レンタルチームID: 0000 0008 NGC3 CK
はじめに
初めまして、けーてぃ(@KTnnnn3)と申します。
今回はてるチャレチーム戦#2で唯一の予選全勝、決勝トーナメントtop4という結果を残すことができたので構築原案の僕がチームの代表として執筆させていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
対戦動画
今回記事で紹介するパーティをけーてぃさんのチームメンバーであるファイツ(@faitu_wcs_poke)さんが使用した対戦の動画です。
視点主がマイク(@nhN0HLBQZbAlCsJ)さんで対戦相手側がファイツさんです。
構築経緯
ランクバトルや海外の大会で結果を多く残しており、圧倒的なパワーで相手を倒せるザシアンは使い得だと感じたのでザシアンから構築をスタートすることにしました。
まず最初に考えたのはザシアンの相棒枠です。
ザシアンはダイマックスできないので隣に置いてザシアンを能力的に強化できる(例ボルトロス)、もしくはサポートできるダイマックスポケモン(例ラプラス)が必要だと考えました。
ですがラプラス+ザシアンとボルトロス+ザシアンの並びは既に環境に多く存在しており対策されるのが嫌だったので、それらとは別にザシアンを活かすためのダイマックスポケモンを探したところ、定数ダメージでダメージを稼いでザシアンのパワーを最大限に活かせるようにサポートできる6体のポケモンが候補に挙がりました。
それがリザードン、フシギバナ、カメックス、セキタンザン、マルヤクデ、サダイジャです。
全てザシアンと組ませて試してみたところマルヤクデが
・半減きのみ込みの耐久で「ダイウォール」を絡めて3ターン撃ち合えてフシギバナのように有効にダイマックスターンを使うことができる
・「キョダイヒャッカ」の盤面ロック能力とガオガエンの捨て台詞を許さない「しろいけむり」でトリル展開に強い
という点からこの6匹の中で1番強いと思ったのでザシアン+マルヤクデを軸にすることにしました。
次に取り巻きです。
マルヤクデ+ザシアンで場を荒らした後に出すことがほとんどなので、対面性能が高く幅広い相手を倒すことができる悪ウーラオス、レジエレキを採用をして上記の4体を基本選出に組み込むことにしました。
ここまででカイオーガや雨パがキツいのでそこに対して嫌がらせができる+マルヤクデと同じくダイマで3ターン撃ち合いながらザシアンをサポートできるラプラスをもう1つのダイマックスエースとして採用。
最後の1枠は地面技の一環を切ることができる+威嚇を撒くことができるランドロスを採用して6体の並びが完成しました。
個体紹介
マルヤクデ
しろいけむり | |
バコウのみ | |
いじっぱり | |
201(204)-183(252)-90(36)-*-111(4)-87(12) | |
フレアドライブ/きゅうけつ パワーウィップ/まもる |
HB :化身ボルトロスのA167ダイジェット(バコウのみ発動時)+ザシアンのA222+1きょじゅうざんを高乱数耐え(75%)
H=B+D
A:火力が欲しいためぶっぱ
S:相手のラプラスを抜けるように少し振り
「パワーウィップ」の枠は黒バドレックスを意識して「かみくだく」を採用するか迷いましたが、カプ・レヒレや水ロトムに打点を持ちたかったため今回は「パワーウィップ」を採用。
ザシアン
ふとうのけん | |
くちたけん | |
ようき | |
167-222(252)-135-*-136(4)-220(252) | |
きょじゅうざん/インファイト みがわり/まもる |
変に耐久に振るより相手より先に動いたほうが強いのでASぶっぱ
「インファイト」の火力が必要な場面が多いと感じたので「せいなるつるぎ」は不採用。
「みがわり」の枠は「つるぎのまい」と迷いましたが、相手のトリックルーム展開ターンに「みがわり」を置くだけで対トリルパが一気に楽になるので「みがわり」を採用。「まもる」読みされるターン、相手の「まもる」を読むときに「みがわり」を置く動きもとても強いです。
ラプラス
ちょすい | |
いのちのたま | |
ひかえめ | |
219(108)-*-113(100)-150(252)-116(4)-86(44) | |
ハイドロポンプ/フリーズドライ てだすけ/まもる |
HB:A特化ザシアンのきょじゅうざん確定耐え
H=B+D
C:ぶっぱ
S:大体のガオガエンを抜き
調整はリンダマンさんの構築のラプラスを参考にさせていただきました。
「フリーズドライ」は相手のキングドラやパルキア、カイオーガを意識しての採用です。
「キョダイセンリツ」の威力が120になってしまいますが、特に問題は感じませんでした。
「てだすけ」はラプラスに初手ダイマックスを切らないときの行動の選択肢を広げるために採用。「てだすけ」+「きょじゅうざん」の火力は圧巻です。
