はじめに
Pokémon HOMEにてランキング機能が実装されましたが、当サイトでは環境の変遷を独自に調査するため引き続きランクマッチダブルバトルでのポケモンの使用率の集計を行うことにしています。
データはすべてマスターボール級のものとなっています。
前回の記事もあわせてご覧ください!
はじめにPokémon HOMEにてランキング機能が実装されましたが、当サイトでは環境の変遷を独自に調査するため引き続きランクマッチダブルバトルでのポケモンの使用率の集計を行うことにしています。データはすべてマスターボール級[…]
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2021/8/1~8/7
データ数:200
マスターボール級の対戦データのみを集計しています。
前回分(2021/7/16~7/31)と比較して順位が上がったポケモンは「↑」で、順位が下がったポケモンは「↓」、順位の変動がないポケモンは「→」で示しています。
また、シリーズ10で使用できるようになった伝説ポケモンは「新」で示しています。
順位 | ポケモン | KP(かぶりポイント) | 採用率 | |
---|---|---|---|---|
1 | ガオガエン | ↑ | 122 | 61.0% |
2 | ゴリランダー | ↑ | 92 | 46.0% |
3 | レジエレキ | ↓ | 87 | 43.5% |
4 | ウーラオス | ↓ | 61 | 30.5% |
5 | ザシアン | 新 | 44 | 22.0% |
6 | 化身ランドロス | ↑ | 38 | 19.0% |
7 | 黒馬バドレックス | 新 | 34 | 17.0% |
8 | カイオーガ | 新 | 33 | 16.5% |
9 | 化身トルネロス | ↑ | 29 | 14.5% |
10 | エルフーン | ↑ | 26 | 13.0% |
10 | イエッサン♀ | ↑ | 26 | 13.0% |
12 | コジョンド | ↑ | 25 | 12.5% |
13 | アマージョ | ↑ | 24 | 12.0% |
14 | エンテイ | ↑ | 23 | 11.5% |
15 | 霊獣ランドロス | ↓ | 20 | 10.0% |
15 | カプ・テテフ | ↑ | 20 | 10.0% |
15 | ツンデツンデ | ↑ | 20 | 10.0% |
18 | ゼルネアス | 新 | 19 | 9.5% |
19 | ウルガモス | ↑ | 17 | 8.5% |
19 | カプ・レヒレ | ↓ | 17 | 8.5% |
21 | モロバレル | ↑ | 15 | 7.5% |
22 | ポリゴン2 | ↓ | 13 | 6.5% |
22 | コータス | ↓ | 13 | 6.5% |
24 | 白馬バドレックス | 新 | 12 | 6.0% |
25 | ミロカロス | ↑ | 11 | 5.5% |
26 | ヌケニン | ↑ | 10 | 5.0% |
26 | グラードン | 新 | 10 | 5.0% |
26 | ミミッキュ | ↑ | 10 | 5.0% |
26 | ムゲンダイナ | 新 | 10 | 5.0% |
30 | トリトドン | ↑ | 9 | 4.5% |
30 | ナットレイ | ↑ | 9 | 4.5% |
30 | イベルタル | 新 | 9 | 4.5% |
30 | カプ・コケコ | ↑ | 9 | 4.5% |
30 | エースバーン | ↑ | 9 | 4.5% |
ピックアップ
ザシアン
ザシアン入りの構築はガオガエンとゴリランダーによるサイクルを中心とした構成になることがメジャーになっています。
中でも注目は化身ランドロス(使用率6位)です。特性「ちからづく」+いのちのたまで高火力を出せるポケモンで、相手のザシアンやガオガエンをだいちのちから一発で倒すことが可能です。
霊獣ランドロスは使用率15位であり、剣盾環境で初めて霊獣よりも化身の方が使用率が高くなりました。
れんげきウーラオスの採用が比較的多くみられますが、みずタイプのレパートリーは豊富であり、他にカプ・レヒレ、ミロカロス、スイクン、オニシズクモなどの採用が見られます。
黒馬バドレックス
@3
黒馬バドレックスのパーティで特徴的なポケモンはコジョンドです。
コジョンドは特性「せいしんりょく」により、「いかく」による攻撃ダウンと怯みの追加効果を無効にします。これにより、黒馬バドレックスの苦手なガオガエンに対して安定した高火力のかくとう技を打つことができます。
また、ワイドガードやフェイント、サイドチェンジといった器用なサポート技を使えるため、相手視点で考慮しなければならない技が多い現環境に合ったポケモンです。
黒馬バドレックスのパーティは全体的に耐久力がなく、ふいうちやグラススライダー等の先制技を受けたくないので、特性「サイコメイカー」のポケモン(イエッサン、カプ・テテフ)をパーティに入れることが多いです。
カイオーガ
カイオーガは特性「あめふらし」で天候を雨にし、そこから放たれる高火力範囲技のしおふきが強力なポケモンです。
シリーズ8(ダイマックス有)環境から引き続き化身トルネロスがサポート役として採用されることが多いですが、シリーズ10ではアマージョとヌケニンの採用が目立ちます。
アマージョは特性「じょおうのいげん」により、化身トルネロスやカイオーガが苦手とするねこだましやグラススライダーといった先制技を無効化することができるポケモンです。
8世代ではフェイントが没収されてしまいましたが、新たにトリプルアクセルを習得しています。とんぼがえりで相手を削りながらカイオーガに交代する動きも強力です。
ヌケニンは特性「ふしぎなまもり」によって効果抜群以外の攻撃技を無効化します。つまり、ヌケニンを攻撃する際はほのお・ゴースト・いわ・ひこう・あくタイプで弱点を突かなければ倒せません。
使用率の高い伝説ポケモン(ザシアン、ゼルネアス、カイオーガ)は基本ヌケニンの弱点技を採用しないためパーティの他のポケモンで倒すこととなり、ヌケニンの突破は容易ではないです。
ヌケニンを選出する際は、ヌケニンに打点のあるポケモンを優先的に倒す立ち回りをすることを意識するとヌケニンで詰めやすくなります。
おわりに
2021/8/1~8/7分のマスターランク級のダブルバトル使用率と環境の変化について紹介しました。
当サイトでは定期的に使用率の記事を投稿する予定ですので、今後も是非ご覧ください!