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翻訳元:OHKOs Dmax AV Thundurus?! A Physical Regieleki Team Report | by Jolly Breloom
はじめに
こんにちは。20亮亮(@tsltang0508)です。TNは?????です。
特殊型ゼクロム構築でも話題になりました。CybertronVGCのYouTubeチャンネルでも何度も取り上げられています。ぜひ見てみてください 🙂
今回は、シーズン16で最終26位を達成した、物理型のレジエレキに注目した構築を紹介します。
構築経緯
レジエレキは冠の雪原が解禁されてからずっと、とてもメジャーなポケモンです。レジエレキは技範囲が貧弱で、電気技以外ではろくにダメージを出すことができませんが、突出した素早さと、電気技でかなりのダメージを出すことができることから、最もメジャーなポケモンの1匹となっています。レジエレキの使い方は最近では極めて普通で、エレキネットやでんじはによる素早さ操作役です。時々、いのちのたまとはかいこうせんを持ったダイマックスレジエレキを見ることもあるでしょう。
しかし、私はレジエレキがとびはねるとダメおしを覚えることに気付きました。レジエレキのとくこう種族値はこうげき種族値と同じで、最も高い素早さからダイジェットを使うことができるため、試してみる価値があると思いました。
シリーズ7ではレジエレキがうまく素早さ操作しても安定してダメージを出すことができなかったため、このアイデアは失敗に終わりました。シリーズ8では、バドレックス(黒馬)とカイオーガがダイアークのサポートを受けて大きなダメージを出すことができることに気がつきました。ここから、バドレックス(黒馬)を選びました。カイオーガと同じようなことができるのではないかと思ったためです。
レジエレキとバドレックス(黒馬)から考えていきましょう。まず、相手のいたずらごころ、グラススライダー、ふいうちなどの先制技を対処する必要があります。サイコフィールドを展開するために、イエッサン♀を採用しました。サイコフィールドはバドレックスのワイドフォースを強化することもできます。
素早さが高く極めて攻撃的なパーティを使っているので、相手のおいかぜで上を取られたくはありません。4番目のスロットにエルフーンを採用しました。エルフーンはおいかぜを展開することができ、ねこだましを回避するてだすけを使うこともでき、ウーラオスにも強いです。エルフーンはちょうはつが使えて、トリックルーム役やモロバレルを気にする必要がないのも素晴らしい!
これらの4体は素早さが高く攻撃的なスタンダードな構成ですが、特定の場面ではベストではありません。もう少しそれをカバーする必要があります。
まず、相手のガオガエン、ランドロス、ブラッキー、ポリゴン2などを見るためにれんげきウーラオスを採用。これらはよくレジエレキとバドレックスのカウンターとして採用されています。
最後に、第二のダイマックス役としてキョダイマックスエースバーンを採用しました。エースバーンは同じくダイジェットをうまく使うことができ、相手のグラードンやミミッキュを見ることができます。
これで超攻撃的おいかぜ構築の完成です 🙂
構成
レジエレキ
トランジスタ | |
いのちのたま | |
ようき | |
156(4)-152(252)-88(140)-*-75(36)-253(76) | |
しんそく/ワイルドボルト とびはねる/ダメおし |
このパーティのダイマックスエースで、最速のダイジェット使いです。レジエレキはバドレックスとれんげきウーラオスと相性がとても良いです。相手に電気耐性がなければダイサンダーで膨大なダメージを稼ぐことができます。
努力値配分についてですが、レジエレキの物理攻撃は並なので、努力値は全振りしました。防御はだんがいのつるぎ、じしん、不一致の珠ダイアースをダイマックス状態で耐えられるようにしました。素早さ実数値は253で、ダイジェットを積んだ相手のリザードン/サンダーと、ひかえめレジエレキを抜くことができます。残りは特防とHPに配分しました。
技構成については、ワイルドボルトは良いタイプ一致技で、ダイジェットのためのとびはねる、ダイアークのためのダメおしも採用。最後の技はしんそくで、相手の残りHP1のふいうちウーラオスや、だっしゅつボタンエルフーンに対して有効です。しんそくはとてもユニークで、代わりを探すのが難しい技です。
バドレックス(こくばじょうのすがた)
じんばいったい | |
こだわりメガネ | |
おくびょう | |
176(4)-*-100-217(252)-120-222(252) | |
アストラルビット/ワイドフォース リーフストーム/マッドショット |
アストラルビットでは相手を一撃で倒すのが難しいと思っていませんか?てだすけ+いのちのたまアストラルビットを耐えるために特防に大きく努力値を割いた構築の記事がたくさんありませんか?
