チームID:RN26B2
はじめに
こんにちは。てるチャレチーム戦#7 チームパオジアンつかいませんズの中堅mizu。(@Mzarrid)です。
予選個人4-3,チーム5-2、決勝トナメ初戦敗退という結果を残し、この構築にある程度見切りをつけたので公開します。誰かの役に立てば幸いです。
構築経緯
まず、チームメイトのしゅうかさん(@shuuka_poke)とAceさん(@Acerepair)と使う伝説を被らないように考え始め、僕は4倍弱点持ちのポケモンを使うことを決めました。
色々試した結果、黒馬バドレックスかルナアーラのどちらかとなり、黒馬バドレックスは素早さが高い事とルナアーラはメテオビーム外しが怖かった為、黒馬バドレックスを使うことを決めました。
レギュレーションGに入り、初めてパオジアン+ウーラオスの並びをを触り始めましたが、意外と感触が良かったので、チーム名に反してパオジアンを使いました。
ミライドンやイエッサンメスなどにフィールドで優位を取られないようにゴリランダーを採用し、レギュレーションGのトップメタであるガオガエンは無難に強いだろうと思い大会前日に入れました。今までおいかぜ構築を使ってきた為、ゴリランダー+ガオガエンを使う際の真髄はあまり理解していませんでしたがそれでも強かったなという印象でした。また、 ミラー意識のSブーストハバタクカミは採用必須だと思いました。
レギュレーションGは伝説の有利不利、テラスタルじゃんけんゲームで全てに対応するのはとても無理なので、相性の良い構築にはしっかりと勝てる構築の組み方をしました。チーム戦であることから、自分が不利すぎて負けても他の2人のマッチングが有利なら勝てるので目を瞑ることにしました。
個体解説
パオジアン
わざわいのつるぎ | |
クリアチャーム | |
ゴースト | |
いじっぱり | |
H155-A189↑(252)-B100-C×↓-D86(4)-S187(252) | |
つららおとし/ふいうち せいなるつるぎ/まもる |
こいつが全ての災いの元凶。パオジアン使わないと自分で言ったからチーム名がパオジアンつかいませんズになったはずなのに、結局自分だけが使う嘘をまず最初につきました。
わざわいのつるぎで相手の防御を下げてウーラオスを魂で通すためのポケモン。元々はクリアチャームで採用する気はありませんでしたが、持たせるものがなかったのでクリアチャームを持たせテラパゴスとガオガエンによりダメージを与えられるようにせいなるつるぎを採用しました。ただ、テラパゴスに対してのせいなるつるぎは思ったより微妙(理想が高すぎた)だったので、嘘に感じました。削りとしては有能で、テラパゴスをねこだまし+せいなるつるぎ→せいなるつるぎでほとんど落とすことが可能なので十分な役割はもてています。また、上振れ要素であるつららおとしはやはり、外すものでずっと信用することは出来ませんでした。
水ウーラオス
ふかしのこぶし | |
きあいのタスキ | |
ゴースト | |
いじっぱり | |
H176(4)-A200↑(252)–B120-C×↓-D80-S149(252) | |
すいりゅうれんだ/インファイト アクアジェット/みきり |
H:16n
パオジアンの横で暴れる予定だったポケモン。大会ではそんな盤面が出来なかったため、きあいのタスキを盾に頑張っていました。大会を通して感じたのは、黒馬バドレックスが落とし残したポケモンを特性を片手にすいりゅうれんだとアクアジェットで落とす役割を果たせ相性が良いという事です。
ゴーストテラスタルについてですが、パオジアンよりも切る回数が多いです。1番のガオガエンの処理ルートなのでねこだましで処理を遅らせられるのは癪ですし、きあいのタスキを温存するという観点でもゴーストテラスタルがよいと判断しました。ちなみに大会中は1度もゴーストテラスタルをさせることが出来ず、渋々守っていました。
黒馬バドレックス
じんばいったい | |
いのちのたま | |
フェアリー | |
おくびょう | |
H176(4)-A×↓-B100-C217(252)-D120-S222↑(252) | |
アストラルビット/ワイドフォース テラバースト/まもる |
H:16n
使ってみると微妙というのがとても当てはまるポケモンで、ちょっとでも火力をあげるためにいのちのたまをパオジアンから奪い取りました。
黒馬バドレックスで半分以上削り、残った相手をパオジアンやウーラオスで落とし切るという使い方をしていました。そのためくろのいななきが発動しにくく、こうかはいまひとつ相手でも破壊するカイオーガのような性能を期待していたせいで、嘘ポケモンだと感じていました。削り性能を見るとS級のポケモンです。 また、フェアリーテラバーストがひかりのこなリキキリンに当たらなかったためテラバーストの採用も嘘かもしれません。
大会前日まできあいのタスキを巻いて憎い白馬バドレックスとテラパゴス、不意のノーマルテラスや悪テラスに対して、ステラテラバーストを採用しようとしていました。ただ、ワンパンする前提で打たないと割に合わない上、あまり良くない耐性を変えられないとイカサマ、ふいうちに対応出来ない為違うなと思っていました。しかし大会を通してみるとステラテラスタルの黒馬バドレックスで相当破壊できた試合があったなと思いました。
ハバタクカミ
こだいかっせい | |
ブーストエナジー | |
ノーマル | |
おくびょう | |
H150(156)-A×↓-B88(100)-C155-D155-S205↑(252) | |
ムーンフォース/こごえるかぜ でんじは/ちょうはつ |
元々はH実数値160で使っていましたが、大会直前に最速にしようと思い歪になりました。
