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はじめに
初めまして、ショック(@LLshock151)と申します。
ポケモン剣盾のランクマッチシーズン11で最終レート1935、最終順位11位になることができました。そこで今回、構築記事を書いたので最後まで読んで頂けると嬉しいです!
構築経緯
このシーズンは、シーズン8での使用率上位TOP10が使用できない特別なシーズンでした。そこで僕はカ・エールさんがinc Februaryで使用していたサマヨミロナットが強いのではないかと思いこれを軸に構築を作ることにしました。
【INC February 1位】サマヨミロナット
作成者:カ・エール @hirosipoke
そして次に鎧の孤島解禁後に出たウーラオスが強いと思い、4体はすぐに決まりました。ウーラオスは相手の襷ポケモンを潰せることを強く意識して連撃の型を採用しました。
ここでこの構築の重い相手であり、このシーズンで増えることが予想されるパッチラゴン、ジュラルドン、オーロンゲに強く出せるポケモンとしてスカーフニンフィアが面白いのではないかと思い採用しました。
サーナイトではなく、ニンフィアを採用した理由はフェアリータイプの技の最高火力がムーンフォースのため、火力に不安があると感じたからです。その点、ニンフィアは特性フェアリースキンによりノーマルタイプの技をフェアリータイプの技として使うことができます。特殊ノーマルタイプ最高火力技の破壊光線をフェアリー技として使えるのは大きいと思い、ニンフィアの採用を決定しました。
ラスト1枠は多くのポケモンを入れて試しましたが、トリル下で動けて火力も出せる炎タイプが欲しいと思いガラガラ(アローラ)を加えました。
この構築でシーズン10は最終169位で終わりました。
シーズン11では上記の構築でシーズン後半からランクマッチに潜りました(シーズン前半はあまりランクマに潜っておらず、潜った際にはセキタンザン構築で楽しんでました笑)。しかしシーズン10ではDMダダリンに負ける試合が多くありました。これはシーズン11に入ってからも変わらずこの点を改良する必要があると感じました。そこでガラガラ(アローラ)を見直した際に、ガラガラ(アローラ)はダイホロウに弱い+隣のポケモンのBダウンが痛いのでガラガラ(アローラ)に変えてそこをすかせるカビゴンに変更しました。
しかし最終日を直前として順位を10位から1800位台まで落としてしまいました。この時に感じたのはミロカロスを選出することがほとんどない+炎技、電気技、草技(特にキノコの胞子を何とかしたい)を半減以下で受けれる特攻が高いポケモンが必要と感じ、最終日にミロカロスをヌメルゴンに変更し上位帯でも安定して勝ち続けることのできる構築が完成しました。
この変更をしたおかげで何とか順位を10位まで戻すことができ、最終11位でこのシーズンを終えることが出来ました。
構成
ヌメルゴン
特性 | そうしょく | |
持ち物 | いのちのたま | |
性格 | ひかえめ | |
実数値(努力値) | 189(188)-*-98(60)-178(252)-171(4)-101(4) | |
技 | まもる/りゅうせいぐん かみなり/だいもんじ |
DMすることが前提のポケモンなので火力を高める為にCぶっぱ、Hは珠持ちなので10n -1にしました。残りをBに振り、無振り80族を抜く為にSに4、残りをDに振りました。
・役割と技構成
リザードン、ナットレイなどへDMして抜群技で殴り勝つことが1番です。基本DMすることを前提に出すので火力を少しでも出すためにこの構成になってます。
ウーラオス(れんげきのかた)
特性 | ふかしのこぶし | |
持ち物 | きあいのタスキ | |
性格 | ようき | |
実数値(努力値) | 175-182(252)-120-*-81(4)-163(252) | |
技 | まもる/アクアジェット すいりゅうれんだ/インファイト |
ASぶっぱです。
・役割と技構成
