP / 0 Def Dynamax Venusaur-Gmax in Sun: 310-366 (99.3 – 117.3%) — 93.8% chance to OHKO
Defensive Calcs:
- 252+ Atk Zacian-Crowned Behemoth Blade vs. 204 HP / 12 Def Groudon: 170-204 (42.2 – 50.7%) — 2% chance to 2HKO
- 252 SpA Choice Specs Kyogre Water Spout (150 BP) vs. +1 204 HP / 44 SpD Dynamax Groudon in Rain: 330-390 (82 – 97%) — guaranteed 2HKO
- +2 132+ Atk Solgaleo Max Steelspike vs. 204 HP / 12 Def Dynamax Groudon: 172-204 (42.7 – 50.7%) — 2.3% chance to 2HKO
- 252+ SpA Life Orb Venusaur-Gmax G-Max Vine Lash (150BP) vs. 204 HP / 44 SpD Dynamax Groudon: 320-377 (79.6 – 93.7%) — guaranteed 2HKO after Vine Lash damage
Porygon2
Download | |
Eviolite | |
Calm | |
192(252)-*-122(92)-125-149(164)-80 | |
Thunderbolt/Trick Room Ice Beam/Recover |
Porygon2 is the Backbone of the team thanks to his well known bulk. I opted for a Special Bulky one as it allows him to survive any potential threat for Sun such as Calyrex Ghost or Kyogre, but it doesn’t lack defensive bulk either.
Thunderbolt has proven to be really useful as it helps by doing a decent damage to Kyogre and Tapu Fini, especially when paired to Max Ooze.
Defensive Calcs:
- 252+ SpA Life Orb Kyogre Max Geyser vs. 252 HP / 164+ SpD Eviolite Porygon2 in Rain: 165-195 (85.9 – 101.5%) — 12.5% chance to OHKO
- 252 SpA Life Orb Solar Power Charizard-Gmax G-Max Wildfire vs. 252 HP / 164+ SpD Eviolite Porygon2 in Sun: 153-183 (79.6 – 95.3%) — guaranteed 2HKO after Wildfire damage
- +1 252 Atk Zacian-Crowned Close Combat vs. 252 HP / 92 Def Eviolite Porygon2: 166-196 (86.4 – 102%) — 18.8% chance to OHKO
- -1 252+ Atk Life Orb Calyrex-Ice Max Knuckle vs. 252 HP / 92 Def Eviolite Porygon2: 83-99 (43.2 – 51.5%) — 5.9% chance to 2HKO
- 252 Atk Life Orb Thundurus Helping Hand Superpower vs. 252 HP / 92 Def Eviolite Porygon2: 161-192 (83.8 – 100%) — 6.3% chance to OHKO
- +2 252 SpA Dark Aura Yveltal Max Darkness vs. 252 HP / 164+ SpD Eviolite Porygon2: 160-189 (83.3 – 98.4%) — guaranteed 2HKO
- 220+ SpA Life Orb Dark Aura Yveltal Helping Hand Max Darkness vs. 252 HP / 164+ SpD Eviolite Porygon2: 168-199 (87.5 – 103.6%) — 18.8% chance to OHKO
- 252+ Atk Choice Band Rillaboom Grassy Glide vs. 252 HP / 92 Def Eviolite Porygon2 in Grassy Terrain: 82-97 (42.7 – 50.5%) — guaranteed 3HKO after Grassy Terrain recovery
Incineroar
Intimidate | |
Assault Vest | |
Careful | |
201(244)-136(4)-123(100)-*-139(132)-84(28) | |
Fake Out/Flare Blitz U-turn/Darkest Lariat |
Incineroar is solid as always, there isn’t a lot to say about him. It gives me a fake out to set Trick Room easier, cycles intimidates and gives me a good dark type to deal with Calyrex Ghost.
I opted for Darkest Lariat over snarl for a bit of extra damage in general (examples Indeedee, Metagross, Dusclops etc.) and sometimes I happened to dynamax him too in order to win games while testing.