でんじはがとても最高でした。ちょうはつはガオガエンのすてゼリフや白バドレックスのトリックルームに合わせて打つことも仮定して入れ、大会当日はワイドガード択を無くす活躍もしました。
でんじはとこごえるかぜの両採用についてですが、相手の黒馬バドレックスがきあいのタスキ持ちの場合、でんじはでは負けてしまう上、ふいうち択になった際に透かす+次のターンの運ゲーのために両採用しました。
まもるがないのがバレてでも色んな技を披露していましたが、ひかりのこなヤミラミにムーンフォースが当たらなかったのでムーンフォースの採用は嘘かもしれません。レンタルパーティでさすがにH実数値150のハバタクカミを使ってもらうのは流石に流儀に反するので、上記の訂正案のハバタクカミに差し替えています。
ゴリランダー
グラスメイカー | |
とつげきチョッキ | |
みず | |
いじっぱり | |
H192(132)-A194↑(252)-B116(44)-C×↓-D93(20)-S113(60) | |
ねこだまし/ウッドハンマー 10まんばりき/グラススライダー |
H:16n
A:特化
S:でんじはを受けた最速黒馬バドレックス抜き
普通のゴリランダーです。サイクルができるとんぼがえりではなく、黒馬バドレックスでは倒すことが難しいガオガエンの処理ルートとして10まんばりきを採用しました。こいつに嘘な部分はなく、十分な役割を果たしていました。
テラスタイプについて、今回は水で採用しました。これは白馬バドレックス構築対策で、ほのおの場合10万馬力が抜群になってしまうため却下、またペリッパー+ウーラオスの並びに弱点にならないようにしました。また、伝説草枠が落馬バドレックスしか居ないため、実質カイオーガのかみなりくらいでしか弱点を突かれませんし、そもそもカイオーガ相手にはテラスは切りません。
ガオガエン
いかく | |
ぼうじんゴーグル | |
ゴースト | |
しんちょう | |
H192(172)-A136(4)-B135(196)-C×↓-D135↑(100)-S85(36) | |
ねこだまし/はたきおとす おにび/すてゼリフ |
こいつが1番の嘘ポケでした。嘘ポケすぎて努力値調整すら忘れたので、なんだかんだ耐えるという感じです。
まずテラスタル、水の方が確実に使いやすかったと思います。水ウーラオスにワンチャンを作ることが出来ますし、カイオーガに対しても回そうと思えばゴリランダーとサイクルさせることができるためです。
おにびについて、これが一番大嘘でした。でんじはとのかみ合いが悪く、対白馬バドレックス想定で入れたのですが使う機会が白馬バドレックスとトリル下のウーラオス、ゴリランダーほどしかおらず、使う機会がほとんどありませんでした。おにびを入れるくらいならハバタクカミのでんじはを入れて黒馬のエサに+運ゲーした方が格段にお話が楽になると思います。
また、もしおにびを使う場合、もうちょっと素早さが欲しい。というのがあり、レンタルパーティではフレアドライブ型にしてます。 ↑このような嘘ポケを生み出してしまったのは本当に申し訳ないと感じました。
レンタルパーティでは水テラスに変えて、努力値を192(172)-140(36)-129(148)-x↓-135↑(100+)-87(52)、おにび→フレアドライブに変えております。 この調整に関して、みずこ(@Swampert__)さんのいのちのたま黒バドレックス構築()を元にしており、彼女のガオガエンの上からねこだましをしたいので素早さ+1しました。 liberty-note.com/2024/05/11/hin
選出と立ち回り
気合いで選出します。大会前日くらいに作ったためそもそも練度がそこまでないので、
先発:相手の伝説に刺さるポケモン+or
後発:+何か
という感じで行こうと考えることが多く、これがパオウーラ選出が出来なかった1番の原因だと感じました。 たぶん、ずっと使っていたら何か気づく部分はあるとは思います。
大会で出てきた並びに対する回答。ただ、嘘かもしれません。
1戦目
2-0 ミライドン、テツノコウベ、ヘイラッシャ、シャリタツA、キラフロル、トドロクツキ
後発:+or
2戦目
2-1 黒馬バドレックス、イエッサン、ハバタクカミ、コータス、炎オーガポン、モスノウ
後発:+
3戦目
0-2 テラパゴス、ガオガエン、エルフーン、リキキリン、ハバタクカミ、ウーラオス
後発:+
↑多分、これが正解?そもそも辛いですし、再戦は厳しい相手です。
4戦目
2-1 ザシアン、カイリュー、モロバレル、ガオガエン、ハバタクカミ、パオジアン
後発:+
5戦目
0-2 カイリュー、パオジアン、ウーラオス、ぺリッパー、ザシアン、メタモン
後発:+
6戦目
2-0 黒馬バドレックス、パオジアン、ハバタクカミ、ドータクン、モロバレル、テツノカイナ
後発:+
この試合がステラテラバーストバドレックスだったら良かった試合です。
7戦目
0-2 白馬バドレックス、水ウーラオス、ぺリッパー、タケルライコ、モロバレル、ゴリランダー
後発:+
不利構築。
1点読みに近い行動を取ればワンチャンありそうです。
決勝トーナメント1戦目
0-2 黒馬バドレックス、モロバレル、ガオガエン、ゴリランダー、ヤミラミ、ドーブル
選出メモなし、再戦は厳しい相手です。
さいごに
こんな嘘のせいで運負けした構築でよく予選の個人戦績で勝ち越せたと思います。
まだまだ伸びしろがある構築だとは思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
チームID:RN26B2
パーティ作成者
みず
SV ダブルエンジョイ勢