水流連打で相手の襷ゲンガー、マニューラなどを倒すことが最も重要な役割です。また悪ウーラオスやラプラス、ジュラルドンへ、インファイトを入れることもあわせて重視しました。技構成はよくいる襷型です。
サマヨール
特性 | おみとおし | |
持ち物 | しんかのきせき | |
性格 | のんき | |
実数値(努力値) | 147(252)-*-178(92)-*-171(164)-27 ※S個体値0 | |
技 | ナイトヘッド/いたみわけ サイドチェンジ/トリックルーム |
配分はカ・エールさんの配分を参考にさせて頂きました。
・役割と技構成
トリルをはることに命をかけます。技構成はHP管理をするための痛み分け、相手からの抜群技を避ける+隣のポケモンを守るためのサイチェンをいれました。
ニンフィア
特性 | フェアリースキン | |
持ち物 | こだわりスカーフ | |
性格 | おくびょう | |
実数値(努力値) | 171(4)-*-85-162(252)-150-123(252) | |
技 | まもる/ハイパーボイス はかいこうせん/マジカルフレイム |
CSぶっぱです。
・役割と技構成
初手で出してウーラオス、オーロンゲ、パッチラゴン、ジュラルドンを倒していくことが1番の役割です。またトリルをはって後発出しすることでSが上がった相手のパッチラゴンやスカーフウオノラゴンを倒します。
技構成はDMパッチラゴンやジュラルドンを一撃で落とすor致命傷を与えるための破壊光線採用です。またマジフはDMアイアントを一撃で落とせる+ラプラスなどのCを下げてDMターンを枯らすこととナットレイへの打点としていれました。
守るの採用は、電光石火をはじめは入れていたのですが一回も使わなかった+DMを切った時の防御技としていれました。
この構築1番のキーポケモンのため、長めの解説になりました。また青系統が好きというのもあり、途中からは色違いを使っていました。
ナットレイ
特性 | てつのトゲ | |
持ち物 | とつげきチョッキ | |
性格 | ゆうかん | |
実数値(努力値) | 181(252)-160(252)-151-*-137(4)-22 | |
技 | パワーウィップ/ジャイロボール はたきおとす/ボディプレス |
最遅HA型です。
・役割と技構成
トリルをはった後に出してDMして相手を詰めにいきます。残ポケ2-4の劣勢からDMして3体持っていって勝てた試合も数試合ありました。技構成はよくいる型となってます。
カビゴン
特性 | あついしぼう | |
持ち物 | オボンのみ | |
性格 | ゆうかん | |
実数値(努力値) | 235-178(252)-117(252)-*-131(4)-31 ※S個体値0 | |
技 | まもる/ギガインパクト 10まんばりき/アイアンヘッド |
最遅ABです。
・役割と技構成
トリル後にDMして相手を詰めていきます。パッチラゴンやセキタンザン、特殊DMアタッカーへの対抗手段として主に使いました。DMエースでもあります。
技構成はBDを上げるためのアイヘと10万馬力、物理ノーマル技最高火力のギガインパクトとなります。DMが切れた後にはHぶっぱマリルリにギガインパクトで72.9~85.9%のダメージを与えることができるため、少し削っておくことで厄介な相手を倒せることも多く大変活躍してくれました。
選出・立ち回り
基本選出
先発:+
後発:+oror
選出対象:基本的にほとんどの構築に対して
初手のウーラオス、ニンフィアで相手の先発をしっかり削っていきます。悪ウーラオス、オーロンゲ、パッチラゴン、ジュラルドンが先発で出てきたら圧倒的に有利をとることが出来ます。この選出で押すことが出来れば後発DMで楽に試合を展開できます。
ただスカーフパッチラゴンの電撃嘴がニンフにあたったときはかなり盤面がきつくなります。その時はしょうがないと諦めて後発で打開していく展開を作っていきます。後発の選出は相手の構築に合わせてヌメルゴン、ナット、カビのうち一体をDMポケモンとして選びます。サマヨのトリル、サイチェンを上手く使いながらポケモンの場持ちを長くして相手を詰めにいきます。
