Pokémon Championsに関する情報を更新中です!
つなさんの構築記事

つなさんのバトルチーム

つなさんのバトルチーム

チームID:1X4RSY0FM6

はじめに

つな(@tuna_pokemon)と申します。今回PJCS2026にてベスト32となった構築を寄稿させていただきます。

構築経緯

すばやさ操作や積み技を使って有利盤面を作り圧倒する構築が好きなので、雨(ペリジュライトウ)、おいかぜ、カメックス(からをやぶる)等の構築を触ってきました。640名予選と128名予選では雨+あまごいヤミラミ+2メガの構築で天候・無天候を問わずイージーウィンを量産できましたが、128名予選以後にTier1筆頭となったエルフーン入りのリザードン構築(フラエッテ・ガブリアス・イダイトウ・ドドゲザン+ガオガエンやキラフロル等)が大きく増え、ヤミラミでリザードン構築を倒すことが困難になってしまったため、新たな軸を模索していました。

メガカメックス+ファイアローのような追い風対面ビートは、上記のエルフリザエッテに対してすばやさラインの調整勝負やプレイング勝負の重みがどうしても看過できず、あまり対戦数をこなして練度を高めることが出来ない中、昨年のコンサルトリル白馬オーガと同様に、同速勝負を極力避けて押し付けのプレイングが可能なガチトリル(HTR)を使うことにしました

まず、トリックルームを使う上で重要なポイントは、「汎用的で再現性の高い初手トリックルームの実現」「トリックルームをいなしてくる動きにどう対抗するか」の2つがあると考えています。

1点目について、友人のれどれど(@RBWG)が「HA特化のイトケほえるガオガエン」「きあいのタスキリキキリン」を使用しているのを見て、シンプルなねこだまし+トリックルームがきあいのタスキで確実に成功すること、さらに初手でトリックルーム対策のポケモンがトリックルーム読みトリックルームやふういんを押してトリックルームが張れない展開をほえるで回避できることが非常に強力で、これを採用することにしました。ほえるは積み展開、ほろびのうた展開にも極めて有用な対策技で、エルフリザエッテを対策する側の構築にも刺さると考え、このガエンキリンを初手に置くことから考察を始めました。

2点目について、リキキリンにわるだくみを採用することで相手の守るをアドバンテージに変えることができ、+2サイコショックでCSメガフラエッテが確定一発、同じく10万ボルトでメガリザードンYが確定一発になるので、トリックルーム中の制圧力が格段に上がります。当初のメガ枠としてはコットンガードを採用したメガデンリュウが軸となっており、10万ボルトでメガリザードンYを、りゅうのはどうでガブリアスを一撃で倒しつつ、相手の守るにコットンガードを合わせることでイダイトウのてきおうりょく200おはかまいりを2回耐えるほどの耐久を実現するなど、トリル中の圧力と、いなしてくる動きへの対抗策が綺麗に盛り込まれていました。

しかしメガフラエッテが非常に重く、ハッサムやドドゲザンを置いても相手のメガシンカ枠の選出択になってしまうことが気になりました。さらに個体値が廃止された関係で相手のドドゲザンがこちらの60族よりもトリックルーム中に速く動くことが可能なこと、ガエンキリンで処理が難しい相手のガオガエンを迅速に処理することも難しいことが障害となり、極力一貫性のある解決策を模索していました。

そこで注目したのがメガバクーダです。S20という遅さから、HDにある程度振ったドドゲザンやガオガエンをだいちのちからで、リザードンYはげんしのちからで一撃に仕留めることができる唯一無二の性能を持ち、さらにフラエッテにも不利を取らないことが決め手となりトリルエースのメガ枠として採用しました。

ただし、メガバクーダは大きな弱点を2つ抱えており、「イダイトウのアクアジェットでいつでも倒されてしまう」「瞑想フラエッテにダメージレースで勝てない」ことを解決する必要がありました。

