レンタルチームID: 0000 0008 1YXR R3
はじめに
こんにちは、いつもリバティノートをご覧いただきありがとうございます。運営のぽけむら(@pokemura1140)です。
今回はGlobal Challenge 2021 Winterで私が最終7位(レート1802)を達成した構築を紹介していきます。
構築経緯
シーズン13の上位構築を色々と触った結果、カ・エールさんの構築のうちエルフーン、ガラルファイヤー、マンムーの3体のパワーが非常に高く、
全体技による読みの負担軽減が「インターネット大会向けだな」と感じ考察を開始しました。
残りの3体は上記3体が倒しづらいカプ・レヒレ、テッカグヤ、ブリザポスに強く出られるメンツを考えることに。
ダイジェットを積まれても後出しで抜きされ、テッカグヤ、カプ・レヒレの弱点もつけるレジエレキはすぐに決定。
対ブリザポスに関しては、最初ヒートロトム+ガオガエンorモロバレルを考えていましたがポリゴン2と並ぶブリザポスの多くはとつげきチョッキを持っており、ダイバーンで撃ち合っても厳しいことや、ポリゴン2がかいでんぱを持っていた場合絶対に勝てないことなどが気になりました。
そこでよく選出されるポリゴン2、ガオガエン、ブリザポス、カプ・レヒレの4体にフォーカスを絞り、一貫する強力な打点の中から、ドラパルト+テラキオンのふくろだたきコンボを選択。
これが非常によくはまり、ポリゴン2+ブリザポスの構築に勝率を伸ばせたうえに選出の幅も一気に広がりました。
さらに、全員が全体技を持つことになり「全体技による読みの負担軽減」というコンセプトが強化された形で構築が完成しました。
構成
エルフーン、ガラルファイヤー、マンムーについてはカ・エールさんのものをそのままお借りしましたので、使用感などについて触れていきます。
エルフーン
いたずらごころ | |
だっしゅつボタン | |
おくびょう | |
159(188)-*-106(4)-104(52)-97(12)-184(252) | |
マジカルシャイン/おいかぜ てだすけ/すりかえ |
H: 16n-1
C: ダブル補正マジカルシャインで無振り悪ウーラオスを最低乱数以外1発
S: 最速
アグロ構築の要となるポケモンです。
すりかえはだっしゅつボタンを失った後でも再登場時にカプ・レヒレのたべのこしなどを奪っておく使い方をよくしました。
基本的にすぐ倒されてしまう、もしくは脱出していくので1ターン目の技選択が大切です。
安定はおいかぜですが、ねこだまし警戒のてだすけ、ダイマックスしそうなポケモンに対するすりかえなど打ち合いを有利に運べる技を選びたいです。
ガラルファイヤー
ぎゃくじょう | |
じゃくてんほけん | |
ひかえめ | |
166(4)-*-110-167(252)-145-142(252) | |
もえあがるいかり/エアスラッシュ わるだくみ/ちょうはつ |
ダイマエース①
ダイマックス時はダイアークによる間接的な火力上昇とダイジェットによるS操作。
非ダイマックス時は運勝ちも狙える優秀な全体技もえあがるいかりと、やっかいなポケモンを止められるちょうはつ、放置を許さないわるだくみと単騎で完結しているポケモンです。
特性やダイマックスの印象が強く触られ辛いため、ちょうはつも通りやすいです。
素の火力はやや低いため、エルフーンのてだすけや後続のポケモンのどの技とあわせて相手を倒すかを考えることが重要です。
マンムー
どんかん | |
きあいのタスキ | |
ようき | |
186(4)-182(252)-100-*-80-145(252) | |
じしん/つららおとし こおりのつぶて/まもる |
仕事の多いポケモンです。
基本的にファイヤーと並んで攻める、もしくは最後の詰めに使うのが強い動きです。
対面が有利になるならきあいのタスキを盾にエルフーンがねこだましで脱出した際の交代先としても使います。
また、エルフーンやダイマックスしたドラパルトくらいなら巻き込んでじしんを押していました。
ダイアース連打て勝てる相手にはダイマックスする選択肢もあるので忘れずに。
おいかぜ下で確実にレジエレキを抜けるようにようき推奨です。火力不足には感じませんでした。
余談ですが相手のレジエレキに対してファイヤー+エルフーンの並びで対面した際は、ファイヤーをマンムーにひくことでボルトチェンジによる交代を防ぐことができます。
(だっしゅつボタンがボルトチェンジやとんぼがえりで発動すると相手の交代効果を消す仕様があるため。)
レジエレキ
トランジスタ | |
じしゃく | |
おくびょう | |
163(60)-*-91(164)-144(188)-71(4)-255(92) | |
10まんボルト/ボルトチェンジ エレキネット/まもる |
HBD:ようきウーラオスのあんこくきょうだ確定耐え
ゴリランダーのきせきのたね+グラスフィールドのグラススライダー確定耐え
総合耐久指数最大
C:177-150カプ・レヒレを10まんボルトで最低乱数以外確定
S:ひかえめレジエレキ、おいかぜ下の準速75族抜き
ダイマエース②
シーズン13の時と同様に、一緒にポケモンをしているポール(@paulshadow0)考案のレジエレキです。
ファイヤーがダイマックス前に削れすぎてしまった場合など臨機応変にダイマックスするしないを選択していきます。
ダイアークのとくぼうダウンとも相性がよく、めいそうを積むカプ・レヒレやテッカグヤを倒しやすくなります。
ひらいしんを警戒する場合はエレキネットを選択しましょう。
