【Players Cup III EU Region Top8】PALKIAPOTE LE MEILLEUR DE L’ESPACE

レンタルチームID: 0000 0001 C4JY MM

English Version Below:

はじめに

みなさんこんにちは。私の名前はHippolyte Bernard (@RedsilverFR)です。オンラインではRedsilverとして知られています。

VGC2017からプレイし始めて、VGC2019のウルトラシリーズで最も良い成績を残していました。(WCS Day2 31位、Cologne regional優勝)

今学期の第一セメスターを終えて、Players Cup 3のために再びVGCに取り組むことにしました。最初の2回には参加できなかったためです。このレポートはトーナメントの全体と、構築経緯について書いています。

構築経緯

ザシアン+ボルトロスの始まり

化身ボルトロスザシアン

シリーズ8ルールが発表されてすぐに、理論の構築を始めました。ぶっちゃけると、最初はこのルールが好きではありませんでした。伝説のポケモンではダイマックスとザシアンの組み合わせのパワーが圧倒的だと思いましたが、今振り返ってみると、それは完全に間違いでした。ザシアンとカイオーガはすぐに環境トップに上り詰め、ザシアンやカイオーガなしでは良い構築が作れなかったので、結局それらを使ってトーナメントに参加することになりました。私はすぐにザシアン+とつげきチョッキボルトロスの強さに気付きました。この頃はザシアンはいかくでしか弱らせることができず、さもなければふとうのけんで攻撃1段階上昇を維持されてしまいます。強いパーティを作るために、いくつかの構築を試しました。

ザシアン+滅び: ザシアン化身ボルトロスガオガエンニョロトノモロバレルゴチルゼル
ザシアン+ダブルいかく: ザシアン化身ボルトロスガオガエン霊獣ランドロスカプ・レヒレモロバレル

後者の構築で、私はこのルールで最初の大会に参加しました。しかし、ランドロスにつるぎのまいを入れるのを忘れてしまったせいで勝てないマッチアップが多かったです。2勝2敗でドロップすることにし、トーナメントの結果を見て0からスタートすることにしました。私が使った構築に似ていたFevzi (@fevzioe)の構築にとても興味を持ちました。この構築に入っていたカプ・コケコが何をするのかわからなかったので、代わりにボルトロスを入れて、最初の2回のVictory Roadの大会に参加しました。

ザシアン+ボルトロス: ザシアン化身ボルトロスガオガエン霊獣ランドロスモロバレルラプラス

構築経緯:
最初に思った通り、ザシアンはいかくで弱らせる必要がありました。そのため、私はザシアンにつるぎのまいを覚えさせて、このおかげで相手にS操作がなければ1ターンで勝てることもありました。ザシアンをボルトロスと組ませることで、ザシアンがダイジェットの恩恵を簡単に受けることができます。カイオーガに対する良い交代先としてラプラスとモロバレルを採用しました。モロバレルのかふんだんごはザシアン、ラプラス、ランドロスの大きなサポートとなり、ランドロスはでんき無効とはがねタイプへの打点のために採用しました。最後にウーラオスを入れることを検討しましたが、相手のザシアンやモロバレルを意識したガオガエンを入れることにしました。

このパーティの主なダメージ計算についてはこちらにまとめています: https://pastebin.com/yLumG38x

参加した大会はどちらもTop16に終わりました。このパーティの限界を示していました。現時点でヨーロッパNo.1のプレイヤーであるEric Rios (@riopaser)は、グラードン+フシギバナ構築で私を2回も打ち負かしました。大会中にマッチアップについて考えましたが、彼のパーティに1勝することのできるゲームプランすら思いつかなかったです。このことから、地面の世界(グラードンのことです)に入っていくことにしました。

