【INC April 最終レート1845】トリックルームアシレーヌナットレイ

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はじめに

はじめまして、コウ(@kou_111111)と申します。

今回はINC Aprilにて最終レート1845を達成することが出来たのでその使用構築を紹介していきたいと思います。

記事を書くのは久々で解説に至らない部分もあるかもしれませんが最後まで読んでいただけると幸いです。

構築経緯

トリックルーム軸が大会を勝ち抜く上でとても強力だと思ったので高耐久でトリックルームを決めやすいサマヨールを使うところから構築スタート。

サマヨールの画像

カエールさんが使用していたパーティが強いと思いサマヨールミロカロスナットレイミミッキュウインディドラパルトを使い込んでいき、実際に対戦をこなしたり動画や配信を観ていく中でサマヨールをダイマックス技+αで処理して解決しようとする動きが多い為まもるが強いと思ったのでサマヨールに守るを採用し、それに合うようにパーティを構築する方向で固めました。

2月のINCが終わった後に解禁されたアシレーヌに注目し、いのちのたまを持たせればダイフェアリーでダイマックスしたドラパルトをほぼ1発で倒せる火力の高さが魅力だと感じたのでアシレーヌを採用。ミロカロスと比べると瞬間的な火力がたかく水タイプに対しての打点が持ちやすいです。

次に、サマヨールが弱点つかれて倒されそうな時の逃げ先やねこだましやいかくで横のポケモンを補佐出来るガオガエンを採用しました。相手のポケモンにちょうはつが見えた時に交代していきいかくを撒くことで疑似的なサイクル戦に持ち込むことも出来ます。

ガオガエン

ドラパルト+αでダイホロウ+何かで攻めていくような物理攻撃主体のパーティが増えていたのでそれに対して強いアプローチをかけていきたいと考えたらガオガエン、アシレーヌとタイプ的な相性がよくトリックルームと相性の良いナットレイにてっぺきを持たせて相手を詰ませつつボディプレスの火力をあげるような動きが強そうだと感じたのでこの型のナットレイを採用させる方向で考えることにしました。

ナットレイの画像

この4匹を基本選出として考えて、サブのトリル要因が欲しかったのでミミッキュを採用。

ミミッキュ

残り1枠は早いポケモンが1匹欲しかったのとミミッキュとの相性が良さそうな弱点保険ドラパルトを採用しました。

ドラパルト

アシレーヌにほろびのうた、ナットレイにてっぺきをそれぞれ採用することでトリックルーム下でダメージレースに勝つという勝ち筋の他に鉄壁ナットレイで詰ませる、残数有利を取ってほろびのうたで〆るという勝ち筋を増やすことも出来ました。

サマヨールの画像ガオガエンナットレイの画像ミミッキュドラパルト

続きは構成にて解説いたします。

構成

サマヨール

サマヨール

特性おみとおし
持ち物しんかのきせき
性格のんき
実数値(努力値)147(252)-*-178(92)-*-171(164)-27 ※S個体値0
ナイトヘッド/いたみわけ
トリックルーム/まもる
トリックルーム・・・今構築のS操作技でありコンセプトの技。
ナイトヘッド・・・安定した定数ダメージ技。
いたみわけ・・・疑似的な回復技であり、2回目のトリックルームも狙える。
まもる・・・サマヨールの技の中では特徴的な技。お見通しと相性が良い。

今回のコンセプトであるサマヨール。

基本的には初手に投げてトリックルームをするのが役割となっています。

相手の先発と特性によってある程度初手の動きを予想し、トリックルームを貼りそうならそのままトリックルームを貼り、貼れなそうなら守るで相手の攻撃技やちょうはつなどの妨害技をしのいでるうちに隣のポケモンで攻撃していきます。

まもるについては初手の集中を防ぐ他にトリックルーム最終ターンに2回目のトリックルームを狙う為にHPを温存する時、まもるを使ってそのターンに隣のポケモンをガオガエンに交代しねこだましorとんぼがえり+トリックルームをする時、同じく後述するアシレーヌのほろびのうたと合わせて詰めていく際にも使用していきます。

