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はじめに
初めまして、レモネード(remone_do)と申します。
シーズン8ダブルで最終9位を達成し、日本代表決定戦本戦で使用した構築を紹介します。
私は立ち回り(プレイング)や構築力には自信がありません。なのでそれ以外のところで勝負をするしかないと思い、あらゆる可能性を秘めた、持ち物・追加効果を多く入れる事により、強者に立ち向かえる戦術を極めています。※結構まじめに話しています。
構築経緯
構築はグレイシア・バイバニラからスタート。
そして今回のパーティーエースでもあるウオノラゴンがこの霰とすごく相性がいい。
伝説戦で言うパルキア的な存在。しかも霰構築は特殊に偏りがちであるが、今回は物理のパルキアの為、より強力なパートナーができました。
のこり3体はやっぱり草枠と炎枠でゴリランダーとガオガエン。
あと一体はすごく悩みましたが、苦手なポリゴンZやサマヨール対策でとつげきチョッキのドラパルト。
構成
ウオノラゴン
特性 | がんじょうあご | |
持ち物 | せんせいのツメ | |
性格 | いじっぱり | |
実数値(努力値) | 191(204)-155(244)-123(20)-*-103(20)-98(20) | |
技 | サイコファング/エラがみ まもる/けたぐり |
同じ個体(ウオノラゴン5匹の中から)で一番せんせいのツメが発動する個体から厳選。
先制の爪の関係上体力と火力のみに努力値を振れる為、固く火力のあるウオノラゴンの誕生。一見考えられているように見える努力値ですが、実際は何も考えていません。敢えて言うのであればHを”16n-1”にした程度です。殆どの人がこだわりスカーフを持ち物にしてますが、よく考えてみましょう。そんな事では勝てる試合も勝てません。
私が詳しくこだわりスカーフとせんせいのツメのメリットとデメリットを記載致しました。これ見て明日から考え直してください。
※うまく行けば、選出されやすいキョダイマックスエースバーンやキョダイマックスセキタンザンを1ターン目で何もさせずに上から一撃で縛れます。
拘りスカーフのメリットとデメリット
①確実に1.5倍のS種族値が上がる
デメリット
①技が固定される為、初手の技選択がとても重要
②ある程度Sにも努力値を振らなければなのでとてももったいない
③追い風電磁波トリックルームにめちゃめちゃ弱い
④補助技が入れづらい
⑤パーティによっては持ち物がバレる。
⑥スカーフを持たせられるポケモンには限りがある(例:ナットレイに拘りスカーフ持たせる人なんていませんよね?)
先制の爪のメリットとデメリット
①先行して攻撃できるのに技が固定されない
②素早さ努力値に全く振る必要がない為、火力と耐久に努力値を振れる
③追い風下・電磁波下・トリックルーム下でも先行攻撃が可能
④補助技等も気にせず使える
⑤相手に持ち物がバレたところで全く問題ない。
⑥先制の爪が発動した時の快感がたまらない。
⑦自分でも発動のタイミングが読めないので例え相手が特殊な能力を使っても心を読まれることはない。
⑧先制の爪は誰に持たせてもいい(極端な話、固いドラパルトに持たせても問題ない)
デメリット
①発動する確率が20%
以上!こだわりスカーフとせんせいツメの違いを記載しました。これ読めば・・・わかりますよね?最後にこれが一番言いたい!
ウオノラゴンはどんな状況(凍える風6回受けたり)でも先制エラがみが強いんです!
