yukiyaさんの構築記事

yukiyaさんのパーティ

チームID:BLRJSQ

はじめに

久しぶりの投稿になります。yukiya(@PmYukiya)です。

今回はLCS2022でTOP32になった構築を紹介させていただきます。

構築経緯

まずLCS1週間前に行われたしんぴのしずくオフ#2クロ(@f_kc56)が使っていた空飛ぶ寿司構築を使ってみることからはじめました。

ヘイラッシャシャリタツ(オレンジ)サーフゴーマスカーニャファイアローサザンドラ

実際にクロやSuica(@Suica_0401)が使ってるところを見て自分でも使ってみた感想として、

・ひこうヘイラッシャはつよい
・スカーフシャリタツはもっと強い
・ヤミカラスがいると寿司セットを選出する気が失せる
・寿司セットを選出しない際の4体の選出の一体感がなく、寿司セットがヤミカラスを呼びやすい構築なのに寿司を選出しない4体でもヤミカラスに強いとは言えない

という点が感じられました。

なので飛行ヘイラッシャとスカーフシャリタツは変えず、他の4体を変えようと考えました。

まず初めにヤミカラスに対して有利なコマとしてニンフィアを採用し、それに合わせて素早さ操作をファイアローの追い風ではなくマスカーニャのトリックルームにすることにしました。

ニンフィアマスカーニャ

次にとりあえず炎テラスタルサザンドラは強そうだったので構築に入れてみることに

残り1体は素早さ操作をしてなくても先制できる高火力の先制技持ちが良いかなと思い、カイリューやウインディを試していました。

この段階でLCSに出ないことが決まっていたリンダマン(@lindaman_poke)に
寿司セットマスカーニャニンフィアサザンドラ@1
をLCSの構築として考えていることを伝えて相談したところゴーストタイプにも先制技で触れられるドドゲザンが強いと言われたので使ってみるとゴーストタイプに対しても先制技で攻撃できる点が思っていたよりも使いやすかったので採用しました。

ドドゲザン

一旦6体が決まったので対戦してみるとモロバレルがあからさまに重いことが判明し、またサザンドラに対しても炎テラスタルなどを考慮すると強いとは言えず、この2体は対策しないとまずいと感じたので、なんとなく強そうだから入れたサザンドラをぼうじんゴーグル岩テラスタルウルガモスに変更して構築が完成しました。

サザンドラ->ウルガモス

マスカーニャニンフィアウルガモスドドゲザンヘイラッシャシャリタツ(オレンジ)

個別解説

ヘイラッシャ

特性てんねんヘイラッシャ
持ち物たべのこし
テラスタイプひこう
性格いじっぱり
実数値(努力値)H225-A167(252)-B135-C×-D86(4)-S87(252)
ウェーブタックル/じしん
テラバースト/まもる

調整:出来るだけ上を取りたいかつ、火力が欲しいのでASぶっぱ

正直練度が足りてないのでポテンシャルを引き出せてないと思いますが、それでも強いポケモンでした。
技はじしんテラバーストまでは確定で、ウェーブタックルに関してはくろいきりなどを撃たれてしまったときにでも単体性能を損なわない為に入れていました。

テラスタイプは原案通りひこうとし、草テラスタルやモロバレル、マスカーニャなどに強く立ち回れます。

持ち物に関しては、ヘイラッシャでゲームを決めるつもりはなかったのでたべのこしではなくいのちのたまなどを持たせて決定力を上げたり、とつげきチョッキを持たせじわれを搭載することでミラーに対して強くしたりと変更する余地はたくさんあったと感じています。

正直ヘイラッシャに関してはまだまだ考察が甘いと思うので何が正解かはわからないです。

シャリタツ

特性しれいとうシャリタツ
持ち物こだわりスカーフ
テラスタイプドラゴン
性格ひかえめ
実数値(努力値)H143-A49-B81(4)-C189(252)-D115-S134(252)
りゅうせいぐん/ハイドロポンプ
だくりゅう/こごえるかぜ
調整
B:A162マスカーニャのトリックフラワー確定耐え
A:ヤミカラスのイカサマの最大ダメージが2違うのでA個体値は0or1

パルデア地方で一番まともな水特殊アタッカー。

この構築ではコノヨザルに炎テラスタルを誘発させた後にコノヨザルを倒す役割や何かあったときに緊急事態テラスタルでりゅうせいぐんを打ちます。

テラスタイプはりゅうせいぐんの火力を上げられてハチマキトリックフラワーを耐えることができるようになるドラゴンにしました。

ヘイラッシャに食べられてるときに攻撃が当たらない仕様なので自由に行動できるターンは意外と多いと感じました。

ニンフィア

特性フェアリースキンニンフィア
持ち物のどスプレー
テラスタイプみず
性格ひかえめ
実数値(努力値)H191(164)-A63-B107(172)-C165(156)-D152(12)-S81(4)
ハイパーボイス/テラバースト
でんこうせっか/まもる
調整
HP:16n-1
特攻:11n
攻撃:味方のドドゲザンを殴るためA個体値0or1
物理耐久:A200ガブリアスのダブルダメージじしん2発耐え
特殊耐久:C203メタルコートサーフゴーのゴールドラッシュ最高乱数切り耐え
このルールではフェアリータイプの技はテラスタル前のポケモンに対して通りがよく、相手のテラスタルを誘発させることができる点でも優秀なポケモンだったと感じています。

技構成は範囲攻撃のハイパーボイス、通常状態で単体攻撃として作用しワイドガードを無視できるテラバースト、きあいのタスキで耐えたポケモンに対して打つことができたり、悪テラスタルをした味方のドドゲザンに対して打つことができるでんこうせっか、場持ちをよくしたり相手のテラスタルを見るために1ターン消費するまもるで完結。