特性のおみとおしのおかげで最初に相手の持ち物を確認でき相手のポケモンのサマヨールに対する初見殺しをある程度確認した上でまもるを使って1ターン凌ぐことも出来たりします。

努力値はカエールさんのブログのものをそのまま使用しました。

持ち物は耐久値を上げる為しんかのきせきとしました。

アシレーヌ

特性げきりゅう
持ち物いのちのたま
性格れいせい
実数値(努力値)187(252)-*-95(4)-195(252)-136-58 ※S個体値0
ハイドロカノン/ムーンフォース
エナジーボール/ほろびのうた
ハイドロカノン・・・ダイマックス時に威力150出るメイン技
ムーンフォース・・・タイプ一致技でドラパルトやローブシンなどへの打点。命の珠とあわせてダイマックス時にダイマックスしたドラパルトに対してよほど耐久に振ってない限り確定1発で倒せる。
エナジーボール・・・ウォッシュロトムやミロカロスなどの水タイプと打ち合う技
ほろびのうた・・・終盤に詰める技として使用。ダイマックス時のダイウォール媒体技。

基本的にはダイマックスをしていく本パーティのメインアタッカー。

サマヨールに弱点を突いてくるドラパルトなどに弱点を突くこともでき、水、フェアリー、草を打点として持っている為多くのポケモンに対して等倍以上で攻撃していくことが出来きます。

特に雨を降らせた後のダイストリームはトゲキッスやDにあまり振ってないサマヨールを1撃で倒せるほど強力です。

努力値はトリルアタッカーとして耐久と火力を持たせるためにHCに極振り。

持ち物はダイマックス時の攻撃力を上げるのとダイフェアリーでドラパルトを確定1発で倒すためにいのちのたまとしました。

ガオガエン

ガオガエンの画像

特性いかく
持ち物とつげきチョッキ
性格いじっぱり
実数値(努力値)201(244)-158(68)-111(4)-*-132(172)-83(20)
フレアドライブ/DDラリアット
とんぼがえり/ねこだまし

調整

A:DDラリアットでH164B95ドラパルトに対して98.8~117.1%の割合のダメージ
S:4振りバンギラス抜き

フレアドライブ・・・タイプ一致の攻撃技。炎技の中で威力が高い。
DDラリアット・・・タイプ一致の攻撃技で覚える悪タイプの技で一番威力が高い。
とんぼがえり・・・ダメージを与えつつ交代し、いかくやねこだましの再利用を狙う。
ねこだまし・・・相手のポケモンの行動を1ターン止める技。トリックルームの始動やナットレイのてっぺきを積む際と一緒に使ったりもします。

サマヨールの苦手な技への交代先や横のポケモンの実質的な物理耐久強化、ねこだましによるサポートをする役割として採用。

基本的な動きとしてはねこだましで隣のポケモンを動きやすくしたりいかくを撒いていく。

交代技がすてゼリフではなくとんぼがえりなのはトリックルームを中心としたパーティなので相手のステータスを下げるよりもダメージを与えたい、サマヨールの交代先として使うことが多く交代後にちょうはつを受けやすいこと、とつげきチョッキを持たせたかったことの以上が理由となっています。

努力値は耐久を振ってないドラパルトをDDラリアットで最高乱数以外で倒せるところまでAを振り、あとは4振りバンギラスを抜けたらいいなくらいの気持ちでSに振って残りを特殊耐久に振っています。

持ち物は場持ちを良くするよりも瞬間的な耐久力を高くしたかったのでとつげきチョッキとしました。

ナットレイ

ナットレイの画像

特性てつのとげ
持ち物たべのこし
性格のんき
実数値(努力値)181(252)-114-201(252)-*-137(4)-22 ※S個体値0
ボディプレス/ジャイロボール
てっぺき/まもる
ボディプレス・・・てっぺきとあわせて高火力で技を打てる格闘技。
てっぺき・・・トリックルーム下から積んでいき、要塞化を狙いボディプレスの火力強化にも。
ジャイロボール・・・主にトゲキッスに対しての打点として採用。
まもる・・・縛り解除やたべのこしで回復する為の技。てっぺきを積むとヘイトを溜まるのでその際にも使用できる。

