はじめに
シーズン10でのランクマッチダブルバトルのポケモンの使用率の集計を行いました。
データはすべてマスターボール級のものとなっています。
後半では、要注目なポケモンをピックアップして解説します。
前回のシーズン9使用率のまとめ記事はこちら↓↓
シリーズ6で禁止となるポケモン
シリーズ6で使用できないポケモン | |||
---|---|---|---|
フシギバナ | ギャラドス | ポリゴン2 | バンギラス |
コータス | カバルドン | ジバコイル | トゲキッス |
ドリュウズ | エルフーン | ガオガエン | ミミッキュ |
ゴリランダー | エースバーン | イエッサン | ドラパルト |
2020/9/1からの新ルール“シリーズ6”ではダブルバトルでおなじみのポケモンが軒並み使用禁止になったほか、シングルバトルで人気のカバルドンやミミッキュも使用できません。
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2020/9/1~9/30(シーズン10)
データ数:846
マスターボール級の対戦データのみを集計しています。
シーズン9と比較して順位が上がったポケモンは「↑」で、順位が下がったポケモンは「↓」、順位の変動がないポケモンは「→」で示しています。
順位 | ポケモン | KP(かぶりポイント) | 採用率 | |
---|---|---|---|---|
1 | ウーラオス | ↑ | 338 | 40.0% |
2 | アシレーヌ | ↑ | 242 | 28.6% |
3 | モロバレル | ↑ | 231 | 27.3% |
4 | ウインディ | ↑ | 215 | 25.4% |
5 | サマヨール | ↑ | 201 | 23.8% |
6 | ファイアロー | ↑ | 198 | 23.4% |
7 | ナットレイ | ↑ | 161 | 19.0% |
8 | パッチラゴン | ↑ | 150 | 17.7% |
9 | ピッピ | ↑ | 118 | 13.9% |
10 | ニンフィア | ↑ | 109 | 12.9% |
11 | リザードン | ↑ | 102 | 12.1% |
12 | テラキオン | ↑ | 100 | 11.8% |
13 | ラプラス | ↑ | 96 | 11.3% |
14 | ポリゴンZ | ↑ | 88 | 10.4% |
15 | オーロンゲ | ↑ | 80 | 9.5% |
16 | トリトドン | ↑ | 77 | 9.1% |
16 | ウォーグル | → | 77 | 9.1% |
16 | ブリムオン | ↑ | 77 | 9.1% |
19 | ジュラルドン | ↑ | 68 | 8.0% |
20 | ウオノラゴン | ↑ | 62 | 7.3% |
21 | セキタンザン | ↑ | 59 | 7.0% |
22 | ウルガモス | ↑ | 55 | 6.5% |
23 | ゲンガー | ↑ | 53 | 6.3% |
24 | ドサイドン | ↑ | 51 | 6.0% |
25 | ヤミラミ | ↑ | 50 | 5.9% |
26 | ミロカロス | ↓ | 48 | 5.7% |
26 | ダダリン | ↑ | 48 | 5.7% |
28 | ライチュウ | ↑ | 47 | 5.6% |
29 | キュウコン | ↑ | 46 | 5.4% |
29 | ウォッシュロトム | ↑ | 46 | 5.4% |
シーズン10で使用率上位に入った主なポケモン
使用率上位のポケモンをいくつかピックアップして紹介します。
ウインディ
シーズン10:4位
特性「いかく」のほのおタイプのポケモンです。
シーズン5までは同じほのおタイプでいかく持ちのガオガエンが優先されることが多く使用率は低迷していましたが、シリーズ6ではガオガエンやギャラドスが禁止されており、貴重ないかく持ちポケモンとして採用されることが多くなっています。
ウインディを採用したパーティ
【てるチャレ#6ベスト8】超電磁鼠デデンネ
作成者:アンセナ @iruto_ansena
ファイアロー
シーズン10:6位
特性「はやてのつばさ」により、おいかぜを先制で打つことができるため、使用禁止となっているエルフーンに代わっておいかぜ要員として採用することが増えています。
ウーラオス、ラプラス、パッチラゴンなどをアタッカーとしてファイアローと一緒に採用しているパーティが多くみられます。
ファイアローを採用したパーティ
パッチラゴン
シーズン10:8位
パッチラゴンは特性「はりきり」と高威力のでんげきくちばしが魅力なポケモンですが、ドラパルトやトゲキッス、ドリュウズに素早さで負け、タイプ一致の弱点技を打たれてしまう点がネックになっていました。
ですが、シーズン10では苦手なポケモンの多くが禁止されており、でんき技の通りも良いのでパッチラゴンが戦いやすい環境になっています。
ニンフィア
シーズン10:10位
トゲキッスやミミッキュといった強力なフェアリータイプが禁止されているため、特性「フェアリースキン」による高火力の全体技、ハイパーボイスを打つことができるニンフィアの使用率が上昇しています。
火力を上げる持ち物を持たせることが多く、こだわりメガネやせいれいプレートがメジャーです。
ダダリン
シーズン10:26位
くさ・ゴーストタイプのトリックルームアタッカーです。
モロバレルのキノコのほうしやいかりのこなを無効化し、トリックルーム中に対面することが多いアシレーヌ、ニンフィア、サマヨールなどに実質タイプ一致で弱点をつける攻撃範囲の広さが魅力的なポケモンです。
主な持ち物
じゃくてんほけん…トリックルーム起動役であるサマヨールのかげうちで発動させることが非常に多いです。
いのちのたま…単体で高火力を出せる持ち物。パーティ内で競合しやすいのがネック。
おわりに
シーズン10のマスターランク級のダブルバトル使用率と環境の変化について紹介しました。
当サイトでは毎シーズン後にシーズンの使用率まとめの記事を投稿する予定です。
今後も是非ご覧ください!