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はじめに
はじめまして!じーん(@zeen172M)です。今回シーズン1から使い込んだドリュウズ+トゲキッスの構築を公開する運びとなりました。
シーズン1は11位、シーズン2は4位フィニッシュという好成績を出すことが出来ました。
2シーズンに渡る構築変遷の経緯や立ち回りまで書いたので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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構築経緯
シーズン1中盤の大半の構築は初手にダイマックスを切って大きくアドバンテージを取ってそのまま押し切る構築が多い印象があった。
自分の理論としては序盤にダイマックスを切るよりも相手にダイマックスを切らせて自身のダイマックス権を後から切ったほうが選択肢の幅が広がる、こちらだけダイマックスを残した状態VS相手がダイマックスを切った状態だとこちらのダイマックス技に追いつけないことが多いため後出しダイマックスを基本戦術とした構築を考えることにした。
後出しダイマックス戦術で一番効果的であるのは積み+トゲキッスorいかくバークアウトサポートであると考えた。
又ダイマックス技は素早さが速い状態で打って倒しきるorダイスチル、アースで自軍強化を図りながら相手の攻撃に備える使い方が一番強力であると考えていた。
そのため積み技の中で素早さが上がるりゅうのまいを使用でき、砂おこしという優れた特性であり高種族値のバンギラスに注目した。
バンギラス+トゲキッス+ウインディの組み合わせは当時大流行していたトゲキッスドラパルトの組み合わせに対してトゲキッス、ドラパルトのどちらがダイマックスしたとしても初手このゆびとまれ+りゅうのまいを使用することによって後からダイマックスを使用し有利な展開を作ることが出来ると考えこの3体から構築をスタート。
4匹目にドリュウズを採用。
バンギラスを採用する上で採用しない理由がないと考えているポケモンで、特性のすなかきから早い素早さで鋼、地面の自軍強化するダイマックス技を一致で打てる優秀なポケモン、又素早さの早いドリュウズのダイマックス技を受けるために相手のダイマックス権を切らせることを強要できるポケモンだと考え採用。
前述した後出しダイマックスをするにあたり、この記事に書いてある弱点保険をもって剣の舞を打つ耐久ドリュウズがこの構築にもマッチするのではないかと考え弱点保険型にした。
5匹目はこのままだとドサイドントリパに勝てない、水技の一貫性があるため相手のおいかぜ+スカーフウオノラゴン構築に不利をとる、ウインディだけではアーマーガア構築が不安だと考えトリトドンを採用した。(アーマーガアは最終盤面たべのこしHBトリトドンVSアーマーガアにしてねっとう連打で火傷状態にしてはねやすめを打つターンにだいちのちからを合わせればちょうはつを採用していないアーマーガアを積ませることが出来ると考えていた)
6匹目はトゲキッスウインディトリトドンと火力を捻出できるポケモンが2匹しかおらずアタッカー不足を感じ高い素早さからスイーパーとなり得る、又トゲキッスドラパルトの初手このゆびとまれ+りゅうのまいからゲームメイクできることも考えドラパルトを採用。
シーズン1はこの構築を使用し瞬間1位(12/30)、最終11位にはなった。
シーズン2は色々な構築を試したもののしっくりこず、最終日に構築がない状況だったのでこの構築の問題点と環境に合わせて再構築した。
シーズン2におけるこの構築の問題点として
・トゲキッスドラパルト構築が減ったことにより、バンギラスのりゅうのまいダイマックスがあまり強くない
・ジュラルドンやバイバニラの増加によってウオノラゴンが、勝敗が総合時間で決まる仕様になったことでてっぺきアーマーガアのような詰ませ系構築がそれぞれ減少したため、その対策であるトリトドンが腐る
・そもそもトリトドンがいたところでドサイドン構築にそんなに勝てない
