はじめに
初めまして、トム(@tommy_Yveltal)です。
今回はシーズン2で最終19位と24位を達成しましたので、寄稿させていただきました。
今回紹介するのは最終日に使った構築の原案です。成績としてはシーズン中盤に24位、終盤は2桁~300位代をウロウロしていました。
最終日に使った構築はかなりの自信作で、今後も使う可能性がありますので構築記事としての紹介は控えさせていだきます。個人的に教えたりするのは全然構わないので気になる方は気軽にDMで聞いてください!
これを期にTwitterでポケ勢の方と繋がりたいと考えているため上記の構築のレンタルはTwitterにて上げさせていただきます。その際は是非フォローしていただけると嬉しいです。
構築経緯
上から攻撃し倒していけば立ち回りのミスが減らせると考えエルフーン、ドラパルト、ヒヒダルマ、ウオノラゴンからスタート。残りの2枠にはトリル対策として鈍いカビゴン、無難に強く、叩き構築を匂わせることができるウインディを入れました。
シーズン序盤は勝てましたが、環境が進み対策され勝てなくなりました。きつかったのが
1.ジュラルドン、ドリュウズ、アイアント入りの構築
2.エルフーンミラー、オーロンゲのでんじは
3.スイッチトリル系
1はダイドラグーンやダイスチルによってptの物理耐久を上げてきて、こちらのptが物理に片寄っているため不利です。
2は当初ドラパルトにそらをとぶを入れておりダイジェットで対策しているつもりでしたが、3ターンと限られたダイマックスターンをタイプ不一致のダイジェットに使うのはアドが稼げず、勝ちに繋がらなかったです。
3が一番の問題で、上記の構築は守るを持っているポケモンが限りなく少ないため、トリルptはかなり厳しいです。
ガチトリルなら鈍いカビゴン+ウインディで対抗していけるのですが、スイッチトリルにはそうはいきませんでした。
そこでカビゴンとウインディをドリュウズと最遅きょうせいギプストゲキッスに変更しました。(最初はピッピを使うつもりでしたが、夢特性が解禁されていなかったです)
1ではドリュウズは相手のジュラルドンに強く、ドリュウズミラーやアイアントはエルフーンのあまえる+じゃくてんほけんで解決しました。
2ではドリュウズがエルフーンやオーロンゲに強く、ダイロックですなかきを発動させることでsの取り合いを有利に進めれます。ダイジェットをしてくる飛行タイプにも弱点をつけるのが良かったです。
3ではトリックルーム下ではトゲキッスが最遅ドサイドンや最遅トリトドンよりも先に動けるため、おさきにどうぞやエアスラ怯み、あくびなどで妨害してテンポを取らせないようにしました。
スイッチトリルにはトリックルームが貼られたらトゲキッスで妨害し、貼られなかったらこの指でサポートすればいいです。終盤増えたブルンゲル+ローブシンに強いのも良かったです。
そして、水タイプがきついとなり、できるだけptバランスを崩さないように意識し、ヒヒダルマをフリーズドライが使え、雨パに強いバイバニラに変更。
バイバニラになったことで、トゲキッスの処理が遅れるのでウオノラゴンが動きづらくなりました。そこで、ウオノラゴンを上位帯でやや流行していたバンドリドラパキッスウインディの並びに圧倒的に強いミロカロスに変更して完成しました。
構成
ドラパルト
特性 | クリアボディ |
持ち物 | いのちのたま |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 195(252)-177(164)-101(44)-*-96(4)-168(44) |
技 | ゴーストダイブ/ドラゴンクロー はがねのつばさ/りゅうのまい |
H-B:ダイマックス時A172ドラパルトの珠ダイホロウ確定耐え
S:100族抜き
残りAあまりD
トゲキッス
特性 | てんのめぐみ |
持ち物 | きょうせいギプス |
性格 | なまいき |
実数値(努力値) | 192(252)-*-123(60)-140-160(196)-76 ※S個体値0 |
技 | エアスラッシュ/おさきにどうぞ このゆびとまれ/あくび(※まもる) |
H-B-D:木の実を持てないので最も合計耐久指数が高くなるパターンで一番Bが高くなるようにしました。
S:最遅
※この記事を書いている際にまもるの方が強いと判断したため、レンタルptはまもるに変更しています。
エルフーン
特性 | いたずらごころ |
持ち物 | メンタルハーブ |
性格 | ずぶとい |
実数値(努力値) | 159(188)-*-144(204)-112(116)-95-136 |
