はじめに
この記事では、ダブルバトルの基本について解説します!
ダブルバトルの基本を学びたい人や、とりあえず対戦してみたけどもっと知識をつけてみたいという人におすすめです。
※技の効果などはポケモン徹底攻略様の情報を参照しています。
「そもそもダブルバトルについてほとんど何も知らない!」という方はまず下記の記事からご覧いただくことをおすすめします。
はじめにこの記事では、ダブルバトルの「超」基本について解説します!「ダブルバトルを始めたいけど、そもそもダブルバトルについてほとんど何も知らない!」という方はぜひご覧ください。ダブルバトルとは?その名の通り、2vs2[…]
この記事で扱う内容
ダブルバトルの「超」基本の記事では、シングルバトルと比較したダブルバトルのルール上の違いを解説しました。
この記事ではそこから一歩先に進み、ダブルバトルならではのコンボや動きについてそれぞれ具体的に解説していきます。
「まもる」はいつ使えばいいの?縛りって何?
といった少し発展的な内容は次回以降の記事で解説しますので、肩の力を抜いて読んでみてください。
ダブルバトルならではのコンボ・強力な動き
おいかぜ・トリックルーム
場にいる4匹全てに対して効果を持ち、複数ターン持続するS操作(素早さ操作)技です。
シングルバトルと違って発動した瞬間に行動できますし、次ターンからは2体で攻撃参加できるので非常に強力です。
どんなポケモンがおいかぜ・トリックルームを習得するのかは以下のページにまとめているので、チェックしてみましょう。
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主な対策は以下となります。
・自分も「おいかぜ」「でんじは」「こごえるかぜ」を使って対抗する
・「トリックルーム」で素早さ優位を逆転する
・自分も素早さの低いポケモンを用意し、逆利用する
・「ちょうはつ」「ふういん」で止める、自分も「トリックルーム」を使って解除する
味方巻き込み+強化
味方を攻撃することで逆に強化を行う戦術がダブルバトルには存在します。22年12月現在では以下の例が挙げられます。
・「ふんえん」でバウッツェルの「こんがりボディ」を発動させる
またHPを倍にできるダイマックス環境で主流だったコンボですが、弱点技で味方を攻撃して「じゃくてんほけん」を発動させるコンボも存在します。例えば「トリックルーム」下で「じならし」を使えば、素早さを下げながら地面弱点のアタッカーの火力を上昇させられます。
特性の把握はともかく、「これは味方殴り保険だ!」と初見で判断するのは熟練のプレイヤーでも難しいです。
ヘイラッシャ+シャリタツ
同じプレイヤーのヘイラッシャとシャリタツがフィールドに並ぶ状況が出来ると、シャリタツの「しれいとう」が発動してヘイラッシャの口に入り、ヘイラッシャの全能力が2段階上昇します。
これだけでも強力ですが、ストーリー同様ヘイラッシャを倒しても中のシャリタツが戻ってくる点も見逃せないコンボです。
合体した際の特殊な仕様として、以下の仕様があります。
・合体した2匹は交代することができない
・ふきとばし等の「交代させる」効果も受けない
・合体中のシャリタツを選択して攻撃した場合、ヘイラッシャに流れずに外れる
・ヘイラッシャが倒れた瞬間にシャリタツはフィールドに戻る
ダブルバトルには狙った相手が先に倒れた場合に自動的に残った相手ポケモンに攻撃が流れる仕様があるのですが、ヘイラッシャとシャリタツは例外です。合体中はヘイラッシャを狙うように注意しましょう。
・能力変化を戻せる「くろいきり」を使う
・「おにび」「あまえる」などで攻撃を下げる
・マスカーニャの「トリックフラワー」などの急所に当たる技などで能力上昇を無視して攻撃する
・交代できない仕様を利用して「ほろびのうた」を使う
・特殊耐久はそこまで高くないので、特殊技で弱点を突く
サイコフィールド+ワイドフォース(イエッサン+グレンアルマ)