グラードン+フシギバナ

フシギバナグラードン

私はEricのパーティをとても気に入ったので、自分のプレイスタイルに合うように少し変更して使うことにしました。まず、私はねむりごなの無いフシギバナが好きではありません。ねむりごなという技は相手に圧力をかけることができ、「うわっ、まもるを持っている」と思うプレイヤーよりも「うわっ、ねむりごなを持っている」と思うプレイヤーの方が多いと思います。また、相手のバドレックス(白馬)のために、テッカグヤにやどりぎのタネを採用し、ビーストブーストで防御が上がる調整にしました。さらに、ガオガエンの持ち物をとつげきチョッキに変更し、バドレックス(黒馬)構築に対してより安定するようにしました。最終的にはこの構築に落ち着きました。

グラバナ+壁: グラードンキョダイマックスフシギバナガオガエンテッカグヤオーロンゲウォッシュロトム

時間がなかったので、このパーティではトーナメントには参加しませんでした。しかし、多くのチーム戦にはこのパーティで参加しました。NPAのweek 1ではほとんどこのパーティを使い、フランスのチーム戦でも使い優勝することもできました。このパーティの問題点はカイオーガ構築(晴れ雨構築や、Taranの構築など)が台頭し始めていたことでした。このパーティはそれらをうまく対処することができず、フシギバナコータスが増えたことからもこのパーティを使うのをやめました。

空間を司る神、登場

ナットレイパルキアのアイコンオーロンゲ

新しいカイオーガ構築を試しているとき、ポケモン初心者の友達に、あまり有名ではないポケモンを使ったオリジナル構築を作って欲しいと頼まれました。伝説のポケモンの一覧をざっと眺めて、パルキアを使うことにしました。空間を司る神は技範囲が広くステータスも高く、とても面白い性能でした。そこそこの耐久、良い素早さ、そしてとても高い特攻を持っています。これが最初のパルキア構築です。

パルキア準備段階: オーロンゲパルキアのアイコンサンダーゴリランダーガオガエンテッカグヤ

この時点でのパルキアはとつげきチョッキを着ていましたが、オーロンゲの壁もあったことから耐久が過剰だと感じました。構築を組み直して、以下のような何段階かの変更を経て、Players Cup Ⅲで使った構築となりました。

パルキア 0.9: オーロンゲパルキアのアイコンサンダーゴリランダーガオガエンテッカグヤ
パルキア 1.0: パルキアのアイコンナットレイオーロンゲヒートロトム霊獣ランドロスポリゴン2
パルキア 1.1: パルキアのアイコンナットレイオーロンゲ霊獣ランドロスヒートロトムイエッサンの画像
パルキア 1.2 (Players Cup Ⅲ): パルキアのアイコンナットレイオーロンゲヒートロトムガラルファイヤーマンムー

構築経緯:
最初に組んだパーティのパルキアの耐久をとても気に入りました。最速である必要はないと感じたので、欲しいところまで素早さを伸ばしました。また、ナットレイを使いたいと思っていたので、タイプ不一致技としてだいちのちからを採用し、ダイアースとてっぺきでナットレイを要塞化できるようにしました。
次に、バナコータスとボルトロスザシアンに対して有利であり、環境に刺さっていそうなぼうじんゴーグルヒートロトムを採用。初めは相手のグラードンをいかくで対処できてじめん耐性のあるランドロスを採用していました。最初の構築は、相手のバドレックス(黒馬)とのマッチアップを改善するために、最後にかいでんぱポリゴン2を採用して完成しました。
グラードンが以前ほど使われなくなってきたことと、ポリゴン2を入れると構築にサポートポケモンが多すぎたため、大会前日にランドロスとポリゴン2を外し、ガラルファイヤーマンムーに変更しました。2体のあくタイプによってバドレックスとのマッチアップで有利であり、引き続きダイジェットを使うことはできます。マンムーはでんき耐性があり、フシギバナやランドロス、ボルトロスに刺さるこおり技を一致で使うことができます。また、ファイヤーのじゃくてんほけんを発動させることもできますが、そのような場面は大会ではありませんでした。
テストする時間はありませんでしたが、最低限良さそうだと感じたので、他の4体はそのままにしていました。