Defensive Calc:
- 252 SpA Life Orb Calyrex-Shadow Helping Hand Max Quake vs. 244 HP / 132+ SpD Assault Vest Incineroar: 169-200 (84 – 99.5%) — guaranteed 2HKO
- 252+ SpA Mystic Water Kyogre Origin Pulse vs. 244 HP / 132+ SpD Assault Vest Incineroar in Rain: 176-210 (87.5 – 104.4%) — 18.8% chance to OHKO
- 252+ SpA Palkia Max Geyser vs. 244 HP / 132+ SpD Assault Vest Incineroar: 168-200 (83.5 – 99.5%) — guaranteed 2HKO
- -1 252+ Atk Life Orb Calyrex-Ice Max Quake vs. 244 HP / 100 Def Incineroar: 164-195 (81.5 – 97%) — guaranteed 2HKO
- 164+ Atk Zacian-Crowned Close Combat vs. 244 HP / 100 Def Incineroar: 170-202 (84.5 – 100.4%) — 6.3% chance to OHKO
Stakataka
Beast Boost | |
Life Orb | |
Lonely | |
168(252)-201(252)-201-*-122(4)-18 ※IVs: 16 Def / 0 Spe | |
Gyro Ball/Rock Slide Trick Room/Wide Guard |
He definitely isn’t the best answer possible to Calyrex Ice, but it’s a patch that can work if used correctly (while fixing other matchups that Celesteela can’t fix).
He definitely won me a couple of match ups that Celesteela wouldn’t have been able to, but this last Pokémon is definitely better in other cases.
Offensive Calc:
- -1 252+ Atk Life Orb Stakataka Max Rockfall vs. 252 HP / 132 Def Incineroar: 203-242 (100.4 – 119.8%) — guaranteed OHKO
- 252+ Atk Life Orb Stakataka Max Rockfall vs. 252 HP / 4 Def Dynamax Rotom-Heat: 299-354 (95.2 – 112.7%) — 68.8% chance to OHKO
- 252+ Atk Life Orb Stakataka Rock Slide vs. +1 252 HP / 0 Def Ho-Oh: 203-239 (95.3 – 112.2%) — 62.5% chance to OHKO
- 252+ Atk Life Orb Stakataka Max Rockfall vs. 4 HP / 0 Def Kyogre: 175-207 (99.4 – 117.6%) — 93.8% chance to OHKO
Defensive Calc:
- 252+ SpA Mystic Water Kyogre Origin Pulse vs. 252 HP / 4 SpD Dynamax Stakataka in Sand: 134-162 (39.8 – 48.2%) — guaranteed 3HKO
Tapu Fini
Misty Surge | |
Leftovers | |
Bold | |
177(252)-*-156(52)-135(156)-152(12)-110(36) | |
Muddy Water/Moonblast Calm Mind/Protect |
Even though Fini support is very strong in Sun, I opted for a Calm Mind one as I can boost its defense with Stakataka and in general it allows me to stall my opponents a bit more or have a wincon in some end games, which is a choice I don’t regret. Other than that, it’s really useful in general to avoid opponent’s statuses and to pressure Urshifu.
