チームID:7KRY06
はじめに
メテオール(@DiMeteora)と申します。
JCS予選で繰り上げとはいえ本戦への権利を得てリバティノート様への寄稿の機会に恵まれたので、PJCS2024予選第2回177位・レート1739を取れた構築を寄稿させていただきました。
伝説のポケモンやそれに準ずる高い種族値のポケモンばかりで、マイナーポケモンのような「魅せるポケモン」はいませんが、他の強者の方々の構築記事を見た後のデザート代わりに見ていただければ幸いです。
構築経緯
おいかぜ軸が得意なのでレギュレーションFではまずイエッサン+テツノカシラ(以下「イエカシラ」と表記します)入りのおいかぜで挑むことにしました。
しかし、イエカシラはワイドフォースの破壊力やイエッサン自身のこのゆびとまれによるサポートなど光るものは沢山あったもののタケルライコ、エンテイ、ウガツホムラ辺りのバークアウトが重たく、ゴリランダーのフィールド貼り替え、強力な悪タイプが環境に多い中さらにガオガエンまで追加される等窮屈な要素が多く、1回目予選では最高1714で終わってしまい限界を感じイエカシラは解体しました。
そもそもおいかぜ自体流行っていたガチグマ(アカツキ)+リキキリン(以下「ガチキリン」と表記します)やタケルライコ、ハバタクカミ+一撃ウーラオス(以下「ハバカミ悪ウーラ」と表記します)が面倒であり、このままおいかぜを使っていても勝てないと考えました。しかし、トリックルーム構築を使うのは苦手であり、行き詰まってしまいました。
そこで、「おいかぜを使うのは危険・刺さらない」「トリックルームを展開するのは危険が伴う」と相手に思わせられ、かつ初見で相手を取れる可能性の高い構築を作成しようと考えました(予選ではランクマッチより1戦の勝敗が非常に重い)。
そのためまず本来であればトリックルーム下で強力なアタッカーになるガチグマ(アカツキ)から構築を組むことにしました。
その後、
・ガチグマ(アカツキ)と組ませると見た目トリックルームPTに見えるようになりつつ、ふゆうにより強力な地面特殊アタッカーである化身ランドロスに対し耐性のあるクレセリア
・まもる・みきりを貫通し、確定急所で短期決戦を実現できつつヘイラッシャ+シャリタツ(以下「寿司」と表記します)に打点を持てる一撃ウーラオス
・ウーラオスと一緒にいることでハバカミ悪ウーラに見せかけつつこごえるかぜやうそなきによりガチグマ(アカツキ)のサポートができるハバタクカミ
の4匹はすんなりと決まりました。
しかしこの4匹では水、氷、フェアリー、炎、草耐性が全くないこと、モロバレルの処理方法が現時点ではハバタクカミのうそなき+ガチグマ(アカツキ)のブラッドムーン集中だけであることから、残り2匹にはこれらの耐性を持ちつつ攻めることができる必要がありました。
そこでモロバレルの高速処理・フェアリー耐性・草耐性を持つかまどのめんオーガポン(以下「炎オーガポン」と表記します)はすんなり採用が決まりました。いどのめんオーガポン(以下「水オーガポン」と表記します)に比べ、ゴリランダーやモロバレル、氷タイプを迅速に処理できること、電気タイプ半減であることが優れています。テラスタルをすることで電気耐性は失いますが氷・炎耐性を得ることができます。
最後に水オーガポンなら出来た対連撃ウーラオスを担ってもらいつつ、水、炎に耐性を持ちうそなきハバタクカミとの相性もいいタケルライコを採用しました。
以上の6匹で構築が完成しました。
個別解説
一撃ウーラオス
ふかしのこぶし | |
きあいのタスキ | |
ゴースト | |
ようき | |
H175-A182(252)-B121(4)-C×↓-D80-S163↑(252) | |
あんこくきょうだ/インファイト ふいうち/まもる |
A167ヘイラッシャのA2段階upダブル補正じしんを78.5%で2耐え(H4振りだと74.2%で落ちる)
まもる・みきり択をなくし長期戦を避けられるアタッカーとして採用しました。
性格はいじっぱりも多い同族や耐久調整を施していることもある岩以外のオーガポン、耐久調整してることもたまにある化身ランドロスに先手を取れる確率を少しでも上げるために最速です。
とにかく1回でも多く動いてもらいたいものの、耐久調整を一切施していないため、持ち物はきあいのタスキを持たせました。