構成

パルキア

特性テレパシー
持ち物いのちのたま
性格ひかえめ
実数値(努力値)195(236)-*-138(140)-199(84)-141(4)-126(44)
ハイドロポンプ/あくうせつだん
だいちのちから/まもる

ダメージ計算

  • A172ドラパルトの+2ダイドラグーンがリフレクター込みで244-288ダメージ(62.5 – 73.8%)
  • A222グラードンのダイアースがリフレクター込みで85-101ダメージ(43.5 – 51.7%)で、91%で2発耐える
  • 晴れ下のいのちのたまダイストリームがH207-D110グラードンに182-218ダメージ(87.9 – 105.3%)で、25%で1発
  • いのちのたまダイドラグーンがH157-D127ウォッシュロトムに149-177ダメージ(94.9 – 112.7%)で、68.8%で1発
  • いのちのたまダイアースがH199-D135ザシアンに190-224ダメージ(95.4 – 112.5%)で、68.8%で1発
  • うそなき込みのいのちのたまダイドラグーンがH207-D160カイオーガに238-281ダメージ(114.9 – 135.7%)で、確定1発
  • いのちのたまダイアースがH202-D132ガオガエンに192-229ダメージ(95 – 113.3%)で、75%で1発
  • いのちのたまダイストリームがH374-D110ダイマックスメタグロスに187-220ダメージ(50 – 58.8%)で、確定2発
  • うそなき込みのいのちのたまダイアースがH177-D150カプ・レヒレに169-199ダメージ(95.4 – 112.4%)で、75%で1発

ナットレイ

特性てつのトゲナットレイの画像
持ち物たべのこし
性格ずぶとい
実数値(努力値)176(212)-*-193(196)-*-149(100)-40
ボディプレス/てっぺき
やどりぎのタネ/まもる

ダメージ計算

  • C222カイオーガの雨+しんぴのしずく補正込みのしおふき(威力150)が85-101ダメージ(48.2 – 57.3%)で、食べ残しの回復込みで55.1%で2発耐える
  • B2段階上昇のボディプレスでH202-B116ガオガエンに202-238ダメージ(100 – 117.8%)で、確定1発
  • B6段階上昇のボディプレスでH167-B135ザシアンに172-203ダメージ(102.9 – 121.5%)で、確定1発
  • B2段階上昇、リフレクター込みでA135ガオガエンのフレアドライブが67-80ダメージ(38 – 45.4%)で、2発耐える
  • B4段階上昇のボディプレスでH192-B125ポリゴン2に186-220ダメージ(96.8 – 114.5%)で、81.3%で1発

オーロンゲ

特性いたずらごころオーロンゲ
持ち物ひかりのねんど
性格しんちょう
実数値(努力値)202(252)-143(20)-98(100)-*-121(116)-83(20)
ソウルクラッシュ/リフレクター
うそなき/ひかりのかべ

ヒートロトム

特性ふゆうヒートロトム
持ち物ぼうじんゴーグル
性格ずぶとい
実数値(努力値)244(156)-*-143(20)-130(36)-140(100)-120(108)
オーバーヒート/10まんボルト
おにび/わるだくみ

ガラルファイヤー

特性ぎゃくじょうガラルファイヤー
持ち物じゃくてんほけん
性格ひかえめ
実数値(努力値)189(188)-*-116(44)-143(76)-146(4)-135(196)
もえあがるいかり/エアスラッシュ
わるだくみ/まもる

