チームID:3GD1TQ
はじめに
こんにちは、がはくです。普段はこちら(@gahaku_poke)で活動(?)しています。
リバティノートに寄稿するのは久しぶりですが、せっかく新作が出て最初のシリーズが終わったということもあり、シーズン2ダブル最終25位の寄稿させていただきました。
構築経緯
わるだくみサーフゴーが使いたかった!楽しそうなので。
シーズン1では、やなぎさんたっぴーさんが使っていたような、イッカサーフの構築を使っていました。
イッカネズミでサーフゴーを守りながら、こだわりメガネ+はがねテラスタルのゴールドラッシュを打っていく構築です。
この構築のサーフゴーをわるだくみ型に変えて使ってみたがイマイチでした。イッカネズミでサーフゴーを守りながらわるだくみをして、ファイアローをだしておいかぜをしていたがなんか弱かった。。。
もともと使っていたこだわりメガネ+はがねテラスタルは実質、能力値2段階上昇なので、普通に攻撃しているだけならわるだくみを使ったターン分損をしています。
1、2回しか攻撃できないなら、こだわりメガネ+はがねテラスタルのほうが強いことがわかりました。
なので、サーフゴーを守れるサポートのポケモンをもう1体入れたら問題を解決できるのではないかと考えました。
フレンドガードのポケモンを検索して、ビビヨンがヒットして、とくせいパッチが勿体なかったのとねむりごなも捨てがたかったのでふくがんで採用してみたら強かったのでそのまま採用することに。
すばやさの種族値89はこの環境では絶妙な速さで、キノガッサとは異なる強さがあると感じました。
ビビヨン、サーフゴー、イッカネズミまでは決まって、相手の素早さ操作(こだわりスカーフこごえるかぜ+全体技など)が簡単に通らないようにファイアローを採用。ファイアローと相性のいいガブリアスも採用しました。
この5体では対応できないヘイラッシャに関しては、いのちがけを持ったこだわりスカーフコノヨザルで無理やり対策することにしてみました。
イッカネズミ+コノヨザルの並びまで意識させられ、ヘイラッシャが出されやすいため対策がうまく働きやすかったです。
個別解説
ビビヨン
ふくがん | |
きあいのタスキ | |
ゴースト | |
おくびょう | |
H156(4)-A×↓-B70-C142(252)-D70-S155↑(252) | |
ねむりごな/いかりのこな むしのていこう/まもる |
むしのていこうは意外にも強い技で、カイリュウやミミッキュの特性はずし、マスカーニャをフェイント圏内に入れたりイエッサン、グレンアルマ、ウルガモスに使ったり、サーフゴーにも文字通り抵抗できるので使用シーンが多いです。
ビビヨンの強さをなるべく言語化しておきます。
・すばやさ種族値89最速からの眠り粉が強い
すばやさ種族値80付近のポケモンが多い:セグレイブ、キラフロル、グレンアルマ、カイリュー
大体の構築はきあいのタスキがマスカーニャに取られるため、素早さ種族値100あたりのポケモンでも最速じゃなかったりする:ケンタロス、ウルガモス、コノヨザル
(ちなみに、シリーズ2ではこの前提が崩れてしまうので厳しそうです)
・ぼうじんゴーグルや草テラスタルが少ない
攻撃することでモロバレルを対策してる構築が多い:グレンアルマイエッサン、サーフゴー、へイラッシャの飛行テラスタルなど
他にも細かい点だと
・モロバレルより速いからいじめられにくい。守るやテラスタルの択が発生する前にねむりごなを押せる
・サーフゴーに弱くない。むしのていこうがある
などが強みとしてあげられます。
サーフゴー
おうごんのからだ | |
たべのこし | |
みず | |
ひかえめ | |
H194(252)-A×↓-B116(4)-C187↑(132)-D112(4)-S119(116) | |
ゴールドラッシュ/シャドーボール わるだくみ/まもる |
すばやさは、おいかぜ時にこだわりスカーフコノヨザル抜き。
耐久と火力は正解がわからないのでHP252振りにしました。