テラスタイプについては、カイリューやエンテイのしんそく、ガオガエンやゴリランダーのねこだまし、ミラーのインファイトを透かすためにゴーストを採用しました。
イーユイやパオジアンのゴーストテラスよりは読まれないものの、読んでくる人も少し出てきました。しかしそれでもまだ使いやすいテラスでした。
予選ではカイリューに対してテラスタルを切り実際にしんそくを回避したり、単純にあんこくきょうだで相手を削ったりとよく活躍してくれました。ハバカミ悪ウーラに見せかけられる選出誘導にもなってくれていたと思います(実際にハバカミ悪ウーラで出すことも可能です)。
炎オーガポン
かたやぶり | |
かまどのめん | |
ほのお | |
ようき | |
H166(84)-A157(132)-B108(28)-C×↓-D117(12)-S178↑(252) | |
ツタこんぼう/ウッドホーン このゆびとまれ/ニードルガード |
A:わざわいのつるぎ込みA204カイリューのノーマルテラスこだわりハチマキしんそく耐えの炎弱点を87.5%or93.8%で一発(176-124だと87.5%、182-120だと93.8%になる)
B
A200ウーラオスの1.2倍あんこくきょうだ93.7%耐え
A182ウーラオスのいのちのたまあんこくきょうだ耐え
D:わざわいのたま込みC187イーユイのこだわりメガネあくのはどう81.2%耐え
S:最速
短期決戦のできる破壊力を持ちつつサポートもできるポケモンとして採用しました。水オーガポンではできなかった対モロバレル・ゴリランダー・ハバタクカミ・対雪パも担っています。
フェアリー・草・電気・鋼耐性を持ちつつテラスタルを切ると電気耐性と引き換えに氷・炎耐性を得ることができ、パーティーの耐性のバランスをよくするのに一役買っています。
クレセリアと並べることでこのゆびとまれ+トリックルームの選択肢を相手に思わせることができます。
技についてはメイン技のツタこんぼう、炎オーガポンなら読まれづらく強力なサポートになるこのゆびとまれ、ニードルガードまではすぐに決まり、最後の草技については、おもかげやどしで攻撃が上がるためウッドハンマーやパワーウィップのような反動や命中に不安のある技は採用せず安定した効果と命中のウッドホーンを採用しました。回復で確定数をずらして勝った試合もあるため正解でした。
ウッドハンマーやパワーウィップを採用した場合は連撃ウーラオスをテラスタルをせずに倒せる長所がありますが、タケルライコやハバタクカミが連撃ウーラオスを睨んでくれているため、今回は不採用としました。テラスしない立ち回りまで考慮するならウッドハンマーかパワーウィップを採用して連撃ウーラオスを一撃で落とせるようにした方がいいと思います。
先発も後発もこなせましたが、クレセリアと並べて先発に出し、悪さもできるポケモンでした。文句なしの活躍をしてくれました。
ハバタクカミ
こだいかっせい | |
ブーストエナジー | |
はがね | |
おくびょう | |
H143(100)-A×↓-B95(156)-C155-D155-S205↑(252) | |
ムーンフォース/こごえるかぜ うそなき/まもる |
B
A189パオジアンのわざわいのつるぎ込みアイススピナー耐え
A182一撃ウーラオスの悪テラス1.2倍ふいうち93.7%耐え
D:C187イーユイの特性込みオーバーヒート耐え(H92でも可)
S:最速
ガチグマのサポーターとして場を整えていく枠です。
調整に関しては最低限の物理方面は耐えないと厳しいので物理方面に振りました。ただし、落ちるときは普通に落ちます。
素早さについてはハバタクカミ+イーユイ(以下「ハバカミイーユイ」と表記します)に対して絶対に先発からこごえるかぜを打ちたかったこと(相手のハバタクカミのこごえるかぜを先手で打たれた場合隣のイーユイがスカーフだった場合オーバーヒートでほぼ確実に落ちる)、何らかの事情でパオジアンの前で引っ込めた後も50%の確率で先手を取れるように最速にしました。
テラスタイプは草・鋼・氷・フェアリー・エスパーに耐性を持てる鋼にしてはいますが、テラスを切ることは予選では一度もありませんでした。
技についてはすぐにこの4つで決まりました。シャドーボールを入れなかったのは、相手のハバタクカミはこちらの炎オーガポンで迎撃できる点、クレセリアはウーラオスが打点を持っていたりガチグマ(アカツキ)のノーマルテラスブラッドムーン+うそなきで沈めることができるためです。