ダメージ計算

  • C152レジエレキのダイサンダーが318-374ダメージ(84.1 – 98.9%)で、ダイマックス時確定耐え
  • A167ボルトロスのいのちのたまダイサンダーが276-328ダメージ(73 – 86.7%)で、ダイマックス時確定耐え
  • A1段階上昇ザシアンのきょじゅうざんが162-192ダメージ(85.7 – 101.5%)で、87.5%で耐える
  • H177-D135ゴチルゼルにもえあがるいかりが84-102ダメージ(47.4 – 57.6%)で、82%で2発
  • C96エルフーンのムーンフォースが74-90ダメージ(39.1 – 47.6%)で、2発耐える
  • A167ボルトロスのダイジェットが106-126ダメージ(28 – 33.3%)で、ダイマックス時3発耐える
  • A167ボルトロスのダイサンダーが212-252ダメージ(56 – 66.6%)で、ダイマックス時確定耐え

マンムー

特性どんかんマンムー
持ち物きあいのタスキ
性格ようき
実数値(努力値)185-182(252)-100-*-81(4)-145(252)
つららおとし/じしん
こおりのつぶて/まもる

ダメージ計算

  • こおりのつぶてがH155-B90ボルトロスに92-110ダメージ(59.3 – 70.9%)で、確定2発
  • こおりのつぶてがH156-B103フシギバナに84-98ダメージ(53.8 – 62.8)で、確定2発
  • つららおとしがH166-B105サンダーに168-198ダメージ(101.2 – 119.2%)で、確定1発
  • じしんがH202-B126ガオガエンに122-146ダメージ(60.3 – 72.2%)で、確定2発
  • じしんがH167-B135ザシアンに116-138ダメージ(69.4 – 82.6%)で、確定2発
  • じしんがB1段階下降のH167-B135ザシアンに168-200ダメージ(100 – 119%)で、確定1発
  • つららおとしがH207-B161グラードンに110-132ダメージ(53.1 – 63.7%)で、確定2発

トーナメント結果

ラウンド勝敗対戦相手
W1W不戦勝
W2LWWVelozozz
バドレックス(こくばじょうのすがた)化身ボルトロスエルフーンコータスキョダイマックスフシギバナ
W3WWNiniaWarri
カイオーガエルフーンポリゴン2サンダーナットレイガオガエン
W4LWLDarkGold
グラードンキョダイマックスフシギバナガオガエンウォッシュロトムオーロンゲテッカグヤ
L6WLWbigbadbird
カイオーガキングドラ化身トルネロスミミッキュメタグロスガオガエン
L7WLWCarlettoGei
ザシアンキョダイラプラスレジエレキガオガエンモロバレルドラパルト
L8WWXenobladeHero
イベルタルカプ・レヒレメタグロスポリゴン2ガオガエン
L9LWWNecrocat
カイオーガエルフーンカイリューキョダイセキタンザンレジエレキ
L10WWAuraRayquaza
ザシアン化身ボルトロスキョダイマックスフシギバナコータスキョダイリザードンゴチルゼル
L11WLLMattieMooMoo
カイオーガドラパルトレジエレキナットレイポリゴン2ガオガエン

さいごに

放送された試合はアーカイブで見ることができます。

また、私のYouTubeチャンネルでそれぞれの試合をアップする予定なので、見逃さないように登録をよろしくお願いします。

今回の大会では、7位という予想以上の結果を残すことができました。7勝2敗という成績も安定しているので、次はもっと良い結果が出ることを期待しています。

この記事を楽しく読んでもらえたなら嬉しいです。何か質問がありましたら、TwitterのDMやDiscordで気軽に聞いてください。私のSNSは以下の通りです。

Twitter: @RedsilverFR
Youtube: RedsilverVGC
Discord: Redsilver#5947

謝辞

Ethox : テストプレイやプランの構築、Players Cupに向けた準備をしてくれました。
Patout : パルキアのアイデアをくれました。
Cyan: Day2のマッチアップのテストプレイや、Desuのガラルファイヤーの配分を教えてくれました(Desuにも感謝します)。
Apex, Hatters and VGC FR discords: 毎試合サポートしてくれました。

みんなありがとう。イベントで会えるのを楽しみにしています <3

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パーティ作成者

Redsilver

ツイッターユーチューブ

🇫🇷#1 Pokémon VGC Player – 21 yo – 2019 Worlds 31st – Cologne Regional Champion – He/Him


English Version

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Introduction

Hello everyone, my name is Hippolyte Bernard (@RedsilverFR), and I am known as Redsilver online.

