はじめに

せにゃるど (@senald_poke)と申します。

PJNOという日本国内でダブルバトルの強い人を上から100人集めた招待制の大会に参加させて頂き、予選Day1にて5-2通過、本戦Day2にてベスト32(順位としては同着17位)
という成績を納めました。また、ランクマシーズン6では瞬間最高4位レート20XXを取りました。

今回は私が剣盾ダブルをまともにプレイする切っ掛けを下さったリバティノートさんに、感謝の念を込めて構築記事を投稿させて頂くことになり、初めて構築記事を書いてみました。

構築経緯

構築の始点はピカチュウです。

何故ピカチュウ?という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
これに関しては、

〝ただ使いたかった!色違いの巨大ピカチュウを使いたい!〟

これに尽きます。

ピカチュウ好きだし、2020年は子年だし使わない理由がない!と思いピカチュウを軸に構築を組み立てることにしました。

ちなみに、このピカチュウを始点とした構築を考察し、完成させたのは2020年5月下旬頃です。

では本題に入ります。

先ず構築を組むにあたって、ピカチュウでできることを考え、以下3つの動きが強力だと考えました。

1.ピカチュウにダイマックス(以下DM)権を使い、キョダイバンライという強力な専用DM技を序盤から駆使し、バトルのテンポを掴む動き

2.ねこだまし+味方のちょうはつなどで相手のトリルやおいかぜなどを封じ、相手は自由にさせずにこちらだけおいかぜなどを展開して素早さマウントを取る動き

3.特性、ひらいしんによる電気技の無効化(場に居れば相手のでんじはなど厄介な技も無効にできる)

ここで以上3つの動きを活かせる構築を組むことに決めました。

先ず先に挙げた1.のピカチュウにDMを切る動きは、以下の5点が大きな問題になると考えました。

①耐久が低く、折角ピカチュウにDMを切ったとしても大抵のポケモンに一撃で倒されてしまう点。

②オーロンゲやエルフーンなどにすり替えででんきだまを奪われるだけで火力が大幅にダウンする点。

③素のS種族値が90と遅くはないが、早くもないSの為上から叩き倒されやすい点。

④トリルパ相手ではキョダイバンライの追加効果である、相手全体を麻痺にするという追加効果によるS下降が裏目に出やすい点。

⑤環境に多いバンドリが重い点。

ここで以上5点の解決策を考えました。

①②に関しては、このゆびとまれなどで、すりかえ、トリックによるでんきだま剥奪を阻止しつつ、単体地面技なら空かせるトゲキッスの採用。

トゲキッスのアイコン

③は2.の動きもこなせつつ、おいかぜを覚えるエルフーンの採用。

エルフーン

④に関しては、エルフーンのちょうはつだけではイエッサン、ブリムオンなどには太刀打ちできないため、味方じしん+じゃくてんほけん発動DM技でトリルをさせずに倒し切れるジュラルドンの採用。

ジュラルドン

⑤はバンドリ相手に比較的強く、④の解決策に必要なじしんを覚えれる、ウオノラゴンの採用。

ウオノラゴン

しかし、これだけではバンドリを相手にするのは厳しい上に、リザバナやドラタンザンなど環境に多いポケモンに太刀打ちできない。

また、2.のプランを選択した場合、高確率で先ずピカチュウが倒されるので、後ろから出して暴れられる裏DMエースの存在はパーティを超強化すると考えた。そこでパワーがあり、DMバンギをてだすけ+珠ダイストリームにて上から倒せ、リザードン、フシギバナ、ドラタンザンなど多くのポケモンとやり合える、いじっぱりギャラドスの採用を決めました。(3.の動きもピカチュウを大事にプレイングすれば活きる)

ギャラドス

これで全ポケモン6匹が決まり、パーティメンバーが決まりました。

トゲキッスのアイコンエルフーンジュラルドンウオノラゴンギャラドス

持ち物や技は構成にて!

