【INC Feb22位】借りパク指導者型エースバーンコントロール

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はじめに

初めまして。ワタナベ(@nabe_42)です。
ランクマのGSルールも8月で終わりということで、めちゃくちゃ今更ですが、
私が2月のINCで12位となり、PJCS2022出場を決めた構築をご紹介します。
大規模インターネット大会でここまでの成績を残せたことが初めてだったので、形に残したいという気持ちで寄稿させていただきました。

戦績

TN バリーボンズ
36勝9敗 レート1891 最高7位 最終12位

勝率は他の予選抜けを果たした方と比べそこまで高くないですが、
マッチング運が良かったのと終盤の大型連勝のおかげでレートが伸びました。

構築経緯

サポート型エースバーンを組み込んだ構築を目にする機会があったのですが、エースバーンの役割がとても面白く、興味が湧いて自分でも使ってみたいと思ったのが始まりです。
2022年1月のランクマでこのエースバーン+ボルトロス中心の構築を使用し、自身初の最終2桁(57位)を達成できたので、GSルールでもこの構築をアレンジして使っていこうと考えました。

伝説枠については、伝説1体ルールのときからザシアンに強い点を評価して構築に組み込んでいたグラードンを1体目とし、2体目として相手のダイマックスポケモンへの対抗策となり、高火力の技を安定して撃てるザシアンを採用することとしました。

ザシアンが苦手なはがねタイプやほのおタイプにグラードンが強く、グラードンが苦手なみずタイプやくさタイプにはボルトロスが強いので、悪くない組み合わせだったと感じています。また、伝説ポケモン双方がダイマックスボルトロスのダイナックルとのシナジーがあり、その点も強力でした。

残りの2枠については、ダイジェット合戦となった展開をトリックルームで切り返し、グラードンを通すことを実現させるポリゴン2、相手のトリックルーム起動役を超火力で起動前に叩きのめすキョダイマックスゴリランダーに決まり、構築が完成しました。

エースバーン化身ボルトロスグラードンザシアンポリゴン2ゴリランダー

個別解説

エースバーン

特性もうかエースバーン
持ち物きあいのタスキ
性格ようき
実数値(努力値)187(252)-136-95-*-96(4)-188(252)
フェイント/コーチング
コートチェンジ/サイドチェンジ
調整
H:特化
D:ダウンロード対策の4振り
S:特化

このパーティの要です。全ての試合で選出、先発させました。
コーチングで隣のポケモンのAとBを強化していくのが主な役割です。
フェイントは優先度+2が本当に偉く、タスキで残った相手ポケモンの処理に役立ってくれました
(特に特性いたずらごころのポケモンを行動前に倒し切れるのが優秀でした)。
また、まもるを解除できるのも強く、こちらの攻撃を絶対に当てたい時に打っていました。

コートチェンジ、サイドチェンジの2つのチェンジ技について

まず、コートチェンジについてですが、相手のエルフーンやオーロンゲが追い風、壁を展開してきそうな時に打つことで追い風、壁を即座にパクれます。
この技1つだけでいとも簡単に追い風と壁が対策できてしまいます。
机上の空論とお思いになるかもしれませんが、体感で9割くらいはうまく決まってました。

たまにすり替えやトリックで脱出ボタンを渡されコートチェンジが不発に終わってしまうのが難点です(何回かやられました)。

また、この技、キョダイゴクエン系のスリップダメージ効果も入れ替わります。
実際にキョダイゴクエンを撃たれた後にコートチェンジを決めて、相手にスリップダメージ効果を押し付けた試合もありました。

次にサイドチェンジですが、こちらは本当に読まれませんでした。サイドチェンジを考慮した行動をされたのは記憶にありません。そのくらい簡単に決まりました。

 

ほのおタイプのままでいればきょじゅうざんやダイアイスを半減で受けれるほか、
キョダイゴクエンできあいのタスキを潰されることもないので特性はもうかとしました。

化身ボルトロス

特性まけんき化身ボルトロス
持ち物ラムのみ
性格ようき
実数値(努力値)175(164)-157(172)-90-*-100-168(172)
ワイルドボルト/そらをとぶ
ばかぢから/まもる
調整
H:16n-1
S:最速100族抜き
A:残り

この構築のダイマエースです。簡単に倒されては困るのでAとSを削り耐久を少し上げています。
そのおかげで素の状態では火力が全然無いのですが、エースバーンのコーチングや負けん気の発動でその点をカバーしていました。
実際、構築にいるほとんどのポケモンが物理アタッカーのため、相手のガオガエンやランドロスを呼びまけんきはよく発動しました。

