はじめに
Pokémon HOMEにてランキング機能が実装されましたが、当サイトでは環境の変遷を独自に調査するため引き続きランクマッチダブルバトルでのポケモンの使用率の集計を行うことにしました。
データはすべてマスターボール級のものとなっています。
前回の記事もあわせてご覧ください!
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2020/9/1〜9/5
データ数:209
マスターボール級の対戦データのみを集計しています。
前回分(2020/8/23〜8/29)と比較して順位が上がったポケモンは「↑」で、順位が下がったポケモンは「↓」、順位の変動がないポケモンは「→」で示しています。
順位 | ポケモン | KP(かぶりポイント) | 採用率 | |
---|---|---|---|---|
1 | ウーラオス | ↑ | 83 | 39.7% |
2 | モロバレル | ↑ | 64 | 30.6% |
3 | アシレーヌ | ↑ | 56 | 26.8% |
4 | ファイアロー | ↑ | 48 | 23.0% |
5 | サマヨール | ↑ | 46 | 22.0% |
6 | ナットレイ | ↑ | 45 | 21.5% |
7 | ウインディ | ↑ | 37 | 17.7% |
8 | ピッピ | ↑ | 34 | 16.3% |
9 | パッチラゴン | ↑ | 33 | 15.8% |
10 | ニンフィア | ↑ | 31 | 14.8% |
11 | リザードン | ↑ | 29 | 13.9% |
11 | ポリゴンZ | ↑ | 29 | 13.9% |
13 | トリトドン | ↑ | 26 | 12.4% |
14 | セキタンザン | ↑ | 23 | 11.0% |
15 | ラプラス | ↑ | 22 | 10.5% |
16 | テラキオン | ↑ | 18 | 8.6% |
16 | オーロンゲ | ↑ | 18 | 8.6% |
18 | ニョロトノ | ↑ | 15 | 7.2% |
18 | ヤミラミ | ↑ | 15 | 7.2% |
18 | ウォーグル | ↑ | 15 | 7.2% |
18 | ウオノラゴン | ↑ | 15 | 7.2% |
18 | ジュラルドン | ↑ | 15 | 7.2% |
23 | アローラガラガラ | ↑ | 14 | 6.7% |
23 | ウォッシュロトム | ↑ | 14 | 6.7% |
25 | キュウコン | ↑ | 13 | 6.2% |
25 | ドサイドン | ↑ | 13 | 6.2% |
25 | ウルガモス | ↑ | 13 | 6.2% |
25 | コバルオン | ↑ | 13 | 6.2% |
25 | キュワワー | ↑ | 13 | 6.2% |
30 | サザンドラ | ↑ | 12 | 5.7% |
ピックアップ
今回の集計でトップ5となったポケモンを解説します。
ウーラオス
9/1~9/5:1位
シリーズ6初の集計ではウーラオスが1位となりました。
ウーラオスは選出時ではいちげき・れんげきの区別がつかず、特性「ふかしのこぶし」で接触技を打つと相手のまもるを貫通して攻撃することができます。
専用技である「あんこくきょうだ」、「すいりゅうれんだ」は確定で急所になり、素早さ種族値も97と高めであるため、ドラパルトやエースバーンといったSの高い強力なポケモンが消えたシリーズ6では上から一方的に攻める展開が多くなりました。
持ち物は行動保障があるきあいのタスキ、より高い火力を出すためのこだわりハチマキがメジャーです。
モロバレル
9/1~9/5:2位
モロバレルはいかりのこなで隣のポケモンが受ける攻撃を吸い寄せ、キノコのほうしで相手のポケモンを眠らせることのできる汎用性のあるサポーターです。
特性「さいせいりょく」で交代した際に最大HPの1/3を回復できるため、サイクル戦に強いことも特徴的です。
持ち物はファイアローやウォーグルのひこう技を耐えるためのバコウのみや、どんな攻撃も一回は耐えるきあいのタスキが多くみられます。
アシレーヌ
9/1~9/5:3位
みず・フェアリータイプという攻守共に優れたタイプを持つ火力のあるアタッカーです。
天敵であったゴリランダーの使用が禁止となったことで以前よりも動きやすくなりました。
使用率1位であるウーラオスに対してタイプ相性で有利を取っていることも優秀なポケモンです。
ファイアロー
9/1~9/5:4位
優秀なおいかぜ使いであるエルフーンがシリーズ6では禁止されているため、エルフーンと同様に特性「はやてのつばさ」で先制でおいかぜを展開できるファイアローの使用率が急上昇しています。
特性「はやてのつばさ」
HPが満タンの時、ひこうタイプの技を優先度+1で打つことができる
シリーズ6で使用率の高いウーラオスやモロバレル、ナットレイに弱点をつけるひこう技とほのお技をタイプ一致で打てる点も強力です。
おいかぜで中速のダイマックスエースをサポートすることが多く、特性「てきおうりょく」で超火力を出せるポリゴンZやキョダイセンリツで耐久を上げるラプラスと組まれているケースが多くみられます。
サマヨール
9/1~9/5:5位
2020ルールで使われ続けている、トリックルームを展開できる汎用ポケモンです。
環境初期では相手の持ち物を事前に判別することは難しいですが、サマヨールは特性「おみとおし」で相手の持ち物をチェックすることができるため、相手の戦法をある程度予想しそれに応じて立ち回ることができます。
ほとんどの場合しんかのきせきを持たせて耐久を高めているため、変化技主体のサマヨールにはちょうはつが刺さります。
おわりに
2020/9/1~9/5分のマスターランク級のダブルバトル使用率と環境の変化について紹介しました。
今後も毎週末に使用率の記事を投稿する予定です。
お楽しみに!