はじめに
お久しぶりです。Cバーガー(@aaaaaaiueoaaaa)です。
シーズン35の最終24位という結果が残せたため、記念に構築記事を書きました。
構築経緯
まず初めに、6匹の採用理由を軽くまとめました。
カイオーガ:強力な全体攻撃技があり、かつダイマエースにもなれるため。
イベルタル:ダイマなしでも動きやすく、多くの禁伝を得意にしているため。
グラードン:電気技の一貫を切るなど、他5匹の苦手なポケモンを対策するため。
ザシアン:ダイマを消費しない高速アタッカーとして優秀なため。
エルフーン:おいかぜ+禁伝で上から攻めていく選択肢を用意するため。
詳しい構築経緯は下記の通りです。
全解禁ルールで構築を組むにあたり、まずは一般枠を何匹採用すべきか考えました。
相手の禁伝にやりたい放題されては対戦で勝つことが難しくなるため、まずは相手の行動を妨害できるポケモンを探しました。
禁伝・幻はステータスが高い代わりに、特性と覚える技を考慮すると妨害がやや苦手な調整がされています。
ですので、最低1匹は一般枠から採用することになります。
しかし、1匹のみの採用では不安がありました。
なぜなら、とくに環境への理解が浅いうちは、選んだ1匹の刺さり具合によって立ち回りが窮屈になる可能性があったためです。
一般枠1匹への依存度が高いのは避けたく、一般枠から2匹採用することにしました。
次に幻枠ですが、これはよくて1匹採用するかどうかと思っていました。
マギアナやマーシャドー、ボルケニオンなど面白そうなポケモンはいたものの、
禁伝に比べてステータスが低いため、やや趣味枠になると感じたため不採用となりました。
ひとまずは一般枠から2匹、禁伝枠から4匹採用することが決まりました。
このタイミングで使ってみたかった両壁オーロンゲとチョッキイベルタルの採用を決め、
残りの4匹に必要な要素を順番に考えていきました。
やはりダブルバトルということで強力な全体攻撃技が欲しかったため、カイオーガを採用しました。
他の候補としては黒バドがいますが、特性や持ち物で火力を確保しやすい点を評価しました。
このルールではトリトドンが数を減らすため動かしやすく、禁伝への水技の通りがいいため、いのちのたまを持たせながらの耐久振りに両壁を加えて、カイオーガのダイマックス前提を前提とした構築を組むことに決めました。
それによって、残りはダイマを消費しない高速アタッカーのザシアン、電気技の一貫を切るためのグラードン、おいかぜで上をとれるようになるエルフーンの採用が自然に決まり、その後微調整しながら構築が完成しました。
個別解説
オーロンゲ
いたずらごころ | |
きあいのタスキ | |
ようき | |
187(132)-140-85-*-111(124)-123(252) | |
ねこだまし/でんじは リフレクター/ひかりのかべ |
HD:なまいき準速で使っていた頃のやや特殊寄り
S:ねこだましの打ち合いを考慮した最速
使っていきながら少しずつ耐久を素早さにうつしていき、シーズン34(9月)の最終日からは最速で使っていました。
禁伝相手に下手な攻撃技を打つ暇がないため、ねこだまし+補助技3つとなりました。
ちょうはつされる間もなく倒されますし、もしちょうはつされたとしても攻撃技の有無にかかわらず困るのはかわりません。
このルールのオーロンゲはきあいのタスキが一番多いものだと思っていたのですが、ポケモンHOMEの所持率がかなり低く驚きました。
カイオーガ
あめふらし | |
いのちのたま | |
ひかえめ | |
199(188)-*-132(172)-204(124)-160-113(20) | |
しおふき/こんげんのはどう かみなり/まもる |
C:ダイサンダーでD4振りカイオーガを確1
HB:いのちのたまの反動ダメージを抑えるためHPは10n-1、残り防御に
S:追い風下で黒バド抜き+1
壁をはった後の耐久振りはとにかく頑丈で、火力もおくびょう以上(C202)あるため十分でした。
このポケモンでどんどん残数を削っていき、裏のイベルタルとザシアンを通す動きが強かったです。
イベルタル
ダークオーラ | |
とつげきチョッキ | |
おくびょう | |
233(252)-135-115-151-119(4)-166(252) | |
デスウイング/バークアウト イカサマ/ふいうち |
耐久振り+チョッキ+壁+バークアウトのC下げにより、相手のディアルガやカイオーガなどをどんどん弱体化していけるのがとても強かったです。
イカサマのおかげでザシアンに最低限の火力が出せ、グラードンや弱保勢の対策にもなっていました。
グラードン
ひでり | |
しろいハーブ | |
いじっぱり | |
201(204)-212(180)-161(4)-*-116(44)-120(76) | |
だんがいのつるぎ/ほのおのパンチ かみなりパンチ/まもる |
S:相手のグラードン意識で気持ち速め
あまり選出しませんでしたが、主にゼクロムやトリトドン相手に活躍してくれました。
ダイドラグーンやあまえるの対策にしろいハーブを持たせています。
ザシアン
ふとうのけん | |
くちたけん | |
ようき | |
181(108)-209(148)-135-*-135-220(252) | |
きょじゅうざん/じゃれつく でんこうせっか/まもる |
A:H252振り白バド、B4振り黒バドを確1
S:相手のザシアン意識で最速
初めはHSぶっぱで使っていましたが、さすがに火力不足だったため多少上げました。
ほぼ後発となるため、動きやすさ重視の最速にしています。
エルフーン
いたずらごころ | |
メンタルハーブ | |
ずぶとい | |
167(252)-*-133(124)-97-112(132)-136 | |
おいかぜ/あまえる ひかりのかべ/しんぴのまもり |
世界一のエルフーンから調整をいただきました↓
基本的にはオーロンゲで十分なので、モロバレル対策としてしんぴのまもりを採用しました。
モロバレルの仕事を奪いながらの白バドへのあまえる連打やパルキアへの壁があるのでトリルされても強いです。
選出と立ち回り
基本選出
後発:+
まずはねこだまし+しおふきを狙いにいき、無理そうなら壁やダイストリームを選択します。
という予定だったのですが、初手しおふきの気持ちよさを知ってしまったことでついつい誘惑に負けてしおふき連打してました。
例)エルフーン+ザシアン
ザシアンへのねこだましが安定な場面ですが、オーロンゲ狙い一点読み(願い)でエルフーンにねこだましを打ってました。
通った瞬間に勝ちが確定しますが、普通にじゃれつくやワイルドボルトが飛んできました。
まあそれでもカイオーガが生き残ってくれますし、でんじはもあるため結構勝てます。
対ゼクロムまたはレジエレキ入り
先発:+
後発:+or
相手の黒バドとザシアン、どちらがより重そうかどうかで残りの選出を決めます。
先発:+
後発:+
どうせグラードン重めの選出(エルフーン+イベルタルなど)をされますし、
グラードンを選出することで代わりに黒バドやザシアンが重くなるなどの問題もあり、
結局8割程度はこちらの選出してました。
初手レジエレキにはねこだましが決まれば勝てます。
対トリトドン入り
後発:+
トリトドンが重すぎるものの、何かしら削らないと話にならないためとりあえずねこだまし+しおふきから入ってました。
両壁やダイアースによってトリトドンのダイマックスをしのぎ、最後にグラードンとザシアンで倒すことを意識すればそこそこ勝てます。
さいごに
ランクマのそれらしい実績がなかったため、剣盾が終わる前に結果が残せてよかったです。
さいごまでお読みいただきありがとうございます。
パーティ作成者
Cバーガー
20,21全国出場 PJNO2020 TOP8