一つ目は、リキキリンが生存するうちは特性のテイルアーマーでアクアジェットを防ぎつつふんか+10万ボルトで倒すことも出来ますが、リキキリンが落ちてもイダイトウの前で動かせるようにHBカシブのみヤバソチャを採用して2段階の防御策としました。バクーダがスリップダメージを受けても特性おもてなしで回復出来ることも相まって感触は良かったですが、本戦ではトリル後にイダイトウ+フラエッテの集中を耐えられない等の弱点があり、あまり有用ではなかったと反省しています。

二つ目は、前のガエンキリンでもほえるやわるだくみ+サイコショックで倒しに行くことはできますが、さらにめいそう+はかいこうせんニンフィアを採用して押し切るプランを採用しました。

これが非常に汎用的で、フラエッテに限らずブリジュラスやドドゲザンなどのニンフィアに強いポケモンも、上を取っていれば先に倒すことが出来るので、メガ枠に依存しない複数の勝ち筋を保持できました。フェアリー半減のポケモンにはメガバクーダが非常に強いので、バクーダ横のニンフィアの通りが良いことに代表選の途中で気づいてからは積極的に選出し、こちらを基本選出にしていました。ちなみに「ふんか+ハイパーボイス」で気持ちよくなることはあんまりありません。人生そんなに甘くないです。

最後の枠を考える上で、現状の5匹ではトリックルームサポーターのガオガエンを前に出すことが強制されてしまうため相手のミロカロスが重いこと、バンギラス+ドリュウズのような砂展開に対してガエンキリンがバンギラスを触れないためにトリックルームターンを無駄にしがちで勝率が低いということが気になりました。

そこでミロカロスに弱くない+砂に強いキリンサポート枠として「ねこだましメガカメックス」を採用することとしました。元々非常にヘイトを買うポケモンで、カメックス+ガエンソチャキリンと並ぶことで「からをやぶる」を警戒させられると考えましたが、案の定隣のリキキリンやニンフィアが積む隙を作ってくれたので、リザードンのいない構築には積極的にカメックス+リキキリンからニンフィアにつなぐ展開を決めていました。

これにより6匹の構成が完成しました。

個別解説

メガバクーダ

特性ハードロック→ちからずく
持ち物バクーダナイト
性格れいせい
実数値(能力ポイント)H175(30)-A120-B94(4)-C172(32)-D95-S54
メガシンカ後:H175(30)-A140-B12(4)-C216(32)-D125-S36
ふんか/だいちのちから
げんしのちから/まもる

調整:HCほぼ特化。トリルエースなのでこれ以外要りません。

メガカメックス

特性あめうけざら→メガランチャー
持ち物カメックスナイト
性格れいせい
実数値(能力ポイント)H186(32)-A103-B120-C150(32)-D127(2)-S88
メガシンカ後:H186(32)-A123-B140-C205(32)-D137(2)-S88↓
しおふき/あくのはどう
はどうだん/ねこだまし

調整:HC特化。トリルエースなのでこれ以外要りません。

イダイトウのてきおうりょく200おはかまいりまで耐えられれば良かったものの、さすがに火力を削るデメリットは受け入れられませんでした。

ガオガエン

特性いかく
持ち物イトケのみ
性格ゆうかん
実数値(能力ポイント)H202(32)-A183(32)-B112(2)-C100-D110-S72
フレアドライブ/じごくづき
ねこだまし/ほえる

調整:HA特化。トリルエースなのでこれ以外要りませんが、カメキリンで投げられることが減っていたのでイトケ→もくたんでドドゲザンを確定一発にしたほうが良かったかもしれません。

リキキリン、ニンフィアとのすばやさライン調整の意図は、

  1. トリックルーム中にいかりのこなを押せるヤバソチャを倒すために最初はガオガエン(72)
  2. 次にニンフィアのハイパーボイスをカイリューのマルチスケイルを剝がした後に当てるべくリキキリン(73)→ニンフィア(74)

という調整にしました。

リキキリン

特性テイルアーマー
持ち物きあいのタスキ
性格れいせい
実数値(能力ポイント)H204(9)-A110-B95(5)-C178(32)-D108(18)-S73(2)
サイコショック/10まんボルト
わるだくみ/トリックルーム