Offensive Calc:
- 156 SpA Tapu Fini Moonblast vs. 252 HP / 36 SpD Moltres-Galar: 98-116 (49.7 – 58.8%) — 96.5% chance to 2HKO
Defensive Calc:
- 252+ Atk Miracle Seed Rillaboom Grassy Glide vs. 252 HP / 52+ Def Tapu Fini in Grassy Terrain: 152-182 (85.8 – 102.8%) — 12.5% chance to OHKO
- 252 Atk Zacian-Crowned Behemoth Blade vs. 252 HP / 52+ Def Tapu Fini: 81-96 (45.7 – 54.2%) — 3.1% chance to 2HKO after Leftovers recovery
- -1 252 Atk Kartana Max Overgrowth vs. 252 HP / 52+ Def Tapu Fini: 146-174 (82.4 – 98.3%) — guaranteed 2HKO
- 252 SpA Life Orb Calyrex-Shadow Max Phantasm vs. 252 HP / 12 SpD Tapu Fini: 146-173 (82.4 – 97.7%) — guaranteed 2HKO
- 0 SpA Amoonguss Sludge Bomb vs. 252 HP / 12 SpD Tapu Fini: 72-86 (40.6 – 48.5%) — guaranteed 3HKO after Leftovers recovery
- 220 Atk Thundurus Max Lightning vs. 252 HP / 52+ Def Tapu Fini: 152-182 (85.8 – 102.8%) — 12.5% chance to OHKO
- +2 156+ SpA Moltres-Galar Max Airstream vs. 252 HP / 12 SpD Tapu Fini: 148-175 (83.6 – 98.8%) — guaranteed 2HKO after Leftovers recovery
Tournament Run
Qualifier #1
Round | Result | Opponent |
---|---|---|
R1 | LL | Lelouch Yotsumi |
R2 | WW | Juanky |
R3 | LWW | TrainerRob02 |
R4 | WW | Ewithb |
R5 | LWW | DolphinVGC |
R6 | WW | Roberto Porretti |
R7 | LWW | Edu |
R8 | WLW | Tidd |
Top32 | Bye | |
Top16 | WW | Rey |
Top8 | LL | Victor Medina |
Qualifier #2
Round | Result | Opponent |
---|---|---|
R1 | WLW | MaxDeesee |
R2 | WW | Sparza |
R3 | WW | WeebleWobs |
R4 | WW | HypnoMaster |
R5 | WW | LeunamTG |
R6 | WW | Kaorou |
R7 | WW | Sammy |
R8 | Conceded | North |
Top32 | Bye | |
Top16 | LWL | ColdingLight |
Qualifier #4
Round | Result | Opponent |
---|---|---|
R1 | WW | IsaMartiano |
R2 | WW | Brescia |
R3 | WLW | Pakosss77 |
R4 | LL | ぽんぽんた |
R5 | LWW | Zanzibar |
R6 | WLL | 小夫 |
R7 | WW | Damon |
R8 | WW | Dios |
Top32 | WLW | Cali |
Top16 | LL | GTM指挥部 |
Comment
Considering these are three different tournaments, I won’t go into details about the run.
In the Qualifier #1 I faced an almost autoloss MU round 1 and I then proceeded without losing a single Bo3, until top8 where I faced another very hard MU where my opponent played very well.
In the Qualifier #2 I managed to go 7-0 with only a single game loss, so I decided to concede R8 to save me up some time. I had a bit of luck too, as my opponent R4 arrived late and we started 1-0 for me.
In top16 I faced ColdingLight, who had a very good MU against me (once Registeel sets up it’s basically over and Kyurem out of Trick Room with screen is really strong too).
I lost G1 but I managed to win G2 with a couple of reads on his switch ins and moves.
G3 He changed his lead to Grimmsnarl Registeel, which I personally feel like it wasn’t a great choice. In fact I Gigantamaxed venu and went for quake + switched in Groudon, to proceed with a Max Quake + precipice on Registeel. This would have given me a great advantage, killing Registeel and being able to set the Dot next turn with Venusaur (who would have even survived a max hailstorm once at +2SpD). Unfortunately I missed Precipice on Registeel, and I proceeded to miss it again on Registeel the next turn too. I then tried to cheese it with sleep powder, but I missed that on Kyurem too. It was an unfortunate game, but Groudon can’t always be reliable.
My only disappointment in the loss was being unable to proceed to top8 (or further) which would have basically granted me a place in the final tournament, counting my previous points.
Knowing I wasn’t guaranteed in top16, I decided to participate at the 4th Qualifier. This time I faced a lot of hard MUs for sun from R3 onwards, but I still managed to achieve the top cut with a 6-2 Score.
I managed to win my top32 match even though I had a terrible MU thanks to Sleep Powder.