うそなきはまず読まれず、ガチグマの攻撃と合わせて様々な敵を沈めてくれました。
動かし方のサンプルは以下のポストで見られます。
動きの例 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/V7NDe4bVbO
— メテオール (@DiMeteora) March 4, 2024
タケルライコ
こだいかっせい | |
じしゃく | |
でんき | |
ひかえめ | |
H213(100)-A×↓-B123(92)-C179↑(44)-D112(20)-S127(252) | |
10まんボルト/りゅうせいぐん じんらい/まもる |
B:非テラス時わざわいのつるぎ込みA172パオジアンのつららおとし耐え
C:182-80ウーラオス(わざわいのつるぎ込みA204カイリューのノーマルテラスしんそく耐えまでHPに振ったもの)を電気テラス10まんボルトで1発
D:非テラス時C187ハバタクカミのムーンフォース耐え
S:準速
構築の中では最後に入った補完枠です。クレセリアと同じくらいおいかぜ役のトルネロスを牽制していたポケモンだと思います。
水オーガポン、炎オーガポン、連撃ウーラオス、サーフゴーと言った厄介な相手に対して耐性を持っており、非常に扱いやすいポケモンでした。
前回の予選で勝ち馬と言われていたポケモンでしたが、今回も強力であることは疑う余地はありませんでした(ディンルーの増加など困る点もありましたが)。
持ち物はじしゃくであるため、技も必然的にこの4つで決まりました。ドラゴン技についてだけはりゅうせいぐんかりゅうのはどうの選択になるかと思いますが、ハバタクカミを出せない状況である際にタケルライコミラーの高速処理ルートを増やしたかったためドラゴン技はりゅうせいぐんを採用しました。
持ち物をチョッキにするならばまもるをバークアウトにするのがよいと思います。
テラスタイプは電気を採用しました。電気は攻めのテラスではありますが、ドラゴンを捨てることで地面以外の弱点を捨てることができるので防御テラスの側面もあります(ただし水・炎・草耐性を捨ててしまうため一概に防御テラスだとは言えない)。最低限の耐久とタケルライコミラーで先手を取れる素早さを確保するために特攻を犠牲にしましたが、じしゃく+電気テラスのおかげで不足は感じませんでした。
うそなきハバタクカミとの相性もよく、ガチグマ(アカツキ)に次ぐアタッカーとして活躍してくれました。
クレセリア
ふゆう | |
こだわりスカーフ | |
どく | |
おくびょう | |
H211(124)-A×↓-B131(4)-C109(108)-D143(20)-S150↑(252) | |
ムーンフォース/こごえるかぜ にほんばれ/トリック |
B:A182ウーラオスのあんこくきょうだ耐え
D:C187ハバタクカミのこだわりメガネシャドーボール耐え
S:最速(準速ウーラオス+1)
このパーティの本当の狙い(ハバタクカミ+ガチグマ選出)を隠してくれる地雷枠です。
持ち物はこだわりスカーフで採用しており、他の5匹と違い特定の相手に対するメタの側面が非常に強いポケモンでもあります。
こごえるかぜ…パオジアンの上を取りつつ隣の炎オーガポンで狩り取ります。準速スカーフの多い連撃ウーラオスの上を取れるのでウーラオスも同様に狙うことも可能です。
にほんばれ…ぺリッパー+ブリジュラス(以下「ぺリジュラス」と表記します)に対しスカーフにほんばれ+炎オーガポンでブリジュラスをワンパンしつつぺリッパーを置物にします。雪パに対しても似た立ち回りが可能です。
トリック…ヒスイヌメルゴンやレジスチルに対して使用します。また、寿司のヘイラッシャに対しトリックし、技を固定させることで立ち回りを少し楽にすることもできます。
テラスタイプはフェアリー、草、格闘、毒の全てに耐性を得られる毒で採用しました。テラスすることは基本ないのでテラスタイプは一考の余地があると思います。
配分については自分もある程度攻めに参加できるように多少特攻にも振りましたが、予想以上に上で挙げた3つの技しか打たなかったため、特攻は削っていいと思います。なんならムーンフォースすらいらない可能性もありますが、これについては断言はできません。