調整:Sこちらのガオガエン+1、メガガルーラの特化すてみタックル耐え、C特化残りD

+2サイコショックでCSメガフラエッテが確定一発になるので、Cは特化から落とせませんでした。耐久フラエッテでもメガ枠のふんかしおふき、ニンフィアのハイパーボイス込みで落とせます。

間違いなくこの構築の軸兼エースポケモンです。

ニンフィア

特性フェアリースキン
持ち物ようせいのハネ
性格れいせい
実数値(能力ポイント)H195(25)-A85-B91(6)-C178(32)-D150-S74(3)
ハイパーボイス/はかいこうせん
でんこうせっか/めいそう

調整:ようきイダイトウのてきおうりょくウェーブタックル耐え、C特化、Sはキリン+1

はかいこうせんはHD厚めのブリジュラスを一発で倒すくらいの火力になります。瞑想フラエッテに吠えるが失敗しても、こちらの瞑想でイーブンにすれば破壊光線で突破できます。

ヤバソチャ(ケッサクのすがた)

特性おもてなし
持ち物カシブのみ
性格のんき
実数値(能力ポイント)H177(31)-A80-B166(25)-C141-D110(10)-S81
シャカシャカほう/シャドーボール
いかりのこな/トリックルーム

調整:いじっぱりイダイトウのてきおうりょく200おはかまいり耐え、残りD。

メガフラエッテのムーンフォースを耐えるくらいの最低限ラインです。

選出と立ち回り

基本選出

先発:
後発:or

ニンフィアかヤバソチャのうち強い方を選択

最大出力の展開。リザードン入りにはこの選出で、いわゆる介護フラエッテ(ガオガエン+ヤバソチャ入り)には確実にニンフィアを優先しますし、おそらくニンフィアを投げたほうが強いです。

リキキリンのわるだくみとニンフィアのめいそうは、相手が守るそうなターンに積極的に選択してアドバンテージを取りに行きます。イダイトウ入りに対してはニンフィアがおはかまいりを耐えるために、極力ガオガエンを一度下げて裏に置いておきたいです。バクーダはふんかが重要でなければガオガエンの裏から無理やり展開しても問題ありません。

ほろびのうたゲンガーに対しては、初手でトリックルームではなくじごくづきorフレアドライブ+サイコショックで倒しに行きます。隣に攻撃を吸われても殴り続け、相手が守るターンにトリックルームを展開し、ゲンガーに吠えるを当てられるターンがあれば当てようとします。

全体的な留意点として、トリックルームターンを最大限有効活用するには残数を取ることが最も重要なので、まんべんなく削るよりも、守ったポケモンの方向に裏にも通る打点を押し付ける方が強いです。

雨、砂、ビビヨンカメックス

先発:
後発:

ニンフィアのはかいこうせんが大体どうにかしてくれるので、カメックスはヘイトを受けつつ雑に動かしてOKです。アーマーガアがいる場合はリキキリンの10まんボルトが重要なので、リキキリンを大事に動かします。

さいごに

2年連続で日本代表として世界大会に臨むことが出来ることを嬉しく思います。昨年は達成できなかったWCS day2進出を目標に頑張ってまいります。

今回の構築を組むにあたって、素晴らしい原案をくれたれどれど(@RBWG)、エントリー直前の相談にもかかわらず多くの貴重な色違いポケモンを交換してくださったさきさん(@raily_corgi)にこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

つなさんのバトルチーム

つなさんのバトルチーム

チームID:1X4RSY0FM6

パーティ作成者

つな

つなさんのプロフィール

ツイッター 

主な戦績:
PJCS2026 日本代表戦ベスト32
PJCS2025 日本代表戦ベスト8、WCS2025 day1
PJCS2024 69位
PJCS2019 日本代表戦ベスト16→WCS2019 day1
第88回DEXオフ優勝

つなさんの構築記事
Twitterで最新情報をチェック!