トリックルーム下でてっぺきを積んでいき要塞化し相手を詰ませるポケモンとして採用。

当初は水タイプなどと打ち合う為のアタッカーとして採用していたが、調整段階で対戦したてっぺきとボディプレスを使用した相手のナットレイが強いと感じ自身でも使いたいと思ったので型を変更しました。

トリックルームとも相性がよく相手のポケモンに対しても上からてっぺきを積むことが出来ます。

てっぺきを積むことでボディプレスの火力を上がりアタッカーとしても使用することが可能で、本来ナットレイが苦手であり相手に選出されやすいガオガエンやローブシンに対しても打ち勝つことも出来ます。

ジャイロボールに関してはやどりぎのタネと選択となり最後まで迷ったが、自分で使ってやどりぎのタネの選択のタイミングが分かりにくかったことや後発に出てきやすい炎技を持つトゲキッスやドラパルトがキツイと感じた為、少しでもダメージの多く入るジャイロボールを採用しました。

努力値はボディプレスの火力を高くするのと、1回積めばボディプレスでガオガエンを確定1発で倒せる可能性の高いHB極振りとしました。
持ち物は場持ちを良くする為にたべのこしを採用しました。

ミミッキュ

特性ばけのかわ
持ち物ラムのみ
性格ゆうかん
実数値(努力値)159(228)-156(252)-104(28)-*-125-90 ※S個体値0
ゴーストダイブ/じゃれつく
かげうち/トリックルーム
ゴーストダイブ・・・相手のダイマックスを避けたり、トリル最終ターンに使用し1ターンしのいだり出来る攻撃技。
じゃれつく・・・タイプ一致の攻撃技。
かげうち・・・先制技。Sの速くないポケモンが多いトリックルームパーティと相性がいい。
トリックルーム・・・今構築のS操作

サブのトリックルーム要因として採用。

ばけのかわのおかげで安定して1回は耐えてくれるため安定してトリックルームを貼ることが出来ます。

努力値はトリックルーム貼った後にそのままアタッカーとして動けるようにするためにHAでの採用。

持ち物はフシギバナ+キョダイマックスリザードン+コータスorキュウコンに対して安定してトリックルームをする動きがサマヨールでは思いつかなったのでラムのみを採用しました。

ドラパルト

ドラパルト

特性クリアボディ
持ち物じゃくてんほけん
性格いじっぱり
実数値(努力値)195(252)-176(156)-96(4)-*-102(52)-168(44)
ゴーストダイブ/ドラゴンアロー
はがねのつばさ/まもる
ゴーストダイブ・・・ダイマックス時の主要技。
ドラゴンアロー・・・同じくダイマックス時の主要技。
はがねのつばさ・・・ダイマックス時に味方の耐久を上げつつ攻撃出来る技。
まもる・・・縛り解除等に使用。

Sの速いポケモンが1匹欲しいと思ったのとカエールパへの選出、単体で強そうだと感じたので採用。

選出率は高くないですが、初手からトリックルームをしない場合はガオガエンやミミッキュと並べてダイマックスを使用し場を荒らす役割として採用。

努力値はカエールさんのブログのものをそのまま使用。

持ち物は弱点を突かれても状況が悪くならないようにじゃくてんほけんとしました。

この枠に関してはナットレイが選出しにくい晴れパに対して代わりに選出できそうなギガイアスやバンギラス辺りもいいかなとINCの対戦を重ねてて感じました。

選出・立ち回り

基本選出

先発:サマヨールの画像
後発ナットレイの画像ガオガエン

迷ったらこの選出。序盤はトリックルームをしてアシレーヌで相手のポケモンのダメージを稼ぎ、終盤はナットレイで詰ませるように立ち回ります。

初手にエルフーンなどのちょうはつ持ちと思われるポケモンがいた場合は初手にサマヨールをまもるで様子見をして2ターン目にガオガエンに交代するプレイングをすることもあります。