構成

ピカチュウ

特性ひらいしん
持ち物でんきだま
性格ひかえめ
実数値(努力値)111(4)-67-60-112(252)-70-142(252)
かみなり/くさむすび
ねこだまし/まもる

特性にはギャラのサポートや相手のでんじはを無効化できるひらいしん

持ち物はピカチュウが最も火力を出せるでんきだま。性格はいかくやおにびに動じず攻めれる特殊型。

何故おくびょうではなく、ひかえめ採用なのか?

ピカチュウにDMを切る場合は基本おいかぜやこのゆびとまれのサポートを受けているので、Sよりも火力を少しでも伸ばすことで相手を倒しながら、少しでも相手ポケモンに麻痺状態を押し付け易くする為。
また、種族値90では最速にした所で抜けるポケモンが限られており、ドリュウズなどが相手の場合はそもそも端から不利なので、準速に不満を感じたことは少ない為。

ただ、最速ギャラには上を取られるので、性格の選択はプレイヤーの好みで選択することをオススメします。

努力値は耐久調整した所で耐久性にかけるためCS252残りHとしました。

技構成に関しては、ねこだまし構築経緯で述べた2.の動きをする為に必要。

まもるに関しては避雷針役として大事にしたい時や何かと便利な為採用。メインウェポンの電気技にはDM技の威力を優先したかみなりを採用。ギャラのダイストとのシナジーも良い(今ではライジングボルトの方が使い勝手的には良いかもしれない)。

トリトドン相手に何もできなくなるのを嫌い、最後の技にはくさむすびを選択しました。

トゲキッス

特性きょううんトゲキッス
持ち物するどいツメ
性格ひかえめ
実数値(努力値)191(244)-*-115-176(156)-135-114(108)
エアスラッシュ/マジカルシャイン
ねっぷう/このゆびとまれ

特性、持ち物、性格、配分に関しては初手ピカキッスで出した際、

初手このゆびバンライを選択→次ターンにキッスが倒れていなければバンライマジシャで相手フィールドを一掃→3ターン目万雷で相手ポケ全麻痺。

という動きができたらいいな!とロマンを感じ、それの可能性を上げる為に特性はきょううん。それに付随して道具はするどいツメ
また、厄介なオーロンゲの処理をしやすくするためにもきょううん+するどいツメが良いと考えました。

多少の耐久性を確保しつつ火力を得るために、先ずHを191まで伸ばし、Cを11nである176まで伸ばし、残りをSに回したら丁度準速バンギ抜きになったのでこれで採用した。配分に関してはもう少し考察する必要があるかもしれないです。

また、てんのめぐみはバンライと合わせることで、まひるみを狙えるので、それはそれでまた違う強さがあると思いますが、パーティ全体で考えたらきょううんの方が合っていると思います。

技に関しては、このゆびとまれは確定として、ピカチュウの猫だましと合わせて相手エルフーンを倒す動きも取れるように、エアスラッシュ
雑に削りを入れかつ、不足しているドラゴン打点を補填するマジカルシャイン、この指に吸われずに相手のナットレイを倒せるねっぷうとすぐに決まりました。

エルフーン

特性いたずらごころエルフーンの画像
持ち物きあいのタスキ
性格おくびょう
実数値(努力値)135-*106(4)-129(252)-95-184(252)
おいかぜ/ちょうはつ
てだすけ/ムーンフォース

特性に関しては使いやすいいたずらごころ。持ち物に関しては他に持たせたい物が特にあるわけでもないし、後出しから耐えておいかぜ展開を狙えるのも強いのできあいのタスキを採用。

性格に関してはエルフーンミラーを嫌い最速にしたが、ピカチュウの猫だましと合わせたりして確実においかぜを展開できることが多いので、控えめでも良いかもしれないです(無振りドラパルト相手に確一が取れやすくなる為)。ちなみに攻めれるエルフーンは強いと思います。

技は前述済みの通り、おいかぜ、ちょうはつ、てだすけは決まり。ムーンフォースに関しては対ドラゴンタイプ打点として強力なので即採用。

ジュラルドン

特性すじがねいり
持ち物じゃくてんほけん
性格ひかえめ
実数値(努力値)177(252)-*-136(4)-176(156)-72(12)-116(84)
りゅうせいぐん/ラスターカノン
あくのはどう/まもる