動かし方のサンプルは以下のポストで見られます。
動きの例その2 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/5zkGZkLXuK
— メテオール (@DiMeteora) March 4, 2024
ガチグマ(アカツキ)
しんがん | |
おんみつマント | |
ノーマル | |
おくびょう | |
H191(20)-A×↓-B141(4)-C184(228)-D86(4)-S114↑(252) | |
ブラットムーン/だいちのちから ハイパーボイス/まもる |
B:ノーマルテラス時A167ヘイラッシャのA2段階↑ウェーブタックル耐え
C
ノーマルテラスブラッドムーン
131-155ハバタクカミを81.3%で1発
167-120カイリューを81.3%で1発
だいちのちから
C155ハバタクカミのこごえるかぜと合わせてC187ハバタクカミのシャドーボール耐えサーフゴーを93.8%
D:C205ハバタクカミの1.3倍ムーンフォース81.2%耐え
S:最速
この構築のエースであり、最強の地雷枠です。本来のガチグマ(アカツキ)と違い、ハバタクカミと合わせた先発起用が非常に多いポケモンで、普通のガチグマ(アカツキ)とは全く別物のポケモンです。
持ち物についてはガオガエンのねこだましから展開する構築(以下「ガエン○○○」と表記します)をしっかり狩りたいため、おんみつマントを持たせました。
テラスタイプは運用の都合上ノーマル以外あり得ませんでした。毒やフェアリーのような耐性テラスも強力と理解はしていますが、耐性テラスで採用すると全く別物になるためです。
ひかえめでなくおくびょうにした理由は抜かせる範囲を少しでも増やしたかった+素早さ調整せずに最速にしたのはガエンライコのタケルライコの上を取れる確率を少しでも上げてうそなきからワンパンを狙いたかったからです。 素早さ操作がなくても無振りジャラランガ程度なら抜き、ハバタクカミのこごえるかぜと合わせれば素早さで言えば最速105族まで抜かせる俊敏さを発揮してくれます(環境に105族そのものは居ませんが、すぐ下には化身ランドロスやイーユイ、ガブリアス、最速ウーラオス等の抜かしたい相手も多いため臆病の旨味はあります)。
実際に予選抜けを賭けた1戦はハバカミ悪ウーラに対してこごえるかぜミラーをおんみつマントで素早さ下降無効化しつつ、ブラッドムーンをウーラオスに打ち込み勝ちました。ひかえめだと相手が最速ウーラオスだった場合インファイトで終わってしまいますが、おくびょうだと最速ウーラオスの上まで取れるので安心して動かせるため立ち回り・選出の安定化にも繋がりました。
エースに恥じない活躍をしてくれました。耐久面は特殊耐久は紙よりちょっとある程度のものでしたが、物理耐久は無振りでもかなり固く、多少の受け出しは可能でした。
ランクマッチシーズン15では臆病の採用率はがんばりや以下(1.6%)とひどいもので、持ち物のおんみつマントの採用率は3.1%と低くまず読まれない型に仕上がりました。初見殺しの地雷型ではありましたが、ランクマッチの試運転では再戦でも思ったより活躍し、単なる初見殺しとは切り捨てられない強さがありました。文句なしのMVPです。
動かし方のサンプルは以下のポストで見られます。
熊嵐・極 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/jE0xaenZoA
— メテオール (@DiMeteora) March 4, 2024
選出と立ち回り
選出①
後発:4匹から2匹を選択
基本選出です。
身も蓋もありませんが、後発は刺さっているポケモンを適宜選択していきます。ただしハバタクカミを出すならクレセリアは基本的に出しません。
ハバカミ悪ウーラ、ガエンライコ、ガエンクレセ、ガエンポリ2、ディンルー+ヘイラッシャ(以下「ディンラッシャ」と表記します)にはこの選出をしていきます。
ハバカミ悪ウーラには初手こごえるかぜ+ウーラオス方向ブラッドムーンを打ちます。ガエンライコ、ガエンクレセ、ガエンポリ2にはガエンの隣にうそなき+ノーマルテラスブラッドムーンを打つことが多いです。ディンラッシャには一度様子見で両守るをした後にうそなき+ノーマルテラスブラッドムーンをすることもあります(上位勢は情報がない状態でもしっかり警戒してくるため)。
