はじめに
シーズン16でのランクマッチダブルバトルのポケモンの使用率の集計を行いました。
データはすべてマスターボール級のものとなっています。
後半ではシーズン16の環境の変化を解説しています。こちらも是非ご覧ください。
前回のシーズン15使用率のまとめ記事はこちら↓↓
はじめにシーズン15でのランクマッチダブルバトルのポケモンの使用率の集計を行いました。データはすべてマスターボール級のものとなっています。後半ではシーズン15の環境の変化を解説しています。こちらも是非ご覧ください[…]
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2021/3/1~4/1(シーズン16)
データ数:841
マスターボール級の対戦データのみを集計しています。
シーズン15と比較して順位が上がったポケモンは「↑」で、順位が下がったポケモンは「↓」、順位の変動がないポケモンは「→」で示しています。
全体の使用率
順位 | ポケモン | KP(かぶりポイント) | 採用率 | |
---|---|---|---|---|
1 | ガオガエン | → | 340 | 40.4% |
2 | レジエレキ | → | 261 | 31.0% |
3 | ザシアン | ↑ | 251 | 29.8% |
4 | 化身ボルトロス | ↑ | 234 | 27.8% |
5 | ウーラオス | ↓ | 222 | 26.4% |
6 | 霊獣ランドロス | ↓ | 195 | 23.2% |
7 | ゴリランダー | ↓ | 144 | 17.1% |
8 | エルフーン | ↓ | 143 | 17.0% |
9 | ポリゴン2 | ↑ | 123 | 14.6% |
10 | モロバレル | ↑ | 118 | 14.0% |
11 | フシギバナ | ↑ | 116 | 13.8% |
12 | カプ・レヒレ | → | 114 | 13.6% |
13 | ラプラス | ↑ | 113 | 13.4% |
14 | リザードン | ↑ | 102 | 12.1% |
15 | カイオーガ | ↓ | 97 | 11.5% |
15 | バドレックス(黒馬) | ↑ | 97 | 11.5% |
17 | イエッサン♀ | ↑ | 90 | 10.7% |
18 | コータス | ↑ | 88 | 10.5% |
19 | オーロンゲ | ↓ | 83 | 9.9% |
20 | ドラパルト | ↑ | 79 | 9.4% |
21 | ガラルファイヤー | ↑ | 72 | 8.6% |
22 | 化身トルネロス | ↓ | 69 | 8.2% |
23 | グラードン | ↓ | 63 | 7.5% |
24 | バドレックス(白馬) | → | 59 | 7.0% |
25 | カミツルギ | ↓ | 48 | 5.7% |
26 | メタグロス | ↓ | 47 | 5.6% |
27 | セキタンザン | ↑ | 45 | 5.4% |
28 | ヤミラミ | ↑ | 44 | 5.2% |
29 | ミミッキュ | ↑ | 43 | 5.1% |
29 | ブリザポス | ↓ | 43 | 5.1% |
禁止伝説の使用率
伝説順位 | ポケモン | 全体順位 | KP | 採用率 |
---|---|---|---|---|
1 | ザシアン | 3位 | 251 | 29.8% |
2 | カイオーガ | 15位 | 97 | 11.5% |
3 | バドレックス(黒馬) | 15位 | 97 | 11.5% |
4 | グラードン | 23位 | 63 | 7.5% |
5 | バドレックス(白馬) | 24位 | 59 | 7.0% |
6 | イベルタル | 33位 | 39 | 4.6% |
7 | ソルガレオ | 33位 | 39 | 4.6% |
8 | ディアルガ | 42位 | 31 | 3.7% |
9 | ホワイトキュレム | 49位 | 25 | 3.0% |
10 | パルキア | 53位 | 22 | 2.6% |
11 | ゼルネアス | 54位 | 20 | 2.4% |
12 | ホウオウ | 63位 | 14 | 1.7% |
13 | レシラム | 64位 | 13 | 1.5% |
13 | ジガルデ | 64位 | 13 | 1.5% |
15 | 日食ネクロズマ | 64位 | 13 | 1.5% |
16 | ムゲンダイナ | 85位 | 9 | 1.1% |
16 | ゼクロム | 99位 | 6 | 0.7% |
18 | ミュウツー | 108位 | 5 | 0.6% |
19 | レックウザ | 108位 | 5 | 0.6% |
20 | ルナアーラ | 141位 | 3 | 0.2% |
21 | 月食ネクロズマ | 139位 | 3 | 0.4% |
22 | ザマゼンタ | 139位 | 3 | 0.4% |
23 | ルギア | 145位 | 2 | 0.2% |
24 | アナザーギラティナ | 145位 | 2 | 0.2% |
