はじめに
最新環境におけるダブルバトルのキャラランクを、リバティノート運営の世界大会出場者3名で議論して作成しました!
Sランク~Aランクについては理由も含めてまとめていますので今後のランクバトルの参考になれば幸いです!
議論の様子はYouTubeのアーカイブにてご覧ください!
キャラランク
Sランク
Sランクはどれもほぼ同等の強さですが、左のポケモンほど評価が高いです。
マスカーニャ | ・すばやさ種族値123から放たれる確定急所トリックフラワーがとにかく強力。 ・持ち物を落とせるはたきおとすも非常に優秀。 ・どんなパーティに入れても一定の活躍ができるため、組み込みやすさはピカイチ。 |
コノヨザル | ・スカーフいのちがけ型とビルドアップ+ドレインパンチ型の2つの型が環境に存在するため非常にやっかい。 ・ビルドアップ+ドレインパンチ型は中途半端に攻撃するとふんどのこぶしの打点が上昇するため殴るべきタイミングが難しい。ふんどのこぶしの上昇した威力は引っ込めても引き継がれるため柔軟な立ち回りができる。 ・ほろびパなどの低火力パーティはふくろだたき+ふんどのこぶしの高火力コンボをされるだけで負けかねない。ゴーストタイプなのでかげふみも抜けられ、特性やるきによりさいみんじゅつに強いこともほろびパに強い要因。 ・テラスタルはほのおが多く、ニンフィアのハイパーボイス、やけどなど複数のケアが一手に可能。 ・弱点は素の技威力は低いこと。 ・型の開発次第でまだまだ化けそう。 |
サーフゴー | ・ニンフィアにさらに火力をつけて耐性もつけたようなポケモン。 ・専用技ゴールドラッシュは威力120の範囲技という破格の性能で、制圧役として優秀。 ・素早さが中速なためおいかぜやスカーフとの相性が良く、スカーフと相性の良いトリックも覚える。 ・10まんボルト、パワージェム、マジカルシャインなどのサブウェポンが4倍弱点をつきやすく優秀。 |
Aランク
Aランクのポケモンは10体(シャリタツ+ヘイラッシャはセットで評価しているため実質9体)になります。
どれも優秀なポケモンですが、左上のポケモン(サザンドラ)ほど評価が高く、右下のポケモン(マリルリ)ほど評価が低いです。
サザンドラ | ・きあいだめ+ピントレンズ型による確定急所コンボが一大ブームとなっている。モロバレルと並んでいかりのこな+きあいだめをする動きが主流。 ・確定急所により、りゅうせいぐんのとくこうダウンを無視して連打できるだけでなく、ヘイラッシャ+シャリタツのとくぼう上昇を無視できるためヘイラッシャ対策も同時に可能。 ・ほのお、どく、はがねなどのじめん弱点テラスタルと特性ふゆうの相性の良さも評価点。 ・欠点としては素早さと耐久はやや中途半端な点と、テラスタルが強力だが素の弱点を突かれやすいためテラスタルを切らざるを得ないシーンも多い点が挙げられる。 |
シャリタツ + ヘイラッシャ | ・最初期は文句なしのSランクだったが、現在はメタが激しくなりすぎて動きにくくなっている感じが否めない。 ・おいかぜPTが後発にヤミカラスを置いて寿司を対策する立ち回りをするなど、相手の動きをある程度ゆがめる性能があるのはやはり強力。 ・非常に強力なコンボであることに変わりはないので、Aランクのなかでも上位に配置。相手の立ち回りのゆがみを突けるパーティを組めればSランク復帰もあり得る。 |
イッカネズミ | ・テクニシャン+ねずみざんで超火力を出せたり、特性フレンドガードやこのゆびとまれでサポートに特化したりとやれることの多さが魅力。 ・コノヨザルとの並びが強力で、ふくろだたきを味方に打つことでいきなり威力250のふんどのこぶしを打てる。イッカネズミ+コノヨザルより遅くてふんどのこぶしに耐性のないPTはたちまち負けてしまう。 ・フェイントを覚えるため、安易なまもるは破られてしまう点も優秀。 ・欠点はゴーストタイプに対してできることが極端にない点。 |