選出②
後発:+ あと1匹
トリックルームと誤認させながら炎オーガポンで殴りに行きます。クレセリアを出す場合ハバタクカミは基本的に出しません。
パオジアン+カイリュー(以下「パオカイ」と表記します)ではないパオジアン系統、ヒスイヌメルゴンやレジスチルへの選出になります。
パオジアン系統ならこごえるかぜ+ツタこんぼうでパオジアンを始末します。隣が連撃ウーラオスなら相手の構築次第でウーラオスを狙うのも選択肢になります。
ペリジュラスや雪パに対してはスカーフにほんばれをし、炎オーガポンで殴ります。ペリジュラス相手の時は炎オーガポンでテラスしましょう。ブリジュラスもずぶとい防御特化やがんじょう型でない限りは晴れ+A1段階テラスツタこんぼうは耐えられません。
選出③
後発:の3匹から選択
こちらはパオカイや寿司に対しての選出です。
パオカイのカイリューでもスケイルショットを打ってくる相手が増えましたが、ノーマルテラスハチマキしんそくもまだまだ多いため、最初のターンでは型の一点読みはせず、ウーラオスはみきり等をしながら慎重に動かしましょう。
ノーマルテラスしんそくを見た瞬間ウーラオスのゴーストテラスを発動してしまってよいです。
選出④
後発:or+ あと1匹
ドーブル+ベトベトンに対する専用選出です。炎オーガポンでキノコのほうしをシャットアウトしながらベトベトンの削りを狙います。ドーブルの処理の際このゆびとまれを見せればじこあんじ展開を阻止できるため育ちきる前の不完全なカラミンゴを引きずり出すことも視野に入れられ、このゆびとまれを見せなければじこあんじ要員を出される可能性が高いのでこのゆびとまれで相手の行動を無駄にさせられます。
苦手な相手
イエッサン+グレンアルマ・ブリムオン系統(トリックルーム軸)
ガエンクレセ、ガエンポリ2のトリックルーム軸と違い辛い試合になります。初見だけならクレセリアの型が分からないためブラフを仕掛けることもできますが、再戦は厳しいものになるでしょう。クレセリアのトリックで片方を機能停止させ時間を稼ぎながら立ち回りたいところです。
寿司
勝てない訳ではありませんでしたが、水オーガポンではなく炎オーガポンであったりする都合上、立ち回りが窮屈になるためあまり当たりたくないマッチでした。
たべのこしやゴツゴツメット持ちならハバタクカミのうそなき+ガチグマ(アカツキ)のブラッドムーンでの高速処理を狙えますが、クリアチャーム持ちが増えてることもあり安定しないです。
岩テラススカーフコノヨザル
単純な破壊力はそこまででもなく上の2つに比べたらマシですが、こごえるかぜがコノヨザルのバフになってしまい、エースかつおんみつマントで怯まないガチグマ(アカツキ)は出し辛く一方的に蓄積ダメージと怯みを狙ってくるので専用の立ち回りを組むのを意識する必要があります。通常のコノヨザルはそこまで脅威にはなりません。
ガラルサンダー
メジャーではありませんがいないわけでもない厄介な相手です。スカーフ持ちが多いのも厳しい点です。
単体ならまだしもディンルーと組んでいると面倒を強いられます。
単体技しかない点を突いて敢えてハバタクカミ+ガチグマで出し、サンダーがブレイブバードでハバタクカミを狙う読みでハバタクカミを守らせブラッドムーンで削る、みたいな立ち回りで勝ちを拾ったこともありましたがとても安定とは言えません。
さいごに
誰にも相談せずに(というよりこんな奇形構築の相談できる方がいなかった)自分で考えた構築で久しぶりに大会の権利を得られて感無量です!
構築そのものについてはレンタルそのまま使うもよし、偽装構築も組みやすい形になっていると思いますので偽装するもよしで思い思いに楽しんでいただけたらと思っています。何かの参考になったのなら構築製作者としてはこれ以上に幸せなことはありません。
質問等ありましたら@DiMeteoraまで遠慮なくお尋ねください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
チームID:7KRY06
パーティ作成者
メテオール
ポケモンのダブルバトルを主にやっています いつかはシングルも 証やリボン収集も興味あり 好きなものは色々あるけど特にメタグロスとたれぱんだが好きです ワンちゃんと風景写真を見るのも好き ブログは整理します(消しはしません)