テラスタイプはニンフィアが苦手な鋼タイプに対して受けることができ、ニンフィアの前でテラスタルするポケモンのテラスタイプが炎タイプなこと、トリックルーム化でグレンアルマに対しても強く出られることなどからみずタイプを選択。

持ち物は耐久力を上げて場持ちをよくしたので2回以上行動できると判断しのどスプレーを選択しました。

ドドゲザン

特性まけんきドドゲザン
持ち物じゃくてんほけん
テラスタイプあく
性格いじっぱり
実数値(努力値)H207(252)-A204(252)-B140-C×-D106(4)-S70
ふいうち/アイアンヘッド
ドゲザン/まもる

調整:特になし、HPを削って特殊に少し割いた方が強いかもです。

ゴーストタイプにも先制技が通り、かつ場持ちが良いポケモンです。

技構成はタイプ一致技2つ、先制技のふいうちまもるとしました。

テラスタイプはフェアリー弱点になって味方のでんこうせっかでじゃくてんほけんを発動できるようになるあくを選択。じゃくてんほけん抜きでもあくテラスタルをすることでサーフゴーをふいうちで倒せます。
じゃくてんほけんを発動したあくテラスタルふいうちは耐久指数(HPと防御または特殊防御をかけた数値)21600程度までを一撃で倒せるのがとても強かったです。

マスカーニャ

特性しんりょくマスカーニャ
持ち物きあいのタスキ
テラスタイプくさ
性格ようき
実数値(努力値)H151-A162(252)-B91(4)-C×-D90-S192(252)
トリックフラワー/はたきおとす
まもる/トリックルーム

調整:特になし、イッカネズミの上からはたきおとすを打ちたい場面が多かったので最速

切り返し用のトリックルームが使えて汎用性が高そうなので採用したポケモン。

技構成は専用技のトリックフラワーと採用理由のトリックルームまで確定、BO3でイッカネズミの持ち物などを見ることができると有利に働くと感じた為にはたき落とすを採用しました。
最後の技はとんぼがえりかまもるで悩みましたが、BO3でトリックルームを見せると次の試合以降集中されることが多くなる為まもるができるとアドバンテージを取れると感じまもるとしました。

テラスタイプはトリックフラワーの火力を上げるくさを選択。きあいのタスキと合わせてしんりょくも発動する機会が多く非常に使いやすいポケモンでした。

ウルガモス

特性ほのおのからだウルガモス
持ち物ぼうじんゴーグル
テラスタイプいわ
性格ひかえめ
実数値(努力値)H175(116)-A×-B99(108)-C176(36)-D126(4)-S151(244)
ねっぷう/むしのさざめき
テラバースト/ちょうのまい
調整
S:準速サザンドラ抜き
火力
11nかつD+1状態のウルガモスに対していわテラバーストの最低ダメージが172(自分より早いウルガモスを大体ワンパン)
CSサザンドラに対してむしのさざめきで大体ワンパン(乱数87.5%)
HP:16n-1
耐久 HPを振る前に余った努力値で出来るだけ物理耐久と特殊耐久のバランスを良く

モロバレルが重かったので採用したポケモンです。

技構成は範囲打点のねっぷう、主にサザンドラや草テラスタルに対して打て命中安定のむしのさざめき、ちょうのまいを積むことを前提として耐久に多く割いたのでちょうのまい
炎タイプにテラスタルするサザンドラに対して有利がとれるテラバースト(みずorいわ)としました。

テラスタイプはいわ。前述した炎サザンドラをはじめとした炎テラスタルのポケモンに対して有利が取れる点、コータスに対して水テラバーストより効果的な点、ネズミざんを半減で受けることができ、ほのおのからだでやけどにすることができる点、ヤミカラスに対してテラバーストで処理速度を上げられる点など色々な理由があり採用しました。

持ち物のぼうじんゴーグルは岩テラスタルが見えた途端に草テラスタルをケアしなくて良くなったモロバレルがキノコのほうしを打ってくるので採用 モロバレルを無視して隣にテラバーストやむしのさざめきを打てる点も優秀でした。

選出と立ち回り

基本選出

先発:ニンフィアドドゲザン
後発:ヘイラッシャシャリタツ(オレンジ)

ニンフィアとドドゲザンで雑に削りながら合体→シャリタツとニンフィアorドドゲザンの残した方で締めます。どこかのタイミングで両引きしてドドゲザンとニンフィアの両方を残す立ち回りをすることも多いです。

メジャーなヤミカラスサーフゴーガブリアスサザンドラのような構築に対してもこの選出をすることが多いです。合体したヘイラッシャだけでは勝負は決まらないと思ってゲームメイクしましょう。

他の選出も色々ありますが、構築を作成してからLCSまでの期間が短く、BO3で対戦していく中でも選出については探り探りだったので、基本選出のみ紹介します。

さいごに

ここまで触れる機会がありませんでしたが、既存のヘイラッシャ構築はりゅうせいぐんやゴールドラッシュなどのデメリットをリセットしながらヘイラッシャとシャリタツを合体させる構成になってることが多いと感じていましたが、今回のヘイラッシャ構築ではヘイラッシャの隣に攻撃をしてしまうと透かされてしまう可能性があると言う思考を逆手に取りヘイラッシャの隣のポケモンを積み技やその後の行動を通しやすくする構成で構築を組んでみました。

実際ヘイラッシャと並んでいるとヘイラッシャに対してアクションを起こすプレイヤーが多く、無償で動けるターンが多かったのでこのようなヘイラッシャの使い方は別の強さを持ってることが実感できました。

ヘイラッシャについては考察の余地が広がったので今後も使ってみようと思います。

最後にはなりますがここまで記事を読んで頂きありがとうございます。

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