レンタルチームID: 0000 0001 XD0T 96
はじめに
こんにちは、いつもリバティノートをご覧いただきありがとうございます。運営のぽけむら(@pokemura1140)です。
今回はシーズン13のランクバトルで私が最終25位(レート1986)を、ショコラ(@syokoractvdd)が最終20位(レート1990)を達成した構築を紹介していきます。
構築経緯
当初は、剣盾初期の環境で一定の強さを見せていたカバルドンに注目しあくびによる起点づくりと詰め性能の高さをうまく活かせないかと考えていました。
メンツはの6体で、勝ち負けを繰り返す中で以下の様な点が気になりました。
・あくびが通らない場合のカバルドンの初手性能が低すぎる点。
・増えてきたモロバレルに対して対策が薄い点。
一方でテッカグヤによる全抜きは非常に強力で、1匹で3~4体持っていく試合もザラにありました。
そこでショコラからの提案で砂要員をきあいのタスキバンギラスに変更し、ちょうはつを持たせることでモロバレルに隙を見せない形にしました。
残りの3匹に関しては、苦手を埋めるべく考え直してレジエレキ、ガオガエン、オーロンゲを採用しました。簡単な理由は以下の通りです。
・ガオガエン:テッカグヤで全抜きを狙う上で便利ないかくと、優秀な耐久と技を持っているため。
・オーロンゲ:セキタンザンなどのじゃくてんほけんコンボを阻止でき、うそなきによるサポートも強力なため。
構成
バンギラス
すなおこし | |
きあいのタスキ | |
ようき | |
175-186(252)-130-*-121(4)-124(252) | |
いわなだれ/うっぷんばらし(イカサマ) ばかぢから/ちょうはつ |
いわなだれで全体を削り、ちょうはつでモロバレルやオーロンゲ、トリックルーム要員を止めておくのが主な役割です。
持ち物は役割的に即落ちするとまずいのできあいのタスキ。
うっぷんばらしは初手のいかく対面に対して一定の火力を持てますが、イカサマでも同様の役目は果たせるため、ショコラはイカサマで使用していました。
うっぷんばらしはピッピ+レイスポスを相手にするときに一致打点として強力で、イカサマはじゃくてんほけんの発動したメタグロスやつるぎのまいを積むランドロスに対して有効です。
ばかぢからはウーラオスやツンデツンデ、削れたポリゴン2などに打てる必要不可欠な技です。
ウオノラゴン
すなかき | |
うしおのおこう | |
ようき | |
166(4)-142(252)-120-*-100-139(252) | |
エラがみ/いかりのまえば みがわり/まもる |
S:すなかき時にレジエレキを抜けるように最速
バンギラスと並ぶことでランドロスに対しても圧力を保てます。
相手の交代が予想できる場面でも打てると強力です。
テッカグヤ
ビーストブースト | |
とつげきチョッキ | |
ひかえめ | |
173(4)-*-123-174(252)-121-113(252) | |
ラスターカノン/エアスラッシュ メテオビーム/かえんほうしゃ |
この構築のほぼ唯一のダイマエースです。
バンギラスとウオノラゴンの削ったポケモンを倒すことでビーストブーストの発動を狙います。
もちものは多くの相手と打ち合ってもらうためにとつげきチョッキです。
いのちのたまも考えられますが、初速が遅いため攻撃をもらってから技を打つ機会が多く耐久を重視しました。
技は最も範囲の広くなる4つで確定。
ダイロックは温存したウオノラゴンのすなかきを再度発動させることも可能です。
レジエレキ
トランジスタ | |
じしゃく | |
おくびょう | |
163(60)-*-91(164)-144(188)-71(4)-255(92) | |
10まんボルト/ボルトチェンジ エレキネット/まもる |
HBD:ようきウーラオスのあんこくきょうだ確定耐え
ゴリランダーのきせきのたね+グラスフィールドのグラススライダー確定耐え
総合耐久指数最大
C:177-150カプ・レヒレを10まんボルトで最低乱数以外確定
S:ひかえめレジエレキ、おいかぜ下の準則75族抜き
一緒にポケモンをしているポール(@paulshadow0)考案のレジエレキです。
火力、耐久、すばやさどれをとっても申し分なく、幾度となくこの調整のおかげで勝ちを拾ってきました。
役割としてはひこうタイプ・みずタイプとの打ち合いの他、テッカグヤの倒し切れなかったポケモンを上から処理することです。
エレキネットによりテッカグヤの少し足りないすばやさを補完する動きも強力です。
レジエレキの通りがあまりにも良い場合などはダイマックスすることもあります。
ガオガエン
いかく | |
シュカのみ | |
わんぱく | |
