やなぎさんのパーティ

【VR Circuit Qualifier #3 優勝】~雨時々晴れ~ バナコーポリ2レジェンド【S15ダブル最終3位】

やなぎさんのパーティ

レンタルチームID:0000 0008 2XT6 V9

はじめに

やなぎ(@yanagiT_poke)です。

今回Victory Roadさんの大会で優勝ランクマッチで最終3位(レート2017)という成績を残すことができたため、寄稿させていただくことができました!

拙い部分等あるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです!

構築経緯

シーズン初期にトルネオーガ軸を使っていたところ相手のレジエレキやゴリランダーがかなり重く、さらにそれらの初手選出率が高かったことから、それらに強く、使い慣れた並びでもあるフシギバナ+ポリゴン2+コータス(通称バナコーポリ2)と組み合わせることでトルネオーガの弱点を選出誘導という強みに変えようと考えつきました!

化身トルネロスフシギバナポリゴン2コータスウーラオス

構成

フシギバナ

特性ようりょくそキョダイマックスフシギバナ
持ち物バコウのみ
性格ひかえめ
実数値(努力値)175(156)-*-103-167(252)-120-113(100)
ハードプラント/ヘドロばくだん
ウェザーボール/ねむりごな
調整
<素早さ>
・s+2で最速黒バドレックス+4かつs+1で最速100族+2
・自分のカイオーガ+1
<とくこう>
・Cは最大まで振り切り
・耐久無振りカイオーガ、レジエレキを威力150草技で確定1発
・H252カイオーガでもベンタツダメージ込み確定1発
・晴れ下ダイバーン(ウェザーボールベース)で耐久無振りザシアン確定1発
・H252ゴリランダーを毒技で確定1発 ※チョッキもしくは耐久調整によって確定耐え(ほぼこれらしか見ない)
・雨下ダイストリームでD122ガオガエンまで確定1発
<耐久>
・残りをHに振ると実数値16n-1

【だいちのちから不採用の理由】

ポリゴン2を強化しても伝説ポケモンのパワーに押し切られてしまいがちなことや、使用先であるザシアンが耐久無振りでもダイアースを確定で耐えてしまうことからウェザーボールへの変更が必須となったこと、草技が言うまでもなく確定枠であり、伝説環境でのねむりごなのバリューは非常に高いため、ヘドロばくだんとどちらを切るか悩んだ結果、横のポケモンを強化でき、かつまれにみるゼルネアスへの対策となることから、ヘドロばくだんを残しました。(この判断には諸説あります)

また、ねむりごなを初手から打つ動きはよっぽど出し負けていない限り弱く、勝率が安定しないため避けるのが最善です。自分は初手ダイマックス後の相手の打開ダイマックスを防ぐことや、初手の選出択に負けた時にしか使いませんでした。(それらの場面に限ってはかなり強さが実感できました。)

ポリゴン2

特性トレースポリゴン2
持ち物しんかのきせき
性格ずぶとい
実数値(努力値)191(244)-*-141(150)-125-130(116)-78
れいとうビーム/トリックルーム
じこさいせい/かいでんぱ
調整
・特化カイオーガの眼鏡潮吹き確定耐え
・ウーラオスの無補正陽気インファイト確定耐え、鉢巻きで乱数50%

特性をトレースにするかダウンロードにするかは個人の好みだと思います

コータス

特性ひでりコータス
持ち物もくたん
性格れいせい
実数値(努力値)177(252)-*-160-150(252)-91(4)-22 ※S個体値0
ふんか/ねっぷう
しっとのほのお/まもる
調整
・Wダメージねっぷうで耐久無振りザシアン高乱数1発(81.25%~)
・最遅

しっとのほのおは環境に多く構築単位で重い挑発持ち+負けん気ボルトロスの並びに対応できることに加え、体力が削られた際の命中安定技にもなります。

カイオーガ

特性あめふらしカイオーガ
持ち物うしおのおこう
性格ひかえめ
実数値(努力値)206(244)-*-110-222(252)-160-112(12)
しおふき/こんげんのはどう
れいとうビーム/まもる
調整
・S+2で最速バドレックス+2、+1で最速100族抜き
・タスキレジエレキの10まんボルト確定耐え (おくびょう~84%、ひかえめ~91%)
・無補正特化ゴリランダーのフィールド込みグラススライダー乱数34% (88%~104%)

フシギバナとカイオーガが並んだ際、ダイアシッド→カイオーガの行動といったムーブが強かったため、S関係の調整をしてあります。

Bに少し振って無補正グラススライダーを確定耐えにしてもいいですが、個人的に火力を削るのが嫌いであるのと、ゴリランダーカイオーガ対面を作ること自体がミスであると考えていることから調整は辞めました。

れいとうビームはかみなりとの選択ですが、これは自分もかなり迷っており正解はないと思っています。

れいとうビームのメリット
・構築単位で重いフシギバナフシギバナ、飛行タイプのポケモンへの打点となる
・ダイマックスした際タスキ破壊が可能となる
・いつでも命中安定
かみなりのメリット
・構築単位で重いラプラスラプラスへの打点となる
・ダイマックスした際催眠耐性が持てる
・雨なら高威力必中技

トルネロス

特性いたずらごころトルネロス
持ち物いのちのたま
性格おくびょう
実数値(努力値)155(4)-*-90-177(252)-100-179(252)
ぼうふう/あくのはどう
こごえるかぜ/おいかぜ