技はタイプ一致のでんき物理打点であるワイルドボルト、ダイジェットとなるそらをとぶ、非ダイマックス時に威力が高く、ダイマックス時は味方の攻撃を上げられるばかぢから、相手の攻撃を流せるまもるとなりました。
なお、まもるやダイウォールを選択していても、コーチングの効果を受けることができます。
持ち物はいのちのたまやとつげきチョッキを試したこともありましたが、
フシギバナに晴れ下で上からねむりごなを打たれるのが本当に嫌だったのでラムのみに落ち着きました。やけどによる機能停止も避けられます。

グラードン

特性ひでりグラードン
持ち物しろいハーブ
性格いじっぱり
実数値(努力値)207(252)-221(244)-160-*-110-S112(12)
だんがいのつるぎ/ヒートスタンプ
いわなだれ/まもる
調整
H:特化
S:4振りグラードン抜き
A:残り

伝説枠その1です。基本的には後発で場に出し、状況によっては後述するポリゴン2のトリックルームを絡めたりして相手をスイープしていきます。
ダイマックスはあまりしないのですが、相手パーティにディアルガがいる場合、ダイマックスボルトロスでは太刀打ちできないためグラードンをダイマックスさせていました。
その際にもエースバーンのコーチングでAとBを強化し、相手に負荷をかけていきます。

技はメイン技のだんがいのつるぎ、多くの相手ポケモンに高い威力が出せるヒートスタンプ、トリックルーム下でひるみを狙えるいわなだれ、まもるとなりました。
持ち物はいかく対策のしろいハーブにしました。

ザシアン

特性ふとうのけんザシアン
持ち物くちたけん
性格いじっぱり
実数値(努力値)199(252)-211(12)-141(44)-*-142(52)-187(148)
きょじゅうざん/じゃれつく
せいなるつるぎ/まもる
調整
H:特化
BD:ダウンロード対策しつつ一般的なザシアンよりも厚めに
S:エースバーンのS-1
A:残り

伝説枠その2で、タイプ、特性、種族値及び専用技全てが良い素晴らしいポケモンです。Aはコーチングやダイナックルで強化できると考え、一般的なザシアンよりも耐久に努力値を回しています。
技はこのポケモンのアイデンティティでもあるきょじゅうざん、カイオーガやパルキア等みずタイプへの打点となるじゃれつく、ダイスチルを撃ってきた相手への対抗策になるせいなるつるぎ、まもるです。

Sを低めにしているのはエースバーンのほうが先に動けるようにし、ザシアンの上からコーチングをするという動きをするためです。しかしエースバーンとザシアンを初手で出すことは皆無で、
ボルトロスが先に倒されエースバーンとザシアンが並んだ際も、エースバーンは大抵ボルトロスのダイジェットでSが上がっているため、恩恵を受けられる機会は少なかったです。

この点に気づいていればもっとSを高くしたと思います。

ポリゴン2

特性ダウンロードポリゴン2
持ち物しんかのきせき
性格れいせい
実数値(努力値)191(244)-*-138(220)-144(44)-115-72
れいとうビーム/シャドーボール
サイドチェンジ/トリックルーム
調整
H:16n-1
B:A1段階上昇ザシアンのA特化インファイト確定耐え
C:残り

トリックルーム起動役兼ランドロス対策です。相手のパーティにランドロスがいる場合ほぼ100%選出されるので、その際積極的に選出していました。
技はランドロス対策のれいとうビーム、黒馬バドレックス対策となるシャドボール、相手の攻撃をごまかすサイドチェンジ、ダイジェット合戦から後発のグラードンを通すためのトリックルームです。

Sは個体値31ですが、下降補正をかけています。
トリックルーム下で速く動けるようになる狙いと、トリックルームが展開されていない状態でS無振り白馬バドレックスを抜く狙いからこのような形となっています。
カ・エールさんのごり押しグラエンテイ構築にいるポリゴン2を参考にさせていただきました。

ゴリランダー

特性グラスメイカーキョダイマックスゴリランダー
持ち物いのちのたま
性格いじっぱり
実数値(努力値)193(140)-188(204)-110-*-111(164)-105
グラススライダー/10まんばりき
ねこだまし/まもる
調整
H:16n+1
D:ダウンロード対策で無振りB+1
A:残り

この構築でトリックルーム対策を担っています。
技は強力な先制技のグラススライダー、ザシアンやガオガエンに刺さる10まんばりき、相手の動きを止めることができるねこだまし、ダイマックス時にダイジェットをダイウォールで受けれるようにするためのまもるとしました。
持ち物はとにかく火力を高めたかったので、いのちのたまとなりました。