ウルガモス | ・環境上位のサーフゴー、サザンドラがとくこうを下げる技をメインにしており、下降直後にちょうのまいを積む動きが強い。 ・4倍弱点があるが、テラスタルで解決可能。テラスタイプのおすすめはくさもしくはみずで、みずテラバーストを持つとほのお+くさ(ギガドレイン)+みずと技範囲がかなり広がる。 ・いかりのこなを組み込んだゴツゴツメット型も強い。 |
ニンフィア | ・フェアリースキン+ハイパーボイスの高火力全体技が優秀。あくびやてだすけなどの補助技も多く覚える。 ・環境初期よりは数を減らした印象。 ・初期はほのおテラスタルが多めだったが、最近は相手のほのおに強くはがねを半減できるみずテラスタルが多い。 |
ガブリアス | ・すばやさ種族値102と優秀な耐久力が魅力。 ・技に関して難が多く、味方を巻き込むじしんの使いにくさが目立つ。ドラゴン技もげきりんはちょっと使いづらく、ドラゴンクローは威力が低い。総じていのちのたま以外は素の火力が低くなってしまう。 ・シャリタツ+ヘイラッシャ相手も不利がついてしまう。逆に言うと、シャリタツ+ヘイラッシャの対策が確立されてきた今は少し動きやすいかも。 ・じしんで巻き込まないひこうテラスタルのポケモンと相性がいいなど、小回りの利かなさを解決する方法はあるため今後の立ち位置に注目。 |
モロバレル | ・サポートポケモンとしては文句なしで最強格。 ・剣盾まではダイジェットが飛び交っていたので処理にはそこまで困らなかったが、今はほのお、ひこう打点が減ったので倒すのに苦労することが多い。弱点を突こうと思ったらみずテラスタルで耐えられ、キノコのほうしで返されることも。 ・同じいかりのこなが使える中でも、単体で勝ち筋になれるウルガモスの方が若干評価が高いのでウルガモスより低めのAランク。 |
ドドゲザン | ・とにかく数値が高い。使わないとくこうとすばやさも著しく低く無駄がない。4倍弱点があることが明確な弱点だが、テラスタルで解決可能。 ・あくテラスタル+ふいうちの火力が非常に高く、先制技で多くの相手を倒すことができる。 ・サーフゴーの一致技をすべて半減できる。マスカーニャの一致技にも強いが、けたぐりが採用されていると倒されてしまうので注意。 |
マリルリ | ・そうしょく+ほろびのうた型はマスカーニャ、ヘイラッシャなど環境上位のポケモンに強い。 ・ほのおテラスタルをするポケモンが多いため、一致のみず打点は重要な存在。 ・環境的な立ち位置が良いポケモンであり、単体としての性能はやや控えめなためAランクの中でも下位の評価。 |
B~Dランク
Bランク
ギャラドス、ファイアロー、カイリュー、グレンアルマ、バンギラス、オーロンゲ、ゴチルゼル、パーモット、セグレイブ、ケンタロス(ほのお、みず)、ウインディ、ペリッパー、ヤミカラス(画像はドンカラス)、イエッサン♀(画像は♂)、エルレイド、サーナイト、ゲンガー、キラフロル
Cランク
コータス、キノガッサ、ドラパルト、デカヌチャン、イルカマン、ラウドボーン、ドータクン、タイカイデン、ヒートロトム、ルガルガン、ウォッシュロトム、ソウブレイズ、カマスジョー、カラミンゴ、ハリテヤマ、ハッサム、キョジオーン
Dランク
ミミッキュ、ユキノオー、ヤミラミ、ウェーニバル、リキキリン、ボーマンダ、ヌメルゴン、カジリガメ、フローゼル、ゴルダック
さいごに
2022年12月末版のダブルバトルのキャラランクを紹介しました!
議論の様子やBランク以下のポケモンの詳細についてはぜひアーカイブをチェックしてみてください!