特性、持ち物に関しては前述の通りトリル対策に使いたかったのですじがねいりじゃくてんほけんを採用。

配分は対トリルが主な仕事なので、SはS準速バンギを抜いてくるポケモンを余裕で抜けれる程度に留め、他は必要分の火力を確保しつつ11n。残りは耐久に回しました。(今のシーズン8環境ではポリゴン2の存在を考え、Hを削って、Cに振り切った方が良いかもしれません)

技に関しては威力重視のりゅうせいぐんに、使い勝手の良いラスターカノン。トリルを貼ってくるサマヨールやヤレユータンに抜群を付けるあくのはどう。最後はDM切る前に様子を見たいことがあるのでまもる

ウオノラゴン

特性がんじょうあご
持ち物こだわりスカーフ
性格いじっぱり
実数値(努力値)165-156(252)-120-*-101(4)-127(252)
エラがみ/じしん
サイコファング/がんせきふうじ

持ち物は追い風+スカーフで砂かきドリュの上を取り、エラがみを当てたいのでこだわりスカーフ

火力も素早さも欲しい為、AS252振り。

技はエラがみじしんを確定とし、壁を破壊できるサイコファング、相手のSを落とす手段があったらいつか活きるかも?と思いがんせきふうじを採用。(基本エラがみかじしんしか使いません)

ギャラドス

特性じしんかじょう
持ち物いのちのたま
性格いじっぱり
実数値(努力値)171(4)-194(252)-99-*-120-133(252)
たきのぼり/とびはねる
パワーウィップ/じしん

特性はDMエースとして暴れて貰いたいので、じしんかじょうを選択。

持ち物性格は前述の通り、多くのポケモンをてだすけと絡めて一撃で倒すために、火力重視でいのちのたま+いじっぱりを選択。

配分に関してもなるべく上から高火力を押し付けて欲しいので、AS252採用。

技はメインウェポンとなる、たきのぼりとびはねるは決まりとし、トリトドンやアシレーヌ、ミロカロスを倒しやすくする為のウィップ、トドン入りセキタンザン構築に隙を作らず、弱保ジュラルドンとシナジーのあるじしんを採用。

自信過剰+珠+意地っ張りによって火力は高いので、DMをギャラドスに切らずとも活躍の機会があります。

選出と立ち回り

基本選出

その1:ピカの型

先発:トゲキッスのアイコンorエルフーン
後発:トゲキッスのアイコンorエルフーン+刺さってるポケモン

エルフーンかトゲキッスでサポートをしながらキョダイマックスピカチュウで暴れる。

※ピカの型は不利な構築相手にもワンチャン勝利を手にしやすい究極奥義です。
ピカチュウとキョダイバンライを信じましょう。

その2:ジュラの型

先発:エルフーンジュラルドン
後発:刺さってるポケモン

タイミングを見てジュラルドンDM。

その3:ギャラの型

先発:エルフーン
後発:ギャラドス+刺さってるポケモン

ピカチュウ+エルフーンで場を整えながら後発のDMギャラドスを通す。

※ピカの型、ギャラの型に関しては、相手の出方次第で途中からDMの切り先を変え易いため、汎用性が高いです。

対エルフーン系エルフーン

先発:エルフーン
後発:ギャラドス+刺さっているポケモン

1ターン目はピカチュウで相手のエルフーンをねこだましで止めながら、こちらはおいかぜ。

2ターン目、多くの場合1ターン目にピカチュウは相手に警戒されて倒されているので、ギャラドスにDMを切っててだすけ+ダイジェットで相手のポケモンを倒しながらSマウントを取るか、ちょうはつで相手エルフーンを止めながらDMギャラドスで暴れる。