選出画面の時点で相手のトリックルーム展開が想定される際、エースバーンとともに先発させ、コーチング+キョダイコランダを相手のトリックルーム起動役に撃っていきます。
A1段階上昇のグラスフィールド珠コランダの威力は本当に凄まじく、H191B156輝石ポリゴン2を81.3%の高乱数1発 、B特化輝石サマヨールについても87.5%の高乱数1発と破格の威力です。
ミミッキュに対してもキョダイコランダの効果でばけのかわを貫通してダメージを与えることができます。

※余談になりますが、カイオーガは耐久無振りであれば守られていても確定1発です。
ダウンロード対策を重視してDに努力値を回していましたが、役割やトリックルーム起動役へのダメージを考えるとAは特化にすべきだったなと今は思います
(A特化であれば、H191B156輝石ポリゴン2は93.8%の超高乱数1発、B特化輝石サマヨールは確定1発)。

選出

基本選出

先発:エースバーン+化身ボルトロス
後発:グラードン+ザシアンorポリゴン2

トリックルーム展開以外の多くの構築に対してこの選出をします。エースバーンのコーチングやサイドチェンジでボルトロスをサポートする動きが基本です。
エースバーンが先に倒れた場合はボルトロスのダイジェットやダイナックルで、逆にボルトロスが先に倒れた場合はエースバーンのコーチングで後発ポケモンの抜き性能を高めます。

最初の対面で相手の追い風、壁展開が想定される時には、エースバーンはコートチェンジを選択し、ボルトロスは展開役のポケモンに攻撃していきます。
展開役がきあいのタスキで場に残ったとしても、フェイントがあるので次のターン行動させることなく倒すことができます。

相手にランドロスがいる場合はザシアンを出さずにポリゴン2を選出し、構築経緯で述べたとおりダイジェット合戦をしてからトリックルームで切り返す立ち回りをしていました。

対ディアルガ

先発:エースバーン+グラードン
後発:ザシアン+ポリゴン2orゴリランダー

ディアルガ入り構築に対する選出です。グラードンにダイマックスを切り、
エースバーンのコーチング等でサポートしていきます。

ディアルガはダイアイスをグラードンに撃ってくるので、
機を見極めてエースバーンのサイドチェンジを決めます。

対トリックルーム

先発:エースバーン+ゴリランダー
後発:グラードン+ポリゴン2orザシアン

先発 エースバーン、ゴリランダー
後発 グラードン、ザシアンorポリゴン2

対トリックルーム構築に対する選出です。コーチングでキョダイマックスゴリランダーを強化し、トリックルームを展開される前に超火力のキョダイコランダで起動役を処理します。
カイオーガ入りの構築に対しても、ゴリランダーの通りがいい時はこの選出をすることがありました。

対白馬パルキアについて

2月のINC時点では、現在のトリックルーム展開の最右翼である白馬パルキアがまだ流行っておらず、対トリックルーム構築は前述のゴリランダーで問題なく対処できていました。
その後、白馬パルキアの存在が世に知れ渡り、対戦機会が増えていくにつれ気づかされたのですが、この構築、白馬パルキアに全くと言っていいほど勝てません。

トリックルーム展開を阻止することを諦め、ゴリランダーを抜きくろいてっきゅう持ちリザードンを入れたりしてみたのですが、白馬パルキアに対する明確な解答にはなりませんでした。
そういった点などから、私は全国大会でこの構築を使用することを諦めてしまいました。
今となっては、何とか白馬パルキアに対する策を見い出し、この構築の発展系で全国大会に挑めたら良かったなと後悔しています。

さいごに

私自身ダブルバトルを本格的に始めたのは昨年の9月ごろで、そこから初めてのインターネット大会でこれほどの成績を残せるとは夢にも思っていませんでした。
ただ、それ以降のインターネット大会やランクマ、全国大会では思うような成績を残すことができず、自分の力量以上のものがたまたま出てくれたんだなと感じています。

剣盾の対戦環境も間もなく終わってしまいますが、
新作のスカーレット・バイオレットでは、早い段階でダブルバトルに取り組み、来年横浜で開催されるWCS出場を目指して頑張っていきたいと思います。

みなさんスカーレット・バイオレットでもダブルバトルを楽しみましょう!

レンタルチームID:0000 0008 33W4 15

パーティ作成者

ワタナベ

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TN:バリーボンズ PJCS2022出場

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