I started to play in VGC 17 and got most of my achievements in Ultra Series (31st at Worlds and 1st at Cologne regional).

After completing my first semester of study this year, I decided to comeback to try hard VGC for Players Cup 3 since I missed the two first editions. This report will cover all my tournaments and all my building thought process.

Teambuilding Process

ZACIAN THUNDY BEGINS

化身ボルトロスザシアン

I started to theory build as soon as the ruleset was released. I am not going to lie; I didn’t like it at the beginning. I thought legendary would become too powerful with dynamax and Zacian would be very oppressive. After recoil now, I can say I was not totally wrong. Zacian and Kyogre became top tier very quickly and I failed so much building a good team without them that I ended playing them at tournament. I quickly realized how strong was Zacian + Thundurus Assault Vest. At this time, Zacian can only be nerfed my Intimidate, otherwise it keeps its +1 boost from Intrepid Sword. I tried several builds to make a strong team and here is what it came to:

Zacian Perish: ザシアン化身ボルトロスガオガエンニョロトノモロバレルゴチルゼル
Zacian Double Intimidate: ザシアン化身ボルトロスガオガエン霊獣ランドロスカプ・レヒレモロバレル

I played the last team at the first tournament of the format but I forgot to put Swords Dance on Landorus so there were a lot of unwinnable matchups. I decided to drop at 2-2 and to start from zero by looking at the tournament result. I have been really interested in Fevzi (@fevzioe)’s team that was close to team I ran. Since I did not find what was Tapu Koko doing in this team, I decided to remove it for my Thundurus boy and get in the two first Victory Road tournaments with this:

Lapdog thundy: ザシアン化身ボルトロスガオガエン霊獣ランドロスモロバレルラプラス

Build process:
As I explained earlier, Zacian needs to be intimidated to be nerfed. That is why I decided to have Swords Dance on it so I could win games after one turn if opponent does not have good speed control. I paired it with Thundurus so it could benefit from Max Airstream easily. I added Lapras and Amoonguss to have good Kyogre switch in. Pollen Puff Amoonguss helps a lot Zacian, Lapras and Landorus that I decided to add to have an electric immunity and something to hit Steel types. Finally, after thinking about Urshifu, I decided to trust Incineroar as it was good against Zacian and Amoonguss.

Here is the calc spreadsheet I made with all the big calcs of the team: https://pastebin.com/yLumG38x

The tournament ended both with a top 16 placement. My team showed its limits during those tours. Eric Rios (@riopaser), the 1st European player at this moment, destroyed me twice with its Venudon team. Despite thinking of the matchups between tournaments, I was not able to find a game plan to take him a single game. From this, I decided to dive in the underground (Groudon lol) world.

THE VENUDON

フシギバナグラードン

I really liked the Eric’s team, so I decided to take it and changes to feel it with my playstyle. First, I do not like Venusaur without Sleep Powder, I think it is move that can pressure your opponent and I think there are more players thinking “oh no, it has Sleep Powder” than players thinking “oh no, it has Protect”. I also decided to change the Celesteela set for a Leech Seed one with a Defense Beast Boost as it was my main Calyrex-Ice-Rider answer. I also changed Incineroar set for an Assault Vest one to be more consistent against Calyrex-Ghost-Rider teams. I came up with this team:

Venudon Screens: グラードンキョダイマックスフシギバナガオガエンテッカグヤオーロンゲウォッシュロトム

I did not play any tournament with this team as I did not have much time to play during weekends, but I brought it a lot in team tours. Almost all my NPA team ended up bringing this week 1. I also brought it in a French team tour and won. The problem of the team came with the Kyogre teams that started to emerge (the double weather and Taran teams). The team could not handle very well those and the rising of Venukoal put an end to me using it.