対トリックルームサマヨールブリムオン

先発:エルフーン
後発:刺さってるポケモン

ピカチュウでねこだましをしながらエルフーンのちょうはつでトリルを止めてから攻める。

もしくは
先発:ジュラルドンウオノラゴンorギャラドス
後発:刺さってるポケモン

じしん+DMジュラルドンでトリル役を倒す。

じしん役としてギャラドスを選出した場合は、ポリ2トリル相手でも相手のポリ2の配分次第ではトリルをさせずに倒し切れます。

対オーロンゲ入りオーロンゲ

先発:トゲキッスのアイコン
後発:刺さってるポケモン

初手相手のオーロンゲにピカチュウでねこだましをしながら、トゲキッスでマジカルシャイン(急所に当てれば多くのオーロンゲは倒し切れます)
そこからは相手のパーティや選出に合わせて戦っていきます。

対ドラタンザンドラパルトセキタンザン

先発:エルフーンギャラドス
後発:刺さってるポケモン

相手のドラパルトがなみのりをしてくる前に、エルフーンおいかぜ、ギャラドスのダイストorダイアースでセキタンザンを一撃で仕留めます。

相手のパーティにトリトドンがいるならダイアースが無難。

また、ダイアースならセキタンザンに守られたとしても、蒸気機関が発動しないので次のターンも上を取れる。

対晴れ+フシギバナ、リザードンコータスのアイコンフシギバナリザードンの画像

先発:エルフーンorギャラドス
後発:刺さってるポケモン

エルフーンでおいかぜしながら、ピカチュウにはDMを切らずかみなりなどを選択して相手の出方を伺う。

もしくはエルフーンでおいかぜしながら、ギャラドスにDMを切って戦う。

対バンドリバンギラスドリュウズ

先発:エルフーン
後発:ギャラドスウオノラゴンorトゲキッスのアイコン

エルフーンでおいかぜしながら、ピカチュウは相手のきあいのタスキを持っていそうなポケモンにねこだましをしつつ、相手の出方を伺う。

ピカチュウが高確率で倒されるので、倒された次のターンにギャラドスにDMを切り手助けダイストリームでどちらかを倒しながら打開していく。

もしくは、

先発:エルフーンギャラドス
後発:ウオノラゴン+刺さってるポケモン

相手の初手がバンドリの場合はドリュウズがエルフーン方向にアイアンヘッド、バンギラスがギャラドスにダイロックを打ってくる事が多いので、
エルフーンで手助けしながらギャラドスのダイストリームをバンギラスに選択して、DMバンギラスを一撃で倒し、天気を雨状態にして砂かきドリュウズのSを奪う。

雑記

ピカチュウを軸に構築を組み立てて行った結果、最終的にはピカチュウ構築かつ、ジュラルドン構築かつ、ギャラドス構築といったようなパーティが出来上がりました。

その為、選出択が多く、できる事も多いので、BO1だけでなくBO3ルールにも向いていたと思います。

ただ、全体的に前のめりなパーティの為、1つの判断ミスが負けに繋がったり、選択肢が多い故にプレイヤーの負担は大きめな構築だと思います。

実は私せにゃるど(@senald_poke)は全国大会も初めてでしたが、BO3による対戦もPJNO本番が初めてでした。

何もかも初めての私が最終的にはベスト32(順位的には17位)という成績を納めれたのは、このパーティのお陰としか思えないほどに強かったです。

※ちなみにシーズン8環境でも、雨や3闘に、ポリ2トリルやポリZ等色んな相手にやって行けております。
スパボ級からストレートでマスターに駆け上がって、まだ10数試合とは言え勝率も9割越えと高いです。

最後に

初めてにしては上出来なくらい、猛者だらけの全国大会の中、大好きなピカチュウを連れてベスト32入りの結果を残せたのは嬉しかったです。

ダブル初心者さんでもこのパーティで上手く戦えるように、対○○を多目に書いておきました。是非組んで使用してみてください。

Twitterのフォロワーさんには、DM頂ければ構築のレンタルIDお渡しを考えているので、興味ある方は是非DM連絡ください。

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パーティ作成者

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【ダブル】ピカの呼吸ー⚡万雷エース⚡ – せなのポケログ

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