対DMリザードン構築
先発:+
後発:+α(ナットレイ以外)
選出対象:リザキュウコン、リザヤミラミ、リザピッピ
リザキュウコンの場合はウーラオスを選出します。
1ターン目はヌメルゴンはダイサンダー、ウーラオスは守るを選択します。守るを選択するのは1ターン目にウーラオスが倒されてしまうと相手にDMターンを上手く使われてしまうためです。
次のターンではアクアジェット、ダイドラグーンで一気にリザキュウコンの両方を倒しに行きます。基本、この選択で有利をとれます。
リザヤミの場合も同様にします。この場合の守るはヤミラミからの猫だまし警戒です。またヤミラミのサイドチェンジを警戒して2ターン目は技を分けて打つと優位にたてる試合が多くありました。ダイサンダーはCSリザに対して76.4%~90.1%、アクアジェットは晴れ下で13.7%~16.3%のダメージを与えることが出来るため、低乱数を引かない限り倒せます。
リザピッピの場合にはリザにダイサンダー、水流連打を打ち続けます。これでピッピのこの指も対策していけます。
ウーラオスを後半まで残したい場合には下げてサマヨを出し、サイチェンでうまく相手の技をかわしながらヌメルゴンを動かしていきます。後発の残り一体は相手の後発に刺さりそうなポケモンを選びます。後発リザを警戒してナットはできるだけ選出を控えます。
対DMブリムオン構築
先発:+
後発:+
選出対象:ブリムオン構築全般
基本選出と同じように初手の2体で荒らしていきます。その後弱点保険を警戒してDMカビゴンのダイアースでDを上げつつ、DMターン後半にダイスチルで詰めにいきます。この選出で出したときは巨大天罰の混乱自傷を引き続けない限り、負けることはありませんでした。
対DMラプラス構築
先発:+
後発:+
選出対象:ラプラス構築全般
ラプラスの弱点保険を警戒しつつラプの隣を殴る+守る、ニンフのマジフでラプのCを下げていきます。これで相手のDM、センリツターンをからしにいきます。そして後発のDMナットとサマヨのトリルで詰めにいきます。相手の後発ウーラオスやファイアローを先発で出した2体のうち残っている方で対処しにいきます。また残っていない場合にはサマヨのサイチェンでナットを守ります。
対DMダダリン構築
先発:+
後発:+
選出対象:ダダリン構築全般
この場合にはカビとサマヨのサイチェンでダイホロウをすかしたり、ダイスチルでBを上げたりしながら相手のHPを削っていきます。ニンフを長く使いたいときにはサマヨを出して相手の技を受けました。またサマヨを出すとダイホロウを打ってくることが多いのでそれに合わせてカビを出し、相手の技をすかしていました。
苦手な相手
この構築を使う上で苦手な相手は先発スカーフパッチラゴンと後発パッチラゴンです。
この選出が予想される場合は後発DMカビとサマヨで無理やり切り返していくしかありませんでした。これを改善出来ていれば勝てる試合を増やせたかもしれません。
おわりに
ここまでご閲覧して頂きありがとうございました。スカーフニンフィアと、ポケモンを初めて知った時から大好きなカビゴンを活躍させることが出来て嬉しいです。このシーズンは特殊な環境ではありましたが普段のシーズン同様に楽しむことが出来たので良かったかなと思います。
これからもランクマではさらに上の順位を、そしてinc突破を目指してポケモン対戦を頑張っていこうと思います。Twitterもやっているのでフォローして頂けると嬉しいです。Twitterのプロフィール欄にnoteのURLを貼ってあるのでそちらも見て頂けると幸いです。
また今回の構築は、普段から仲良くさせていただいているあいふぶさん(@Aifubu624324)が使用感などを教えてくださったおかげで完成しました。改めてお礼をさせて頂きたいと思います。ありがとうございました!
レンタルチームID:0000 0001 8WFN JK
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ポケモンのダブルバトルを主にやってます!/ビエキヌリスナー