イッカネズミ
フレンドガード | |
ゴツゴツメット | |
ゴースト | |
わんぱく | |
H181(252)-A96(4)-B132↑(236)-C×↓-D96(4)-133(12) | |
このゆびとまれ/フェイント いかりのまえば/まもる |
育て方はHPぼうぎょベース。
このルールのゴツゴツメットは異常に強く、きあいのタスキやマルチスケイルを削るために使用することができたらかなり有利になります。
加えて、ワイドガードを使うキョジオーンなどが増えてきたため、フェイントの重要度がさらに上がったと感じました。キョジオーンに対してはわるだくみを2回積んだ上でフェイントをすれば勝ちやすかったです。
ファイアロー
はやてのつばさ | |
こうかくレンズ | |
ゴースト | |
ようき | |
H154(4)-A133(252)-B91-C×↓-D89-195↑(252) | |
おにび/ブレイブバード おいかぜ/まもる |
基本的にはサポート役で、ゴーストテラスタルやおにびを採用しました。
コノヨザル、カイリュー、ドドゲザンにおにびをする動きが強かったので、こうかくレンズまで持たせました。
ガブリアス
さめはだ | |
いのちのたま | |
じめん | |
ようき | |
H184(4)-A182(252)-B115-C×↓-D105-S169↑(252) | |
ドラゴンクロー/じしん いわなだれ/まもる |
普通のガブリアスです。ビビヨンやファイアローがいるのでじしんが打ちやすいです。
コノヨザル
まけんき | |
こだわりスカーフ | |
かくとう | |
ようき | |
H217(252)-A136(4)-B100-C×↓-D110-S156↑(252) | |
インファイト/いのちがけ シャドークロー/とんぼがえり |
ヘイラッシャ対策として採用しました。コノヨザルのお陰で有利になるというわけではないのですが、理不尽な逆転がかなり減るため、十分な強さでした。
また、サーフゴーを通す上で面倒なウルガモスやガブリアスを1発で倒していける点も良かったです。
こだわりスカーフを持たせているので、マスカーニャやシャリタツの上から攻撃することができます。
相手視点ではイッカネズミ+コノヨザルの並びが見えるため、選出圧になる点もかなり優秀でした
選出と立ち回り
ビビヨンサーフわるだくみプラン
後発:@1
サーフゴーを2体のサポートポケモンで守ります。
注意点としては、1回わるだくみを積んだあとにゴールドラッシュを打つだけだと息切れしやすいです。相手も半減のポケモンで受けたりしてくるからです。いい感じでシャドーボールやわるだくみのおかわりをすることが大事です。
コノヨザルいのちがけプラン
後発:@1
サーフゴーの障害になるポケモンをみちづれにして、サーフゴーで頑張るプランです。相手視点だとイッカネズミコノヨザルの圧力があるので、ウルガモスが出てきやすいです。
サーフゴー強気のわるだくみプラン
後発:@1
サーフゴーが縛られていたとしても、ねむりごなをしながら強気にわるだくみをします。相手が深読みしてきた場合はそのままアドが取れます。
サーフゴーが狙われて倒された場合、相手のポケモンは寝ている上ビビヨンの体力が残っている可能性もあるので、ガブリアスを出せば悪くない盤面になります。
グレンアルマイエッサンに対してはこの動きを良くしていました。
おいかぜプラン
選出として普通にありえるのですが、横に並べるポケモンのパターンが多すぎるのでこういう紹介にします。
さいごに
シリーズ1のルールは終わってしまいますが、参考になった部分があると思っていただければ嬉しいです。
構築を考えるときに、どうしたらいいかなーとか考えるのが楽しいので、その部分が参考になっていればなお嬉しいです。
チームID:3GD1TQ
パーティ作成者
がはく
剣盾からvgcやってます! 全国大会20,21,22 ダブルバトルの情報収集がメインです 配信ツール作っててたまーーに放送します