THE MASTER OF SPACE RISES

ナットレイパルキアのアイコンオーロンゲ

As I was trying new Kyogre’s teams, a friend of mine, newbie at the game, asked me to build an original team with a non-common Pokémon. After going through the list of legendary Pokémon, we decided to build on Palkia. The master of space was very interesting because of its movepool and its stats. It has a decent bulk, a good speed, and a very good Special Attack stat. This is what we came to, as a first Palkia attempt:

Palkia Warm-up: オーロンゲパルキアのアイコンサンダーゴリランダーガオガエンテッカグヤ

Palkia was wearing Assault Vest in this version but I felt like it was overkilling the defensive aspect of the team since I had screens on Grimmsnarl. I decided then to rebuild a team which, after few changes again, ended being my Players Cup III team:

Palkia 1.2 (Players Cup Ⅲ): パルキアのアイコンナットレイオーロンゲヒートロトムガラルファイヤーマンムー
Palkia 1.1: パルキアのアイコンナットレイオーロンゲ霊獣ランドロスヒートロトムイエッサンの画像
Palkia 1.0: パルキアのアイコンナットレイオーロンゲヒートロトム霊獣ランドロスポリゴン2
Palkia 0.9: オーロンゲパルキアのアイコンサンダーゴリランダーガオガエンテッカグヤ

Build process:
I really liked the bulk of my Palkia from the first team I made with it. I did not feel like I need to be max speed, so it was easy and cheap EV wise to reach the speed I wanted. Since I knew I already wanted to run Ferrothorn, I decided to keep Earth Power as the unique non-STAB move, I can make an unkillable Ferrothorn after a couple of Max Quake and Iron Defense. I added Safety Goggles Rotom-Heat as I thought this could be a good Pokémon in current metagame since it has a positive match-up against Venukoal and Zacian-Thundy on its own. At the beginning, I had Landorus as I wanted to have an Intimidate user to deal with Groudon and a ground-resist. I ended the first team with an Eerie Impulse Porygon2 to improve my Calyrex-Ghost-Rider match-up. I dropped the last two at some point since Groudon became not that used as it was before and Porygon2 made my team had too much support Pokémon. This is why I changed them for Galar-Moltres and Mamoswine the day before the tournament. Double dark type gave me a better Calyrex match-up while keeping a potential Max Airstream. Mamoswine provides Electric immunity and Ice-Stab to hit hard Venusaur, Landorus and Thundurus. It could also activate Moltres Weakness Policy, but it never happened during the tournament. I didn’t have time to test to I felt it should be good and at least, I still would have the four other Pokémon that are hard to break.

The team

Palkia

AbilityTelepathy
ItemLife Orb
NatureModest
Stats(EVs)195(236)-*-138(140)-199(84)-141(4)-126(44)
MovesHydro Pump/Spacial Rend
Earth Power/Protect

Damage Calcs:

  • +2 252 Atk Dragapult Max Wyrmwind vs. 236 HP / 140 Def Dynamax Palkia through Reflect: 244-288 (62.5 – 73.8%) — guaranteed 2HKO
  • 252+ Atk Groudon Max Quake vs. 236 HP / 140 Def Palkia through Reflect: 85-101 (43.5 – 51.7%) — 9% chance to 2HKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Geyser vs. 252 HP / 0 SpD Groudon in Sun: 182-218 (87.9 – 105.3%) — 25% chance to OHKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Wyrmwind vs. 252 HP / 0 SpD Rotom-Wash: 149-177 (94.9 – 112.7%) — 68.8% chance to OHKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Quake vs. 252 HP / 0 SpD Zacian-Crowned: 190-224 (95.4 – 112.5%) — 68.8% chance to OHKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Wyrmwind vs. -2 252 HP / 0 SpD Kyogre: 238-281 (114.9 – 135.7%) — guaranteed OHKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Quake vs. 252 HP / 76+ SpD Incineroar: 192-229 (95 – 113.3%) — 75% chance to OHKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Geyser vs. 252 HP / 0 SpD Dynamax Metagross: 187-220 (50 – 58.8%) — guaranteed 2HKO
  • 84+ SpA Life Orb Palkia Max Quake vs. -2 252 HP / 0 SpD Tapu Fini: 169-199 (95.4 – 112.4%) — 75% chance to OHKO