ドラパルト
クリアボディ | |
ナモのみ | |
ようき | |
164(4)-172(252)-95-*-95-213(252) | |
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ ふくろだたき/そらをとぶ |
ダイマエース③
基本的にはテラキオンと並べて選出しふくろだたきのコンボを狙いますが、ドラパルトがダイマックスをしてダイホロウ+物理技で攻めるのも強力です。
ナモのみを持たせているのは、ふくろだたきをウーラオスのふいうちで阻止されるのを防ぐためです。
この持ち物のおかげでウーラオスを前にしてダイマックスを選択できた試合もありました。
テラキオン
せいぎのこころ | |
いのちのたま | |
ようき | |
167(4)-181(252)-110-*-110-176(252) | |
いわなだれ/インファイト じしん/まもる |
ダイマエース④
最終日特に大暴れしてくれたポケモンです。
選出圧が非常に高く、ふくろだたきコンボを止めるためのゴリランダーやカミツルギ先発が結果的にファイヤーの有利対面になることも多々ありました。
もちろん止める手段のない構築には積極的に出していきます。
じしんはダイアースとしてポリゴン2+ブリザポス構築に入っているカプ・レヒレにとくぼうを上げて対抗するための採用ですが、押し付けただっしゅつボタンを確実に発動させるのにダイマックスせずに使ったりもしました。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+
トリックルームをしてこない、もしくはトリックルームをサポートしそうなポケモンがいなければこの選出をします。
後発については一番パワーの高い出し方がマンムー+レジエレキですが、ヒートロトムなどがいる相手にはテラキオンを、ゴリランダーがいる場合はドラパルトを選出してもOKです。
基本はおいかぜorダイジェットを絡めながら上からひたすら攻撃していきます。
ねこだましなどの補助無しでトリックルームをされそうな場合はファイヤーでちょうはつを押す、もしくはすりかえ+ファイヤーの攻撃で下げてしまいましょう。
VSポリゴン2+ガオガエン+カプ・レヒレ+ブリザポス
後発:+
ふくろだたき+ダイナックルでポリゴン2を倒しに行きます。
トリックルームの阻止が最優先なのでポリゴン2がカプ・レヒレに引かれようとサイドチェンジをしようとガオガエンにすてゼリフを打たれようとお構いなしで狙い続けます。
カプ・レヒレのダイマックスに対してはダイロックもしくはダイアースで対抗します。
ブリザポスは残数で押し切るもしくはテラキオンで一撃叩き込んで倒せれば完璧です。
レジエレキ+ウーラオスできた場合はドラパルトでダイジェットをウーラオスに押しながらテラキオンをマンムーに交代します。
マンムーがタスキでインファイトを耐えるorナモのみでドラパルトがあんこくきょうだを耐えてマンムーのSが上昇すればこおりのつぶてでウーラオスを縛ることができます。
VSこのゆびとまれ+トリックルーム
先発:+
後発:残りから選択
怯ませます。
というのも、実は今回切り気味で臨みました。
しかし実際に戦ってみたところ、いわなだれ+もえあがるいかりでトリル要員が1ターン怯めば、次のターンにダイロック+ちょうはつでトリックルーム要員を止めることができたり、相手が怯みを嫌って初手でブリムオンをダイマックスさせてくる試合もありましたのでとりあえずトライしてみるのが大事です。
VSセキタンザン
先発:+
後発:+
エルフーンですりかえをセキタンザン方向に選択し、ファイヤーでダイジェットをセキタンザンの横に向けて選択します。
相手のドラパルトがサイドチェンジを持っていても、相手のじゃくてんほけんが起動していない+ファイヤーがドラパルトより速くなっているので次のターンでドラパルトを倒し切れれば全然殴り合える範疇です。
相手のゴリランダーはやや重いので、早めに引きずり出せればそのままファイヤーで狙い、次点でつららおとし、最悪ドラパルトのそらをとぶで弱点を突きます。
VSギガスドガス
先発:+
後発:残りから選択
エルフーンですりかえをレジギガス方向に選択し、テラキオンでじしんを選択します。
レジギガスのダイマックスを流せれば楽勝です。
テラキオンがマタドガスがらおにびをもらってしまうこともありますが、気にせず殴っていけば大丈夫です。
苦手な相手
カグヤライチュウ:ライチュウの初手行動がねこだまし、ボルトチェンジ+じゃくてんほけん、かいでんぱと非常に多岐にわたるためエルフーン+ファイヤーで対応しきることが難しいです。
ダイマックス型レジエレキ:はかいこうせんを持っているタイプが苦手です。ファイヤーはダイマックスしていてもダイサンダーで倒されてしまううえに、マンムーへの交代を読まれダイアタックから入られると上も取りづらくなり苦戦を強いられます。(いつも苦手って言ってる気がしますね。)
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
シーズン13に引き続き、良い結果を残せたのは非常にうれしいです。
ダイマックスを切るポケモンを臨機応変に決定でき、全体技も豊富なため使っていてかなり楽しかったです。
シーズン最終日も近いので、マスターランクまで駆け上がるのにもぜひ使ってみてください。
レンタルチームID: 0000 0008 1YXR R3
パーティ作成者
pokemura
リバティノートをこれからもよろしくお願いします。