「ワイドフォース」は過去多くのエスパーポケモンが習得しましたが、22年12月現在ではグレンアルマ専用技となっています。
サイコフィールド下で発動する以下の効果を活かすため、「サイコメイカー」を持つイエッサンと併用するのが基本です。
・威力:80
・効果:場の状態がサイコフィールドで、自分がひこうタイプや特性ふゆうなどではなく地面にいる時、威力が1.5倍になり(フィールドの1.3倍の効果もさらに加わる)、また相手全体を攻撃する(その時ダブルバトルではダメージは0.75倍)。
サイコフィールド下では威力120の全体技となるほか、サイコフィールド下のポケモンは先制技を無効化できるため、エスパーの弱点を付ける「ふいうち」やいたずらごころに干渉されずに大ダメージを見込めます。
またこの組み合わせは「トリックルーム」が使えるので、迂闊に「おいかぜ」等を使わないように気を付けましょう。
・「バークアウト」「ひかりのかべ」等でダメージを軽減する
・エスパー技が通るポケモンを並べすぎない
・「トリックルーム」の可能性も警戒しておく
はれパーティ
相手は『すばやさ』に関係なく、この技を受けた直後に行動できるようになる。ダブルバトル用。
「トリックルーム」や「おさきにどうぞ」を使って鈍足のコータスを先制させ、威力150の全体技「ふんか」を上から叩き込んできます。
中でも「ようりょくそ」で2倍になった素早さから「おさきにどうぞ」を選択できるドレディアがいる場合は、炎に抵抗のないポケモンを連れて行くと一瞬でゲームが終わってしまうので要注意です。
・ほのおタイプに抵抗があるポケモンや「もらいび」持ちを用意する
・トリックルームを阻止する
ゆきパーティ
ゆき状態で必中になる全体技の「ふぶき」、両壁を同時に展開できる「オーロラベール」を活かす組み合わせです。
また今先からはゆき状態下のこおりタイプの物理耐久が1.5倍となったため、この点も頭に入れておきましょう。
「ふぶき」も脅威ですが「オーロラベール」からの後発積み展開も強力で、前の2匹を倒しても後ろに繋げるパーティとなっています。
・こおりタイプの攻撃を半減できるポケモンを並べる
・「オーロラベール」後から出てくる積みポケモンも意識した後発を選ぶ
あめパーティ
ペリッパーと水タイプや「すいすい」のポケモンを組み合わせて殴っていくパーティです。
2022年12月の環境においては「すいすい」を持つカジリガメやカマスジョー、変身後に高い火力を出せるイルカマンを採用したパーティが見受けられます。アタッカー枠を止めることももちろん重要ですが、ペリッパー自身もダブルバトルで重要な「ワイドガード」「おいかぜ」を習得するポケモンなので、侮ってはいけません。
・天候を書き換える
・水+αの耐性を持つポケモンを選出する
・ペリッパーの「おいかぜ」「ワイドガード」を頭に入れておく
すなあらしパーティ
「すなかき」「すなのちから」等のポケモンを採用するパーティです。過去の代表例としてはドリュウズが挙げられます。
他天候と違って天候だけで命中や火力が上がることはありませんが、ターン終了時の定数ダメージと「すなおこし」ポケモンの素のスペックの高さが特徴です。シングルではカバルドンが主流だと思いますが、ダブルバトルではバンギラスが使われる機会が多いです。
22年12月時点では「がむしゃら」ルガルガンが流行しています。無策で挑むと危険なので注意しましょう。
・物理が多いので「いかく」を当てる
・ルガルガンをHP1のまま放置しない
さいごに
以上がダブルバトルの基本(パーティタイプ編)になります。
次の記事ではダブルバトルの特徴的な技や特性について解説します。
また、この記事を読んだうえで再度レンタルチーム一覧を見ていただくと、よりパーティを理解できると思います。
初心者向けパーティに加えて、有名プレイヤーのピックアップレンタルも随時更新しておりますのでチェックしてみましょう!