以下、このパーティでよく出てくる相手の先発に対する初手の立ち回りを記載しておきます。

対ドラパルト(弱点保険)+サマヨールに弱点を突いてくるポケモンドラパルトギルガルドのアイコンバンギラスの画像

先発:サマヨールの画像
後発ナットレイの画像ガオガエン

ギルガルド、バンギラス、キリキザンなど、サマヨールに弱点を突いてくるポケモンとドラパルトが組み合わされているパーティに対する立ち回りです。

初手にドラパルトがダイマックスしてダイホロウ+弱点を突く技でサマヨールを処理していくことが多いのでこちらはアシレーヌをダイマックスさせてサマヨールはまもるを選択、アシレーヌはドラパルトにダイフェアリーを選択します。

よほど耐久に振ってないかぎりはドラパルトを倒してくれるので2ターン目は相手が次に出てくるポケモンによりますがサマヨールはトリックルームを選択もしくはガオガエンに交代、アシレーヌは攻撃する流れでいきます。

対ドラパルト(弱点保険)+ミミッキュドラパルトミミッキュ

先発:サマヨールの画像
後発ナットレイの画像ガオガエン

ミミッキュがたつじんのおびいのちのたまの場合はダイホロウ+ウッドハンマーを選択する可能性が高いのでアシレーヌダイウォール、サマヨールトリックルームを選択していきます。

もし相手がダイホロウ+シャドークローを選択した場合には試合展開はきつくなりますがドラパルト+ミミッキュの場合は後発にてっぺきナットレイに対する打点がないこともあるのでナットレイで詰めていく流れにシフトしていきます。

対晴れフシギバナリザードンの画像コータスのアイコン

先発:ガオガエンミミッキュ
後発:@1

少し不利な相手。

相手の取り巻きにもよりますがガオガエンはねこだましかフレアドライブを選択、ミミッキュはトリックルームを選択していきます。

対バンギラスドリュウズバンギラスの画像ドリュウズ

先発:ガオガエンサマヨールの画像
後発ナットレイの画像

相手はじしん+ダイアークをサマヨールに集中で処理してくることが多いのでサマヨールはガオガエンはドリュウズ方向にねこだまし、サマヨールはトリックルームを選択していきます。

2ターン目にガオガエンかサマヨールのどちらかが落ちてる展開になってることが多いので落ちた方にアシレーヌを出して攻撃していきます。

対ガチトリルブリムオンイエッサンの画像バタフリー

先発:ガオガエン
後発ナットレイの画像サマヨールの画像orミミッキュ

相手の初手がブリムオン+イエッサンだった場合はキョダイテンバツに備えてガオガエンはとんぼがえりをイエッサン方向、アシレーヌをダイマックスさせてダイフェアリーをブリムオンに選択していきます。

相手視点からするとガオガエンがすてゼリフ持ちだった場合にブリムオンに選択すると何もできずにブリムオンは交代することになるのでイエッサンはこのゆびとまれを選択してきやすいです。

バタフリー絡みの構築の場合はガオガエンのねこだましをバタフリーに選択、アシレーヌはダイマックスをしてダイフェアリーを相手のポケモンのどちらかに打ってミストフィールドを展開します。

最後に

現在の世界情勢の影響でWCS2020やJCS2020が開催中止となってしまいましたが、自分の記事に役立てる情報が少しでもあれば幸いです。

自分としては今年のルールのポケモンは遊び足りないと思っているのでまだまだ研究を続けていきたいと思ってます。

当面の目標としてはリバティノートさんのほうでINC上位者限定のオンライン大会を開いて頂けるそうなのでそちらの大会でいい成績を残すことを目標にポケモン対戦を遊んでいきたいと思います。

今回の記事に関して質問や感想等があれば

ツイッター @kou_111111

までリプライかダイレクトメッセージにてお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
レンタルチームも公開してますので興味が沸いたら使ってみて下さい!

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パーティ作成者

コウ

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よろしくおねがいします 主にポケモン、WCSルールを主体に対戦してます/ポケカ/ぽちゃオフスタッフ/WCS2017ゲーム部門Day1出場

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