Ferrothron

AbilityIron Barbsナットレイの画像
ItemLeftovers
NatureBold
Stats(EVs)176(212)-*-193(196)-*-149(100)-40
MovesBody Press/Iron Defense
Leech Seed/Protect

Damage Calcs:

  • 252+ SpA Mystic Water Kyogre Water Spout (150 BP) vs. 212 HP / 100 SpD Ferrothorn in Rain: 85-101 (48.2 – 57.3%) — 44.9% chance to 2HKO after Leftovers recovery
  • +2 196+ Def Ferrothorn Body Press vs. 252 HP / 44 Def Incineroar: 202-238 (100 – 117.8%) — guaranteed OHKO
  • +6 196+ Def Ferrothorn Body Press vs. 0 HP / 0 Def Zacian-Crowned: 172-203 (102.9 – 121.5%) — guaranteed OHKO
  • 0 Atk Incineroar Flare Blitz vs. +2 212 HP / 196+ Def Ferrothorn through Reflect: 67-80 (38 – 45.4%) — guaranteed 3HKO after Leftovers recovery
  • +4 196+ Def Ferrothorn Body Press vs. 252 HP / 116 Def Eviolite Porygon2: 186-220 (96.8 – 114.5%) — 81.3% chance to OHKO

Grimmsnarl

AbilityPranksterオーロンゲ
ItemLight Clay
NatureCareful
Stats(EVs)202(252)-143(20)-98(100)-*-121(116)-83(20)
MovesSprit Break/Reflect
Fake Tears/Light Screen

Rotom-Heat

AbilityLevitateヒートロトム
ItemSafety Goggles
NatureBold
Stats(EVs)244(156)-*-143(20)-130(36)-140(100)-120(108)
MovesOverheat/Thunderbolt
Will-O-Wisp/Nasty Plot

Moltres-Galar

AbilityBerserkガラルファイヤー
ItemWeakness Policy
NatureModest
Stats(EVs)189(188)-*-116(44)-143(76)-146(4)-135(196)
MovesFiery Wrath/Air Slash
Nasty Plot/Protect

Damage Calcs:

  • 252 SpA Transistor Regieleki Max Lightning vs. 188 HP / 4 SpD Dynamax Moltres: 318-374 (84.1 – 98.9%) — guaranteed 2HKO
  • 252 Atk Life Orb Thundurus Max Lightning vs. 188 HP / 44 Def Dynamax Moltres: 276-328 (73 – 86.7%) — guaranteed 2HKO
  • +1 252 Atk Zacian-Crowned Behemoth Blade vs. 188 HP / 44 Def Moltres-Galar: 162-192 (85.7 – 101.5%) — 12.5% chance to OHKO
  • 76+ SpA Moltres-Galar Fiery Wrath vs. 252 HP / 0 SpD Gothitelle: 84-102 (47.4 – 57.6%) — 82% chance to 2HKO
  • 4 SpA Whimsicott Moonblast vs. 188 HP / 4 SpD Moltres-Galar: 74-90 (39.1 – 47.6%) — guaranteed 3HKO
  • 252 Atk Thundurus Max Airstream vs. 188 HP / 44 Def Dynamax Moltres-Galar: 106-126 (28 – 33.3%) — 0% chance to 3HKO
  • 252 Atk Thundurus Max Lightning vs. 188 HP / 44 Def Dynamax Moltres-Galar: 212-252 (56 – 66.6%) — guaranteed 2HKO