25 | ブラックキュレム | 145位 | 2 | 0.2% |
シーズン16ダブル環境レポート
↓シーズン16上位プレイヤーまとめはこちら
はじめに今回はシーズン16ダブルバトルの最終順位トップ30をまとめました。当サイトではダブル最終30位までの構築記事を寄稿していただける方を募集しています!寄稿の際は当サイトのツイッターのダイレクトメッセ[…]
ザシアンのずば抜けた使用率
ザシアンは全体3位、伝説内で1位と圧倒的な使用率を記録しています。
4/9から開催されるポケモンジャパンシップス2021 予選では対策が超必須のポケモンです。
オーロンゲやラプラスを採用した壁構築、ニョロトノキングドラを入れた雨ザシアン、コータスフシギバナを組み込んだ晴れザシアンなどパーティのカスタマイズ性が豊富であり、様々なパーティ構成のザシアン構築の対策を考える必要があります。
伝説上位3体のザシアン、カイオーガ、バドレックス(黒馬)の使用率を合わせると52.8%であり、シーズン16は半分以上の確率でこれらの伝説とマッチングするシーズンであったことがわかります。
使用率は低いが結果を残している伝説も
使用率トップ30には入ることのなかった伝説ポケモンでも、シーズン16上位にランクインしたパーティに採用されているポケモンが何匹かいます。
当たる数はあまり多くないと思われますが、できる限りの対策は考えてPJCSに臨むとよいでしょう。
レックウザ
HP | 105 | タイプ | ドラゴン |
---|---|---|---|
こうげき | 150 | ひこう | |
ぼうぎょ | 90 | 特性 | エアロック |
とくこう | 150 | – | |
とくぼう | 90 | 夢特性 | – |
すばやさ | 95 |
剣盾では強力であったメガシンカが使用不可になってしまった伝説のポケモンです。
攻撃と特攻の両方が高いことが特徴的で、タイプ一致技以外にも強力なサブウェポンを沢山使用することができます。(しんそく、だいちのちから、オーバーヒート、れいとうビーム等)
専用技はガリョウテンセイ。ひこうタイプ版のインファイトであり、使用するとBDは下がってしまいますが安定して威力120の技を打つことが可能です。
8世代で新規習得している注目の技はぼうふうとメテオビームです。特殊型のダイジェットや、溜めターンを無くすことができるパワフルハーブ+メテオビームなどの攻撃も考慮しながら立ち回りたいところです。
レックウザを採用したS16上位パーティ
レート | 名前 | 構築記事 | |
---|---|---|---|
5位 2012 | くにのり | @2011Kuninori | 無 |
ジガルデ
50%ジガルデ
HP | 108 | タイプ | ドラゴン |
---|---|---|---|
こうげき | 100 | じめん | |
ぼうぎょ | 121 | 特性 | オーラブレイク |
とくこう | 81 | – | |
とくぼう | 95 | 特別な特性 | スワームチェンジ |
すばやさ | 95 |
独特な特性を持つ伝説ポケモン、ジガルデも要注目です。
現在の対戦環境では特性「スワームチェンジ」が主流となっていて、HPは半分以下になるとパーフェクトフォルムに変身する効果があります。
パーフェクトフォルムは50%フォルムからHP種族値のみが倍の216に上昇し、バトル中にフォルムチェンジした際は上昇値分HPを回復することができます。
専用技サウザンアローが優秀で、相手が浮いていてもダメージを与えることが可能です。
とぐろをまくで要塞化を狙ってくるため、早めに弱点技で削るか、ちょうはつで変化技を止める立ち回りが対策として考えられます。
ジガルデを採用したS16上位パーティ
レート | 名前 | 構築記事 | |
---|---|---|---|
8位 2002 | テンペスト | @pikachu0015 | 無 |
ホワイトキュレム
HP | 125 | タイプ | ドラゴン |
---|---|---|---|
こうげき | 120 | こおり | |
ぼうぎょ | 90 | 特性 | ターボブレイズ |
とくこう | 170 | – | |
とくぼう | 100 | 夢特性 | – |
すばやさ | 95 |
ホワイトキュレムもシーズン16では最終30位以内にランクインしています。
S操作を絡めれば上からザシアンをダイバーンやダイアースで倒すことができ、カイオーガに対してはタイプ上有利に立ち回ることができます。
ダイドラグーンやダイアースを積まれてしまうと耐久が上がり突破することが苦しくなるため、こちらもS操作でホワイトキュレムの上をとって先に大ダメージを与えていきたいところです。
ホワイトキュレムを採用したS16上位パーティ
レート | 名前 | 構築記事 | |
---|---|---|---|
16位 1980 | Prinz | @PrinzVGC | 無 |
おわりに
シーズン16のマスターランク級のダブルバトル使用率と環境の変化について紹介しました。
当サイトでは毎シーズン後にシーズンの使用率まとめの記事を投稿する予定です。
今後も是非ご覧ください!