技 | ムーンフォース/おいかぜ あまえる/まもる |
H:16n-1
B:-2A187ドリュウズの珠ダイスチル+砂ダメージを確定耐え
残りC
メンタルハーブは相手のエルフーン+物理アタッカーの並びに対してあまえるから入るので、2ターン目に確実においかぜを貼れるようにするため。
エルフーン+アイアントの並びにはあまえるとダイロックをアイアントに集中してください。
ドリュウズ
特性 | すなかき |
持ち物 | じゃくてんほけん |
性格 | ようき |
実数値(努力値) | 185-165(76)-88-*-108(180)-154(252) |
技 | アイアンヘッド/じしん いわなだれ/つるぎのまい |
H-D:ダイマックス時C161キョダイマックスリザードンの珠キョダイゴクエン(130)+定数ダメージを確定耐え
S:最速ジュラルドンやドリュウズミラーを意識して最速
残りA
当初はエルフーンリザードンとエルフーンジュラルドンを一体で見れる枠でしたが、Aaron選手がヨロギリザードンで優勝したためリザードンに対しては怪しくなりました。
ミロカロス
特性 | かちき |
持ち物 | こだわりメガネ |
性格 | ひかえめ |
実数値(努力値) | 191(164)-*-113(108)-165(236)-145-101 |
技 | だくりゅう/ふぶき ねっとう/ハイドロポンプ |
H:16n-1
B:A189珠ドラパルトのダイホロウ確定耐え
残りC
基本的にだくりゅうかふぶきを選択してください。
ねっとうは相手にこのゆびとまれやサイドチェンジが使えるポケモンとトリトドンやブルンゲルがいないと判断してから打ってください。
ハイドロポンプはアーマーガアに対して打ちます。
バイバニラ
特性 | ゆきふらし |
持ち物 | きあいのタスキ |
性格 | おくびょう |
実数値(努力値) | 146-104(4)-105-162(252)-115-144(252) |
技 | ふぶき/フリーズドライ こおりのつぶて/まもる |
最速ぶっぱ残りA
うえすとさん(@WestGleen)の放送を見てて強さに気付き、採用しました。
ランクマッチでは同じ並びが頻出し、試合数も多くなるため、霰下で命中安定で10%で凍らせる可能性があるふぶきは最強でした。
相手視点だと1回目で凍らされて怒るでしょうがこちらはシーズン通して何十回とふぶきを打っているため、凍るのは必然です。
この記事の最後にふぶきで凍らせる方法を明記しときます。
選出と立ち回り
基本選出
先発:or+or
後発:
ほとんどこの選出です。
エルフーンやオーロンゲがいる場合はドリュウズ、トリルにはドラパルトから入ることが多いです。
対バンドリ
先発:
後発:
ドリュウズにあまえる、ダイスチルを集中します。
これはドリュウズとバンギラス両方ダイマックスする可能性があり、エルフーン+すなかきドリュウズに突っ込んでくるドリュウズはたすきかふうせんを持っている可能性が高く、バンギラスはじゃくてんほけんを持っていることが多いため安全にBを上げて盤面を整えます。そのあとこちらのじゃくてんほけんが発動する可能性が高く、2ターン目からおいかぜと合わせて制圧していきます。
対トリル、スイッチトリル
先発:+or
後発:+or
バイバニラで凍らせる前提ならバイバニラを初手に。トゲキッスを大切に扱いつつ、まもるやおさきにどうぞでターンを凌いでください。
対エルフーン+リザードンorジュラルドン
先発:+or
後発:
ジュラルドンのみの場合はドリュウズを出します。リザードンとジュラルドンが共存しており、Aaronの構築に似ている場合はドラパルトから。ヨロギでないとわかるならドリュウズから入ってください。
相手のエルフーンがヤミラミの場合はエルフーンをトゲキッスに変更。
対バンドリドラパキッス+威嚇要因
先発:
後発:
かなり有利です。相手は基本トゲキッス+ドリュウズで入ってきます。メガネだくりゅうでドリュウズを削りましょう。
さいごに
ふぶきで凍らせる方法を紹介します。ふぶきを打つポケモンのほとんどはおくびょうかひかえめな性格でしょう。
これらのポケモン達に凍らせろっ!ピキらせろっ!と命令すると怖じ気付いてしまいます。
凍らせてくれるとうれしいなと優しい口調で接してください。そして、凍らせた対戦のあとはすぐにキャンプで撫でてあげましょう。
私も最終日の最終試合にバイバニラが相手のダイマックスポケモンを凍らせたため撫で回しました。
パーティー作成者
トム
ダブル勢 シーズン2 メイン19位、サブ24位 TNカノン Tom