はじめに
Pokémon HOMEにてランキング機能が実装されましたが、当サイトでは環境の変遷を独自に調査するため引き続きランクマッチダブルバトルでのポケモンの使用率の集計を行うことにしました。
データはすべてマスターボール級のものとなっています。
前回の記事もあわせてご覧ください!
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2020/9/6〜9/12
データ数:215
マスターボール級の対戦データのみを集計しています。
前回分(2020/9/1〜9/5)と比較して順位が上がったポケモンは「↑」で、順位が下がったポケモンは「↓」、順位の変動がないポケモンは「→」で示しています。
順位 | ポケモン | KP(かぶりポイント) | 採用率 | |
---|---|---|---|---|
1 | ウーラオス | → | 82 | 38.1% |
2 | モロバレル | → | 65 | 30.2% |
3 | アシレーヌ | → | 56 | 26.0% |
4 | ウインディ | ↑ | 54 | 25.1% |
5 | ファイアロー | ↓ | 50 | 23.3% |
6 | サマヨール | ↓ | 45 | 20.9% |
7 | ナットレイ | ↓ | 37 | 17.2% |
8 | ピッピ | → | 30 | 14.0% |
9 | テラキオン | ↑ | 29 | 13.5% |
10 | リザードン | ↑ | 27 | 12.6% |
10 | ラプラス | ↑ | 27 | 12.6% |
12 | オーロンゲ | ↑ | 26 | 12.1% |
12 | パッチラゴン | ↓ | 26 | 12.1% |
14 | ニンフィア | ↓ | 25 | 11.6% |
15 | ウオノラゴン | ↑ | 24 | 11.2% |
16 | トリトドン | ↓ | 22 | 10.2% |
17 | ポリゴンZ | ↓ | 20 | 9.3% |
17 | ジュラルドン | ↑ | 20 | 9.3% |
19 | ウォーグル | ↓ | 19 | 8.8% |
20 | ブリムオン | ↑ | 17 | 7.9% |
21 | シャンデラ | ↑ | 16 | 7.4% |
21 | サザンドラ | ↑ | 16 | 7.4% |
23 | ライチュウ | ↑ | 15 | 7.0% |
24 | キュワワー | ↑ | 14 | 6.5% |
25 | マニューラ | ↑ | 13 | 6.0% |
25 | アイアント | ↑ | 13 | 6.0% |
25 | ストリンダーハイ | ↑ | 13 | 6.0% |
28 | ゲンガー | ↑ | 12 | 5.6% |
28 | ガラルマタドガス | ↑ | 12 | 5.6% |
28 | ヌメルゴン | ↑ | 12 | 5.6% |
28 | アーマーガア | ↑ | 12 | 5.6% |
ピックアップ
先週(9/1~9/5)と比べて使用率が伸びたポケモンをピックアップして解説します。
ウインディ
9/1~9/5:5位
9/6~9/12:4位↑
特性「いかく」で相手の攻撃を下げるスペックの高いポケモンです。
こだわりハチマキを持たせてアタッカーにする、おにびやバークアウトでサポートする等々パーティに合わせて型を選択することができます。
しかし、環境トップであるウーラオスに対しては素早さ種族値が負けている上に専用技であるあんこくきょうだ・すいりゅうれんだは確定急所で「いかく」を実質無効化してくるため、対ウーラオスで選出する際は注意が必要です。
テラキオン
9/1~9/5:16位
9/6~9/12:9位↑
テラキオンがトップ10入りを果たしました。
S種族値が108と高く、環境トップのウーラオスやリザードンに対して上からタイプ一致の弱点技を打てることが優秀なポケモンです。
また、使用率が25位にランクインしたマニューラとの組み合わせもよくみられます。マニューラのふくろだたきで特性「せいぎのこころ」であるテラキオンの攻撃ランクを4段階上昇させる特殊コンボが有名です。
特性「せいぎのこころ」
あくタイプの技を受ける度、攻撃ランクを1段階上昇する。
リザードン
9/1~9/5:11位
9/6~9/12:10位↑
特性「サンパワー」で天候が晴れ状態の時、特攻が1.5倍となる火力の高さが魅力なポケモンです。
専用技キョダイゴクエンは毎ターン終了後にスリップダメージを与えるため、きあいのタスキ持ちに対して強く出ることができます。
特性「ひでり」で晴れ状態にできるキュウコンと共に採用されることが多いです。
ラプラス
9/1~9/5:15位
9/6~9/12:10位↑
専用技キョダイセンリツでオーロラベールを貼り、味方全体の耐久を上げることができるポケモンです。
ウーラオスのあんこくきょうだは確定急所の追加効果を持つ技ですが、ラプラスの特性を「シェルアーマー」にすることで急所に当たることは無くなり、オーロラベールによる高耐久を保持しながら動かすことができます。
また、使用率24位であるキュワワーの特性「ヒーリングシフト」による先制ギガドレインでラプラスのじゃくてんほけんを狙うコンボが鎧の孤島解禁後からメジャーになっています。
サザンドラ
9/1~9/5:30位
9/6~9/12:21位↑
素早さ種族値がウーラオスより1早い98であり、ドラパルトやエースバーンといった高速の強力なポケモンが禁止されたため、現環境では上を取れる相手が多くなっています。
タイプ一致で火力の高いダイアークのほか、だいちのちからベースのダイアースを使用できるため、特殊耐久が低いジュラルドンやシリーズ6環境で増えたでんきタイプに強く出れることが特徴的なポケモンです。
おわりに
2020/9/6~9/12分のマスターランク級のダブルバトル使用率と環境の変化について紹介しました。
今後も毎週末に使用率の記事を投稿する予定です。
お楽しみに!