201(244)-136(4)-127(44)-*-125(116)-93(100) | |
フレアドライブ/すてゼリフ ちょうはつ/ねこだまし |
H-B:珠エースバーンの飛び膝高乱数耐え
H-D:控えめ眼鏡レジエレキの10万確定耐え
C:172ロトムのハイドロポンプ確定耐え
S:最速レジエレキのエレキボール威力80調整
最速モロバレル抜き
調整はファイツさん(@faitu_wcs_poke)のものを参考にさせていただきました。
特にトリックルーム対策がちょうはつのみのため、展開を許してしまった場合にブリザポスなどを即弱体化できるのは重要です。
オーロンゲ
いたずらごころ | |
こうこうのしっぽ | |
しんちょう | |
202(252)-140-86(4)-*-139(252)-80 | |
ソウルクラッシュ/トリック うそなき/ひかりのかべ |
セキタンザンなどじゃくてんほけんを持っているポケモンに対しトリックをしかけます。
耐久はサンダーのダイジェットなど特殊面で耐えてくれたほうが嬉しい攻撃が多かったためHDに特化しています。
うそなきでテッカグヤやレジエレキの火力をサポートし、ひかりのかべでPT全体の防御面をサポートします。
特にひかりのかべは、ヒードランやレジエレキなどテッカグヤの弱点を突いてくる相手に有効です。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+or
バンギラスのタスキとウオノラゴンの耐久を盾にいわなだれ+エラがみorいかりのまえばを押していきます。
ポリゴン2やモロバレル、オーロンゲにはちょうはつを打っておきましょう。
片方が倒れたらテッカグヤの出陣です。
削り残しを倒してビーストブーストを狙います。
最後はレジエレキで締めますが、ブリザポスがいる場合はガオガエンを出していました。
対レジエレキは先発に出てきたら優先的にエラがみで倒してしまう他、後発にいると予想される場合はとつげきチョッキを盾に無理やり耐えて反撃するか、ウオノラゴンを一度引いておいてダイロックを選択することで最終的にエラがみで倒すことを目指します。
VSレイスポスピッピ
後発:+
こちらも基本選出でOKですが、初手はちょうはつをピッピに押しながらみがわりを選択します。
ダイマックス技透かしつつこのゆびとまれを封じてからうっぷんばらし+エラがみで一気にレイスポスを狙いましょう。
ダイアタックでウオノラゴン方向を選択された場合みがわりが壊れた後にすばやさが下がってしまいますがレイスポスがひかえめなら抜くことが可能です。
VSバナコーポリ2
先発:+
後発:+
ポリゴン2+フシギバナで選出されることが多いです。
ちょうはつをポリゴン2に打ちながらダイジェットでフシギバナと打ちあいます。
フシギバナがキョダイベンタツを押してくれれば、ダイアースでとくぼうが上昇していない分バコウのみを持っていたとしても多少楽になります。
バンギラスが倒れたらガオガエンを出し、フレアドライブで直接フシギバナを狙いに行くか、すてゼリフでポリゴン2側を弱体化させたいです。
初手サイドチェンジに関しては対応が難しいのでもっている場合は噛み合いの部分が大きい試合になります。
VSセキタンザン
先発:+
後発:+
こうこうのしっぽをトリックできるとはいえ相手依存になるため厳しめのマッチアップです。
基本はセキタンザンにこうこうのしっぽをトリックしてエラがみで倒すのを狙います。
起動役がウーラオスの場合はじゃくてんほけんを起動されてしまいますが、足を奪う意味でもこうこうのしっぽをトリックしましょう。
セキタンザンが交代しサイクル戦になった場合は、ダイジェットでウオノラゴンのすばやさを+1しておくとすなかき状態ですばやさ+6のセキタンザンを抜けることも覚えておきましょう。
苦手な相手
水ウーラオス:バンギラスをきあいのタスキごと持っていかれてしまいます。
ダイマックス型レジエレキ:単純にレジエレキの耐久が2倍になるのが辛いです。
かいでんぱ持ち:バンギラスのちょうはつで防いでおける場合は大丈夫ですが、後発から出てきたポケモンが持っている場合はダメージレースで負けてしまいます。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
剣盾では初めて高い順位を出せたのでこれをモチベーションにさらに強くなっていけたらいいなと思います。
いつも一緒にポケモンを考え、今回の構築に多大な影響を与えてくれたショコラ(@syokoractvdd)とポール(@paulshadow0)には非常に感謝しています。
レンタルチームID: 0000 0001 XD0T 96
パーティ作成者
pokemura
リバティノートをこれからもよろしくお願いします。