The MU I faced in top16 was even harder, my opponent played very well and I tried my best, but it wasn’t enough.
With this my run at Victory Road Circuit most likely ends as I won’t be able to play the next Qualifier and my points most probably will not be enough.
I’m still happy about the run and consistency I managed to show throughout these three competitions.
Common leads
VS classic Tornogre
Back: +or
In general I prefer Incineroar over Fini, but sometimes it helps if they have Amoonguss and you expect them to bring it (if they have Amoonguss, I’d try changing Incineroar and Tapu Fini between games).
Unless they Lead with Kartana + Inci/Tornadus (in which case it’s best to switch in Incineroar) Gigamaxing Venusaur T1 is a solid plan (sometimes you can opt for Sleep Powder but I’d personally try to avoid it unless necessary).
Against Incineroar Tornadus lead: Max Ooze + Ice Beam the Tornadus. If they lead Kyogre tornadus, G1 I tend to Max Ooze + tbolt the Tornadus (expecting a Taunt on P2 or Kyogre switch out). Vinelash on Kyogre is solid too, but in general I’d avoid clicking TR in those situations.
After one kill and with the dot, Inci P2 and Groudon are very good in TR against those teams.
VS classic Lapdog
Back: +or
Based on whether they’ll bring Thundurus/Landorous or Lapras as their Dynamax, your Dynamax will be either Groudon or Venusaur.
Vinelash + Precipice is in general pretty good against Lapras leads, while Sleep Powder/inci switch in + Sword Dance/Max Flare/Max Quake are other solid plans against other leads (Sleep Powder + Sword Dance/Max Quake mainly against lando + inci lead, Max Flare/Sword Dance against Thundurus).
Based on their team composition the strategy may change a bit, for example against Rey’s Hydreigon I went G1 for Groudon P2 with Incineroar Fini in the back (expecting Hydregon) and VenuDon lead G2 (expecting Lapras).
VS Calyrex Ghost teams
Back: +oror
You’ll always want to lead with P2 and go for Trick Room and have fini in the back (to switch in on psychic terrain and deal with Urshifu if they have it). You’ll always want incineroar too, whether it’s in lead or in the back. The choice between Groudon and Stakataka falls on the other team’s members. Most of the time you’ll bring Groudon (as I did against both TrainerRob and LeunamTG) but Stakataka is better sometimes.
Whether You lead with Inci or Groudon (or something else) depends on whether they have Thundurus or not. It’s a pretty common companion now, so you’ll lead more often with Groudon (who can 2HKO dynamax Thundurus with max flare) to avoid boosting his Atk by leading Incineroar.
If they lead Indeedee Calyrex, you’ll simply swap Groudon for Tapu Fini (so that P2 can set Trick Room).
Incineroar is a decent dynamax too against these teams, especially once you set Trick Room, but I avoid it in general.
VS Yveltal teams
Back: Choose from
Again, it really depends on their team composition. If they have Metagross you’ll bring Groudon, not Stakataka (otherwise it’s a very solid choice between Rockfall and Steelspike).
You want P2 to be full life when trying to set Trick Room (to avoid fake out + max darkness and max darkness again) so if they lead Raichu Yveltal, it’s best to put Tapu Fini on P2 and u turn with inci to bring P2 back in. An annoying lead can be Incineroar taunt faster than my Incineroar (which it’s not unusual), in which case Groudon with max quake can be a very good lead.
Conclusion
This has been my first team report and I hope you’ll find it useful. Even though I would have liked to go further in the second qualifier, I can’t complain at all about the run. I had many interesting matches and I’m happy about how the team worked and how I played.
Shoutout to the Venudon FanClub, a group of friends I’ve been consulting a lot during the building process!
Rental Team Code: 0000 0005 DW2D NY
Author
BanFoxVGC
🇮🇹🇨🇭VGC Player Top16 Zelda World’s Challenge (2019U), Top16 LAIC Challenge (2019U), Top8 Zelda Stay Home Challenge, Top16 Zelda Series7. Member of Team Aqua