C種族値が125(=原種サンダー)あり、ダイマックスアタッカーとしてタイプ一致ジェットを打てる強力なポケモンであり、カイオーガと並べることでカイオーガの足りないSを補ったり、ダイマックスによって相対的に足りなくなったしおふきの火力をダイアークで補ったりすることができ、また特性をいたずらごころにすることでおいかぜ役としての役割も果たせることから柔軟な立ち回りができます。
(自身の過去記事剣盾ダブルs14構築記事 トルネノラゴン偽装|剣盾からはじめるポケモン生活 にも記載)

おいかぜぼうふうは確定枠、あくのはどう、こごえるかぜの代案として守る、ヘドロばくだんが考えられます。

あくのはどうは俗に言うアークビートの際必要でありますが、相手ポケモンを倒したり相手がデバフ後にポケモンを引いたりすると効果が元に戻ってしまうためヘドロばくだんとの選択になります。

逆にヘドロばくだんは威力が足りないことや、バドレックスに弱点が付けない点が問題です。

こごえるかぜについてですが、カイオーガやフシギバナのSを削っている関係上、追い風下でもそれらはS+1最速85族以上のポケモンに抜かれてしまうため、追い風後のS操作として必要に感じています。

守るは柔軟に立ち回るために重要です。実際自分の構築をアレンジして使った方はこごえるかぜ→守るで使用していました。

ウーラオス

特性ふかしのこぶしウーラオス(いちげきのかた)
持ち物きあいのタスキ
性格ようき
実数値(努力値)175-182(252)-120-*-81(4)-163(252)
インファイト/あんこくきょうだ
ふいうち/まもる

調整 無し

いつもの型。

選出と立ち回り

基本選出

このパーティーの基本選出は2つしかありません。

・初手フシギバナポリゴン2、裏コータスカイオーガウーラオスから2体選択
・初手トルネロスカイオーガ、裏フシギバナウーラオス

この出し方を軸に、相手パーティーを見ながら出し方を変えていきます。(以下、これらを上の選出、下の選出と呼称します。

・大前提として、レジエレキやゴリランダー、ボルトロスの入っているパーティーには基本的に下の初手はしません。上の選出をメインに初手ダイマ+トリルで戦っていきます。それがこのパーティーのコンセプトです。

対ザシアン軸ザシアン

先発:フシギバナポリゴン2
後発:コータス

上選出のウーラオス抜きがセオリーとなります。

初手にザシアンが選出された場合、ポリゴン2をコータスにバックしてダイバーンを打つか、守るを読んでトリルを張ることの択になります。この辺りは自分の構築に対する環境の理解度、対応度によっても変化するため正解がありません。

フシギバナがきょじゅうざんで縛られていることにだけ注意しましょう。しかし、現在ザシアンは後発が主流であるためそこまで心配する必要はなかったです。

また、ザシアンと組まれることも多いラプラスに関しては、明確に有利をとれるのがウーラオスしかいない点は注意が必要です。上選出をベースに柔軟に選出を変えましょう。 相性五分~微不利です。

対カイオーガ軸

先発:フシギバナポリゴン2
後発:ウーラオス

上選出がかなり安定します。

コータスはナットレイがいない限り出さないのが安定です。(カイオーガ後投げが安定するため)

よく見るトルネロスの挑発がちらつきますが、たとえ挑発をされるとしてもポリゴン2はトリックルーム安定です。(これはほとんどの場合で共通です)

挑発を食らってしまった場合、挑発解除ターンまでにトルネロスを倒せば問題ありません。トリックルームさえ決まればSを落としたカイオーガの潮吹きを打ちつづけて勝ちです。 相性有利です。

対黒バドレックス軸バドレックス(こくばじょうのすがた)

かなり不利です。上選出を無理やり通すかおいかぜ+ウーラオスでバドレックスを縛って択に勝つしかありません。

フシギバナはダイマックスすれば珠フィールドワイドフォース(wダメージ)を耐えるため、強気に立ち回ることも可能です。選出がかなり相手のパーティー依存に、勝敗がかなりプレイング依存になるため、覚悟が必要です。

対白バドレックス軸、ソルガレオ軸バドレックス(はくばじょうのすがた)ソルガレオ

先発:化身トルネロス
後発:フシギバナウーラオス

下選出をします。

白バド(ソルガレオ)軸は遅いポケモンで固められていることが多く、初手白バド(ソルガレオ)選出の場合初手トルネダイマ+カイオーガのしおふきを押し付けてどちらが相手のポケモンを先に削りきるかのチキンレースになりがちです。

初手猫or指トリルだった場合、猫だましが来る方向を読んでダイマックスすればそのまま勝ちです。(基本トルネロスに来ます) 微有利です。

対グラードン軸

先発:フシギバナポリゴン2
後発:コータス

基本的に有利ですが、相手のフシギバナが重いです。

下選出をしても大抵のフシギバナはバコウのみを持っているため倒しきれず、カイオーガを倒されて不利になってしまいます。

また、初手にグラードンやリザードンが出てくることはまれであり、特にグラードン後投げによってプランが崩れるため上選出がベターです。ウーラオスの役割が薄いことが多いため、ウーラオス抜き選出が多いです。

最後に

これ以上書くときりがなくなってしまうためこの辺りにしますが、まだ書き切れていないことも多くあるため、気になる点、分からない点などあれば自分のTwitter(@yanagiT_poke)のdmで気軽に声をかけてください!お答えします!

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パーティ作成者

やなぎ

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s15 最終3位 Victory Road サーキット第3回優勝

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