そこでこだわりメガネバドレックスです。ダイアークやてだすけと合わせることで、半減ではない相手を簡単に倒すことができます。例えば、バドレックス+レジエレキと出して相手がラプラス+モロバレルorガオガエン、裏ザシアンだった場合、ガオガエン以外のすべてのポケモンをダイアーク+アストラルビットで倒すことができます。こだわりメガネ+てだすけ+アストラルビットで耐久に振られていないザシアンを一撃で倒すことができ、HP252振りであっても50%の乱数で倒すことができます。ほとんどのポケモンは、半減であったりとつげきチョッキを持っていない限り耐えることはできないでしょう。
ワイドフォースは半減されない限りサイコフィールド下でアストラルビットよりも高いダメージを出すことができます。ほとんどこの2つの技しか使いません。リーフストームはカイオーガ、グラードン、バンギラスに対する打点として、マッドショットはダイアースで特防を上げるために使うことができます。
こだわりメガネの第二の効果は常に念頭においておく必要があります。例えば、相手の後発にポリゴン2がいる場合は気をつけてアストラルビットを選ぶ必要があります。
イエッサン♀
サイコメイカー | |
オボンのみ | |
のんき | |
175(236)-*-127(244)-115-129(28)-81 ※S個体値0 | |
ワイドフォース/このゆびとまれ てだすけ/マジカルフレイム |
イエッサンについてはあまり語ることがありません。技構成も努力値配分も一般的なものです。イエッサンはたいていこのゆびとまれかてだすけを使います。まもるはあまり使わなかったので不採用にしました。それよりも、相手のウーラオスのタスキを壊せたり、レシラムやディアルガのとくこうを下げることができるマジカルフレイムを持たせました。
チームメイトが全てのダメージを出してくれるので、イエッサンの素早さはほぼ役に立ちません。相手のゴリランダーからフィールドを取れるように、素早さ個体値を0にしました。
エルフーン
いたずらごころ | |
きあいのタスキ | |
おくびょう | |
136(4)-*-105-129(252)-95-184(252) | |
ムーンフォース/おいかぜ てだすけ/ちょうはつ |
極めて普通の構成です。相手のトリックルームへのカウンターとしてアンコールを使っても良いかもしれませんが、相手のモロバレルを意識してちょうはつを採用しました。
ウーラオス(れんげきのかた)
こだわりハチマキ | |
ふかしのこぶし | |
いじっぱり | |
176(4)-200(252)-120-*-80-149(252) | |
インファイト/アクアジェット とんぼがえり/すいりゅうれんだ |
れんげきウーラオスはまたしても採用されました 🙂
技構成はとてもスタンダードなので、性格がいじっぱりな理由について話しましょう。
このパーティは相手を一撃で倒せないことが好ましくありません。ウーラオスは主にポリゴン2やランドロスに対して選出され、インファイトで防御最大のポリゴン2を50%の乱数で倒せます。実際には、ほとんどのポリゴン2は特防に割いています。だいたい相手はポリゴン2とガオガエン/オーロンゲを出してくるので、イエッサンのてだすけを合わせて、いかく/リフレクター込みで倒せるようにします。
すいりゅうれんだは62.5%の確率でHP全振りのダイマックスランドロスを倒すことができます。ほとんどの場合、ランドロスはそこまで耐久に割いていないでしょう。
他にもいくつかあります。例えば、すいりゅうれんだで45%の確率でタスキウーラオスを一撃で倒すことができたり、てだすけ+すいりゅうれんだでみがわり後のザシアンをそこそこの確率で倒せます。少し下がった素早さについては、レジエレキとおいかぜでカバーできます。(相手にランドロスがいたとしても、ダイジェットを使うためにレジエレキをダイマックスさせることもあります)
エースバーン
リベロ | |
しろいハーブ | |
ようき | |
156(4)-168(252)-95-*-95-188(252) | |
アイアンヘッド/とびひざげり とびはねる/かえんボール |
エースバーンはあまり選出しませんが、良い技範囲とダイジェットのおかげで役に立つ場面があります。
まず、エースバーンは相手のダイマックスグラードンに対してとても有利です。リベロのおかげで、グラードンはこちらが使う技を読む必要があるためです。ダイスチルで防御を上げたり、晴れ下でかえんボールを使ったりできます。エースバーンはオーロンゲやブラッキーなどの、グラードンとよく組み合わせられているポケモンに対しても強いです。
次に、エースバーンは相手のミミッキュを見ることができます。しろいハーブでいかくを無効にし、てだすけ+キョダイカキュウでミミッキュを一撃で倒せます。
大抵、レジエレキダイマックスが有効ではない時のためにエースバーンはいます。
選出と立ち回り
いくつかのよくあるマッチアップについて示します。全般的に、スイーパーとサポーターについて考えて、バドレックスで相手のパーティを一掃する必要があります。たとえば、相手のポケモンがバドレックスで上を取れて、バドレックスで倒せる圏内に入っている状態を目指しましょう。たいてい、相手はあくタイプのポケモンをできるだけ出そうとしてくるので、相手の選出を読むことは難しくありません。
対ウーラオス+ポリゴン2+カイオーガ+トルネロス
後発:+
