レンタルチームID:0000 0005 6BWY R8
はじめに
こんにちは、グミ(@6RngMHUvK59HTKV)と申します。
今回初めて構築記事を書かせていただきます。ビエラさんの動画を見たのがきっかけで息子(8歳)と一緒にダブルバトルを始めたのですが、先日行われたPJCS2021ジュニアカテゴリで息子がベスト8に入ることができました。
ポケモン対戦は剣盾から始めたばかりで、基本的なことも理解しておらず、全く的外れな内容となっているかもしれませんが、ご了承ください。
構築経緯
もともと天候パーティに面白みを感じていたことに加え、キョダイゴクエン(ベンタツ)の定数ダメージが強いと感じたことから、鎧の孤島環境からリザードンを軸とした晴れパを使用していました。しかしながら、冠の雪原環境でレジエレキ、ランドロス、ボルトロス、カプ・レヒレ等が解禁され、リザードンのとおりが悪くなったため、フシギバナを軸とした構築を使うことにしました。
基本戦術は、フシギバナもしくはリザードンをダイマックスさせて、キョダイベンタツ(ゴクエン)を撃った後に、悪ウーラオスで詰めていくというもので、フシギバナ、リザードン、コータス、悪ウーラオスの4体はずっと採用しています。
フシギバナはリザードン(サンパワー+晴れ)ほど火力を出せないですが、いのちのたまを持たせたところ、不利相性のポケモンに対しても非ダイマックス時であれば大ダメージを与えることができることが分かったため、できるだけ場に残してダイマックス技を打ち続けるのが強いと思い、壁張りオーロンゲを採用しました。壁を張ることで、セキタンザン相手にダイバーンを耐えてダイアースで切り替えすこと等もでき、場持ちがよくなったと思います。
最後の1体は、なかなか決まりませんでしたが、基本選出でフシギバナを先発でダイマックスさせることが多いため、フシギバナが倒れた後の後発カプ・レヒレが重く、ウォッシュロトムを採用しました。晴れパが苦手なエンテイに強いのもよかったです。また、わるだくみやサイドチェンジを駆使することで、不利盤面から巻き返すことができたこともありました。
個別解説
リザードン
サンパワー | |
ソクノのみ | |
おくびょう | |
154(4)-*-98-161(252)-105-167(252) | |
ねっぷう/エアスラッシュ げんしのちから/まもる |
CSぶっぱの普通のリザードンです。
鎧の孤島環境では火力重視でブラストバーンを採用していましたが、現環境ではトリル対策でコータスと先発させることが多く、ねっぷうを採用しました。
ソクノのみを持たせることで、苦手な電気タイプに対して強気に出せました。ダイマックスすれば、レジエレキのCぶっぱ珠ダイサンダーを耐えることが出来ます(てだすけ込みだと確定1発で耐えることができません。壁を張れば耐えます)。
コータス
ひでり | |
もくたん | |
れいせい | |
177(252)-*-160-150(252)-91(4)-22 ※S個体値0 | |
ふんか/ねっぷう だいちのちから/まもる |
HCぶっぱ、最遅のコータスです。対トリックルーム用に最遅にしました。
持ち物はこだわりメガネと悩みましたが、自分でトリックルームを展開するパーティではなく、まもるを押したい局面が多かったので、もくたんにしました。
フシギバナ
ようりょくそ | |
いのちのたま | |
ひかえめ | |
187(252)-*-103-167(252)-120-101(4) | |
ハードプラント/ヘドロばくだん だいちのちから/ねむりごな |
HCぶっぱのフシギバナです。
以前はようりょくそ込みで最速ドラパルト抜きぐらいまでSを振っていましたが、耐久に努力値を割くことで、壁込みの耐久力がアップしたため、耐久重視としました。また、おいかぜやダイジェット等を使われてなければ、コータスを後出しすることで、大抵のポケモンに対して上をとれるため、S調整でも困ることはあまりありませんでした。
ウーラオス(いちげきのかた)
ふかしのこぶし | |
きあいのタスキ | |
ようき | |
176(4)-182(252)-120-*-80-163(252) | |