・物理型ドラパルトがダイマックスを切らないとあまり強くなく、ドリュウズバンギラスがダイマックスを切りたい試合においてドラパルトが出しにくく実質5匹で戦っていると感じることが多い
といったようなポイントが挙げられた。
逆にこの構築の強みは、弱点保険つるぎのまいドリュウズトゲキッス裏バンギラスウインディの選出が滅茶苦茶強く、ドリュウズにダイマックスを切ることが多かったので、この4匹は固定し残り2匹を考えた。
確定枠:
トゲキッス@オボン、ウインディ@混乱実にすることは決めていてドリュウズは耐久型が自分の中では一番強いと考え、ドリュウズに弱点を突いてくるローブシンやブルンゲルが環境に流行している、おにびを打ってくるロトムやウインディが減少傾向にあるため耐久弱点保険にした。
バンギラスは使う上で最も強い型だと考えていた命の珠にした。
バンギラスの持ち物としては他に弱点保険やラムのみが一般的だと思うが、弱点保険は環境に多すぎて警戒され発動しない、ラムのみは鬼火を打ってくるロトムやウインディが減少傾向にあるため発動しないという背景があり、基本選出のドリュウズトゲキッスバンギラスウインディを出すときに火力を出せるいのちのたまを優先した。ダイマックス時の打点が優秀なことも見逃せない。
5匹目は環境にインテレオン+オーロンゲorエルフーン構築が流行していて、このままではインテレオン1匹に崩壊されかねない、又素早さが早いポケモンが砂が巻いている状態のドリュウズのみで、素の状態で早く終盤のスイーパーが欲しかったのでインテレオンの上から攻撃ができる特殊眼鏡ドラパルトを採用した。
最後の6匹目はこのままではトリルドサイドンに崩壊されかねないので、そこに抗えるようにのろいとタネばくだんを覚えたカビゴンを採用した。
構成
ドリュウズ
特性 | すなかき |
持ち物 | じゃくてんほけん |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 197(92)-171(4)-107(212)-X-97(92)-122(108) |
技 | じしん/アイアンヘッド いわなだれ/つるぎのまい |
調整
H-B:無補正いのちのたまドリュウズのダイアース(130)を335 ~ 398ダメージ
無補正A-1いのちのたまドリュウズの10まんばりきを164 ~ 195ダメージ
D:あまり
S:すなかき状態で補正込みこだわりスカーフヒヒダルマ抜き
コンセプトの積み技であるつるぎのまい バンギラスの刺さりが悪い時に自分自身で砂をまけるようにしたい、バイバニラやリザードン構築の天候合戦、きあいのタスキを所持したエルフーンやバイバニラ、ウォッシュロトムへの最大打点としていわなだれを採用。ロックブラストではない理由はバタフリーを抜いていないドリュウズにロックブラストは必要ないと判断したため。
配分意図は最低限すなかきでヒヒダルマを抜ける素早さを確保して相手のドリュウズがどんな型でも最低1回は動けるようにしたかったため防御に多く割いた。
火力に関しては攻撃4振りでも足りている、弱点保険が発動orつるぎのまいをした時に火力を振っても過剰になるだけなので補正4振りにし残りを特防に割いた。
トゲキッス
特性 | てんのめぐみ |
持ち物 | オボンのみ |
性格 | ずぶとい |
実数値(努力値) | 191(244)-X-154(196)-140-144(68)-100 |
技 | エアスラッシュ/てだすけ このゆびとまれ/まもる |
調整
H-B:無補正ドラパルトのてだすけ(B-1状態)いのちのたまダイホロウ(130)を160-188
無補正ドリュウズのA-1いのちのたまダイスチル(130)を 156 ~ 187
B:11n
D:残り
攻撃技をマジカルシャインにしていない理由はバンギラスやドラパルトがいる盤面で隣のポケモンに攻撃するためにマジカルシャインを選択してしまうと弱点保険が発動し負けに直結する可能性がある、エアスラッシュがローブシンに一番ダメージが入る、トリックルーム始動要因に打ってひるませることでワンチャンス生むことが出来るため。