Mamoswine

AbilityObliviousマンムー
ItemFocus Sash
NatureJolly
Stats(EVs)185-182(252)-100-*-81(4)-145(252)
MovesIcicle Crash/Earthquake
Ice Shard/Protect

Damage Calcs:

  • 252 Atk Mamoswine Ice Shard vs. 4 HP / 0 Def Thundurus: 92-110 (59.3 – 70.9%) — guaranteed 2HKO
  • 252 Atk Mamoswine Ice Shard vs. 4 HP / 0 Def Venusaur: 84-98 (53.8 – 62.8%) — guaranteed 2HKO
  • 252 Atk Mamoswine Icicle Crash vs. 4 HP / 0 Def Zapdos: 168-198 (101.2 – 119.2%) — guaranteed OHKO
  • 252 Atk Mamoswine Earthquake vs. 252 HP / 124 Def Incineroar: 122-146 (60.3 – 72.2%) — guaranteed 2HKO
  • 252 Atk Mamoswine Earthquake vs. 0 HP / 0 Def Zacian-Crowned: 116-138 (69.4 – 82.6%) — guaranteed 2HKO
  • 252 Atk Mamoswine Earthquake vs. -1 4 HP / 0 Def Zacian-Crowned: 168-200 (100 – 119%) — guaranteed OHKO
  • 252 Atk Mamoswine Icicle Crash vs. 252 HP / 4 Def Groudon: 110-132 (53.1 – 63.7%) — guaranteed 2HKO

Tournament Run

RoundResultOpponent
W1WBye
W2LWWVelozozz
バドレックス(こくばじょうのすがた)化身ボルトロスエルフーンコータスキョダイマックスフシギバナ
W3WWNiniaWarri
カイオーガエルフーンポリゴン2サンダーナットレイガオガエン
W4LWLDarkGold
グラードンキョダイマックスフシギバナガオガエンウォッシュロトムオーロンゲテッカグヤ
L6WLWbigbadbird
カイオーガキングドラ化身トルネロスミミッキュメタグロスガオガエン
L7WLWCarlettoGei
ザシアンキョダイラプラスレジエレキガオガエンモロバレルドラパルト
L8WWXenobladeHero
イベルタルカプ・レヒレメタグロスポリゴン2ガオガエン
L9LWWNecrocat
カイオーガエルフーンカイリューキョダイセキタンザンレジエレキ
L10WWAuraRayquaza
ザシアン化身ボルトロスキョダイマックスフシギバナコータスキョダイリザードンゴチルゼル
L11WLLMattieMooMoo
カイオーガドラパルトレジエレキナットレイポリゴン2ガオガエン

Conclusion

You can find all videos from stream VODs.

I will also update each single set on my Youtube channel so make sure to subscribe if you don’t want to miss anything.

After this run, I end at the 7th place which is beyond my expectations for the team. 7-2 is a solid record and I hope I will be able to do better next time.

I hope you enjoyed reading this report. Feel free to reach me by DM on Twitter or discord if you have any questions. My socials are:

Twitter: @RedsilverFR
Youtube: RedsilverVGC
Discord: Redsilver#5947

Shoutouts

Ethox : for testing, theory building and preparing this Players Cup
Patout : for giving me the Palkia idea
Cyan: for testing Day 2 match up and giving me the Desu’s Moltres spread (s/o to him too)
Apex, Hatters and VGC FR discords: for their support between rounds

Love you all and can’t wait to see you at events <3

Rental Team ID: 0000 0001 C4JY MM

Author

Redsilver

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🇫🇷#1 Pokémon VGC Player – 21 yo – 2019 Worlds 31st – Cologne Regional Champion – He/Him

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