あんこくきょうだ/ふいうち インファイト/みきり |
ASぶっぱの普通のウーラオスです。
オーロンゲ
いたずらごころ | |
まんぷくおこう | |
わんぱく | |
202(252)-129-93(4)-*-127(252)-80 | |
ソウルクラッシュ/リフレクター ひかりのかべ/トリック |
壁張り要員。
このパーティの天敵であるサンダー、ボルトロス、カイリュー、ボーマンダ用にトリック(まんぷくおこう)を採用しました。
このオーロンゲは対戦を始めたばかりの頃から使用しているもので、この記事を書いているときに改めて実数値を確認したところよくわからない調整になっていたため、再考の余地がたくさんあります(基本的に壁を張って終わりなのであまり気にならなかったという部分もあります)。
ウォッシュロトム
ふゆう | |
オボンのみ | |
ひかえめ | |
157(252)-*-127-172(252)-127-107(4) | |
ハイドロポンプ/10まんボルト わるだくみ/サイドチェンジ |
HCぶっぱの水ロトムです。
悪ウーラオスのとおりが悪いときに、選出しました。サイドチェンジとまもるのどちらを採用すべきかは、結局答えが出ませんでした。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+ or
基本選出は先発フシギバナ+オーロンゲです。オーロンゲで壁を張って、キョダイベンタツを撃ち、定数ダメージを与えつつ、頭数を減らした後、コータス、悪ウーラオスで詰めます。
先発のフシギバナのとおりが明らかに悪い場合はリザードンを、後発のコータスや悪ウーラオスのとおりが悪い場合は水ロトムを選出します。
対トリックルーム
リザードンとコータスで、晴れ下でねっぷう(ふんか)を撃つことで圧力をかけます。
なかなか読むのは難しいですが、サポート役のイエッサンが動いてきそうなときはイエッサン方向にキョダイゴクエンを、サポート役がコータス方向にねこだましをしてきそうなときはコータスをダイマックスさせるときもありました。
対バナコーポリ2
後発:+
タイプ相性的には有利ですが、安定択は無く、ポリゴン2のサイドチェンジやフシギバナのねむりごなを警戒した立ち回りになります。
フシギバナにまんぷくおこうをトリックで押し付けたいです。
対セキタンザン
苦手な相手
こおり技を採用していないため、ボルトロス、サンダー等のでんき+ひこうタイプ、カイリュー、ボーマンダ等のドラゴン+ひこうタイプに弱いです。これらが選出されている場合は、オーロンゲのまんぷくおこうトリックやフシギバナのねむりごなで状況を打開する必要があります。
また、とくしゅに偏ったパーティであり、かいでんぱにも弱いです。化身ボルトロス、ライチュウあたりがかいでんぱを撃ってきそうな場合は、フシギバナでねむりごなを撃ちます。
さいごに
PJCS2021ジュニアカテゴリの本戦はラプラスの壁展開とトリパが多く、前者は基本選出、後者はリザードン+コータスで上手く立ち回れたようで、9勝1敗と好成績を収めることができました。
ライブ大会では予選、決勝トーナメントで合わせて6人の方と対戦させていただきましたが、6人中4人がトリパだったようです。ライブ大会では相手の立ち回りが上手く、何とか決勝トーナメントには進出できましたが、トーナメントでは惜しくも準々決勝敗退となりました。
ランクバトルはカテゴリが分かれてないこともあり、ジュニアの対戦環境を把握するのは難しいですが、本戦でトリパが多かったことからしっかりトリル対策を練っておくべきだと反省しています。
今回初めての寄稿ということで、至らない点が多々あると思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。また、ジュニアカテゴリの情報共有等させてくださる方がいましたら、メッセージ等いただけると幸いです。
レンタルチームID:0000 0005 6BWY R8
パーティ作成者
グミ
PJCS2021ジュニアカテゴリ本戦5位
同ライブ大会決勝トーナメントベスト8