てだすけはインテレオンをてだすけこだわり眼鏡10まんボルトで処理するプランが欲しい、単純に強い技なので採用。
まもるはゲームメイクする上でトゲキッスを大事にしないといけない場面が非常に多い、うそなき+特殊技の集中で処理してくる構築が多いため採用。
あくびを採用していないこの技構成では素早さに努力値を割くメリットがあまりないので、欲しい物理耐久を確保して残り特防に。いのちのたまダイホロウやいのちのたまダイスチルでワンパンされた場合相手のポケモンが補正込みであることが分かるので型読みの判断材料になる。
オボンのみである理由はリリバのみがドリュウズトゲキッスミラーやジュラルドン
以外で強くなく、相手がリリバのみ前提でプレイしてくることが多い、トゲキッスがミリ耐えしても天候ダメージで落ちるのがあまりにも弱すぎるためオボンのみ。
シーズン1で1位になったもちはさんのトゲキッスがオボンのみを所持していたのを参考に使用しました。
— mochiha (@mochinohappa) January 1, 2020
ウインディ
特性 | いかく |
持ち物 | マゴのみ |
性格 | おくびょう |
実数値(努力値) | 188(180)-117-101(4)-129(68)-101(4)-161(252) |
技 | かえんほうしゃ/バークアウト しんそく/まもる |
調製
H-B:無補正ドリュウズのじしん(複数ダメージ)を156 ~ 186
C:無振りガラルヒヒダルマに176 ~ 210(最低乱数以外確定1発)
S:最速
ガラルヒヒダルマを処理しきれずに負けるのは防ぎたかったため特攻に少し割いた。
しんそくは相手のタスキすなかきドリュウズを意識した採用。
まもるはウインディ方向に地面、水技が一貫することが多くそれを防いだり、ウインディの処理ターンを遅くすることでサイクルを有利にすることが多いため採用。
素早さはウインディミラーでバークアウトを打ち合う展開やハチマキを所持したガラルヒヒダルマとの同速を意識して最速にした。
バンギラス
特性 | すなおこし |
持ち物 | いのちのたま |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 207(252)-189(140)-144(108)-X-121(4)-82(4) |
技 | いわなだれ/かみくだく ばかぢから/まもる |
調整
H-B:補正込みバンギラスのA-1ばかぢからを172 ~ 204
無補正いのちのたまA-1ドリュウズのダイアース/スチル(130)を166 ~ 198
A:11n
一致打点のいわなだれかみくだくは確定としてばかぢからはバンギラスの処理ルートがドリュウズだけでは不安だと考えばかぢからを採用した。
まもるはバンギラスのタイプ上弱点が多いポケモンであるため立ち回り上必須だと判断した。
耐久は出落ちを回避するために最低限このラインは必要だと判断し残りを攻撃に割いた。
ドラパルト
特性 | クリアボディ |
持ち物 | こだわりメガネ |
性格 | ひかえめ |
実数値(努力値) | 164(4)-X-95-167(252)-95-194(252) |
技 | シャドーボール/りゅうせいぐん 10まんボルト/ハイドロポンプ |
C:てだすけ10まんボルトでD4振りインテレオンに296 ~ 350
最大の強みはてだすけ10まんボルトでインテレオンがワンパンできることで、数多のインテレオンを破壊することができた。
技構成は一致技のシャドボりゅうせいぐん、インテレオンギャラドス意識の10まんボルト、ダイマックスを切った時にダイストリームでウインディやドサイドンに打点を持ちたい、雨にすることで後続にいるドリュウズが炎技に耐性をつける立ち回りをすることを考えハイドロポンプを採用した。ハイドロポンプに関しては正直全く打ってないし打った試合は普通に負けたのでナットレイやバイバニラ、非ダイマックスした時にドリュウズへの最大打点になるかえんほうしゃやダイマックスを切った時に守るを使いたいことが多かったのでまもるを採用したほうがよかったかもしれない。