ポリゴン2にちょうはつをし、ダイサンダーでウーラオスのタスキを壊しておきます。2ターン目にてだすけ+ダイサンダーでポリゴン2を一撃で倒すことができ、レジエレキはふいうちをされても耐えられます。3ターン目にはふいうちを防ぐためにイエッサンを交代で出して、レジエレキは他のダイマックス技を使っておきます。最後にイエッサン+バドレックスで相手を一掃します。
対ザシアン+レジエレキ+ランドロス+ウーラオス
後発:+
おいかぜ+すいりゅうれんだをレジエレキに選択します。ウーラオスはザシアンに何をされても耐えられます。相手がウーラオスを出してきた場合はてだすけ+すいりゅうれんだでザシアンかウーラオスのどちらかを倒せます。最後に相手のランドロスに対してエースバーンをダイマックスさせます。ダイスチルでぼうぎょを上げることができる上、相手はダイジェットを使われることを考えるとダイアースを選択できないでしょう。
対キングドラ+ザシアン+ニョロトノ+ランドロス
後発:+
おいかぜ+ダイサンダーをキングドラに選択します。レジエレキは雨ダイストリームで一撃で倒されてしまうかもしれませんが、そこからエルフーン+バドレックス対HP半分のキングドラ+ニョロトノになるため、相手を一掃することができます。熟練した相手の場合はレジエレキに対してランドロスを後出ししてくるかもしれないので、ダイアタックで素早さを下げてウーラオスと対面させることを狙います。キングドラがダイマックスしない場合はバドレックスを倒せないでしょう。
対エルフーン+バドレックス(黒馬)+ボルトロス+カプ・テテフ
後発:+
相手のバドレックスがきあいのタスキやトリックルームを持っているかもしれないことを考えると、とてもきついマッチアップです。大抵、トリックルームを阻止するためにダイサンダー+ムーンフォースをバドレックス方向に集中します。相手にちょうはつがなければそこからおいかぜを使います。てだすけ+ダイサンダーでボルトロスを一撃で倒せることを常に覚えておきましょう。
対ガオガエン+ラプラス+ザシアン+モロバレル
後発:+
すいりゅうれんだ+ワイドフォースを選ぶことでガオガエンか、交代で出てきたモロバレルを倒せます。そこからこの指でサポートしながらすいりゅうれんだをラプラスの隣に連打します。イエッサンが倒された後はレジエレキを出します。すいりゅうれんだではラプラスにダメージを与えられないので、最後にバドレックスが残りの仕事をこなす必要があります。
対マタドガス+レジギガス+ザシアン
後発:+
ダイアタック+インファイトでレジギガスを倒します。そこからはイージーゲームでしょう。
対ミミッキュ+ガオガエン+カプ・レヒレ+バドレックス(白馬)
後発:+
厳しいマッチアップです。相手のトリックルームを阻止しないと勝てません。たいていてだすけ+キョダイカキュウをミミッキュに選択しますが、相手もミミッキュをカプ・レヒレに交代し、すてゼリフからミミッキュを再度出されることがあります。この指+ダイナックルをガオガエンに選択するのも悪くないです。他の方法はイエッサン+ウーラオスでてだすけ+すいりゅうれんだをミミッキュに選ぶことですが、大抵カプ・レヒレに交代されてしまうでしょう。
対ブラッキー+オーロンゲ+グラードン+リザードン
後発:+
相手のグラードンがスカーフまたは鉢巻でない限り、イエッサン+バドレックス選出を恐れて相手はグラードン+リザードンを出せないでしょう。そこでこちらはエースバーンを出します。エースバーンはブラッキー にとびひざげりを選択、イエッサンはあくびを警戒してこの指を選択します。相手のダイマックスを枯らしてから、エースバーンをダイマックスさせます。エースバーンで相手をアストラルビット圏内まで削る必要があります。
対イベルタル+ライチュウ+ゴリランダー
後発:+or
厳しいマッチアップで、レジエレキが全てを行う必要があります。ダイアタックをライチュウに打ち、相手のゴリランダー交代に合わせてイエッサンを交代します。ライチュウは襷が壊れた後交代するかもしれないので、イベルタルにダイサンダーを打つこともできるかもしれません。
対ディアルガ+オーロンゲ+カプ・レヒレ+ランドロス
後発:+
インファイトをディアルガに当てることができれば、相手がダイマックスしていてもアストラルビット圏内に入ります。相手がランドロスに交代してくるかもしれないので、とんぼがえりでエースバーンを出してダイマックスさせることも視野に入れます。オーロンゲはサイコフィールド下ではあまり仕事ができないでしょう。
おわりに
バドレックスの代わりにカイオーガ も試しましたが、こちらも十分使えるものでした。ぜひ試してみてください。物理型のレジエレキが今後もっと多く見られることを願っています。
今はモンスターハンターをプレイする時ですね。さようなら〜
レンタルチームID: 0000 0001 TFPB 4P
パーティ作成者
20亮亮
中国人、いつも陽気キノガッサでパーティ紹介してます。ただのサラリーマンです。仕事終わったらランクマや某対戦サイトで活躍してます。まじめなBO3はやったことないけど、BO1環境でめちゃくちゃなパーティを作るのが大好きです。翻訳転載ありがとうーー!
陽気キノガッサ:中国最大のダブルバトル向けフォーラム、みんなが集まる場所。現在登録者数4.5万人超えてます。
翻訳元:OHKOs Dmax AV Thundurus?! A Physical Regieleki Team Report | by Jolly Breloom