チームメイトは「てだすけ」の枠を「こおりのつぶて」に変更して使っていました。相手のきあいのタスキを持っているポケモンを初手「こおりのつぶて」+ザシアンの攻撃で落とす動きが強力らしいです。
ランドロス
いかく | |
とつげきチョッキ | |
いじっぱり | |
191(212)-198(116)-110(0)-*-100(0)-134(180) | |
じしん/いわなだれ そらをとぶ/とんぼがえり |
H :16n-1
A :なるべく火力が欲しいので残りを全部aに
S :ダイジェット1回で最速130族抜き
なるべく耐久が欲しかったのでチョッキで採用。
S+1でザシアンを抜ける最速も捨てがたいですが、今回はクッションとしての役割の方が重要だったためSを削ってHに厚く振りました。
ランドロスが刺さっている相手には積極的にダイマックスを切ります。
対面構築ですが少しでもサイクルできるように「とんぼがえり」を採用。使用感はとても良かったです。
レジエレキ
トランジスタ | |
じしゃく | |
おくびょう | |
155-*-70-152(252)-71(4)-277(252) | |
10まんボルト/エレキネット ボルトチェンジ/まもる |
何がなんでも相手の上からエレキネットを打ちたいので最速。
相手に電気技が一貫しているときはダイマックスさせたりもします。
悪ウーラオス
ふかしのこぶし | |
きあいのタスキ | |
ようき | |
175-182(252)-120-*-81(4)-163(252) | |
あんこくきょうだ/ふいうち インファイト/みきり |
説明することが特にないシンプルな構成。
対面性能が高く先制技がとても優秀。
「ふういん」を使うポケモンが少なからず存在しているので「まもる」ではなく「みきり」を採用。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+or
基本的にマルヤクデとザシアンで場を荒らして裏からレジエレキとウーラオスでバトルを締めくくります。いかくが有効な構築にはランドロスを出してマルヤクデの生存ターンを稼ぎやすくします。
マルヤクデのダイマックスを使って相手と打ち合う展開が理想です。
対ボルトザシアン
後発:+or
この構築は相手がボルトロス、ザシアンから入ってくることが多いので、マルヤクデの「キョダイヒャッカ」とザシアンの「きょじゅうざん」をボルトロスに集中します。相手のザシアンが守ってくることも多いので1ターンアドバンテージを取ることもできます。基本的には有利マッチだと思います。
対ガオガエン+トリル要員のトリルパ
後発:+or
基本的にマルヤクデ+ザシアンを投げて「キョダイヒャッカ」+「みがわり」を押します。上手くトリルターンを稼ぐことができれば基本的に負けません。万が一トリルエースを展開されてしまってもランドロスを使って上手くトリルターンを稼げます。マルヤクデが出せないときはラプラスで上手く殴り合うことも視野に入れましょう。
対バナコー晴れ系統
先発A:+
後発:+or
「ねむりごな」さえ当たらなければ勝てます。
催眠対策が薄いので普通に苦しいです。
レジエレキ、ザシアンで「エレキネット」「きょじゅうざん」が通せそうならこの選出も強いです。
対カイオーガ軸
後発:+
厳しい相手ですが、ラプラスのちょすいを生かしてカイオーガの隣の相手を倒して数的有利を取りに行きます。隣のポケモンは守らせましょう。
苦手な相手
・カイオーガ+カミツルギ入りの追い風パ
・黒バドレックス入りの追い風パ
追い風パ全般への抵抗手段が少ないため上手く噛み合わせたり択を通さないと苦しいです。
さいごに
マルヤクデというドマイナーなポケモンをチームのみんなに提案したときはドン引きされましたが、なんとか形にすることができてよかったです。
2大会連続ベスト4という悔しい結果になってしまったので次回は優勝目指して頑張ります。
ここまでお読みいただきありがとうごさいました!
よければマルヤクデのキョダイヒャッカを体験してみてください!
レンタルチームID: 0000 0008 NGC3 CK
パーティ作成者
Team デカサルノリ
てるチャレ優勝を目論む仲良し3人組。
最高の仲間。
けーてぃ
関△大ポサ1回。ウマ娘。
ぶん
s6 最終3位5位 (2054)/ INC May 最終1807 / PJNO 46位 / s12 最終10位(2041)/ s13 最終8位(2010)
ファイツ
Pokemon VGC Player/ usm: PJCS全国大会2018 TOP16 / PJCS全国大会2019出場 / 剣盾: PJNO2020 TOP32 / 日本一決定戦2020本戦出場 / s9 最終12位(2006) / てるチャレ王者決定戦&シャロン杯スタートーナメント優勝