ひかえめ>おくびょうの理由はドラパルトが環境から減少傾向にあると感じたためとインテレオンをワンパンしたかった、スイーパーとして採用しているためできる限り相手のポケモンを落とせる範囲を広げたかったため。環境がドラパルトだらけになるのであればおくびょうにしたほうが良い。
カビゴン
特性 | くいしんぼう |
持ち物 | ウイのみ |
性格 | のんき |
実数値(努力値) | 266(244)-130-128(252)-X-132(12)-31 |
技 | すてみタックル/タネばくだん のろい/リサイクル |
(最遅キョダイマックス個体)
調整意図:特になし
すてみタックルはダイマックス時にできるだけ火力を出せたほうが良い、のろいを積んだ時にできるだけ圧力をかけたいと考えすてみタックルにした。
トリル対策枠として採用したもののドサイドンとあまり当たらなかったり、ドリュウズギガイアスのような非トリックルーム下でも戦える構築には活躍できなかったため正直強くなかったしここは考察不足だった。
選出と立ち回り
基本選出
先発:+
後発: +or
基本的にはこれ。
対インテレオンエルフーン(オーロンゲ)バイバニラ系統
先発:+
後発: ラストは相手の選出に合わせたポケモンを選ぶが、バンギラスが多い。
インテレオンエルフーンの場合はこのゆびとまれ10まんボルトを選択、
相手はおいかぜダイストリーム/アイスorうそなきダイストリーム(アイス)を選択すると予想
前者の場合は後発に出てくるポケモンを考慮してドラパルトにダイマックスを切ることを考える。後者の場合は10まんボルトといのちのたまダメージや砂定数ダメージ、しんそくを合わせてインテレオンを全力で落とし、ダイマックスバンギラスを立てることを意識する。
この系統のパーティはインテレオン以外でバンギラス、ウインディを高速処理できないことが多いため、ドラパルトは使い捨て前提で動かして裏のポケモンを通す立ち回りを目指す。
インテレオンオーロンゲの場合はてだすけ10まんボルトを選択、ドラパルトにでんじはを打たれたことはないのでこの記事を読んででんじはを打つのはやめてください 本当に
エルフーンジュラルドンウオノラゴンヒヒダルマ
先発:+
後発:+
or
先発:+
後発:+
よっぽどのことがない限りはドラパルトは出さない。
エルフーンを砂やしんそくダメージと合わせて高速処理し、おいかぜが切れてからドリュウズをダイマックスさせる展開を狙う。
おいかぜ最終ターンにドリュウズにダイマックスを切り、ダイウォールで1ターン凌ぐプレイングを頭に入れておくと勝ちに近づくので意識しておきたい。
エルフーン(ヤミラミ)リザードン、ジュラルドンローブシンブルンゲル系統
先発:+
後発:+
ジュラルドンが出てきた場合はリザードンがいないと判断しドリュウズでダイマックス、リザードンが来た場合はどちらもダイマックスを切ることが可能だが、悪タイプでいたずらごころが効かないバンギラスにダイマックス権を切ることが多かった。トゲキッスを温存する立ち回りをしないとローブシンに場を荒らされるので常に意識する。
トゲキッスドラパルトバンギラスドリュウズミラー
先発:+
後発:or+
or
先発:+
後発:+
相手がトゲキッスドラパルトからきた場合はこちらのダイマックス権を温存する立ち回りをしてドラパルトのダイマックスが終わるタイミングでダイスチルを打つ展開が多かったと思う。
ドリュウズトゲキッスの場合はあくびorこのゆびつるぎのまい、あくびダイマックス技と選択肢が多いため割り切って行動します。ドリュウズがラムじゃない、トゲキッスがリリバのみではないので正直厳しい。
さいごに
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レンタルチームID: 0000 0007 0RR9 1Y
パーティ作成者
じーん
ポケモン2017年全国大会準優勝しました。
2016,17,18,19全国大会出場 2016,17,18 世界大会出場 2019NAIC 14th
Shadowverse:Rage Day2×3
対戦攻略サイトemolgame代表@emolgame_jp
DEXオフ幹事/Youtube