このポケモンはせんせいのツメがあったから強いのです。それ以外ははっきり言ってただの化石です。
グレイシア
特性 | ゆきがくれ | |
持ち物 | こだわりメガネ | |
性格 | おくびょう | |
実数値(努力値) | 140-*-130-178(220)-120(36)-128(252) | |
技 | フリーズドライ/れいとうビーム シャドーボール/ふぶき |
同じ個体(グレイシア5匹の中から)で一番雪隠れが発動する個体から厳選。
日本代表決定戦予選ではHCベースのじゃくてんほけん型にしていましたが、よく考えてみたら、ゆきがくれとじゃくてんほけん・・・相性が悪い・・・。この事に気が付くのに半年以上かかってしまった自分が情けない。やっぱりずっと愛用していたこだわりメガネが強いんだなと反省。
交わす前提での動きをする為、耐久に振る必要がない。CS臆病アタッカーで採用。少しDに振っている理由はバイバニラと並べた時にポリゴン2のダウンロード対策の為(交わせばそれ自体無駄な対策)。あとダイアイスよりも吹雪が強い為、基本ダイマックスはしない。要は避けながら凍らせましょう的な存在。
ゴリランダー
特性 | グラスメイカー | |
持ち物 | いのちのたま | |
性格 | いじっぱり | |
実数値(努力値) | 175-194(252)-111(4)-*-122(252)-105 | |
技 | ねこだまし/ウッドハンマー まもる/グラススライダー |
単純にウオノラゴンの天敵であるトリトドンを先制グラススライダーで処理をしたいが為に採用。
日本代表決定戦予選ではエルフーンでそれをしていたが、見栄っ張りなウチのウオノラゴンはせんせいのツメが発動をしてしまう関係上、エラがみのあとにエナジーボールとなり、マイナスに働くことがあった。
なので今回から新しく登場した優先度1のグラススライダーは本当にうれしい。ウオノラゴンをより活かせる個体が用意できた。主に先制技が多い為、Sは振らなくてもいい。ADベースの理由は単純にポリゴン2のダウンロード対策。※猫騙しも優先度3の立派な先制技です。
ガオガエン
特性 | いかく | |
持ち物 | バンジのみ | |
性格 | いじっぱり | |
実数値(努力値) | 200(236)-180(228)-111(4)-*-112(12)-84(28) | |
技 | まもる/フレアドライブ ねこだまし/うっぷんばらし |
これはレモネードとしてはやってはいけないことを・・・理由はバンジのみ。
基本構築を組む際に、回復アイテムや回復技、というかまもる以外の変化技を採用してはいけない縛りがある。
個体はバンジが発動しやすいH200。また、ポリゴン2のダウンロード対策でDに+1。以上。
バイバニラ
特性 | ゆきふらし | |
持ち物 | きあいのハチマキ | |
性格 | ひかえめ | |
実数値(努力値) | 146-*-105-178(252)-116(4)-131(252) | |
技 | まもる/れいとうビーム フリーズドライ/ふぶき |
同じ個体(バイバニラ5匹の中から)で一番きあいのハチマキが発動する個体から厳選。
日本代表決定戦予選ではきあいのタスキを使用しましたが、それが間違いでした。
ここでまた、詳しくきあいのタスキときあいのハチマキのメリットとデメリットを記載いたしました。
きあいのタスキ
①満タンの時は必ず1耐える
デメリット
①満タンでなければ発動しない(持ち物持ってないのと一緒)。
②ドラゴンアロー・タネマシンガンのような連続技に弱い。
③バイバニラみたいにそれなりに耐久があると結構普通に耐えるのであまり発動する機会が無い。
④一度発動したら例え体力全回復になってももう発動しない。
⑤ダイマックスしたらより気合の襷と相性が悪い。
きあいのハチマキ
①満タンでなくても何度でも耐える。
②連続技も連続で耐える(はず)
③うまく行けば一体で相手のキョダイマックスターンの攻撃を凌げる。
④襷のように消えるわけではないので何度でも使える。
デメリット
発動率10%
ドラパルト
特性 | クリアボディ | |
持ち物 | とつげきチョッキ | |
性格 | いじっぱり | |
実数値(努力値) | 190(212)-187(236)-96(4)-*-97(12)-168(44) | |
技 | ふいうち/ゴーストダイブ ドラゴンアロー/そらをとぶ |
S:最速100族抜き(主にリザードン抜き意識)
採用理由は苦手な対ポリゴンZやリザードン対策。
とつげきチョッキを持たせることで予想以上の働きを見せてくれた。
ふいうちが結構読まれないのでお勧め。以上
選出と立ち回り
基本選出①と②の違いは、吹雪が通りやすいか、通りにくいかで選出変えてます。
基本選出①
先発:
後発:
【いけると感じた瞬間の選出】
ダイマックスしたバイバニラのダイアイスでフィールドを霰状態にしてすぐにグレイシアの眼鏡吹雪で大ダメージ。
例え相手が耐えても凍る。凍らなければ後発の先制技や先制の爪で上から縛る。
※Sが127以下のダイマックストゲキッスをこのパターンで何度も何もさせずに処理をしてきました。(バイバニラS131・グレイシアS128)
基本選出②
先発:
後発:
【少し気持ちが沈んでいるけど安定して勝てたらいいなと思った選出】
ガオガエンの威嚇と突撃チョッキでドラパルトのBとDを1.5倍に。ダイホロウで相手のBを削り、後ろ2体の物理アタッカーで大幅に削る。
どちらの選出も基本的に先発で場を荒らしてから後発の先制技や先制の爪でとどめを刺すシンプルな戦術。
はっきり言ってレートやインターネット大会はこういう構築が強いです。
さいごに
あくまで自分の考えでありますが、ポケットモンスターとは、強い人の構築やプレイングをするだけで勝てるゲームではありません。少なくても人のマネをしても強くはなりません。
強くなりたければ、”己で考え、己で感じる”です!
練習量=強くなると思いますので毎日ゲームしましょう。
レンタルチームID: 0000 0001 3XVC FD
パーティ作成者
レモネード
チームこちらがわ代表 ポケモンWCS2019世界大会出場・JCS2013予選15位TNゾブナイラ・JCS2018予選14位TNぺら・INC2019 予選22位TNゆうま・JCS2020予選33位TNるの・過去4回日本代表決定戦出場